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Jビザの取得(体験談)

皆さんから寄せられたビザ取得の体験談を掲載します。新しい体験談ほど上にくるようにしてあります。 ビザの手続きは頻繁に変更されますので、古いものはあてにしないで下さい。また、ビザ取得(基本編)には必ず目を通してください。最近のビザ申請の体験談はビザ取得情報データベースをごらん下さい。

2002年以前の古い体験談はこちらに移しました。

asumiさんから在札幌米国総領事館での面接によるJビザ申請の体験談をいただいたので掲載致します。(取得時期:2006年7月)


2005年2月28日に大阪の領事館にビザ申請に行ってきました。その内容について報告し,今後申請に行かれる人の役に立てれば幸いです。

2006年の夏よりアメリカの大学でポスドク勤務を予定。米国領事館(札幌)でJ1-VISA取得の面接を行った体験談をご報告します。

手続きスタートは、5月中旬に現ボスの了解を経て新ボスへ連絡し、DS-2019の発行手続き開始。郵送手続きのトラブルで若干遅れたものの、DS-2019は7月初旬に到着。DS-2019は書式に幸い記述ミスも無く、7月末に札幌のアメリカ領事館での面接を行い、4日ほどでVISAが届きました。

DS-2019については、新ボス及び事務方との連絡が密であったため、かなり短時間で取得できました。周囲の経験者談によると、DS-2019取得にはもっと長時間かかり、多くのVISA遅延トラブルの原因であると聞いてます。

札幌での面接手続きについて気になったのが2点ありました。一つは面接申し込み可能日の枠の少ない点です。6月から10月までの申し込み可能日を調べてみたところ、月当たり連続して2日分が現在の枠のようです。私は、渡航計画上時間的に差し迫っており、書類不備などのトラブル時は、東京面接も考えました。もう一つは面接前に複数の書類を郵送する必要がある点です。私は同時期に国際学会への参加を計画していましたが、パスポートも事前郵送書類に含まれるため、手続き時期の制限となりました。また、郵送前にDS-2019の複写を怠ったため、VISA以外の手続きにも影響しました。

面接について
10:30に面接を予約、10:05程に領事館を訪ねました。空港でみられる手荷物検査をうけ入館し、待合室で呼び出しを待ちました。時間になると呼び出され、8人ほどが待ち合う小さな面接場で待機しました。面接場は、手続きを行う女性の事務員と、男性の面接官が受け持ち、順次面接を進めていました。面接内容は、現在の職業、渡航目的、帰国後の生活などを中心に質問が行われていました。私の面接では、直前の申請者の方への面接が長引き、申請書類の中身を口頭で確認するだけの比較的簡単なもので数分で終了しました。

以下提出書類について

面接前郵送書類

  • パスポート (記載されている滞在国はスウェーデンとアメリカ)
  • DS-156 (web上で作成、禁則文字種が多くエラーに次ぐエラー、プリントアウトし写真を糊付けで添付)
  • DS-157 (web上のPDFファイルをIllustraterで加工、プリントアウト)
  • DS-158 (web上のPDFファイルをIllustraterで加工、プリントアウト)
  • DS-2019 (勤務先大学から発行)
  • I-901 SEVIS費確認書 (WEB上で決済を確認したページをプリントアウト)
  • 英文成績証明書 (出身大学より博士課程成績証明書を発行)
  • 財政証明書 (郵貯と銀行分)
  • クリアファイル

面接時提出書類

  • 面接予約通知 (e-mailでPDF形式で送られてきたものをプリントアウト。私の予約中に規定変更され、現在、面接予約通知は面接前郵送書類に)
  • 古いパスポート
  • EX-PACK

Yさんから在大阪・神戸米国総領事館での面接によるJビザ申請の体験談をいただいたので掲載致します。(取得時期:2005年2月)


2005年2月28日に大阪の領事館にビザ申請に行ってきました。その内容について報告し,今後申請に行かれる人の役に立てれば幸いです。

まず,面接予約時間は10時30分でした。しかし,前日にこの体験談を読ませていただいて多くの人が予約時間よりもかなり早い時間に行かれていると知り,私は1時間早く行くことにしました。ちょうど,領事館に着いたのが,9時30分前でした。その時点で外の並んでいる人は一人もいませんでした。少し早く来すぎたかなと思いましたが,外に立っていらっしゃった警備員の方に,「少し早く来すぎてしまいましたが・・・」と伝えると,その方は快く「いいですよ」と言ってくださり,すぐに中に入れてくださりました。入るとすぐに空港のように金属を検査するゲートがありそれをくぐりました。その後,すぐに書類の簡単な検査のために2,3分待ち,そのあと3階に上がるように指示されました。

3階について時刻はちょうど9時40分でした。着くとすぐに書類を銀行の窓口のようなところに提出しました。私は学生ビザの取得でした。その窓口はちょうど1から5と番号が書いてあり,1から3の窓口が書類提出用に思えました。提出してからしばらく待ち,ちょうど10時10分頃に名前が呼ばれました。面接です。面接は4,5の窓口のようでした。外人の方に呼ばれたので英語での面接かなと思い,少し緊張しながら並びました。しかし,私の前に並ばれていた方の話を聞くと「どのくらい滞在しますか」と日本語でした・・・。逆に焦りました。そして私の順番になり,質問されました。「アメリカで何を学びますか」と「それをどのように将来いかしますか」と若干答えにくい質問でした。しかし,以前聞いていたようにアメリカで仕事をしたいなどと答えるのはいけないとのことでしたので,「日本の外資系の企業で・・・」と日本を強調して答えました。すると面接官の方は,「1週間ほどで発行されます」とおっしゃりました。そして10時20分に領事館を後にしました。他の方の体験談を読ましていただいてかなり時間がかかるのかと思っていましたが,面接予約よりも早く終わることができました。

2日後,無事学生ビザが私の家に届きました。申請はこれですべて完了しました。私が領事館で受けた印象はそんなに堅苦しいものではなく,親切な方が多く気楽で手際よく進んでいったようでした。

ANさんから、在東京アメリカ大使館領事部でのビザ申請の体験談をいただきましたので、掲載します。(取得時期:2005年2月)


2005年春からポスドクとして渡米するにあたり、ビザ取得の面接をアメリカ大使館(東京)で行った体験です。採用が決まった時点で先方からはHビザを勧められたのですが、免税とJ2の労働許可の特典がありましたので、こちらから頼んでJにしてもらいました。自分は博士課程在籍中に1年留学していましたので2回目のJビザ取得で、前回の帰国から2年たっていませんでしたが、two-year ruleには引っかかりませんでした。

基本的なプロセス/注意事項等は他の方々の詳しい報告とあまり変わりはありません。小雨の降る寒空の下、1時間以上も大使館の外で待たされた挙句、面接そのものは1分もかかりませんでした。それより、自分の場合はアメリカ行きが決まること=入籍して2人でアメリカに行くことという暗黙の諒解が現在の妻とありましたので、入籍と2人分のビザ取得を同時進行で行った経験を中心に報告させていただきます。

1. 書類の準備

11月末に採用が決まった時点では、妻とはまだ入籍前でしたが、電話とメールのやり取りの中で事情を説明すると、先方の事務から“soon-to-be wife”の名前、パスポート番号を知らせるように求められました。入籍前ですのでまず旧姓で名前は伝えましたが、やはり直ぐに妻の姓が変わる予定かどうか尋ねられ、変わる予定だということ、変わった後の名前を再び伝えました。結果的に12月末に自分の分と、結婚後の姓名で作成された妻の分のDS2019が送られてきましたが、この時点でも入籍はまだでした。

