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Jビザの更新(体験談)

皆さんから寄せられたビザ更新の体験談を掲載します。新しい体験談ほど上にくるようにしてあります。ビザの手続きは頻繁に変更されますので、古いものはあてにしないで下さい。また、ビザの更新(基本編)には必ず目を通してください。

2002年以前の古い体験談はこちらに移しました。

makiさんから在オタワ米国大使館での面接によるJビザ更新の体験談をいただいたので掲載致します。(取得時期:2005年4月)


皆様こんにちは、いつもこのサイトを参考にさせて頂いております。

今年(2005年)も4月5日に妻と二人でカナダのオタワまでビザ更新をしてきたので簡単に御報告したいと思います。私のJ1と妻のJ2のビザ更新で、車でニューヨークから行きました。

1、カナダ入国:
今年は車を降りさせられましたが、すぐに入国できました。
今回初めて用意しましたが、アメリカで車の保険がある方は保険会社に申請してCanada Non-resident inter-province motor vehicle liability insurance cardというものを送ってもらってください。もちろん、事故が無ければ使いませんが、いざと言うときに備えておきましょう。

2、ビザ更新当日:
携帯や電子機器の持ち込み禁止とあり、もちろんそれらは持って行かなかったのですが、アメリカ大使館が色々な小物をアメリカ大使館で預りました。化粧道具(口紅等)、目薬、携帯のバッテリー、糊等です。ビニール袋に入るような小さいものしか預かってくれなかったので、預かってもらうことは全く当てにしないほうが良いです。
あと、特筆すべきは、事前にコンピューターでPDFのDS-156を記入していなかった人(手書きでDS-156を記入した人)は大使館の中でコンピューターを使って記入しプリントアウトされられていました。コンピューターのスキルが無いので出来ないと言ってその日は帰された老夫婦もいました。ご注意下さい。DS-158と言う書類は去年まではJ1のみ必要と書いてあったのですが、今年はJの人は必要と予約のレター中の記載が変更になっていて妻の分のDS-158も用意しましたが、必要なかったといわれました。2時間ほど待合室で待ち、名前が呼ばれて受付のところに行き、簡単な質問に答え、指紋を取ると、3時以降にビザを取りに来るよう言われました。ビザは大使館入り口の看守の人が渡してくれたので3時ちょっとすぎに手にすることが出来ました。

3、アメリカへの再入国:
再入国の際は、入国ゲートでビザの貼られたパスポート、DS-2019がゲートから別の建物にチューブで送られ、私どもはimmigrationまで行く必要がありました。担当のOfficerにビザの更新をしにきたと言って、30分ほどかけて手続きを終えました。指紋もとられました。

重複している所を避けるため簡単に書きましたが、皆様の参考になると幸いです。

在ドイツ・フランクフルト米国総領事館でH-1Bビザの更新をされたタケミツさんから体験談が届きましたので、紹介いたします。(取得時期:2004年9月)


2004年9月、在ドイツ・フランクフルト総領事にてH1bビザスタンプの申請を行いました。

ビザ取得情報データベースの方にも投稿しましたが、フランクフルトでの体験談は過去になかったようなので、もう少し詳しいコメントをこちらによせさせていただきます。
2004年8月12日面接予約。受付は電話のみで、ドイツ国内からしかつながらない番号(Q2のような有料回線)になっており現地に住む友人の助けを借りて遠隔操作で行いました。予約には住所氏名の他、パスポート番号と発行日発行場所などなど多くの情報を必要とされて、何度もかけなおしてもらう事になってしまいました。ちなみに、電話をかける前に、ウェブページ(http://www.usembassy.de/travel/index.htm)にあるEmergency Visa Appointmentsアドレスにメールを送ってもみたのですが、8月中旬のその時点では「まだemergencyではないので」通常の手順を踏んでくれという返事でした。

必要書類は、申請用紙(DS-156)、DS-157(男性のみ)、パスポート、写真、振込証明(ドイツ銀行からの振込のみ有効、友人の協力にて)、切手付き返信用封筒、I-797。他、大学からのアポイントメントレター、学会要旨集、念のためボスに訪欧の目的(学会参加)を明示したサポーティングレターを書いてもらいました。

2004年9月13日面接当日。予約時間の10時ちょうどに行きましたが、結局は早いもの順だったようで、この日にビザ申請をする最後の一団の一人となってしまいました。建物に入る以前にゲートが二つあり、屋外で待つ事20分ほど。窓口で予約を確認して(予約番号などはなし)、セキュリティを通過。電子機器の持ち込みは一切不可。飲食物は可。中には切手自販機、簡易写真ブースあり。まず提出した書類は1時間後に一度返却され、番号札を持ってさらに2時間、実際に面接を受たのは午後2時でした。面接官に聞かれたのは主に「なぜ日本で申請しないのか」という点で、理由(学会参加)を説明して要旨集などを見せました。この時、ボスのサポーティングレターが特に役に立ったように思います。

面接終了時に「急ぎにまわすから明日には発行される」と言い渡されて喜んでいたのですが、ビザに記された日付によると実際には2日後に発行されたようで、ヴュルツブルグの友人宅に届くにはさらに3日かかり、帰りの便の事を考えて気をもみました。9月18日受領。

もしかしたら返信を速達扱いにする事が可能だったかもしれません。村の小さな郵便局で聞いたら「できない」と言われたので私は諦めてしまったのですが、友人曰く「彼らの言う”できない”は”知らない”だと思え」との事で、もっと大きな郵便局で確認するべきでした。また、その後の領事館とのやりとりでわかったのは、頼めば郵送でなく本人が受け取りに行く事も出来たと言う事。現地連絡先などが必要になるため、フランクフルトに足止めされる事にはなりそうですが、その方が簡単だったかも。

余談ですが、領事館では全体に警備がものものしく、建物のある通り(Siesmayestrasse)にはバリケードが敷かれて一般車両侵入不可になってました。また、館内では座って待つようにしつこく求められ、無駄に歩き回る事が許されない雰囲気でした。

在モントリオール米国総領事館でJ1ビザの更新をされた渡邊さんから体験談が届きましたので、紹介いたします。(取得時期:2004年8月)


米国フロリダ大学に研究留学している渡辺と申します。 2004年8月19日にカナダ、モントリオールの米領事館でJ1ビザの更新を行いました。カナダでのビザの更新をお考えの方に参考にしていただければ幸いです。 更新は私と妻の2人で行い、当日発行でした。

予約は6月16日にホームページ https://www.nvars.com/use/wWelcome.jsp から行ないました。1週間ほど後に領事館からの予約確認の手紙がDS156, 157, 158とともに郵送されて来ました。これらの書類はホームページでの予約を終えた段階でダウンロードしたものと同じでした。
面接にあたり用意したものは、
#1 パスポート
#2 DS156(ホームページよりDownloadし作成したもの、写真をDS156に糊付)
#3 DS157(私の分のみ)
#4 DS 158
#5 US$100 x2
#6 DS2019(古いものも持っていったが使わなかった)
#7 appointment letterの最初の1枚
#7 ボスからのletterのコピー(正確にはDS2019を更新した際にもらった採用継続通知)
#8 家族のつながりを証明する大学発行書類
実際に使用したのは#1-#7のみでした

8月18日にオーランドをエア・カナダで発ち、トロントで入国審査を済ませた後に、国内線に乗り換えモントリオールに到着しました。トロントの入国審査の際にはVISA更新に来たことを告げるとappointment letter提示を要求され、別窓口に行かされました。しかしそこでは大した質問もされず、パスポートの確認のみ行われました。モントリオールの領事館はダウンタウンの1155 rue St-Alexandreにあり、観光がてらその日に領事館の場所を確認しました。

予約は8月19日の午前8時でしたが、領事館には30分ほど前に到着しました。この時並んでいたのは3組でしたが、10分もすると20人くらいの列ができました。7時40分ころには入場でき1階の玄関で手荷物検査とappointment letterの確認があり、一旦地下のエレベーターホールに階段で下り、そこで待つように指示されました。 バックは持って入れないため、紙袋に書類を入れていきました。エレベーターホールには3分写真の機械があり、$4で写真撮影が可能でした。その後16階まで上がり、キャッシャーでUS$100x2を支払い、必要書類(#1-#6)を手渡して、受付番号の書かれた紙を受け取ります。待合室の前方に仕切られたカウンターが5,6個あり、ここでガラス越しに立ったままインタービューを受けました。電光掲示板に番号が表示されると席を立ち、カウンターに進み2人でインタービューを受けました。私は5番目で、8時40分頃に呼ばれました。最初のインタービュー(40歳位女性)はDS156の内容の確認のみで詳しいことは聞かれませんでした(所要時間5分位)。その後再び席に戻って待つように言われました。10分ほど後に別の窓口に呼び出され、そこで研究内容、給料の出所の質問をされ、指紋採取をされました。2人目のインタビュアー(20代後半位女性)もいい人でショッピングでもしてくるといいわよとビザの引換券を渡されました。領事館の玄関を出たのは9時20分頃でした。

10時よりグレイラインの市内観光バスに搭乗し、旧市街やオリンピックスタジアム等の観光を行いました。2時半に領事館に戻り、3時になると一人一人玄関に通され、引換券と引換えにビザが貼られDS2019が袋に入ったパスポートを渡されました。ここで重要なことはVISAの内容確認です。私の場合、妻のプログラム名がJ1と誤っていました。そのため再び領事館の中に入り修正してもらいました(所要時間1時間)。誤りがあったのは4人で、その日VISA更新をしたと思われる人は40人くらいだったため、確率10%と結構高率でした。

8月22日にフロリダへ戻る途中、飛行機を乗り換えたトロントで米への入国審査があり、税関申告書もここで提出しました。Montrealからの飛行機が遅れ、またトロントで入国審査があると思っていなかったため、危うく飛行機に乗り遅れそうになりました(実際には20分ほど飛行機が出発を遅らせてくれました)。トロントでの乗り継ぎ時間に余裕のある航空機をお勧めします。

最後になりましたが、このメーリングリストをはじめ、研究留学ネットのVISA取得データベースには本当にお世話になりました。

在トロント米国総領事館でJ1ビザの更新をされた藤川さんから体験談が届きましたので、紹介いたします。(取得時期:2004年6月)


米国フロリダ大学に J1 で研究留学している藤川と申します。先日,カナダのトロントで J1/J2ビザの更新をしてきましたので報告させていただきます.

