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Jビザの更新(基本編)

■総論

<注意>

2003年8月1日より、非移民ビザの申請方法が大きく変わっています、What's new!でお伝えする最新情報をチェックして頂くとともに、以下の公式サイト(http://japan.usembassy.gov/j/tvisaj-main.html)を常にチェックして下さい。

 

ビザの取得でも書きましたが、ビザスタンプはアメリカに入国する際にのみ必要なものです。たとえ、ビザスタンプの期限が切れていても、有効な滞在許可証( Jビザの場合DS-2019)があればビザステータスは有効なので、アメリカに滞在することは出来ます。一度アメリカから出国してしまうと、ビザスタンプの期限が切れている場合再入国が出来ません(ただし、カナダとメキシコからはビザスタンプの期限が切れていても再入国可能)。

というわけで、ビザスタンプが期限切れになったあとに、第3国へ旅行または日本に一時帰国する方はビザスタンプを更新しておかなければいけません。

ビザスタンプを更新するには2つの方法があります。

  • 日本に帰ってビザを更新する方法
  • 第3国で更新する方法(この方法は、テロ事件の影響を受け、2001年11月より、一時的に中止されましたが、現在は再開しています。今後も中止や変更の可能性がありますので必ず国務省のサイト(http://travel.state.gov/travel/tcn.html)で確認してください。

以前は、アメリカに滞在したままで郵送または代理店に依頼してビザを更新することができましたが、2000年8月1日から認められなくなりました。ビザの更新、取得はアメリカ国外でなければ出来ないという原則が、非常に手続きを煩雑にさせています。

ここでは、主にJビザの方のビザ更新について説明します。

なお、ビザ取得にかかる日数は効率よくビザ更新を進めるために重要です。特に、日本の領事館でのビザ取得にかかる日数は時期によりかなり変わります。ビザ取得情報データベースに寄せられた、他の方の状況を見ておくと参考になると思います。また、国務省のサイトhttp://travel.state.gov/visa/tempvisitors_wait.phpでも面接予約までにかかる時間と、ビザ発行までの時間の目安を調べることができます。

■日本に帰ってビザを更新する方法

この方法がもっとも安全確実な方法です。はじめてビザを取得するのと、ビザを更新するのは、基本的に同じ手続きが必要です。第2章の「ビザ(基本編)」の項を参考にして下さい。

2003年8月1日より、日本でのビザ申請は大きく手続きが変更になり、一部の例外を除き、全員、面接が必要となっています。

■第3国でビザを更新する方法

注:この方法は、テロ事件の影響を受け、2001年11月より、一時的に中止されましたが、現在は再開しています。今後も中止や変更の可能性がありますので必ず国務省のサイト(http://travel.state.gov/travel/tcn.html)で確認してください。

日本でなくても、アメリカ領事館でビザの更新は出来ます。ただし、出身国以外でのビザ申請は不利であることがアメリカ国務省のページに明記してあります。

アメリカの国務省が公式にアナウンスしているのは、カナダのCalgary, Halifax, Montreal, Ottawa, Quebec City, Toronto, VancouverおよびメキシコのCiudad Juarez, Matamoros, Nogales, Nuevo Laredo, Tijuanaにある領事館でのビザの更新です。詳しい説明はhttp://travel.state.gov/travel/tcn.htmlにあります。シアトルに留学している人にははカナダのバンクーバーで更新することがビザ更新の一般的な方法として定着しています。

面接には事前に予約が必要で、http://www.nvars.com/から可能です。予約を取ると、申請書などを含めた書類が送られてきます。多くの場合、面接した日にビザが手渡されますが、領事館によっては翌日になるところもあるようです。私はバンクーバーの総領事館でのビザ更新を行いましたので、バンクーバーの総領事館でのビザ更新の方法についてはこちらをご覧下さい。

なお、2002年4月より、ビザ更新のためにカナダ、メキシコへ出国した方にはAutomatic visa revalidationが無効になりました。万が一、ビザ更新を拒否された場合にはアメリカに再入国できませんので注意してください。

Automatic Visa Revalidationとは

Automatic Visa Revalidationとは30日間以内のカナダ、メキシコへの旅行の後、ビザスタンプが期限切れになっていても有効な書類(Jビザの場合、I-94とIAP-66)があれば、アメリカへの再入国が可能という制度です。

2002年4月1日から以下の2つのケースについてはAutomatic Visa Revalidationが無効になりました。

  1. Iraq、Iran、Syria、Libya、Sudan、North KoreaまたはCubaのパスポートを持つすべて人
  2. カナダまたはメキシコの領事館にてビザ申請をおこなう人

これまで、カナダ、メキシコの場合はAutomatic Visa Revalidationの制度があるので、万が一、ビザ申請を拒否されても、有効なビザスタンプなしでアメリカに再入国できるというメリットがありました。しかし、今回の制度の変更によって、万が一ビザ申請が拒否された場合には、アメリカに戻ることが出来ず、他の領事館でビザを発行してもらえるまでアメリカに戻れないということになってします。

なお、ビザ申請をせずに、単に旅行でカナダまたはメキシコに30日以内の旅行をする場合には、今まで通りビザスタンプが期限切れになっていても、有効なIAP-66とI-94があれば、アメリカへの再入国は可能です。

参考webサイト

University of Pennsylvaniaのinternational Officeのサイト

NAFSAのサイト

NSFSAのサイト

また、情報が少ないですが、カナダ、メキシコ以外のアメリカ領事館での更新も可能のようです。スウェーデンでのビザ更新の体験談チェコでのビザ更新の体験談なども載せておきます。

更新記録

●2000年2月1日:新規掲載
●2000年2月24日:フォーシーズの情報を追加
●2000年8月4日:本人出頭によるビザ申請の予約方法、大阪の領事館の電話番号の変更にともない修正
●2000年8月7日:内山さんの投稿体験談を掲載
●2000年8月15日:全体的に最新情報にupdate
●2000年9月7日:scupさんの投稿体験談を掲載
●2000年9月15日:郵送でのビザ更新が不可能になった可能性があることを追加
●2000年9月16日:足立さんの投稿体験談を掲載
●2000年10月5日:郵送でのビザ更新は出来ないことが判明したことを追加
●2000年11月1日:あんぱんまんさんの投稿体験談を掲載
●2000年11月10日:体験談が多くなったので、別のページに分離

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