2. 入籍とパスポートの申請

その後、妻の仕事の都合等もあって入籍を1月21日に済ませた後、直ちに妻のパスポートの新規切り替えを行いました。基本的には結婚後でもパスポートは、変更事項の追記だけで使用可能で、この場合の手続きは即日(2時間程度)で済むようです。しかし、J2ビザの申請に当たって、追記だけで済ませる場合に不安な点が2点ありました。

  1. パスポートの機械読み取り部分は追記では変更されないので、パスポートに貼られるビザスタンプの機械読み取り部分の名前が食い違う。
  2. 妻のパスポートには旧姓のサインがあるが、今後クレジットカードや小切手のサインを新しい姓のものにするとパスポートのサインとそれらが食い違う。

米国大使館にこのような場合の対応について問い合わせようかとも思いましたが、新規に作り直しても申請後6日間(神奈川県の場合)でパスポートの新規発行が可能であることがわかったため、訊くよりも作り直したほうが早いという結論に達しました。ちなみに、パスポートの申請には戸籍が必要ですが、このような場合は新しい戸籍の作成前でも、“婚姻届受理証明書”を入籍の際に入手しておけばパスポートの申請は可能です(少なくとも神奈川県では可能でした。都道府県による違いはないと思いますが。http://www.pref.kanagawa.jp/osirase/02/2315/shinki.htm を参照)。ただし受け取りの際は新しい戸籍が必要となりますので、新たに戸籍が編製されてからでないと受け取りは出来ません。自分は本籍が遠方にあり、今回の入籍でも本籍を動かさなかったため、事前に電話で本籍のある役所に問い合わせたところ、通常の書類に事情を説明した手紙を同封しておけば編製後直ちに新しい戸籍を郵送するとの回答を得ました。結局、入籍後14日目の2月3日に戸籍は届きました。

3.面接の予約とパスポートの受領とDS156の作成

自分たちは東京近郊在住で比較的容易にアメリカ大使館に赴くことが出来ますので、面接の予約はぎりぎりまで行いませんでした。予約をぎりぎりまで待ったのは、(少なくとも東京は)比較的直前でも予約可能であるという情報を聞いていたことと、予約時にパスポート番号を入力するので、妻の新しいパスポートが出来てからと思っていたからです。しかし結局は、戸籍が入手できた翌日の2月4日に妻の分は以前のパスポート番号を用いて2月8日の面接を予約しました。ウェブでちょくちょく予約状況を確認していたのですが、やはり直前になると予約が埋まりだしたのがわかり、確実を期するためにこのようにしました。妻のパスポートを申請した神奈川県では日曜日にパスポートの受領が可能なため、2月6日(日)にパスポートは入手できました。現状ではまだ妻も仕事を持っているので、これはとても助かりました。

他の書類はSEVIS費用も含めて全て事前に準備可能でしたが、DS156はパスポート番号の入力が必要ですので、新しいパスポートを取得した2月6日に作成せざるを得ませんでした。この結果、面接の予約時に用いたパスポート番号とDS156に記したパスポート番号が異なることになります。面接当日は古いパスポートも持参するように求められていますので、突っ込まれたら古いパスポートを見せて正直に説明しようと思っていましたが、何も訊かれる事はありませんでした。やはりあの面接の予約は、ただ単純に1日に面接する総数を制限するだけのようです。

返送用封筒はこちらで勧められているEXPACK500を使いました。全ての書類(封筒も含めて)をクリアファイルからはみ出さないように入れろと指示されますので、多少折り曲げにくいですが、EXPACK500を二つ折りにしてクリアファイル内に挟み込みました。申請の翌々日の2月10日午前中に無事ビザスタンプつきのパスポート(とその他の書類)が到着しました。

4. まとめと感想

(まとめ)
11月下旬 採用決定
12月下旬 2人分のDS2019(妻の分は結婚後の姓で作成)を入手
1月21日(金) 婚姻届の提出;新しい戸籍の入手の手続き
1月24日(火) 妻のパスポートの新規申請
2月3日(木) 郵送で新しい戸籍が届く
2月4日(金) インターネットで8日の面接を予約(妻の分は結婚後の名前;結婚前のパスポート番号で予約)
2月6日(日) パスポートの受け取り(神奈川県は日曜日に受領可能);DS156の作成
2月8日(火) 面接
2月10日(木) ビザ到着(EXPACK500を使用)

(感想)
Jビザを申請するのは2回目で、前回(2002年夏)は面接がまだない頃で、書類を全て郵送してからビザが返送されてくるまで2週間以上かかったように記憶しています。それに比べると、今回は面接後わずか2日でビザが入手できましたから、その意味では楽です。しかし、その面接のために2時間外に並ばされるのはやはりきついです。

アメリカの結婚制度がどうなっているのかよくわかりませんが、日本のような戸籍がなく、必ずしも結婚後に名前が変わるわけではないので、ひょっとすると実際に入籍せずに名前も変えずにJ2は入手だったかもしれません。しかし自分の場合、それを試すメリットを思いつきませんでしたので、問い合わせも試みもしていません。自分と同じような状況に置かれた方へのアドバイスとしては、自分の場合、(DS2019さえ入手できていれば)パスポートを作り直しても、入籍からビザ入手まで3週間足らずでしたから、パスポートを作り直さないメリットがない以上は自分のような方法がよいのではないでしょうか?追記で済ませようとしても、追記のためにはやはり新しい戸籍が必要ですので、パスポートの作成が6日で出来る現状では、メリットは手数料が900円ですむことだけでしょう(新規作成の場合は15,00円)。実は、自分たちの今回のビザ取得プロセスでは自分の両親が住む欧州に2人で挨拶にいったり、妻の仕事の都合や、入籍の日を大安に合わせたりしたのでかなりビザを取るのが遅れています。もし、それらを一切省略すれば1月の初旬にはビザは入手できていたと思います。

ポテトドクターさんから、在東京アメリカ大使館領事部でのビザ申請の体験談をいただきましたので、掲載します。(取得時期:2005年2月)


3月からポスドクとして留学するにあたり、東京のアメリカ大使館でVISAを申請しました。自分なりに気付いた点がいくつかありましたので、これからVISAを申請する方々の参考になればと思います。

コンピュータ:必要書類作成の際、Macintoshでは不具合が数多く起きました。WEBブラウザに問題があるようです。最初からWindowsを使えばよかったと感じました。 

必要書類:
<DS-2019>
留学が決まったら、なによりも先に手に入れます。これ以外の書類はすぐに用意できます。送られてきたら、間違いがないかどうかきちんと確認してください。私の場合、最初に送られてきたDS-2019に記されている名前に間違いがありました。

<DS-156>
アメリカ大使館のWEBページで作成。MacintoshのSafariでは、大使館HPのHOMEからVISAに関するページに行けませんでした。研究留学ネットのリンクからDS-156作成ページへ入り、そのまま問題なく作成できました。該当なしの欄にN/Aと入れるとエラーが出ましたので、空欄のままで提出しましたが問題ありませんでした。

<写真>
写真屋さんで撮りました。大使館敷地内にも証明写真の機械がありました。

<VISA申請料>
面接は2月でしたが、1月中に地方銀行のATMから東京三菱銀行虎ノ門支店宛てに振り込みました。金額はアメリカ大使館のWEBページでもわかりますし、虎ノ門支店に直接電話しても教えてもらえます。面接当日、大使館敷地内に入場した後、係員に振込んでいないことを指摘された人が大急ぎで振込みに走っていきました。