領事館での面接には J2 の妻と子供2人も同行しました。appointment letter によれば、ビザは 3 business days 後に交付されると書いてありますが、最近の報告にもあるとおりやはり翌日交付でした。

・我々のビザの expiration date は 2004年2月5日。ですからVISA期限切れ後の取得となりました.
・4月8日 http://www.nvars.com/use/ でビザ更新の面接予約。この時点で最も早く面接できる日付を選び、6月1日9時で予約。ちなみに6月より学校の休みと重なるためか,予約の埋まる状況が異常に早く,当日の11時に予約しましたが,同じ日の夕方にアクセスしたところすでに同じ日の予約の空きはゼロになっていました.
・5月31日午後に空路でトロント着。カナダの immigrationでは,ビザ更新の為に来たことを話し,appointment letterを提示しました.入国はほとんど問題なく,別窓口へ行くこともなし.ちなみに,I-94 は航空会社の搭乗手続きの時に係の方に家族4人分すべてを回収されました.空港からはホテルまでタクシーで移動.3時頃にcheck in(Days Hotel Downtownです).時間があったので,先にScotiabankへの振込みをしようと近くの支店に向かいました.ところがUS$で$400を準備するのを忘れており(振込みは現金のみ),急いでATMで現金を引き出そうとしたのですが,passwordの入力間違い(?)のせいかなかなか現金がおろせず,ようやく現金を手にした時には午後4時を過ぎており銀行は閉まってしまいました.できればUS$で現金を用意しておいた方がいいかもしれません.
・翌6月1日の8時30分にKings StにあるScotiabankの本店で4人分のapplication fee US$400を支払い,そのまま家族4人で領事館へ.ちなみにうちは子どもが4歳と1歳半でまだ小さく,二人ともstrollerで連れて歩いて行きました.領事館への入館時は飲料水など持ち込み不可ですが,strollerはOKでした.
・8時50分に領事館到着したときにはすでに30人位の列ができていました.結局入館したのは10時20分頃でした.セキュリティチェックの後,待合室兼面接室へ.受付で書類を提出しました.この時に対応してくれた係の方は以前に話題になっていたベトナム系っぽい女性の方で,なぜわざわざVISAの更新にトロントに来たのか,などいじわるな質問もされました.しかし他は概ね以前から報告あるとおりのやりとりで済みました.
・必要書類は以下の通り.
 # appointment letter(最初の1枚)
 # 本人用 DS-156, DS-157, DS-158, Passport, 最新DS-2019, bank slip
 # 妻と子供用 DS-156, DS-158, Passport, 最新DS-2019, bank slip
 # ボスからの手紙(正確には,DS-2019を更新した際にもらった採用継続通知.ここに研究内容や延長期間などの正確な情報が記載されていました)
 # 家族のつながりを証明する大学発行の証明書(一瞥されただけでしたが,いちおう要求されました)
・11時 10分に面接.アメリカ人男性の係官が対応.ほとんど質問はされないままいきなり指紋の採取と写真撮影(私と妻のみ)をし,その後研究内容と終了後の日本への帰国の確認を取られた後,あっさりとVISAの引換証をもらいました.
・翌6月2日の午後2時半に領事館に到着.このときは4人分の引換証をもって私一人できました.3時からの予定でしたが2時50分より引換え開始.3時前には新しいVISAの貼られたパスポートとDS-2019を4人分手にすることができました.
・6月6日早朝の飛行機でフロリダへ.航空会社のcheck-in時に,その場でもらった税関報告書1枚と新しいI-94の書類4人分に記入しImmigrationへ.Immigrationでは新しいVISAとSEVIS対応DS-2019をもとに,係の方が入念に手続きをしてくれました.新しいI-94にはD/Sと記入されていました.4人分あったので20分位はかかったと思います.その後税関はほとんどno checkで申告書のみ回収されました.

最近の報告では,待合室での時間が1時間半ぐらいあると聞いていたので,1歳半を含む子ども2人連れにはかなりきついかなと覚悟したのですが,実際の待ち時間は50分弱で済みました.子連れなのが幸いしたのかな,と少し得した気分でした.面接についても,本来なら2回あると聞いていたのですが,結局のところ書類の受付+1回の面接で終わってしまい,やや拍子抜けしました.ただし季節によってもだいぶ時間などはばらつきがあるようです.以上、参考になれば幸いです。

最後になりましたが,このメーリングリストをはじめ,研究留学ネットのVISA取得データベースには本当にお世話になりました.これら貴重な情報のおかげでスムーズにVISA取得することができたと思います.本当にありがとうございました.

フロリダ大学病理学部
藤川貴久

在アムステルダム米国総領事館でJ1ビザの更新をされたフロリダKSさんから体験談が届きましたので、紹介いたします。(取得時期:2004年5月)


アムステルダム(オランダ)でJ1ビザの更新をしてきましたので報告します.

[ビザ] J1
[場所] アムステルダム(オランダ)
[申請] 2004年5月17日(予約5月3日)
[取得] 2004年5月24日
[旧ビザ失効] 2003年3月31日

[必要書類]
1.DS-156(web入力)
2.DS-157
3.DS-158
4.DS-2019
5.写真
6.パスポート
7.US$100分(85ユーロ)の銀行振込領収書

[必要かどうかはともかく提出したもの]
8.US所属ラボからの手紙
9.訪問先(オランダ)の大学からの招待状(FAX)
10.次の職場のボス(日本)からの雇用を証明する手紙(FAX)
11.領事館から送られてきた返事のFAX

オランダの共同研究先の研究室を訪ねることになり,J1ビザが既に失効していたのでアメリカ再入国にあたり更新する必要がありました.日本かカナダでの更新を考えていたのですが,アムステルダムのアメリカ領事館にFAXで問い合わせてみたところ,すぐにOKという返事が送られてきました.オランダ居住者でない場合は7 calendar daysかかるということでした(領事館のウェブサイトにもそう書いてある).

面接の予約は電話でのみ受け付けているので,電話(有料,クレジットカードで支払う)をし,再度ビザの更新が可能か確認した上で予約をする.申請の手続きはウェブサイトに記載されている通りですが,なぜオランダで更新しなければいけないのかを証明するもの(訪問先からの招待状など)と,日本とのつながりを示すもの(日本に家族がいる場合はそれを示せるもの,日本で加入している保険の証書など何でも言いといわれる)を準備するようにいわれる.私の場合は,次の日本での職が決まっていたので, 次のボスになる人に手紙を書いてもらいそれを提出しました.

面接当日,領事館(ゴッホ美術館のすぐそば)の入り口で30分ほど並ぶ.セキュリティーチェック後館内に入り,必要書類を提出する.受付の人に,「オランダに住んでいないのにここでvisaの申請をする理由がまったく分からない」といわれ,追い返されそうになるものの,問い合わせに使ったFAXの返事を見せ,しぶしぶ書類を受け取ってもらう.最後に隣の窓口の人と声を揃えて,「可能かもしれないけど,きわめて難しいだろうと」と脅される.

受付後,15分ぐらいして名前を呼ばれ,別の窓口に行く.「いつからアメリカにいるのか」と「ビザは去年失効したんだね」とだけ聞かれ,答えると,書類に判子が押され,7日後にパスポートを取りに来るように言われる.どうもこれが面接だったらしい.拍子抜けして領事館を後にする.

7日後,言われた時間に領事館に行くと,だれも並んでいる人はいず,すぐに入り口の警備員室にたどり着ける.警備員にvisaを取りに来たと言うと,引き出しからパスポートを取り出し渡される.ちゃんとビザがパスポートに添付されており,DS2019は封筒にも入れられずパスポートにホッチキスでとめられている.

アメリカ入国の際もまったく問題はありませんでした.おかげで時間とお金をだいぶ節約できました.

ただ,アメリカ出国前に大学のインターナショナルセンターに問い合わせたときは,領事の判断次第なので,何のアドバイスも出来ないといわれ,最悪の場合はオランダから日本に帰って更新するつもりでした.同じ第三国でもカナダやメキシコでのビザ更新に比べてリスキーであるとは間違いないと思います.

在バンクーバー米国総領事館でのJ-1ビザ更新の体験談をSUさんから体験談が届きましたので、紹介いたします。(取得時期:2004年3月)


UWでポスドクをしていますSUです。2004年3月19日、カナダ、バンクーバーのアメリカ合衆国総領事館でJ-1、 J-2(家族3人)ビザの更新をしてきました。

2月26日、インタビューの予約をインターネットで済ませる。面接日は3月19日(金) 9AMに決定。月、金曜しか予約が取れないみたい。またMACではうまく作動せず、ラボのPCのexplorerでやっと機能しました。総領事館で変更が必要なときは5日以内に電話連絡が来るとのこと。その後1週間ほどで総領事館からビザ申請に関しての書類が郵送されてきた。

2月25日、UWのISOへDS2019の申請。ISOのweb上からsubmitし申請書に入力。またその申請書をPrint outし、2月27日には学部長のサインをされISOへ提出される予定とのこと。3月2日には新しいDS2019が手元に届いた。結局期間は1年分しか許可されず。

2月28日古いDS2019の裏にISOで確認のサインをもらう。

ビザ申請に当たっての必要書類:
1) パスポート
2) DS2019
3) DS156:総領事館のサイトで申請書に入力。家族全員の分を作成。インターネット上でバーコードが入力された正式なformが返信されてきてこれをprint outし当日提出。添付する写真はパスポートサイズ。Costcoで1人$5弱で撮影。
4) DS157:家族全員分用意したが、結局J1ビザの私だけが必要だった。
5) DS158:家族全員分を作成。住所は現住所でOK。
6) Employerからの手紙:ラボのボスに用意してもらった。研究内容、給与額、採用日が重要。
 
3月18日 (木) Costcoで昼食をとり午後1時半に出発。途中の休憩を入れても5時前にはVancouverへ到着。国境はあっけなく通過した。車を降りてImmigration officeに行き、パスポート、DS2019と家族全員の顔を確認し終了。ホテル到着後、総領事館の下見に行った。

3月19日 (金)ホテルを8時25分に小雨の中を歩いて出発。9時15分前には領事館へ到着。入り口のドアの前に5人ほど並んでいるだけで、その後順次中に入っていき直ぐに行列はなくなった。9時10分前であったが、行列がなくなったため建物の中へ入れてもらえた。入って直ぐの受付のところで予約の紙と$400を見せ階段で二階へ上がった。2階の窓口のところには5人ほど並んで待っていた。そこで申請書類一式、パスポート、DS2019、$400を渡した。employerからの手紙も要求された。そして係員に指示されるまま、今度はエレベーターに乗り20階へ移動。ここではまず手荷物のチェックを受け、その後待合室へ移動した。既に30人ほど待っていただろうか。