<DS-157およびDS-158>
アメリカ大使館のWEBページからPDFをダウンロード。手書きでよいのですが、私の場合はAdobe Illustratorで開き、必要項目を入力してPDF形式で保存。Acrobat Readerで再び開いて印刷しました(Illustratorで印刷した場合、自身で記入した日本語フォントが斜体で出ました)。DS-158のFAQでは、”職歴欄にアルバイト歴も書くように”となっておりましたが、一切書かずに提出して問題ありませんでした。

<SEVIS費用支払い確認書>
ネットで支払いました。MacintoshのSafari、Internet Explorer (IE)共にうまくいかず、同僚のWindows PCでIEを立ち上げてようやく支払いました。レシートの送付方法をAirとExpedited (+$30)のどちらにするか尋ねられます。私は面接の予約日まで10日しかなかったのでExpeditedにしたのですが、レシートは申請に必要ありませんので、$30損しました。支払い終了後にI-901支払い確認書の画面が出ますので、これを印刷して持っていきます。

<切手を貼った封筒>
書留用に660円分の切手を貼った封筒を用意した後に、EXPACK500の方が安く、丈夫で、ネットで追跡できるという点で優れていることに気付きました。

<クリアファイル>
赤いクリアファイルに挟んでいたら、大使館が用意していた透明なものに入れ替えるよう指示されました。

<面接予約書>
大使館WEBページの必要書類チェックリストページ最下部から予約画面へ。Safariでは予約できず、IEにて予約。画面を印刷。

<財政証明>
私は留学先から給料をもらい、その金額がDS-2019に記されていたので必要ありませんでした。

面接当日:
面接の予約時間は9:15でしたが、8:50に到着。大使館周辺はたくさんの警察官が警備していました。大使館に向かう横断歩道で、警察官に用事を聞かれました。すでに30人ほどの列ができており、20分ほど待って荷物検査を受け、敷地内へ入りました。敷地内にはさらに長い列があり、待っている間に係員から書類のチェックを受けました。不備のある人は、設置されている机で書きなおしたり、写真を取り直したりしていました。建物入口にて再び荷物検査です。カメラ、携帯電話は警備員に預け、ペットボトルは入口のクーラーボックスに入れます。入館できたのが9:50。ここまでで1時間でした。

ロビーには60〜80席あり、テレビが2台、トイレもありました。大使館員は、宝くじ売り場の売り子さんのように、穴の開いたアクリル板の向こう側に座っていました。名前が呼ばれるまでは本を読んで時間を潰していました。名前を呼ばれたら指紋をスキャナで採取されます。1分かかりませんでした。指紋採取の後はすぐに(約10分)名前を呼ばれ、アメリカで何を研究するのか等を英語で聞かれました。直前の夫婦には日本語でしたが、私にはいきなり英語でした。冗談も言ってきました。この間約2分で、「今日はこれで終わりです。1週間くらいでVISAが届きます。」と言われ面接終了。11時でした。

冬にはしっかりと防寒対策をして出向いた方が良いと思います。大使館係員の対応は非常に丁寧でした。乳児を連れていた夫婦は先に中に入れてもらえたようです。また、面接予約時間は全く重要ではないようです。

わいたさんから、在大阪・神戸米国総領事館でのビザ申請の体験談をいただきましたので、掲載します。(取得時期:2005年1月)


2005年春から学振の海外特別研究員として2年間アメリカの大学で研究を行う予定です。

そのために、2005年1月に大阪の米国総領事館にて私(J1)と妻(J2)のビザを取得してきましたので、その内容について報告します。

必要書類収集などの準備は、以下のようなスケジュールで行いました。

11月:
アメリカ大使館webページでDS-156をオンライン入力。またDS-157,DS-158もPDFファイルを印刷。受入れ先大学に連絡を行い、DS-2019を送ってもらえるように手配。

12月中旬:
インターネットにて面接日の予約(1月中旬、朝9時)を行う。年内は既に予約で一杯だったため、年明けの予約を行った。DS-2019さえ入手できる目処が立てば、他の書類はすぐに準備できると思うので、早めに面接の予約をするのが良いと思います。尚、ネットで予約した際、面接予約証明を印刷して保管しておく必要があります。

12月下旬:
受入れ先からDS-2019を受け取る。
必要書類を準備。
■財政証明の入手(日本学術振興会に問い合わせて、用意して頂きました)
■返信用封筒を用意(このホームページでの書込みを参考にして、郵便局のエクスパックを購入しました。1枚500円です。妻用と私用の2枚を用意したのですが、2人分まとめて送ってもらったため1枚ですみました。)
■ビザ申請料を振り込む(妻のみ。銀行のATMから入金しました)
■SEVIS費用をインターネットで支払う(私のみ)
■クリアファイルを準備

1月中旬:
面接当日
面接の予約時間は9:00だったので、当日は8:30頃に総領事館ビルに到着。梅田駅からは徒歩で10分くらいです。ビルの外で、警備員のおじさんの指示のもと列を作って並びました。面接予約証明(インターネットで予約した際のホームページの印刷)をここで見せました。8:30の段階でビルの外には10人ほどの列が出来ておりましたが、10分ほどでビル内(1Fロビー)に入りました。

ビルに入ると、まず最初にジャンパーの肩に米国領事館のシールをはられました。その後、手荷物のX線検査と、私達の金属チェックを受けます。飛行機に搭乗する際と同じような検査内容です。私達は携帯電話を持っていたのですが、X線検査の後に警備員に預けま
した。携帯電話のほかペットボトル、パソコン、カメラなどを持っていれば、そこで預けることになります(面接が終わればすぐに返却されます)。

ロビーには椅子が15席くらいあり、先に来られた方が座って待ってました。5分ほど待っていると、警備員に呼ばれます(5人ずつくらい)。別室に連れて行かれて、まず簡単な書類チェックがあります。書類チェックをしてくださった方は、日本人女性でした。

私の場合、書類には問題なかったのですが、写真に問題があったため(背景が水色だった)、取り直しを要求されました。妻は写真の背景が暗かったため、やはり写真の交換を要求されてました(妻は予備の写真を持ってきていたので、それで代用しました。)。総領事館のそばにカメラ屋があるので、そこで私の証明写真を取り直すことにしました。(大阪領事館から歩いて2,3分のところにあるカメラ屋で、写真に問題があった場合は皆さんそのカメラ屋で写真を撮られるようです。領事館で領事館からカメラ屋までの地図をくれます。カラー写真は1枚850円でした。)

X線&金属チェックを受けた後で外に出る場合は、上述の肩に張ったシールをつけたままで外出しなければなりません。領事館に戻った時に肩シールを見せると、優先的にX線&金属探知機を受けさせてもらえ、その後すぐに再び書類チェックをしてくれます。

書類のチェックで問題がなければ、エレベータに乗って、3Fの書類提出窓口に行くことになります。3Fには1から5番までの番号がついたブースがあります。1から3番までが書類提出用、4番と5番では面接用ブースとなっておりました。空いていたブースに並び、書類と新たに取り直した写真を2人一緒に提出しました。写真は事務の方がホッチキスでとめてくれました。書類提出窓口の担当の方は日本人でした。その後、面接まで3Fのロビーで待つことになります。

3Fには既に30人くらいの人が待っており、面接を受けるまで結構待たされます。1時間くらいはかかると思うので、本でも持っていくと暇つぶしになって良いと思います。しばらく待っていると自分の名前がアナウンスされるので、該当する番号のブースに行き、面接官と対峙します。まず最初に指紋を取られます。小型のスキャナーに左手、右手の順に薬指を載せてスキャンされます(アメリカ入国の際と同じ手順です)。その後、口頭試問なのですが、面接官に聞かれたのは、「アメリカに行く目的」、これだけでした。妻には特に質問はありませんでした。なお、面接官はアメリカ人だったのですが、質問は日本語でした。「どんなことを聞かれるのだろうか?」「ちゃんと聞き取れるだろうか?」と少し緊張していた我々には拍子抜けの面接でした。その後、面接官は書類に判子を押して、「ではビザを発行しますので、到着まで1週間ほどお待ちください」と言って、面接は終了しました。その間、1,2分。待ち時間は1時間ほどですが面接はほとんど形式だけでした。

総領事館を出た時間は10時40分だったので、全ての手続きに2時間ほどかかったことになります。

到着まで1週間ほどかかるとの事でしたが、面接の3日後にビザをはった2人分のパスポートが送られてきました。尚、送られてきたEXパックには住所が書いてあるだけで、差出人の欄は空欄のままでした。パスポートが入っているのに無用心だな〜と、ややあきれましたが、書類を真面目に準備した割には面接以降の手続きはサクサク進んだ印象をうけました。

ビザ申請のために準備した書類:
●総領事館の面接予認書
●パスポート
●DS-156
※オンラインで入力する必要があります。J2ビザ(妻)のDS-156には、3枚目のバーコード部分の上に、ビザ申請料金のATM支払い明細書を糊付けしました。
●DS-157
●DS-158
●DS-2019
※私と妻の分、2セットです。渡航先の大学に発行していただきました。
●写真(5cm x 5cm)
※背景色は明るめの白でないと撮りなおしを要求されるかもしれません。
●EXパック
●クリアホルダー
●I-901 SEVIS費確認書
※J1ビザ(私)のSEVIS費用の支払い証明書(インターネットのページの印刷)
●財政証明
※学振に発行してもらったもの。

mimiさんから、在大阪・神戸米国総領事館でのビザ申請の体験談をいただきましたので、掲載します。(取得時期:2004年8月)


このサイトで得た情報がとても役に立ったので、投稿させていただきます。

2004年8月23日に大阪領事館でJ-1ビザの面接を受けました。13:30の予約で、12:30に到着しましたが、既に10人くらい領事館の外で待っている人がいました。みなさん、13:30の予約でした。当日は、蒸し暑く、雨が降ったりやんだりでしたので、長時間外で待つのはイヤだなあと思っていると、13:00前に、荷物検査が始まり、建物の中に入れてもらえました。まず、館内に入る前にペットボトルなどの飲料は持込禁止で外で預かってもらえる場所がありました。中に入ると、まさに空港の入国審査と同じく荷物をエックス線に通し、ここで電子機器(携帯電話、デジカメ、電子辞書等)を申告して、預かってもらいます。ここでの対応は日本人の方でとても親切です。その後、一階のロビーで40分くらい待ちました。立ちっぱなしでした。中はクーラーが効いていて快適でしたが、この第一陣(20人くらい)に入れなかった人は外で長い列を作っていました。

40分後、ようやく、書類のチェックが始まり、OKの人から順に三階に行くように言われました。書類のチェックも日本人職員の方です。三階に行くと、病院の待ち合いのようなソファがあり、クーラーはさらに効いていました。(待ち時間が長いので、薄着だと寒くなります)目の前に、JRの緑の窓口のような受付が四ヶ所あり、14:00過ぎ、ようやく面接者の名前が呼ばれ始めました。それまでは、中で提出書類の確認をしていたようで、不備がある人はその都度、日本人職員に呼ばれていました。面接は、二箇所でしか稼動しておらず、順番は中々回ってきません。最初に中に入った順番と面接の順番は何も関係がないようでした。夫婦の人や子どもがいる人は、順番が早かったと思います。

というわけで、私が面接に呼ばれたのは15:30でした。領事館に到着して3時間後です。館内は座るところもあり快適なので時間待ちのために本を持っていくことをオススメします。私は、この日に限って何も持っておらず、とても待ち時間が長く感じました。指紋採取の後、面接で聞かれた内容は、

  1. アメリカで何をしますか?
  2. 日本では何の仕事をしていますか?どれくらいの経験がありますか?

の二点でした。すべて英語で、男性の若い米国面接官でした。英語が聞き取れなくても、聞き直せば、言い直してくれたりするので大丈夫だと思います。英語でパニックになっていた人のところへは日本人職員の方が助けに来ていました。

返信用の封筒は、ここのサイトを参考にEXPACK500にしました。四日後の26日には、ビザを貼ったパスポートが自宅に届きました。EXPACKは中の書類がきれいですし、料金で心配することがないのでオススメです。どこの郵便局でも売っています。500円で日本全国どこでも配達してくれる封筒です。

面接の英語を心配していましたが、大変だったのは、待ち時間でした。

以上、これから行かれる方の参考になれば幸いです。(提出書類については、他の方の記事を参考にしてください。面接の情報だけに絞りました)

courgetteさんから、在ベルン米国大使館でのビザ申請の体験談をいただきましたので、掲載します。(取得時期:2004年8月)


ジュネーブ大学でポスドクをしておりますcourgetteと申します。アメリカへの移転に伴い、在ベルン・アメリカ大使館 http://www.usembassy.ch/ にてJ1Visaの申請を行いました。 

スイスには、アメリカ大使館の派出所のようなところが各地に存在しますが、Visa申請はベルンの本部でしか出来ないことになっているためベルンに行くことになります。

1. インタビューの予約
DS-2019をアメリカの受け入れ機関から受け取ったのが7月初旬。その時点でアメリカ大使館に電話でインタビューの予約をしました。この時期は申請者が多いためか、インタビューは一ヶ月以上先の8月13日の朝8:30になりました。ジュネーブからベルンまでは電車で2時間くらいですが、もっと遅い時間にしてもらえるならと再度電話しましたが、インタビュー時間の変更は出来ないと拒否されたので結局前日にベルン入りしました。

2. 申請書類の準備
申請に必要な書類等は以下の通り(ベルン・アメリカ大使館のHP参照)。
a. 申請費用130スイスフラン。前日までに郵便局に備え付けのピンク色の振込用紙を用いて振り込む。レシートを申請書類と一緒に提出。
b. パスポート
c. 写真。町中で見かける証明写真用のインスタントカメラで撮られた写真は受け付けない。アメリカ大使館のHPにアメリカのVisa申請用に写真を撮ってくれる写真屋さんのリストが載っているので、そこに行って撮ってもらう。私はジュネーブのFast Foto(118 Rue de Rho^ne)で撮ってもらいました。1時間程度で出来上がりました。4枚一組で25スイスフラン。HPには“Two Photographs”と書いてありますが、結局一枚で十分と言われました。
d. スイスの滞在許可証(私の場合はPermission B)
e. DS-2019
f. DS-156、DS-157(男性のみ)、DS-158
g. 切手の貼られたA5サイズの封筒。提出したパスポートの返却用。表に郵送先を書く。郵送先は自宅でも大学でもどこでもよい。パスポートが入らないといけないので、それより小さかったり幅が狭すぎてもいけないので、A5サイズが好ましいようです(それより大きいA4でもよいかどうかはわかりません)。郵便局で、パスポートくらいの重さならスイスのどこに送っても1スイスフランだと言われましたが、一応パスポートのような重要度の高いものを郵送する場合は追跡調査の可能なReccomodeという郵送方法を取るのがよいと郵便局の方に言われました。よって、5スイスフラン(パスポートだけなら5スイスフラン払っておけば、Recomodeとして郵送してもらえる)の切手を購入し、それを封筒に貼る。

3. インタビュー当日
  面接時間は8時30分。ベルン駅から19番バスに乗り、Ka-We-Deで下車(駅から10分ほど)。警備員が数人立っているゲートから中に入るとすぐにアメリカ大使館が見える。8時に到着した時点ですでに3人が開門を待っていました(一人はその後列を離れたので実質3番目でした)。