ここからが大変長かった。1時間半は待たされただろうか。1歳半の娘がじっとしていられず、泣き出したりであやしていると、うるさいから一人残して下へ行くように(面接が終わってからという意味だった)と何度も注意された。持ってきたオモチャや本、お菓子、ジュースなどで何とか子供の気を紛らわせた。

1時間半ほどたってやっと面接の係官から呼ばれ窓口に向かった。面接ではまず研究内容を具体的に説明させられ、国から給料が支払われているかを聞かれた。また何年間アメリカにいてその後日本に帰るのかどうかを聞かれた。後は両手の人差し指の指紋を記録し、妻だけ同様に指紋の記録して終了。子供達は指紋の記録をせず。パスポートの引換券を渡され15分ほどでビザが発行されると言われた。パスポートとの引換券には午後3時に出来上がると書いてあったが、実際には言われたとおり15分ほどで新しいビザが貼られたパスポートを受け取ることが出来た。その後別の窓口で呼ばれ新しいビザが貼られたパスポートをもらった(11時15分頃だったか)。

残念なことに同じ日に家族で申請した韓国人の友人は「遺伝子組み換え技術」をしていると話をしたため、面接で引っ掛かりビザの発行を延期されてしまった。別の書類を書いて改めてUWでの研究内容を確認した後ビザの発行を決定されるようだった。幸い現在のビザがキャンセルされたわけではなかったのでアメリカへの再入国には問題なかった。当日他にもビザの発行をキャンセルされ、同じ別の書類を書いていた外国人が1人いました。また他の日本人の友人よると、2004年1月頃バンクーバーでビザの更新を申請したUWの同じラボのドイツ人研究者が、同じように遺伝子組み換え実験をしていると答えたことが原因でビザの発行がキャンセルされたそうです。この人も幸いアメリカへの再入国は許可されました。友人の日本人が帰国してしまったので、そのドイツ人研究者がその後どうなったかは解りません。

半年後の9月になってようやくバンクーバーの総領事館からビザが発行できるとの連絡が入り、韓国人の友人は再び家族でバンクーバーへ行き新しいビザを手に入れました。

皆さん、「遺伝子組み換え技術」に関して係員に話をすることは避けた方がいいと思われます。

在オタワ米国大使館でJ1ビザの更新をされた山中さんから体験談が届きましたので、紹介いたします。(取得時期:2004年3月)


[面接] 3月26日(予約2月19日)

[場所] オタワ

[人数] 1名(私のみ)

[必要書類]

(1)Appointment Letter, (2)DS-156(web入力), (3)DS-157, (4)DS-158,(5)DS-2019, (6)パスポート, (7)US所属ラボからのレター, (8)現金(US$100)

[使わなかった書類]

(1)US所属研究所からの雇用証明書, (2)日本所属先からの雇用証明書, (3)古いDS-2019 (IAP-66), (4)銀行の残高証明書

[カナダ入国]

入国審査の際にビザ更新に来た旨を告げてAppointment Letter を提出。現在アメリカに住んでいるのか、何日滞在するかの2点を聞かれる。ものの1分で終了。

[面接当日]

予約時間 (9:30) よりかなり早く8:00に大使館到着。しかし既に7, 8番目(!)。大使館入口でAppointment Letterを確認され、その後空港と同程度のチェックを受け、ビザのコーナーに入室を許される。100ドル払い、必要書類を提出した後、30分ほどで名前を呼ばれ、中年のアメリカ人女性の面接官から第一回目インタビュー。質問は(1) 現在のビザの更新なのか、(2) 職場の場所の確認のみ。面接官がDS-156をスキャン、内容確認等をしていたのでやや時間がかかる。でもただ座ってじっと待っているだけ。両手人差指指紋スキャンを行う。所要時間約10分。その後、1時間ほど待ち、別のアメリカ人女性から第二回目インタビュー。質問は(1)現在のビザの更新なのか、(2)研究内容の説明。これは数分で終了。面接終了後、当日3時に受け取りに来るように告げられ、引換券を渡されて10:30前に大使館を出る。その後、3時くらいに引換券と交換に(新しいビザが張られた)パスポートおよび密封した封筒を渡される。係員から封筒は入国審査のときまで開けないように指示される。

[気が付いたこと]

(1) 入国審査はカナダという別の国に入るのでそれなりに時間がかかります。アメリカの最寄空港からオタワ空港まで直行便がなかったのでトロントで乗り継ぎをしたのですが、予想以上に入国審査が混んでいたため、乗り継ぎに遅れるかと思い、マジで焦りました。

(2) オタワの空港に着いて、宿泊ホテル近くへのシャトルバスに乗る時点で気が付いたのですがカナダドルしか使えません (当たり前ですが) 。事前に準備出来るならされておいた方が良いかもしれませんけど、恐らくどこの空港でもVisaやMaster等でのキャッシング機能でATMからカナダドルを引き出せると思います。わたしもそうしました。ちなみにオタワ空港から大使館まではバスで30分くらいです。

(3) 大使館のすぐ近くにホテルを予約したため、便利でした。Mapquest等で大使館・領事館の詳細な地図もすぐに分かりますので、出来る限り近くて、お手頃なホテルに宿泊されるのが良いかと思います。

(4) 予約時間よりかなり早く1時間半も前に到着したのですが既に先着がいました。オタワは9時半が最初の予約時間なのに…。事前に聞いていた通り、予約時間は全く関係なく、単に先着順のような気がします。事実、9時半ごろには既にほとんどの人が100ドルを払い終えて、面接を待っているようでした。大使館に入る際のチェックはうるさいです。携帯電話等は持ち込めませんし、前の人はボトルウォーターを全部飲み干すことまで言われてました。

(5) 面接は2回ありました。わたくしだけでなく、Jビザ申請者全員だと思います。 1回目は時間はかかりましたが座っている時間がほとんどでした。2回目は数分でしたが研究内容を聞かれました。説明すると、それを証明するものはあるかと聞かれ、念のため用意していたラボからのレターを渡しましたレターにはd研究内容、雇用期間、期間終了後は日本に戻る旨が含まれています。ボスが忙しくて捕まらなかったので秘書さんにサインを含め作成してもらいました。一回目の面接の際に研究所からの雇用証明書を渡していたのですがこれは研究内容には触れてなく、日付もラボからのレターより古いという理由で返却されました。よく聞かれるとされる「政府系のfundを受けているのか」,「プログラム終了後どうするのか.」と言ったことは聞かれませんでした。Appointment Letterと一緒に郵送されて来る書類に「日本との“tie”を示すものが必要」とはっきり書かれていますので日本の所属先からのレターもわざわざ用意しましたが全く聞かれませんでした。

(6) Appointment Letterには「2004年1月より当日発行はしない、3営業日かかるかも」とありますが、ここの掲示板を見る限り、ほとんどの大使館・領事館で事情は変わっていないのではないでしょうか。つまり以前は原則即日(翌日)発行のところはそのまま即日(翌日)発行で、という具合です。確信は全くないのですが。

(7) 3時に来いと言われていましたが並ぶのが嫌だったので2時に行きましたが追い返されました。改めて3時に行き、パスポートと密封した封筒を受け取ります。封筒は入国審査のときまで開けないように支持されました。DS-2019が中に入っていることは容易に想像できました。

(8) アメリカに帰る際、アメリカへの入国審査は予想していたオタワ空港ではなくて、乗り継ぎのトロント空港でした(オタワ空港は首都にある空港なのにかなり小規模です)。ですから、オタワにビザ更新に来られる方は乗り継ぎの時間も十分取るようにしておいてください。トロント空港に付いた後、乗り継ぎの通路でI-94を入手し、記入。入国審査ではI-94とDS-2019の提示を求められました。古いI-94は大使館からパスポートを返却された時点で既に剥がされており、密封された封筒の中にも入っていませんでした。特に古いI-94に関しては何も聞かれませんでした。

在オタワ米国大使館でJ1ビザの更新をされたベータセルさんから体験談が届きましたので、紹介いたします。(取得時期:2004年1月)


1月13日にオタワでJ1の更新をしてきました。

12月半ばになって面接予約を探したところほとんどの都市が12月中はいっぱい。中には2004年1月もいっぱいのところもあったようです。日本に一時帰国するのに間に合うオタワに決めました。

私の場合申請当日にビザが出ましたが、大使館より受け取った書類には「2004年1月1日より、在カナダ米大使館では申請当日のビザの発行が出来なくなります。ビザ発行には休日等除き3日かかる場合があるので、余裕を持って旅程を決めてください」(Beginning January 1, 2004, the consular section will no longer be able to return approved visas on the same day. After tthat date, due to database checks, all visas may take up to three working days to be processed to completion)との但し書きがあるので、オタワで申請当日にビザが出るのは混み具合などに左右されるかもしれません。

一番質問されたのがカナダに入る時の入国審査。ビザの更新に来たことを正直に話したが、それ以上に突っ込まれたのがJ1ビザ・スタンプが2002年6月に失効していること。古い IAP-66 と DS-2019 を見せ、アメリカから出る必要がなかった、滞在に関しては IAP-66 か DS-2019 があれば問題ない、と答えると納得してくれた。

結局、必要だった必要書類等は:
(1)DS-156 ウェッブ上で記入しましたがこのサイト、混みあっているようです。つながっているときに Internet Explorer で一気に仕上げました。バーコードつきのほうが大使館での処理が早いようです。写真はデジタルカメラで写し、フォトショップでサイズの加工をして、研究室のカラー・レーザープリンターで光沢紙に出力しました。オタワ大使館から歩いていける距離のダウンタウンに写真店が何件もあって、パスポート用の写真を取れるようです。
(2)DS-157, 158
(3)DS-2019 私の物は SEVIS 対応でバーコードつき。出発前に大学の部局で、SEVIS に登録されているか確かめておいた。
(4)現金米 100 ドル カナダに入ると米ドルが手に入りにくいのであらかじめ準備すると良いでしょう。
(5)ボスからの手紙 ボスに「プログラム終了後は速やかに日本に戻る」との手紙にサインしてもらいました。

使わなかったものは、大学との契約書(係員は目は通していたし、過去に大阪の領事館で契約書を求められたことがある)、Bank of America の残高証明書、1998 年から現在までの IAP-66(臨床のプログラムなので、最長7年滞在できます)、英文卒業証明書、日本の医師免許と英訳、ECFMG Certificate のコピー、レジデント・プログラムの修了書

当日の予約は午前9時30分で、15分前に到着。人は少なかった。セキュリティーチェックの前で待たされるが、屋内なので厳寒に耐える必要はなし。私のとったホテルは大使館まで歩いて20分ほどかかるので寒さの中で歩いていくのは大変だった。一番近いところには Westin というホテルがあるようです。