 8時20分くらいになって門が開き、大使館の職員が先頭から順にパスポートと写真を確認し、予約の確認をする。問題なければ番号の貼られたクリアファイルの中に提出書類を入れるよう指示される。注意事項の書かれた看板には書類の入れ方まで載っていたが、職員からは何の指示もなかったので、持ってきたそのままバサっとファイルに入れました。その際、パスポートだけはそのまま持っているように言われました。

 8時30分になり、門をくぐり、まず持ち物検査を受けました。その際パスポートを見せるよう言われる。バッグの中にはMP3プレーヤーや飲み物などが入っていましたが、バッグごと預かってくれたので没収や捨てられることはありませんでした。建物の中に入り金属探知機によるチェックを受ける。ポケットの中の物をテーブルの上に出し、まず金属探知機のゲートをくぐる。反応したので、さらに警備員によるチェックを受ける。ポケットの中に入れていたチューインガムの紙に反応しました。いつも持ち歩いているスイスアーミーナイフは預けたバッグの中に入れてくるように指示されました。

 持ち物チェックを終え、Visa申請のカウンター近くの待合室に並べられた椅子に座り名前が呼ばれるのを待つ。2、3分程して自分の名前が呼ばれました。建物の中に入ったのは3番目でしたが、呼ばれたのは一番最初でした。窓口は4、5カ所ありましたが、自分が行くように指示されたのは扉のある窓口でした。担当はアメリカ人(だと思う)の方でしたが、日本語を少し話す年配の方でした。書類の不備を2、3カ所直した後、DS-2019がパスポートにホチキス留めされました。書類はすべてOKということで再度待合室に戻り名前が呼ばれるのを待つように言われる。10分くらいして、再度名前が呼ばれ、今度は扉のない窓口に行く。ここからがインタビューでした。「スイスにはどれくらい住んでいるのか?」と聞かれ、「約一年です」と答える。「どれくらい住む予定か?」と聞かれて「?」となる。「アメリカに行った後、スイスに戻ってからどのくらいここ(スイス)に住む予定か?」と聞きたかったらしい。「アメリカに行った後は日本に戻ります」と答える。「いつアメリカに行きますか?」に「9月30日に行きます」と答える。質問が終わると左人差し指、右人差し指の順に指紋読み取り機の上に指を置き、指紋を取られました。

 「ではVisaは明日パスポートと一緒に郵送します」と言われ、インタビュー終了。大体30分程ですべての行程が済みました。アメリカ大使館に着いてからでも1時間程しか経っていません。待ち合い室には20人程、門の外にも30人程の列が出来ていたので、予約時間が早朝でかえってよかったかもしれません。

 8月16日、無事パスポートを受け取りました。土日にかかったため、到着が少し遅れましたが、Visa申請から3日で受け取ることができました。パスポートの査証の欄にはちゃんとVisaが貼られていました。発行日はインタビューの日の8月13日になっていました。

内科医7年目さんから、在大阪・神戸米国総領事館でのビザ申請の体験談をいただきましたので、掲載します。(取得時期:2004年8月)


在大阪・神戸総領事館でのJ1申請体験談です。このサイトにおせわになったので投稿します。

全く初めての経験でしたが、面接は2分、ビザは面接から2日で自宅に郵便書留めでおくられてきました。(自宅は福岡)自分は大学病院に所属し、秋からresearch scholarで留学しますが、給料はなしで、日米医学交流財団からの奨学金+自費です。

注意したことは、
1.一応自分で将来帰ってきます、という作文を100 wordsぐらいでかいた。
2.在職証明書を同封した。
ことぐらいでしょうか。面接の内容も「あなたは医者ですか?」「お金はどうしますか」「何を研究しにいきますか?」「その研究はどういうことをするのですか」といった簡単な内容でした。嫁さんは「あなたは主婦ですか」とだけきかれていました。

ほとんど取り越し苦労のような気がしましたが、それにしてもビザがこんなにはやく来るなんてビックリしました。

TOMOTOMOさんから、在東京アメリカ大使館領事部でのビザ申請の体験談をいただきましたので、掲載します。(取得時期:2004年7月)


2004年7月28日に在東京アメリカ大使館にてJ-1,J-2ビザ申請をしてきましたので,御報告いたします。

1. 書類準備
6月下旬に大学よりDS-2019が家族全員分届いたのですが,次男の性別が女性になっており,再発行を依頼したため結局書類が揃ったのは7月初旬で,その時点で面接の予約できたのが7/28でした。子供連れということもあり,できるだけ早く終わらせるために朝一番の8:15の予約としました。

書類の作成は代理店を使ったのですが,DS-157,DS-158については自分で全部記入するように依頼され,結局代理店がやってくれたのは,DS-156の電子版の作成,会社の総務から財政証明書の取得,クリアフォルダへのパッキング(後でやりなおしますが),手数料の振込みなどだけです。一応DS-157,DS-158のチェックなどもしてくれたようですが,全部自分でやってもたいした手間ではありません。次回は自分でやることにします。

2. 面接当日
当日は,7:30に大使館に到着した時点で門の外に12人が並んでおり,13番目となりました。朝とは言え炎天下ですので,帽子と飲み物は用意しておいた方がよいでしょう(ただし飲み物は持ち込めませんので外に並んでいる間に飲み干すか門のところのゴミ箱に捨てることになります)。

8:00から門が開き,1人ずつパスポートと予約票のチェック,手荷物検査があり,金属探知機のゲートをくぐることになります。この時点で門の外には70〜80人程度が並んでいました。

門をくぐると建物の入口に並びます。建物の入口が開くのは8:15です。入口では書類のチェック(クリアフォルダへの入れ方,写真などチェックされます)を受け,再度手荷物検査などを受けます。携帯電話などの電子機器はすべてここで預けることになります。書類のクリアフォルダへの入れ方ですが,代理店は家族それぞれのパスポートに書類を挟んだ状態で全員分を1つのクリアフォルダに入れればよいということでパッキングしていましたが,1人ずつ別のクリアフォルダに入れて,パスポートは写真の面が見えるように開いた状態で入れるように言われました。4人家族ですので,3つクリアフォルダが不足しますが,その場所にありますので心配要りません。

いよいよここからがひたすら待ちです。7/20から在東京アメリカ大使館でもビザ面接の際に生体情報の登録(両手人差し指の指紋の採取)がはじまりました。はじまったばかりということもあってか,非常に手際が悪くかなり時間がかかっています。

8:15の予約でしたが,実際に窓口が開いたのは8:45頃です。しかも1箇所だけで(窓口の数だけは10ほどあります),だいたい2〜3分に1人のペースで呼ばれます。しかし,この窓口では面接は行われず,指紋の採取だけです。呼ばれる順番はだいたい最初に並んだ順ですが,時々前後しているように印象です。待合室にベンチはありますが,すでに座れない人が出ている状態でした。

結局13番目に並んでいた私が呼ばれたのは9:20頃で,妻と一緒に呼ばれました。"Can you speak English?"と聞かれて"a little"などと答えると,「左指載せてください」「次,右指」と片言の日本語で指示されます。これは窓口の担当者によってかなり違います。