ちょうど予約時間の9時30分に入館したあとはほとんど待たされることなく、10分ほどで料金と必要書類、パスポートを提出し、さらに10分ほどで面接。両手人差し指の指紋を取られて(といってもスキャナーなので指は汚れない)、何を聞かれるかと思っていたら、係官は書類に目を通し、ボスからもらった「プログラム終了後は日本に帰る」旨の手紙を見て、「じゃあ6月の終了時に日本に戻るのですね」以外に質問らしい質問は一切なし。一番危惧していたのが、最後にビザ・スタンプを更新したのが2002年2月で、そのスタンプは2002年6月に失効している。このことには何も触れられなかった。病院との契約書も、係官が目を通しただけでおしまい。DS-2019 に給料が記載されていたので必要ないらしい。あとは係員は書類に目を通し、DS-2019 もいったん回収して質問はおしまい。「今日の3時にパスポートを取りに来てください」と引取りのシールをくれた。結局これだけで大使館を後にしたのは10時だった。

いろいろな国の出身の人々がビザの申請に来ているようだったが、聞き耳を立てていたところ何のビザかはわからないがほとんどの人が当日の午後に戻ってくるように言われていた。

3時の引き取りも、大使館に再入館する必要はなく、外の警備員小屋で受け取るだけ。おそらく15分やそれ以上前から引き取れると思う。その場で名前、期間等に間違いがないことを確認し、大使館を後にした。DS-2019 は封筒に入れられ厳重に封がされていた。古い I-94 は取られていた。
繰り返しになりますが、私の場合旅程を変更せずに帰って来れました。大使館が混んでいなかったせいかも知れません。ですから日にちに余裕が取れるときで、他の用事や観光を兼ねるようにして訪れると良いと思います。冬はやっぱりよしたほうが良いでしょう。寒さは対処できますが、決して快適なものではないですから。

オタワ空港では、チェックイン後この空港でアメリカの入国管理(Immigration)を済ませます。人がほとんどいなかったので時間の余裕がありましたが、カナダの他の大きな空港では少し時間の余裕を見たほうが良いかも知れません。ここでも特に質問らしい質問はなし。私の出入国スタンプ、古いJビザスタンプを見て「君は98年からアメリカにいるのか」が唯一の質問らしい質問でした。USVISIT プログラムのため、指紋と顔写真を取られましたが、指紋は大使館と同じくスキャナーで、顔写真はデジカメで取られたので実質時間はほとんどかかっていません。ほとんど人がいなかったので、入国管理を予期していなかった私(てっきりアメリカ側の空港にあると思い込んでいた)が I-94 をその場で比較的ゆっくり書いている時間があるくらいでした。あまりにものんびりしているせいか、入国管理官から「アメリカを出るときには、DS-2019 を一緒に持って出ることを忘れないように」とアドバイス(?)をもらうくらいでした。

SUさんから在東京米国大使館総領事部でのビザ更新の体験談をいただきましたので掲載します。(取得時期:2003年11月)


ジョージア州の大学にJ-1ビザで単身赴任していますが、3年目を迎えビザ更新をしましたのでご報告させていただきます。カナダかメキシコでのビザ更新は2、3日でできるということは聞いていましたが、私の場合は日本でいくつか私用もあったので帰国することにしました。

帰国の2週間前にDepartment OfficeにCover Letterを書いてもらい、Student Centerに持って行きDS-2019(formerly IAP-66)の作成をお願いしました。在日米国大使館のホームページでビザ申請の最新情報を確認して、日本にいる家内に申請手数料100ドルを指定口座に振り込んでもらう。今回は同一ビザ更新なので面接は免除されました。4日後にDS-2019ができたという連絡がありStudent Centerに行きサインをする。10日前からNonimmigrant Visa Application Form (DS-156)とContact Information and Working History Form(DS-158)の作成を始める。DS-157は16-45歳の男性に適用ということで私は対象外。2年目までの申請の時はFormはすべて手書きしていましたが今年からDS-156とDS-158を大使館ホームページからon lineでタイプしてprint outできるようになったことを知り試みる。DS-158はprint outできましたがDS-156はうまくprint outできないので手書きにしようかと半ば諦めていましたが帰国の3日前にもう一度ホームページを開いて試みたらできました。理由はわかりませんが、DS-156はバーコードがprint outが入るようになっており、ホームページに何かトラブルが生じていたのが解消されたのだと思います。それから手書きからタイプになったことで記入ミスやスペルミスが起きやすいので入念に再度確認してさらに知り合いにも見てもらいました。

11月27日にアトランタ経由のデルタで成田に到着する。空港に出迎えに来ていた家内にA-4サイズの封筒を持ってきてもらっていた。空港の2階の証明写真のboxで写真を取る。空港の郵便局に行き、証明写真と手数料領収書をDS-156に貼付け、大使館のビザ担当宛の手紙、パスポート、DS-156、DS-158、Cover Letter、返信封筒、過去のApplication Form (IAP-66)を封筒に入れ切手を貼ってもらい、再度返信封にも同額の切手を貼って大使館のビザ担当宛の手紙はなくてもいいかもしれませんが、12月23日に米国に戻るフライトを予約しているのでそれ以前には新しいビザを手に入れたいということを書きました。大使館のホームページでは発行までに4週間はかかると出ており、ちょうどThanksgiving Dayをはさんでおり、フセイン元大統領の拘束といった事件も起こったので遅れるのではと危ぶんでいましたが12月17日(3週間)で無事送られてきました。

米国への入国の際には2年目の更新をした際にはアトランタ空港で入国審査のために窓口とは別の部屋で審査があり2時間近く待たされ、国内便への乗り継ぎに遅れそうになりました。今回は指紋と顔写真を撮るようになったと聞いていたので時間がかかるのではと危惧していましたが、窓口で簡単に指紋と写真を撮る装置が導入されておりすんなり行きました。

帰国中は箱根に2泊3日で行き温泉に心ゆくまでにつかり、久しぶりに本場の和食を味わい骨休めして英気を養いました。

Matrixさんから在バンクーバー米国総領事館でのビザ更新の体験談をいただきましたので、掲載します。(取得時期:2003年11月)


2003年11月21日にJ-1 VISA の更新をカナダのバンクーバーでしましたので、その体験記を書いてみました、どなたかの参考になればと思います。

私のUS-VISAに関する情報
アメリカ滞在は約14年になります。今までにF-1 VISA2回 とJ-1 VISA1回大阪のアメリカ領事館で発行してもらっています。妻はJ-2、息子はDual Citizenです。現在はPHD取得後、他の大学でポスドクをやっております。J-1のACADEMIC TRAININGが始まって1年7ヶ月目です。今回翌週日本へ帰るためにVISAの更新が必要になったので、思い切ってカナダで私のビザのみの更新をしてきました。

予約
10月14日に11月21日の予約をインターネットを使ってとりました。10月14日の時点ではまだ10月中に予約が1つあいていましたが、11月1日に予約を変更しようと思ったら、12月まで予約はすべて埋まっていました。

書類
用意した書類は
(1) パスポート
(2) DS-156
(3) DS-157
(4) DS-158
(5) DS-2019
(6) 母校のInternational Student Office からの手紙
(7) UCSBのボスからの手紙
(8) Personnel Officeからの雇用を証明する手紙
(9) IAP-66+I-20 (古いものすべて)
(10) 古いパスポートすべて
(11) 先月の銀行のMonthly Statement
(12) 過去6ヶ月分のPay Slips
(13) 日本の住民票の写しと英訳(Certified Translation)
(14) Transcripts
(15) 研究論文の別刷り
この中で実際に提出したのは(1)〜(7)でした。
(6)には、卒業日、専攻、AcademicTrainingは2005年4月までであることなどが書かれていました。
(7)には、現在の大学での身分、給料、仕事の期間、簡単な研究の内容をかいてもらいました。
(8)には、現在の身分、給料、グラントの出所が書かれてありました。Personnel Officeが今働いている大学のInternational Student Officeと相談して内容を決めたようです。
(13)の英訳は http://www.ustranslating.com/に頼みました。 

当日
8時の予約に7時45分に領事館へ行くと約50人ほど並んでいました。予約時間順に入館したので14番目に入ることができました。先ず二階でセキュリティーを通り手数料を払っ後20分ぐらい待たされました。そこから番号を呼ばれた順に上の階へ上がりました。上の階でまたセキュリティーを通り、その後椅子に座らされて待たされました。実際面接は11時前ぐらいに始まりました。上の階にはトイレが無いので要注意です(私は30分ほど我慢していました)。それから、私の前にいたJビザを更新しようとした中国人とH2ビザを取得しようとしたフランス人の二人の申請は却下されていました。

尋ねられた質問と解答
先ず卒業した大学に未だいると勘違いされ、それを確認されました。今は他の大学でAcademicTraining中だと答えました。書類を見て滞在日数が長いというようなコメントをされ、前に日本に帰ったのはいつか尋ねられました。2000年3月だと答えたら、ずいぶん前だと言うコメントをされました。息子が生まれてから、なかなか帰れないと言い訳をしたら、息子はアメリカで生まれたのかと確認されました。(墓穴を掘った感じがして、この時点でかなり焦っていました。)前回の帰国のときどのぐらいの期間日本に滞在したかと尋ねられたので、約2週間と答えました。その後引換券をもらって当日の3時から3時半の間にパスポートを取りに来るように言われました。実際の面接の時間は3分ぐらいだったと思います。研究の内容については、書類(6)に書いてあったためか尋ねられませんでした。

その後
3時にパスポートを取りに行きました。 3時の時点で30人ほどすでに並んでいました。パスポートは引換券と交換ですぐにもらえました。ビザも無事発行されていました。古いアメリカ入国カードは付いていましたが、翌日バンクーバー空港でアメリカに入国のときに新しい入国カードを書かされました。 

KIさんから在オタワ米国大使館でのビザ申請の体験談をいただきました。LからHへの変更ということで、研究者の方には関係が薄いものかもしれませんが、States changeを将来考えていらっしゃる方には役に立つ情報かと思います。(取得時期:2003年11月)


私の知識の無さから数々の失敗がありましたが、無事、11月10日にOttawaの米国大使館でビザの書き換え(Change of Status, LからH)を無事行ってきました。

このHPをご覧のような学術に携わる人間ではありませんが、ここに掲載されている情報は非常に参考になりました、これからChange of Statusを考えている方の参考になればと思い、投稿しました。
私は現在米国の現地企業で働いております、こちらで転職した関係上、雇用形態の変更からLからHへの変更の必要が生じました。