それが終わるといよいよ面接かと思いきや,全然呼ばれません。この時点では指紋採取で2つの窓口,面接で2つの窓口が開いていますが,指紋採取が律速になっているようで,面接の方はある程度まとまったら呼ぶという感じでした。結局私が面接に呼ばれたのは10:30頃です。呼ばれたのは私1人だけで,最初から日本語で「家族でいきますか?」"yes",「奥さんはいらしてますか?」"yes", 「それじゃ呼んでください」, 「英語はしゃべれますか?」"a little","No!",「むこうではずっと英語ですから,がんばってくださいね,心配ですか?」"Yes" 「だいじょーぶ」(言っていることがあっていないような), 「(長男の書類を見て)男の子ですね?」"Yes", 「(次男の書類を見て)かわいいですね」"Thank you", 「では1週間でビザできます。この紙どうぞ」で終了です。結局私が発した言葉は"Yes","a little", "Thank you"だけ,妻に至っては"No!"だけでした。紙には,「ビザの発給仮決定しました,1週間程度でできます。ただし,ケースによっては前後する場合があります。」と書かれていました。

結局VISAは紙に書かれている通り,1週間で出来上がり,パスポートに貼られた状態で返されました。DS-2019などの書類は白い封筒に入れられ,これもパスポートにホチキス止めされていました。普通の長封筒なので,パスポートからはみ出ており,かなり邪魔ですが,はがさない方がよさそうです。

bukkosibukobukoさんから、在東京アメリカ大使館領事部でのビザ申請の体験談をいただきましたので、掲載します。(取得時期:2004年7月)


2004年7月、在東京アメリカ大使館領事部でのJ−1ビザ申請体験談です。

米国留学先からDS2019が送付され、7月1日アメリカ大使館で面接によるビザ申請をしました。最終的にビザは面接日から8日目に郵送されてきました。

1. NETでビザ申請日予約を取り付ける。
6月中旬に米国研究期間よりDS2019を受け取り、アメリカ大使館のHPの面接予約システムから7月1日 AM 9:45の面接予約をとり、確定日と時間の書いた画面のプリントアウトしました。(家族全員分)

2. 申請書類を作成する。
アメリカ大使館HPよりvisa申請に必要なDS-156はHPに必要事項入力しプリントアウトしました。DS-156に貼り付ける写真は指定通り背景を真っ白で撮影してもらいました。当然、ビザ申請料振込の控えはDS-156の3枚目のバーコードの下にのり付けしました。尚、DS-157,DS-158については、手書きするのが面倒くさいので、未記入のものをHPからダウンロードした後、Photoshopを使って文字を上書きしてプリントアウトしました。

3. 持参書類

○パスポート (期限切れのモノも合わせ全てを持参しました)
○DS156
○DS-157
○DS-158
○返信封筒(切手を貼った状態です)
○クリアホルダー
○DS2019(大学から送付された者に自署と日付記入、尚私の場合先方よりの給料記されていました)
○ビザ申請日時の証明書
***
尚、私の場合は、DS-2019に給料が明記されていたので銀行残高証明書は持参しませんでした。
***
また、米国大使館HPにJ−1ビザ取得に際して必要とされている、【プログラム終了後日本に帰ることを証明する書類】は事前に大使館にFAXで不要(必須ではない)である事を確認したため持参しませんでした。

4.面接当日
面接予約は9時45分でしたが30分前に正面玄関に到着すると、すでに100人以上が並んでました。門の前で必要書類を警備員に渡しチェックされ、持ち物検査を受け、門を通過した時点ですでに30分以上の遅刻でしたが何の問題もありませんでした。大使館内部の建物の前で職員が申請書類を回収され、建物入り口を通過してすぐに第二の荷物検査(X-ray)を受け建物内部へ入れました。内部はすぐ待合室になっていて、窓口で自分の名前が呼ばれるのを待ちました。11時ぐらいまでは窓口担当は一人または二人しかいなく、待合室には200人ぐらいいたので非常に午後まで待たされる事を覚悟しました。しかし、12時に近づくにつれ窓口担当者はドンドン増えていき、面接とは名ばかりで、自分が呼ばれた時は英語で【あなたのビザは2週間前後で発給されます】と一方的に言われ、同じ事が記載されている紙ぺらを渡されて全て終了でした(当然、パスポートは大使館預かりになります)。大使館を出た時間は11時45分でした。。。。。。。

5.到着
面接日から8日目の朝、家族3人分のビザがそれぞれのパスポートに貼り付けられた形で郵送されてきました。
しかし、妻の封筒に私のパスポートが入っていて、息子の封筒には妻の、私の封筒には妻のパスポートが入ってました。。。。

6.結論
面接とは名ばかりで、アメリカ人はテキトーである。。。。

yさんから、在大阪・神戸米国総領事館でのビザ申請の体験談をいただきましたので、掲載します。(取得時期:2004年6月)


在大阪・神戸総領事館でのJ-1Visa申請体験談を送ります(2004年6月1日)。このサイトではとても有用な情報をたくさんいただきましたので私の体験が役に立てばと思い投稿させていただきました。

1.面接予約まで

7月からの留学予定ですが、4月末に面接予約を入れましたが、その時点で6月1日からしか空いておらず、6月1日の予約を取りました。DS-2019は5月初旬に到着。面接予約と同時に申請費用を入金し、書類を作成しました。

2.申請書類の作成

以下のものを用意、持参しました。

  • パスポート
  • DS-156:英語版のDS-156を作成しました。Windowsで作成しました。PDFをプリントアウト。サインは英語で書きました。
    写真は写真屋さんへ行ってとってもらいましたが、背景は必ず白くなるようにと頼みました。領事館のHPをプリントアウトし、サイズを間違わないようにお願いしました。
  • 申請費用(4月は10700円)は地方銀行のATMで振り込みました。領収書はDS-156の3枚目のバーコードの上に糊付けしました。(大阪の領事館のHPには2枚目との記載がありましたが、東京の総領事館のHPには3枚目のバーコードの上、との記載があったので。)どちらでもかまわないように思います。ホチキスでは留めずにクリップで留めましたが、面接時には何も言われませんでした。(大阪の領事館のHPはホチキスで、とありましたが、東京のほうは、ホチキスではとめないようにとの記載がありました。)
  • DS-157:英語版のDS-157をAdobe Reader上で記入しました(日本語版は書き込めませんでした。#3は英語版では日本語フォントを使うと●になってしまっため空欄のままダウンロードし、黒のボールペンで手書きしました。#12は上司の名前がフルネームでわからないようなものは省きました。(DS-158も同様にわからない部分があるものは省略しました)私自身、現職につく前は学生時代のアルバイトくらいしかいていなかったので、アルバイト先を書きました。 #17の学歴は、書けるところまで書き、別紙に質問を写してすべての記載内容を書きました。(DS-157の中に書き込めた部分も重複しますが書きました。)
  • DS-158:職歴は、同じ組織内で違う部署に配属されたものも書きました。アルバイト等については、DS-157に記載したのと同じものを書き、あまった欄にはN/Aと書きました。
  • DS-2019:サインは英語でしました。
  • 切手(240円)を貼り、宛先、宛名を記したA4封筒を準備しました。
  • クリアファイル。
  • BossからのOffer Letterのコピーも入れましたが、VISAが送られてきたときに一緒にコピーも帰ってきました。

3.面接当日

午前1時30分の予約だったのですが、JR大阪駅から徒歩10分くらいで1時間前に着きました。45分前から領事館前に並ぶように言われ、順番に並んでから荷物のチェックを受けたあと、領事館の入り口(外)に再度並びました。結局、30分以上は炎天下の中外で並んでいたことになります。1時30分頃、書類を集めにきました。私は書類にミスがあったので、ミスがあった書類のみ手渡され、中に入ってから手直しし、領事館の3階の1番のカウンターに提出するように言われました。面接前に書類のミスが発覚し動揺しましたが、無事腕に入館許可のシールを貼ってもらい、領事館の中に入れてもらうことができました。