失敗1(Department of States (DOS)ではChange of Statusは出来ません)
まず、I−797を受け取ったあと、海外出張に従事する必要性から、ビザスタンプの申請をするようにと指示を受け(この指示は誤りです)、6月の初旬に提出しました。首を長くして待っていたところ10月にスタンプが発行出来ないというレターと共にDOSよりパスポートが返送されてきました、しかしここには奇妙な指摘とDOSの怠慢があったのです
A:取得できないメインの理由が写真が規定を満たしていないという事でした(DOSのオフィサーは僕のケースが出来ないと言う事をきづいていません)。そして、妻も子供も同じ写真店で同時にとったにも関わらず、妻と子供は良いというよくわからないコメントがついていました。
B:更に何故妻と子供が良いのは横においておいて、自分が写真の規定を良く理解せずに写真をとったのが間違いでした。米国の写真店は、Visaへの写真規定を良く知りません、写真店へ行きVisa用の写真をとりたいといって、INS用かと聞いてきてそうだと答えたら、彼等はグリーンカード用の少し斜めをむいた写真をとりました、しかしVisa用はまっすぐ前を無く事が必要です。
C:大使館で申請のために、写真を再度取り直そうと妻が、DOSからの写真規定をもって写真店に出向いたところ、写真店主からこんな難しいのは出来ないとも言われました
D:DOSからの手紙の日付は9月初旬になっていました、しかし自分が受け取ったのは10月終わりです、つまりこの日付が正しければ、2ヶ月間DOSのメールルームで自分の書類はほったらかしになっていた事になります。
E:更に自分のビザにはCANCELLED WITHOUT PREJUDICEとのスタンプが押して有りました。そしてコメントとしてレターへは、私のビザは誤ってプロセスの途中でキャンセルされてしまったので、再提出すればあなたのビザのみ書き換えします。妻と子供は有効ですと記載がありました。(妻と子供の以前のカテゴリーはL−4であり、自分が会社を転職した時点で妻と子供のL−4は有効で無いのにもかかわらず。)

このDOSからのメールを基に、移民弁護士に相談したところ、「あなたのケースはどうやらDOSでは出来ないようですね、米国外の米国大使館で取得を行ってください(これを聞いたときに腹が煮え繰り返りました)」更にここで初めて社内にImmigration担当の人がいる事にきずきました。なんではじめからこの人が自分のケースを、移民弁護士との間を取り持ちやってくれなかったんだと思いましたが、彼女は交通事故で約1年休職しており、他の人が代行していたのです)。そして彼女と相談の結果、第三国からのビザ申請が多いオタワで行うのが良いと言う事になり、更にインタビューの日に移民弁護士を万全を期して同行させる、と言う事になりました。(予約はその同行する移民弁護士を通じておこない、当初、面接日が一番早いのがカルガリーだったのですが、カルガリーは第三国からのビザ申請に馴れていないと言う事、そしてOttawaで空きが数件出た為Ottawaにしました)

失敗2?(国境近くでのスピード違反)
自宅(NJ)から車でOttawaへ行きました。I81を使いカナダへ入ったのですが、周りの車が減速してずっと走っているのにも関わらず飛ばしてしまった為、チケットを切られてしまいました。陸路でI81を使ってOttawaへ入られる方は、国境付近(米国側)は注意してください

失敗3(国境のゲートにて、危うくカナダ入国ができなくなりそうに)
国境の係官に目的は?と聞かれて、ビザの書き換えを答えたところ、車を降りて横の事務所へくるよう言われました。事務所の中で、大使館でのアポイントメントレターの提示を求められ、無いと答えると、書き換えの人はみんな持っているんだ、との一点張りで、これはカナダ入国ができないかとひやひやしました。係官は別室で自分のケースを電話で対処を相談し、結果としては入国出来ました。このサイトでも入国の際にアポイントメントレターの提示が要求される事がある事を述べられている方がいたので、前述のImmigration担当の社内の人間に相談したところ、観光といって入れば大丈夫と言われましたが、自分は嘘をついて入るのは嫌だといったところ、会社からのレターとI−797で大丈夫だといわれ、信用した結果がこれでした

Ottawaの米国大使館にて
9時30分のアポイントメントだったので、9時15分に宿泊先のホテル(Fairmont Chateau Laurier、ここが大使館へは一番近いホテルで、大使館とは道を一本挟んだところにあります、高級ホテルですがDiscountサイトで一泊$150でした)を出発しました。
電子機器はゲートで預かってくれます。そして中に入ると、カウンターが7つ(だったとおもいます)ある部屋にある椅子はいっぱいで、座れない人は立ってまっていました。
同行した移民弁護士は、自分たちの他にもビザの更新者を抱えており、Cashierでまとめて料金を払っていました。彼は良く更新業務を手伝っているらしく、大使館員とは顔見知りのようでした
部屋には4組位、日本人の方もいました、同行した移民弁護士曰く、日本人がこんなに多くいるのは初めてだと言っていました。
待つ事30分位で呼ばれました。カウンターで一つ個室になっているようなところがあるのですが、そこへ家族で呼ばれ(同行した移民弁護士の顧客はここへみな呼ばれました)、面接は非常に友好的で、たくさん資料も用意していったにもかかわらず、要求されたのはパスポート、DS−156、DS−157、I−797、最近のPaystub(3つ)、H−1B申請時の資料、自分と妻、子供の関係を示す、子供のBirth CertificateとMarriage Certificate(これはNYの日本領事館で取りました、日本領事館のWebsiteでは申請にパスポートと戸籍謄(抄)本、申請料(1通につき$10)と書いてありましたが、パスポートの提示は求められませんでした、領事館員から申請の目的を聞かれ、Ottawaの米国大使館でビザの書き換えを行うと答えると、今まで、拒否されたケースは聞いていないが、Ottawaで申請する場合は、Ottawaにある日本大使館(領事館)からBirth CertificateとMarriage Certificateを発行するのが正当なものだといわれました。)の提出を求められ、加えて質問はたった一つで“何故ビザのカテゴリーを変えたのか?”と言う事でした。その後家族全員の指紋を取られ、引き換え券を渡されて、3時に取りに来てくれと言われました。

3時に大使館へ行くと、大使館のゲートの警備員が配布をおこなっており、無事受け取りました。
ホテルで一泊し、国境越えの際は、なんでカナダへ行って、米国へもどるのか聞かれ、ビザの書き換えをおこなった旨を伝えると、パスポートとI-797の提出を求められ、横の事務所にくるようにいわれ、事務所にて係員はI-797に添付されているI-94を切り離し、それぞれのパスポートにホッチキスどめし、入国のスタンプをパスポートに押し、パスポートは手元に戻ってきました。Change of Statusの場合、I-797にI-94が付いてくるので、I-94を国境のゲートで購入する必要はありませんでした。

こうして自分のスタンプ取得の珍道中も終わりました。少しでも参考になれば幸いです。

在モントリオール米国総領事館でビザ申請をおこなったTUさんが体験談を送って下さいましたので紹介します。(取得時期:2003年9月)


2003年9月8日にカナダ、モントリオールの米領事館でJ1ビザの更新をしてきましたので、カナダでのビザの更新をお考えの方に参考にしていただければ幸いです。

予約は7月18日にホームページから行ないました。1週間ほど後に領事館からの予約確認の手紙がDS156, 157, 158とともに郵送されて来ました。これらの書類はホームページでの予約を終えた段階でダウンロードしたものと同じでした。面接にあたり用意したものは、パスポート、Adobe Acrobatで作製したDS156, 157, 158、写真(5cmx5cm, 頭の大きさが3cm、カラー写真、DS156に糊付)、US$100、DS2019、古いIAP66のみでした。

9月6日にボルチモアをエア・カナダで発ち(I-94はパスポートに付いたまま)、トロントで入国審査を済ませた後に、国内線に乗り換えモントリオールDorval空港に到着しました。Dorval空港からダウンタウンまでは、L'Aerobusというバスで30分ほどです。VIAのGare Centrale(中央駅)に着きますが、そこから主なホテルまでは送迎ミニバンのサービスがあります。領事館はダウンタウンの1155 rue St-Alexandreにあります(rue St-Alexandre沿いのビルの16階)。MetroのMcGill駅周辺のホテルからは徒歩で10分ほどの距離です。

9月8日の午前8時にインタービューを予約し、領事館には15分ほど前に到着しました。予約確認の手紙には30分以上前には来ないようにと書かれています。領事館の入り口はrue St-Alexandreに面したビルの1階にあり、目立たない小さなものでした。1階の玄関で手荷物検査と手紙の確認を受け、一旦地下のエレベーターホールに階段で下り、そこで8時まで椅子に座って待つように指示されました。エレベーターホールには3分写真の機械があり、$4で写真撮影が可能でした。私と同じ8時からのインタービューを待つ人が10人ほどいました。8時になるとエレベーターで16階まで上がり、キャッシャーでUS$100を支払い、必要書類を手渡して、受付番号の書かれた紙を受け取ります。この受付番号は、領事館への到着順ではなく、予約の受付順のようです。待合室の前方にインタービューの窓口が並んでおり、ここでガラス越しに立ったままインタービューを受けます。電光掲示板に番号が表示されると席から立ち、カウンターに進んでインタービューを受けました。私は6番目で、午前9時過ぎに呼ばれました。インタービューでは、給料の出所に関してのみ質問され、また古いIAP66を見せました。面接時間は数分で、再び席に戻って待つように言われました。10分ほど後に別の窓口に呼び出されましたが、そこでは質問らしきものはされずに午後3時にビザを取りに来るようにと言われ、ビザの引換券を渡されました。帰りは往路を逆に辿り、領事館の玄関を出たのは9時半を少し過ぎた頃でした。

3時まで旧市街やセントローレンス川を見物して過ごし(モントリオールはセントローレンス川の巨大な中洲にあり、ケベック州の公用語はフランス語で、人々は英語とフランス語を使いこなします)、3時少し前に領事館に着くと20人ほどの人が列を作っていました。3時になると一人一人玄関に通され、引換券と引換えに、ビザが貼られDS2019がホッチキスで留められたパスポートを渡されました。この時には手荷物検査はありませんでした。帰りはGare Centraleまで歩き、L'AerobusでDorval空港へ向かいました。ボルチモアへの途中、飛行機を乗り換えたトロントで米への入国審査があり、滞在目的を聞かれました。税関申告書も、ここで提出しました。

在トロント米国総領事館でビザ申請をおこなったKOさんが体験談を送って下さいましたので紹介します。(取得時期:2003年8月)


初めまして。現在アメリカ・オクラホマ州に留学しておりますKOと申します。いつもこのHPには大変お世話になっています。この度8月18日に在トロント米国総領事館でJ1ビザを更新しましたので、体験談を報告させていただきます。

7月7日にWebで面接を予約。月曜日は1ヶ月先まで予約が一杯で、結局その時点で一番早い月曜日の8月18日に予約を入れる。約1週間後に領事館からappointment letterが郵送されてきた。letterの指示に従って以下の書類を用意。

  • DS-156
  • DS-157
  • DS-158
  • DS-2019
  • IAP-66(古いものすべて)
  • 勤務先の雇用証明
  • 銀行の残高証明
  • 過去1年分のpay slip及びtax documents、過去1年分の米国の銀行口座のmonthly statement

8月17日
空路にてトロント入り。入国審査の時、渡航目的を尋ねられ、正直に「米国領事館でビザの申請をする」と答える。appointment letterおよび DS-2019の呈示を求められた。

8月18日
当日の面接予約は10時だったので、9時にホテルを出て、ホテルのそばのScotia銀行でapplication feeを振り込むことにする。ところがこの支店は9時半からの営業。面接時間に間に合わないかも知れないので、領事館に近いQueen St. Westの支店へ。ところがここも10時からの営業。この支店のドアに「米国ビザ申し込み代金の振り込みをする人はKing St.とBay St.の角にある支店(この支店は朝8時から営業)へ行け」とのはり紙がしてありました。ここまでにかなり時間をロスしてしまい、振り込みを済ませて領事館に着いたときには10時ぎりぎりになっていました。朝早い時間の面接予約で、面接当日の朝にapplication feeを振り込もうと思っている方は迷わずKing St./Bay St.の支店を目指しましょう。(今になって改めてKH さんの体験談を読み直すと、Scotia銀行の各支店の営業時間についての情報がちゃんと記載されています。私の下調べ不足でした)

領事館に着いた時にはすでに長蛇の列ができていました。どうみても面接時間には建物の中に入れそうもありません。回りの人に聞いてみましたが、みなさん私と同じ時間帯の面接予約の方々だったので安心して待つことにしました。セキュリティチェックの人が列に並んでいる我々にappointment letterを呈示するように指示します。その人の話では前の週に北米東部を襲った大停電の影響で金曜日(8月15日)の面接がキャンセルになり、その面接がこの週にrearrangeされたせいで、いつも以上に混んでいるとのこと。しかたなく周りの人と雑談しながら待つ。建物の中には数人ずつ案内されます。2時間待って12時ごろようやく建物の中に入れてもらえる。

まずセキュリティチェック。皆さん御存知のことと思いますが、携帯電話や電卓、カメラなどの機器類はいっさい持ち込みできません。預ける場所もないので気をつけて下さい。セキュリティチェックが済むとまず係員からどのタイプのビザを申し込むのかを尋ねられ、申請書類をチェック・回収されます。ここで回収されたのは

  • appointment letter(面接時間が印刷されている最初のページのみ)
  • パスポート
  • DS-156
  • DS-157
  • DS-158
  • DS-2019
  • 勤務先の雇用証明

のみでした。古いIAP-66、銀行の残高証明などは「いらない」といわれて返されました。建物の中に入ってもまだ中に列が続いています。さらに1時間程待ってようやく待合室に入れてもらえました。椅子に座って待つこと5分。名前が呼ばれたので、呼ばれた番号のブースに行き面接を受けます。質問されたことは、

  • いつまでアメリカに滞在する予定なのか
  • アメリカでの仕事の内容(基礎医学研究とか、生化学とかいう漠然とした説明ではなく、より具体的な内容の説明を求められました。面接官がちゃんと仕事の内容を理解できたのか、はなはだ疑問ですが…)
  • 日本でしていた仕事の内容、これもかなり具体的な説明を要求されました。

時間は正味10分弱というところでしょうか。質問が終わって最後に面接官から「あなたの研究機関がデータベースに登録されていない場合はビザを発行することができませんよ」との説明が。SEVIS対応のDS-2019を提出しているのだからそんなことあるわけないだろう、と思いつつも「わかりました」と返事。面接官から「では木曜日(8月21日)にパスポートを取りに来て下さい」との指示。面接の翌日にビザ発給と思っていましたので、「え?明日ではないのですか?」と尋ねましたが、これまた先週の停電の影響とのことでした。私以外の申請者もみんな「木曜日に来い」と言われていました。幸いなことに私は夏休みもかねて週末までトロントに滞在することにして
いたので、実際には問題にならなかったのですが、ちょっと焦りました。木曜日は予定があり領事館に行けないので金曜日でもいいかと聞くとOKとのこと。金曜日にパスポートを受け取りに行くことにする。面接が終わって外に出た時にはすでに1時を過ぎていました。

8月22日
パスポートの受け取りは3時から4時の間という指定でしたが、早めに行って並ぶことにする。2時半前に領事館に着くが、すでに長い列ができている。並んでいる間、面接の時に渡されたパスポートの受け取り券をチェックされる。他の方の体験談では時間前に受け取りできたということでしたが、この日はきっちり3時まで待たされました。3時からパスポートの受け取り開始。受け取りは建物の中に入らず窓口でのやりとりですので、カメラ・携帯電話などは持っていても構いません。パスポートを受け取ってすぐにビザの記載に間違いがないか確認。どうやら間違いはないようで一安心。たまたま一緒になった日本人の方と話をしたのですが、その人は前日に面接を受けて翌日の金曜日にビザ発給とのことでしたので、私のビザ発給に時間がかかったのはやはり停電の影響による一時的なものだったようです。

8月23日:トロント空港からアメリカへ
トロント空港でアメリカの入国審査が行われます。ここでもまた仕事の内容を結構具体的に説明させられました。質問はすぐに終わったのですが、そのあともモニターを見ながらかなり入念にデータのチェックをしていました。10分近くたってようやく入国のお許しをいただきました。

以上が私のビザ更新体験談です。反省点としては開いている銀行を探すのに時間がかかってしまい、早めに行って並ぶはずの予定が狂ってしまったことです。しかし停電というハプニングがありましたから、早く並んでいても結果は同じだったかも知れません。

在オタワ米国総領事館でビザ申請をおこなった猪木寛二さんが体験談を送って下さいましたので紹介します。(取得時期:2003年8月)


2003年8月11日にオタワでVISA更新して来ましたので経過を報告いたします。

まず、7月中旬にインターネットで予約をしました。

当初はトロントと考えてましたが、希望の日はすでに一杯でしたのでモントリオール、オタワをあたってみました。時間帯は10:30。その際自分ではモントリオールを予約したつもりでしたが、なんと間違ってオタワにしてしまったようでした。後日、書類の記入を始めそのことに気づきましたが(一週間前)すでにホテルはモントリオールに予約ずみであわててモントリールからオタワまでVIAを予約しました。

モントリオールには予約した日の前日に入りましたが、カナダ入国時にI-94は取られませんでした。翌日、6時40分発のVIAでオタワに向かいました。列車に乗る前に駅で証明写真を撮りましたが、3人取り終わり4人目の娘の写真がどうも故障で出てこないためそのまま列車に飛び乗りました。

オタワには8時50分頃つきました。そこから領事館までどうやっていくかわからないのでタクシーで行きました。(12カナダドル)。9時20分頃に領事館につきましたが、4−5人が待っているだけでした。予約した時間は10時半でしたが、そのまま列につきました。守衛さんが電気器具は持っていないかどうか聞かれたので子供のゲーム、などを預けました。僕のバックパックには、たまたま目薬が入っていてそれが見つかりそれも預けました(医療品も預かるようです)。そのつぎにドアを開けて建物の中に入り、セキュリティチェックを受けましたが、子供のリュックにコーラが入っておりそれもここで預かってもらうことになりました。僕のリュックには果物が入っていたのですがそれはokでした。

無事ここを通過し、受付らしき人の前で予約票と写真、お金などの確認をされました。そこで、写真はどこで撮ったと聞かれ駅で撮った答え、半年以内かと念を押され曖昧にうなずき(娘のは結局ちょっと古い写真を使用)、7番にいけといわれました。内部はかなりの人がいていすに座れない人は立って列を作っていました。その列に少しついていましたが動きがないので、7番に行くとすぐに書類など見てくれて(DS2019、パスポート、写真、)受付完了、お金をそこで払いました。ものの10分もしないうちに3番窓口で呼ばれ“書き換えですね”といわれただけで、あとは何も聞かれないで事務処理をして3時に取りに来てくださいといわれあっけなく終了しました。用意していったボスからの手紙、給料の控えなどは全く使うことなく、30分もかかりませんでした。3時までの間は近くのモールや国会議事堂を見たりして時間をつぶしました。2時半過ぎに戻りましたが、入り口の守衛さんらしき人に預かり票を見せ無事パスポート、DS2019をいただきました。(DS-2019は封書に入れられしっかりと封がされており開けるなと書いてありました。VIA駅までバス(95番)で戻りました(1人2.5カナダドル、子供半額)。モールから駅まで4つの停車で15分くらいでした。

アメリカへの再入国は型どおりの質問(危険物はないか、何日行っていたのか、どこに住んでいるかなど)の後、車から降ろされ建物の内部で書類処理を受けました。ここでも何をしているのか、どこに住んでいるのか、簡単な質問を受けました。I-94がここでは6ドルするとこのHPで情報を得ていたので、事前に入手して記入していきましたが、結局1人6ドル取られました。なんのお金か聞いたところ、航空チケットに普通は含まれているが、陸路で入国する人は支払う必要があるといっていました。事務処理の代金であり、入国カードの代金ではないようです。(I-94は領事館で剥がされたようです)。

注意点としては
オタワの領事館には写真を撮るところはないので必ず用意していきましょう。でないと街に戻らないといけません。またその際、領事館の入り口には3分間写真は使えません。と書いてあり(ぼくらは何もいわれないで使ってくれましたが)、できるだけ3分間は止めた方がいいかもしれません。

在東京米国大使館で代理店経由でビザ申請をおこなったakiさんが体験談を送って下さいましたので紹介します。ビザ更新のため面接不要であるため、代理店経由で申請されています。(取得時期:2003年8月)


J-1ビザで教育政策学のPhDプログラムに在籍中の者です。貴HPにはいつも大変お世話になっております。ありがとうございます。

今回はビザ更新に関する経験談を送信させていただきます。

昨冬から大きなシステム変化があったので、ビザスポンサーのほうからはできれば帰国しないほうがいい、と言われていたのですが、今夏日本で結婚の予定もあり、「帰国→結婚→結婚に伴うパスポートの追記(苗字が変わったため)→追記をうけたパスポートをもってのビザ更新」というプロセスを1ヶ月強で踏むこととなりました。今後同様の経験をされる方の参考になれば幸いです。