総領事館の玄関で、携帯電話、電子辞書、デジタルカメラ等の電子機器を警察官に預け、空港で受けるのと同じ金属探知機のようなセキュリティーチェックと荷物チェックを受けました。運転免許証などの身分証明書は、見せませんでした。

1階には付き添いの方のための椅子が置いてありました。未成年の方の付き添いは、ここで待つように指示されていました。私は、ここで書類のミスを訂正しました。(書類の訂正は、3階で行っても言いと言われましたが、預けた携帯電話の中に記載に必要なデータが入っていたので、1階で訂正しました。)ここでは携帯電話の電源は入れてもいいが電話はしないようにと警察官に念を押されました。電話をする場合は緑の公衆電話があったので、これを使うのかなぁ?と思いました。面接は領事館の3階で、エレベーターで3階にあがりました。病院の待合みたいに長椅子が置かれてありました。。窓口はガラス張りで、面接はNo.4と5で行われていました。No.1は書類のミス等に対応するための窓口のようでした。

4〜50分くらい待った後。4番窓口に呼ばれました。英語圏で学んだような履歴がある方には英語での質問があるようでした。日本語で何を研究しますか?誰が貴方に給料を払いますか?と聞かれただけで、面接は終わり、2週間くらいでビザがおりますと言われましたが、3日で届きました。(特に速達にもしていなかったのですが)

1階に下りて携帯電話等を返してもらい、2時30分頃に総領事館をでました。この時点で外に並んでいる人はいませんでした。

最後になりますが、提出する書類さえそろっていれば、その場で訂正させてもらえるので、あまり神経質になる必要はないように思いました。(私もミスをしていましたが、訂正すれば何もいわれませんでした。)記載内容も「すべて」と書いてあったりしますが、領事館は興信所ではないので、必要事項を書いていれば特に問題はないのだと思いました。切手を貼るのを忘れて近くのコンビニに買いに行くように指示されている方もおられました。また、午前に面接予約をしていて、書類の不備で面接を受けれなかったらしき人が、午後に面接を受けに来られていました。

余談になりますが、外で待つ時間も長いので緊張してトイレに行きたくなったら・・・?なんて変な心配をしていましたが(こんなことを思うのは私くらいかもしれませんが)面接をする領事館の3階には、トイレもあったのでそんな余計な心配は無用でした。

ponkoさんから、在大阪・神戸米国総領事館でのビザ申請の体験談をいただきましたので、掲載します。(取得時期:2004年3月)


在大阪・神戸総領事館でのJ-1・J-2Visa(妻、子供3人)申請体験談を送ります(2004年3月3日)。当サイトで時々話題に挙がっていますように、大阪での面接予約は大変込み合っています。当サイトを参考にしながら、面接予約日の変更を申請しましたが、FAX予約からインターネット予約の両方を経験して、重要な変更点に気が付きましたので(本当は総領事館の職員に指摘された・・・)ので、これも経験と思って投稿します。

1.面接予約まで

4月からの留学予定ですが、大阪での面接が込み合っているとの情報から、1月中旬に面接予約をFAXで行いました。その時点で3月29日からしか空いておらず、3月29日の予約を取りました。2月1日から予約方法がインターネット予約に変更。DS-2019は2月17日に到着。4月1日プログラム開始となっていたので、面接予約変更を、FAXでの予約承認書、DS-2019、パスポートのコピーを添えてFAXで申し出たところ、翌2月18日の朝にFAXで「10時からインターネットでキャンセル分の追加予約を受け付けるので、以前の分をキャンセルして新たに申し込むように」と返事が来ました。FAX予約分のキャンセルをFAXから行い、10時にインターネットで予約ページを開けると、3月のほぼ半分くらいの日は予約可能となっており、3月3日に予約をしました。予約取得ページをプリントアウトする必要がありましたが、我が家にはプリンターが無く、慌てて家電屋さんに買いにいき事なきを得ました(笑)。

夕方に予約取得ページを開けてみたところ、3月は全て埋まっていましたが、2日後の10時頃にまたいくつか予約取得可能な日が表示されていました。

2.申請書類の作成

以下のものを用意、持参しました。

  1. パスポート
  2. DS-156:英語版のDS-156を家族5人分作成しました。Windowsでスムーズに作成でき、PDFをプリントアウト。作成後2箇所に間違いを見つけ、赤ボールペンで2本線を引き、修正分を記入しました。サインは妻だけが自分で行い、子供の分は私が日本語でサインしてby fatherと付け加えました。
  3. 写真は自宅の白い壁をバックにデジタルカメラで撮影。Photoshopで企画にあうサイズに加工しプリントアウト、糊付けしました。
  4. 申請費用(3月は10800円)は東京三菱銀行のATMで1人ずつ計5回に分けて振り込みました。領収書はDS-156の2枚目左端に文面にかからないように糊付けしました。ホチキスで書いてあったのにあとで気づきましたが、面接時には何も言われませんでした。
  5. DS-157:私と妻の分を作成。英語版のDS-157をAdobe Reader上で記入しました(日本語版は何故か書き込めなかった)。#12,13,17は全部書き込めなかったので空欄のまま、また#3も英語版では日本語フォントを使うと●になってしまっため空欄のままダウンロードし、結局#3.12.13,17は黒のボールペンで手書きしました。妻の分は#3のみ妻の自書、残りは私が記入しました。
  6. DS-158:家族5人分を作成。サインは日本語でDS-156と同様。
  7. DS-2019:サインは英語。子供の分は私がしてby fatherとしました。
  8. 銀行の残高証明書(シティバンク、1週間かかると言われましたが実際には3日で郵送されてきました)。
  9. 英文のエッセー。100字程度。目的と帰国後の予定について。
  10. 戸籍謄本1通
  11. 切手(書留速達890円)を貼り、宛先、宛名を記したA4封筒。
  12. クリアファイル。家族1人ずつ計5部に分けていましたが、並び替えやひとつにまとめるような指示は無くそのまま受け取られました。

BossからのInvitation Letterは持参しましたが、DS-2019に職種や給与のことが記載したあったので、提出しませんでした。

3.面接当日

午前8時30分に新大阪駅からタクシーで総領事館へ。道はそこそこ込んでいて15分、1280円で到着。既に領事館前には50人ほどの列ができていました。

並んでいて9時頃に書類を集めにきたので5人分提出すると、面接予約承認書が1通足らないと言われました。Jvisa申請家族は1通で良いと聞いていたのですが、と問うと、FAXではそうだったがインターネット予約では面接が必要な人ごとに(つまりこの場合は私と私の妻の計2人)必要なのだとの返事で、私と妻は面食らい困惑の表情を隠せませんでした。FAXでの予約をインターネットで変更した経緯を説明したところ、面接許可をもらえました。とても親切に対応してもらえました。

総領事館への入館は9時30分、携帯電話を預け、セキュリティーチェック後、1階の窓口で免許証を身分証明証として渡し(私と妻の分)、VISA取得のための来館者であることを示すプレートを貰い、胸につけました。

1階には待機する同伴者のための椅子が20脚ほど置いてありました。私たちは子供を連れてエレベーターで3階の申請窓口に行きました。病院の待合みたいに長椅子が15ほど置かれてあり、既に一杯でした。窓口は丁度JRの緑の窓口風に横並びで5つあり、面接業務は2つの窓口(No.4と5)で行われていました。

待つこと40分、10番目くらいに4番窓口に私たち家族が呼ばれました。
簡単な挨拶(こんにちは。How are you?)のあと
1. 何を研究しますか?(日本語)
2. 誰が貴方に給料を払いますか?(日本語)
質問はこの2つだけでした。