まず帰国してすぐに婚姻届を提出し、その場で「婚姻届受理証明」を発行していただきました。新戸籍ができるのを待つと10日ほどかかり、パスポートの追記申請が、ひいてはビザ申請が遅れます。翌日、この受理証明とともにパスポートの追記申請へ。手元にあるパスポートが有効であれば、追記欄に苗字変更の旨をタイプしてもらえます。午前中に申請すれば、所要時間は約2時間、コストは800円ですみます。

追記を受けたパスポートとともに旅行代理店へお邪魔し、ビザ申請をお願いしました。代理店を通すほうが速いということと、自らのケアレスミスによる申請し直しを防ぐために代理店にお願いすることにしました。もちろんJ-1ビザの更新に強い代理店を選びました。近畿日本ツーリスト虎ノ門支店:私のスポンサーはフルブライトなのですが、フルブライトのJ-1ビザ担当の桑島さんという方がいらっしゃいます。この代理店は日米教育委員会から利用を勧められました。私が代理店をお伺いしたのは7月末でしたが、大使館がシステム更新のため、8月1日まで窓口を閉めていたため、更新プロセスに乗ったのは事実上8月1日ということになります。更新者は面接が免除され、ひたすら待つこと10日。当初スポンサーや代理店からは約3週間と聞いておりましたが、8月11日には無事更新されたビザが届きました。

書類提出の際に私が留意したことは、「自分の身元を保障する書類と、事実確認できる連絡先はすべて提出する」ということです。私の例でいうと、日本の所属先の所属証明や婚姻証明、スポンサーの担当者や指導教官の個人名や連絡先(もちろん本人の承諾のうえで)、などの「必ずしも必要書類ではない書類」もまとめて提出しました。

先日、更新されたビザを持って無事再渡米致しました。明後日からの新学期に備えて、部屋に散乱する書籍を整理する毎日です。

在モントリオールアメリカ総領事館でJビザ更新をしたTUさんから体験談をいただきましたので掲載します。(更新時期:2003年9月)


2003年9月8日にカナダ、モントリオールの米領事館でJ1ビザの更新をしてきましたので、カナダでのビザの更新をお考えの方に参考にしていただければ幸いです。

予約は7月18日にホームページから行ないました。1週間ほど後に領事館からの予約確認の手紙がDS156, 157, 158とともに郵送されて来ました。これらの書類はホームページでの予約を終えた段階でダウンロードしたものと同じでした。面接にあたり用意したものは、パスポート、Adobe Acrobatで作製したDS156, 157, 158、写真(5cmx5cm, 頭の大きさが3cm、カラー写真、DS156に糊付)、US$100、DS2019、古いIAP66のみでした。

9月6日にボルチモアをエア・カナダで発ち(I-94はパスポートに付いたまま)、トロントで入国審査を済ませた後に、国内線に乗り換えモントリオールDorval空港に到着しました。Dorval空港からダウンタウンまでは、L'Aerobusというバスで30分ほどです。VIAのGare Centrale(中央駅)に着きますが、そこから主なホテルまでは送迎ミニバンのサービスがあります。領事館はダウンタウンの1155 rue St-Alexandreにあります(rue St-Alexandre沿いのビルの16階)。MetroのMcGill駅周辺のホテルからは徒歩で10分ほどの距離です。

9月8日の午前8時にインタービューを予約し、領事館には15分ほど前に到着しました。予約確認の手紙には30分以上前には来ないようにと書かれています。領事館の入り口はrue St-Alexandreに面したビルの1階にあり、目立たない小さなものでした。1階の玄関で手荷物検査と手紙の確認を受け、一旦地下のエレベーターホールに階段で下り、そこで8時まで椅子に座って待つように指示されました。エレベーターホールには3分写真の機械があり、$4で写真撮影が可能でした。私と同じ8時からのインタービューを待つ人が10人ほどいました。8時になるとエレベーターで16階まで上がり、キャッシャーでUS$100を支払い、必要書類を手渡して、受付番号の書かれた紙を受け取ります。この受付番号は、領事館への到着順ではなく、予約の受付順のようです。待合室の前方にインタービューの窓口が並んでおり、ここでガラス越しに立ったままインタービューを受けます。電光掲示板に番号が表示されると席から立ち、カウンターに進んでインタービューを受けました。私は6番目で、午前9時過ぎに呼ばれました。インタービューでは、給料の出所に関してのみ質問され、また古いIAP66を見せました。面接時間は数分で、再び席に戻って待つように言われました。10分ほど後に別の窓口に呼び出されましたが、そこでは質問らしきものはされずに午後3時にビザを取りに来るようにと言われ、ビザの引換券を渡されました。帰りは往路を逆に辿り、領事館の玄関を出たのは9時半を少し過ぎた頃でした。

3時まで旧市街やセントローレンス川を見物して過ごし(モントリオールはセントローレンス川の巨大な中洲にあり、ケベック州の公用語はフランス語で、人々は英語とフランス語を使いこなします)、3時少し前に領事館に着くと20人ほどの人が列を作っていました。3時になると一人一人玄関に通され、引換券と引換えに、ビザが貼られDS2019がホッチキスで留められたパスポートを渡されました。この時には手荷物検査はありませんでした。帰りはGare Centraleまで歩き、L'AerobusでDorval空港へ向かいました。ボルチモアへの途中、飛行機を乗り換えたトロントで米への入国審査があり、滞在目的を聞かれました。税関申告書も、ここで提出しました。

在トロントアメリカ総領事館でJビザ更新をしたKOさんから体験談をいただきましたので掲載します。(更新時期:2003年8月)


初めまして。現在アメリカ・オクラホマ州に留学しておりますKOと申します。いつもこのHPには大変お世話になっています。この度8月18日に在トロント米国総領事館でJ1ビザを更新しましたので、体験談を報告させていただきます。

7月7日にWebで面接を予約。月曜日は1ヶ月先まで予約が一杯で、結局その時点で一番早い月曜日の8月18日に予約を入れる。約1週間後に領事館からappointment letterが郵送されてきた。letterの指示に従って以下の書類を用意。

  • DS-156
  • DS-157
  • DS-158
  • DS-2019
  • IAP-66(古いものすべて)
  • 勤務先の雇用証明
  • 銀行の残高証明
  • 過去1年分のpay slip及びtax documents、過去1年分の米国の銀行口座のmonthly statement

8月17日
空路にてトロント入り。入国審査の時、渡航目的を尋ねられ、正直に「米国領事館でビザの申請をする」と答える。appointment letterおよび DS-2019の呈示を求められた。

8月18日
当日の面接予約は10時だったので、9時にホテルを出て、ホテルのそばのScotia銀行でapplication feeを振り込むことにする。ところがこの支店は9時半からの営業。面接時間に間に合わないかも知れないので、領事館に近いQueen St. Westの支店へ。ところがここも10時からの営業。この支店のドアに「米国ビザ申し込み代金の振り込みをする人はKing St.とBay St.の角にある支店(この支店は朝8時から営業)へ行け」とのはり紙がしてありました。ここまでにかなり時間をロスしてしまい、振り込みを済ませて領事館に着いたときには10時ぎりぎりになっていました。朝早い時間の面接予約で、面接当日の朝にapplication feeを振り込もうと思っている方は迷わずKing St./Bay St.の支店を目指しましょう。(今になって改めてKH さんの体験談を読み直すと、Scotia銀行の各支店の営業時間についての情報がちゃんと記載されています。私の下調べ不足でした)

領事館に着いた時にはすでに長蛇の列ができていました。どうみても面接時間には建物の中に入れそうもありません。回りの人に聞いてみましたが、みなさん私と同じ時間帯の面接予約の方々だったので安心して待つことにしました。セキュリティチェックの人が列に並んでいる我々にappointment letterを呈示するように指示します。その人の話では前の週に北米東部を襲った大停電の影響で金曜日(8月15日)の面接がキャンセルになり、その面接がこの週にrearrangeされたせいで、いつも以上に混んでいるとのこと。しかたなく周りの人と雑談しながら待つ。建物の中には数人ずつ案内されます。2時間待って12時ごろようやく建物の中に入れてもらえる。

まずセキュリティチェック。皆さん御存知のことと思いますが、携帯電話や電卓、カメラなどの機器類はいっさい持ち込みできません。預ける場所もないので気をつけて下さい。セキュリティチェックが済むとまず係員からどのタイプのビザを申し込むのかを尋ねられ、申請書類をチェック・回収されます。ここで回収されたのは

  • appointment letter(面接時間が印刷されている最初のページのみ)
  • パスポート
  • DS-156
  • DS-157
  • DS-158
  • DS-2019
  • 勤務先の雇用証明

のみでした。古いIAP-66、銀行の残高証明などは「いらない」といわれて返されました。建物の中に入ってもまだ中に列が続いています。さらに1時間程待ってようやく待合室に入れてもらえました。椅子に座って待つこと5分。名前が呼ばれたので、呼ばれた番号のブースに行き面接を受けます。質問されたことは、

  • いつまでアメリカに滞在する予定なのか
  • アメリカでの仕事の内容(基礎医学研究とか、生化学とかいう漠然とした説明ではなく、より具体的な内容の説明を求められました。面接官がちゃんと仕事の内容を理解できたのか、はなはだ疑問ですが…)
  • 日本でしていた仕事の内容、これもかなり具体的な説明を要求されました。

時間は正味10分弱というところでしょうか。質問が終わって最後に面接官から「あなたの研究機関がデータベースに登録されていない場合はビザを発行することができませんよ」との説明が。SEVIS対応のDS-2019を提出しているのだからそんなことあるわけないだろう、と思いつつも「わかりました」と返事。面接官から「では木曜日(8月21日)にパスポートを取りに来て下さい」との指示。面接の翌日にビザ発給と思っていましたので、「え?明日ではないのですか?」と尋ねましたが、これまた先週の停電の影響とのことでした。私以外の申請者もみんな「木曜日に来い」と言われていました。幸いなことに私は夏休みもかねて週末までトロントに滞在することにして
いたので、実際には問題にならなかったのですが、ちょっと焦りました。木曜日は予定があり領事館に行けないので金曜日でもいいかと聞くとOKとのこと。金曜日にパスポートを受け取りに行くことにする。面接が終わって外に出た時にはすでに1時を過ぎていました。

8月22日
パスポートの受け取りは3時から4時の間という指定でしたが、早めに行って並ぶことにする。2時半前に領事館に着くが、すでに長い列ができている。並んでいる間、面接の時に渡されたパスポートの受け取り券をチェックされる。他の方の体験談では時間前に受け取りできたということでしたが、この日はきっちり3時まで待たされました。3時からパスポートの受け取り開始。受け取りは建物の中に入らず窓口でのやりとりですので、カメラ・携帯電話などは持っていても構いません。パスポートを受け取ってすぐにビザの記載に間違いがないか確認。どうやら間違いはないようで一安心。たまたま一緒になった日本人の方と話をしたのですが、その人は前日に面接を受けて翌日の金曜日にビザ発給とのことでしたので、私のビザ発給に時間がかかったのはやはり停電の影響による一時的なものだったようです。

8月23日:トロント空港からアメリカへ
トロント空港でアメリカの入国審査が行われます。ここでもまた仕事の内容を結構具体的に説明させられました。質問はすぐに終わったのですが、そのあともモニターを見ながらかなり入念にデータのチェックをしていました。10分近くたってようやく入国のお許しをいただきました。

以上が私のビザ更新体験談です。反省点としては開いている銀行を探すのに時間がかかってしまい、早めに行って並ぶはずの予定が狂ってしまったことです。しかし停電というハプニングがありましたから、早く並んでいても結果は同じだったかも知れません。

在オタワアメリカ総領事館でJビザ更新をした猪木寛二さんから体験談をいただきましたので掲載します。(更新時期:2003年8月)


2003年8月11日にオタワでVISA更新して来ましたので経過を報告いたします。

まず、7月中旬にインターネットで予約をしました。

当初はトロントと考えてましたが、希望の日はすでに一杯でしたのでモントリオール、オタワをあたってみました。時間帯は10:30。その際自分ではモントリオールを予約したつもりでしたが、なんと間違ってオタワにしてしまったようでした。後日、書類の記入を始めそのことに気づきましたが(一週間前)すでにホテルはモントリオールに予約ずみであわててモントリールからオタワまでVIAを予約しました。

モントリオールには予約した日の前日に入りましたが、カナダ入国時にI-94は取られませんでした。翌日、6時40分発のVIAでオタワに向かいました。列車に乗る前に駅で証明写真を撮りましたが、3人取り終わり4人目の娘の写真がどうも故障で出てこないためそのまま列車に飛び乗りました。

オタワには8時50分頃つきました。そこから領事館までどうやっていくかわからないのでタクシーで行きました。(12カナダドル)。9時20分頃に領事館につきましたが、4−5人が待っているだけでした。予約した時間は10時半でしたが、そのまま列につきました。守衛さんが電気器具は持っていないかどうか聞かれたので子供のゲーム、などを預けました。僕のバックパックには、たまたま目薬が入っていてそれが見つかりそれも預けました(医療品も預かるようです)。そのつぎにドアを開けて建物の中に入り、セキュリティチェックを受けましたが、子供のリュックにコーラが入っておりそれもここで預かってもらうことになりました。僕のリュックには果物が入っていたのですがそれはokでした。

無事ここを通過し、受付らしき人の前で予約票と写真、お金などの確認をされました。そこで、写真はどこで撮ったと聞かれ駅で撮った答え、半年以内かと念を押され曖昧にうなずき(娘のは結局ちょっと古い写真を使用)、7番にいけといわれました。内部はかなりの人がいていすに座れない人は立って列を作っていました。その列に少しついていましたが動きがないので、7番に行くとすぐに書類など見てくれて(DS2019、パスポート、写真、)受付完了、お金をそこで払いました。ものの10分もしないうちに3番窓口で呼ばれ“書き換えですね”といわれただけで、あとは何も聞かれないで事務処理をして3時に取りに来てくださいといわれあっけなく終了しました。用意していったボスからの手紙、給料の控えなどは全く使うことなく、30分もかかりませんでした。3時までの間は近くのモールや国会議事堂を見たりして時間をつぶしました。2時半過ぎに戻りましたが、入り口の守衛さんらしき人に預かり票を見せ無事パスポート、DS2019をいただきました。(DS-2019は封書に入れられしっかりと封がされており開けるなと書いてありました。VIA駅までバス(95番)で戻りました(1人2.5カナダドル、子供半額)。モールから駅まで4つの停車で15分くらいでした。

アメリカへの再入国は型どおりの質問(危険物はないか、何日行っていたのか、どこに住んでいるかなど)の後、車から降ろされ建物の内部で書類処理を受けました。ここでも何をしているのか、どこに住んでいるのか、簡単な質問を受けました。I-94がここでは6ドルするとこのHPで情報を得ていたので、事前に入手して記入していきましたが、結局1人6ドル取られました。なんのお金か聞いたところ、航空チケットに普通は含まれているが、陸路で入国する人は支払う必要があるといっていました。事務処理の代金であり、入国カードの代金ではないようです。(I-94は領事館で剥がされたようです)。

注意点としては
オタワの領事館には写真を撮るところはないので必ず用意していきましょう。でないと街に戻らないといけません。またその際、領事館の入り口には3分間写真は使えません。と書いてあり(ぼくらは何もいわれないで使ってくれましたが)、できるだけ3分間は止めた方がいいかもしれません。

在東京アメリカ大使館領事部で旅行代理店経由でJビザ更新をしたakiさんから体験談をいただきましたので掲載します。(更新時期:2003年8月)


J-1ビザで教育政策学のPhDプログラムに在籍中の者です。貴HPにはいつも大変お世話になっております。ありがとうございます。

今回はビザ更新に関する経験談を送信させていただきます。

昨冬から大きなシステム変化があったので、ビザスポンサーのほうからはできれば帰国しないほうがいい、と言われていたのですが、今夏日本で結婚の予定もあり、「帰国→結婚→結婚に伴うパスポートの追記(苗字が変わったため)→追記をうけたパスポートをもってのビザ更新」というプロセスを1ヶ月強で踏むこととなりました。今後同様の経験をされる方の参考になれば幸いです。

まず帰国してすぐに婚姻届を提出し、その場で「婚姻届受理証明」を発行していただきました。新戸籍ができるのを待つと10日ほどかかり、パスポートの追記申請が、ひいてはビザ申請が遅れます。翌日、この受理証明とともにパスポートの追記申請へ。手元にあるパスポートが有効であれば、追記欄に苗字変更の旨をタイプしてもらえます。午前中に申請すれば、所要時間は約2時間、コストは800円ですみます。

追記を受けたパスポートとともに旅行代理店へお邪魔し、ビザ申請をお願いしました。代理店を通すほうが速いということと、自らのケアレスミスによる申請し直しを防ぐために代理店にお願いすることにしました。もちろんJ-1ビザの更新に強い代理店を選びました。近畿日本ツーリスト虎ノ門支店:私のスポンサーはフルブライトなのですが、フルブライトのJ-1ビザ担当の桑島さんという方がいらっしゃいます。この代理店は日米教育委員会から利用を勧められました。私が代理店をお伺いしたのは7月末でしたが、大使館がシステム更新のため、8月1日まで窓口を閉めていたため、更新プロセスに乗ったのは事実上8月1日ということになります。更新者は面接が免除され、ひたすら待つこと10日。当初スポンサーや代理店からは約3週間と聞いておりましたが、8月11日には無事更新されたビザが届きました。

書類提出の際に私が留意したことは、「自分の身元を保障する書類と、事実確認できる連絡先はすべて提出する」ということです。私の例でいうと、日本の所属先の所属証明や婚姻証明、スポンサーの担当者や指導教官の個人名や連絡先(もちろん本人の承諾のうえで)、などの「必ずしも必要書類ではない書類」もまとめて提出しました。

先日、更新されたビザを持って無事再渡米致しました。明後日からの新学期に備えて、部屋に散乱する書籍を整理する毎日です。

在パリアメリカ大使館領事部でJビザ更新をしたkonnyさんから体験談をいただきましたので掲載します。(更新時期:2003年4月)


出張のついでにフランス・パリ大使館領事部へDirect Visa Process(本人出頭)でJ1ビザを申請しました。これは平日午前9時半〜午前11時半にパリの領事部で直接申請すると、翌営業日午後3時にビザ付パスポートを直接受け取ることができ、もし書類不備があったり面接が必要な場合もその時に知らせてくれるというものです。ただし、F,J,Mビザの場合はフランス国民に限られていましたが(H,L,O,P,Qビザの場合は国籍制限無し)、事前に問い合わせたところ例外的に申請許可を頂きました。以下、結果を要約します。詳細は当方のWebサイトに載せましたのでご参照下さい。

  • 申請書類は必要最低限で以下の通り。面接無し。旧IAP-66(ピンクコピー)、年間給与証明書(日本から給与をもらっているため、念のため用意)、母国とのつながりを示す書類などは必要無し。
    • DS-156(アメリカで撮影した2inch四方写真付き)
    • DS-158(女性なのでDS-157は必要なし)
    • DS-2019(大学より3月15日発行、SEVIS対応バーコード付)
    • パスポート(日本国籍)
    • 100ユーロ分のMandat-Compte領収証
  • 領事館とやりとりしたFax文書は持っていく方が良い。
  • 待つのも申請するのも領事館の外。手提げ鞄類は持っていける。
  • パリ市街地では最低限のフランス語と街路地図が必要。
  • アメリカ再入国で問題無し。
  • このDirect Visa Processingは時期により中断するかもしれないので要確認。

2月中旬
Faxで領事部へ問い合わせ。例外的に申請許可という返事をもらう。入国1週間前に再度連絡するよう指示される。

4月17日
領事部へ再確認。入国スケジュールをFaxで申告。

4月25日 
出発直前に大使館保安部より電話があり驚く。空港やホテルから領事部までサポートが必要かと問われるが、必要ないと返事する。アメリカ出国。

4月26日
フランス入国

4月28日
郵便局(La Poste)のMandat-Compteで100Euros入金。領収証を申請書類に添える。領事部へ行き、専用窓口で申請。日本国パスポートで怪訝な顔をされるが、領事部からのFaxレターコピーを見せて特例申請であることを納得してもらう。フランス在住民でないことを口頭確認し、端末でSEVIS登録を確認したのち、申請書が受領される。

4月29日
午後3時にビザ発給、パスポート受領。DS-2019は封筒に入っておらず、パスポートに挟まれたままでホチキス止めも無し。ビサ記載事項に問題なし。

5月16日
アメリカ再入国。Detroitの入管では新DS-2019のためにSpecial Processへまわされたが問題なく無事に通過。

以上です。

2002年以前の古い体験談はこちらに移しました。

更新記録

●2000年11月10日:ビザ更新のページから独立
●2004年4月3日:2002年以前の古い体験談は別ページに分けた
●その後、随時体験談を追加

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