余談ですが、子供も一緒に窓口に連れて行ったら、「チュッパチャップス」を2個くれました。隠れて見えなかった娘に途中で気づき「ハロー」と挨拶したあとに「ゴメンナサイ。ミエナカッタノ」と言って。もう1個「チュッパチャップス」をくれました。最後にDS-156にサインしながら一番下の息子に「オトシイクツ?」と質問、「2歳」と答えたところで、「ダイジョウブデス。イッシュウカンデビザハッコウデキマス」と言われました。

とても和やかに面接が進み良かったです。1階に下りて携帯電話、運転免許証を返却してもらい、10時40分に総領事館をあとにしました。この時点で外に並んでいる人はいませんでした。

最後に:
1. 注意点ですがJ-visaをFAXで面接予約をしていた頃は、予約承認書は家族に1部で良かったのですが、インターネット予約では面接予約対象となる人1人に1部の面接予約承認書が必要なようです。したがって配偶者にはインターネットでの予約承認書が必要になるようです。
2. 外で待つ寒ささえ問題なければ、子供連れでの面接もあまり心配要らないように思います。私の場合はかえって和やかな面接となったと思います。

以上です。ご家族連れ(特に子持ちで)で面接を受けられる方の参考になればと幸いです。

k-taroさんから、在東京米国大使館領事部でのビザ申請の体験談をいただきましたので、掲載します。(取得時期:2004年2月)


東京米国大使館でのJ−1ビザ申請体験談2004年2月です。

米国へ留学することが決定し、DS2019が送付され、本日アメリカ大使館で面接によるビザ申請を本日(2月20日)してきました。ビザは2週間程で送られてくるとのことでしたが、重要な事項は今度申請するかたに早めにお知らせするべきと考え、ビザ申請期間投稿でなく、こちらで投稿させていただきます。2週間の長期記憶を保持できる自信もありませんでしたので(笑)。

1.ビザ申請日の予約をアメリカ大使館のwebでとる。
2月9日に米国大学からDS2019を受け取り、その時点でアメリカ大使館のweb site(http://japan.usembassy.gov/j/tvisaj-main.html)でビザサービス,面接予約新システムから(http://japan.usembassy.gov/j/visa/tvisaj-interview3.htmlvisa)申請日の予約をとりました(このとき何故かMACでは予約日の確定が出来ず、結局、windowsで行いました。さらに、その確定日と時間の書いた画面のプリントアウトが必要ですので(申請日当日に持参しないといけない。)、プリントアウト可能な環境設定が必要です。ご注意ください。)。東京の大使館で申請日は2月20日の午前8時15分(8時45分もありましたが早めにしました。)にしました。(2月19日午後7時に確認したところ2月中は全て埋まっていました。3月はまだどの日も空いていました。)

2.申請書類を作成する。
アメリカ大使館のwebにもどり、visa申請に必要な書類について確認し、記入しました。私はJ-1(初回、面接)なので、用意し、持参したものは次の通りでした(各自でアメリカ大使館のwebで再度ご確認して下さい。)

  1. パスポート
  2. DS156 (私の場合、何故かMACでpdfで返却されず(3回試行)、windowsで作製し、pdfをプリントアウトしました。面接当日に、pdfでプリントアウトされたバーコードつき書類でないと本日は受付しないといわれ、午前中までに近くのインターネットカフェで作成し、プリントアウトして持ってきてくれれば当日の受付をしますと、職員の男性が言っていました。webではそうは書いていませんのでご注意を。)
  3. 写真(大きさが小さかったり、背景が暗いと問題になるみたいです。私は簡易証明写真機でとり、背景がやや青がかっていましたが大丈夫でした。取り直していたヒトもいました。入り口に1000円で簡易証明写真機がありました。)
  4. ビザ申請料金オリジナルの領収書(2月の料金は10800円とwebで指定があり、月によって為替により変動すると考えられます。また、東京三菱銀行からのATMでの振込での証明書ですが、ATMにより現金を受付していないもの、また、受付時間が決まっていますので、余裕を持って振り込まれる事をお勧めします。私はぎりぎりでひやっとしました。)
  5. DS-157(ダウンロードして記入)
  6. 返信封筒(切手は190円とか200円とか情報がありますが、当日の職員の男性は190円以上と言っていました。私は速達にしたので十分な金額を貼りました。)
  7. クリアホルダー
  8. DS158(ダウンロードして記入)
  9. DS2019(大学から送付された者に自署と日付記入)
  10. ビザ申請日時の証明書(前述)

裁判記録、警察証明、成績証明、I-20、財政証明(DS2019に、1年間のsupportする給与が記入されており、不要と判断しました。)は項目外及び不必要と考え持参しませんでした。

3.面接当日
面接は2月20日8時15分東京のアメリカ大使館で予約しました。
当日、要人が来日するのか警備がものものしく、行く途中に警官にどこに行くのか呼び止められました。7時50分に正面玄関に到着すると、15番目でした(あとで2,3人前に入って来たので正確には17,8番目ぐらいでした。)。8時から開門で列は約30名ほどになっており、門の前でwebからダウンロードした予約日時証明書、持ち物検査、食料をクーラーボックスに預けるよう警官?のチェックが入りました。8時10分すぎに門を通過。建物の前で職員が申請書類をチェックし、回収(このときクリアフォルダーにパスポートを写真を前面に、DS156を次に、そして申請書類を、そして後ろに予約証明書、その前に返信用封筒をと言われました。申請書をまとめていないとホチキスでとめるよう指示され、列の後方へ並び直しになっていたヒトがいました。また、写真もここでチェックされていました。写真機が近くにありました。)。そして、電子機器の電源を切りかごへ入れ預け、飛行機の搭乗時にするように手荷物、コートをXray(と思われる)検査、自分自身はゲートを通過(さすがに靴を脱ぐようにとはいわれませんでしたが。)し、待合室で自分の名前が呼ばれるのを待ちました。待合室は大学病院の調剤待合所の様な所でした。電光番号表示板があり、電子機器を
預けるときの札番号か、パスポート番号が呼ばれるのかと思いましたが、番号は関係なく、直接窓口から自分の名前が呼ばれることがあとで分かりました。8時57分頃から2つの窓口が開き(窓があり、カウンター越しに、プラスチック板を介し(チケット販売のよう)話をします。)面接が開始されました(おそらく9時からが業務開始なのでしょう。)。私は9時15分頃に名前が呼ばれ、特に質問もなく、英語で2週間ぐらいでビザが届くでしょう。といわれて終了でした。
そして大使館を出たのが9時20分位でした。門の外には列はありませんでした。

まとめ

  1. アメリカ大使館のwebで予約日を決定し、予約日証明書をダウンロードする。
  2. アメリカ大使館のwebで必要書類を確認しながら面接日に備える。特にDS1566はバーコードつきでないと受付しないとまで言われていましたので注意してください。写真の大きさ、明るさも重要です。クリアフォルダーは必ず持参し、書類をクリップかホチキスでとめることをお勧めします。
  3. 面接は開門が8時から、面接が9時からであった。遅くなればなるほど待つ事になると考える。
  4. ビザは2週間で届くであろうとのことでしたが、まだ確認していない事、そして、あくまで2月20日現在での情報ということをご承知置き下さい。

また、ご参考までに、面接の時間の設定が他の体験記と異なっていると思います(他はweb予約かは定かでありませんが、9時予約とか、、、)。2月20日の大使館の警備がものものしく感じた(普段がどうなのか知りませんので主観的な意見です。)ことと合わせると、大使館側が特別な理由で面接の予約人数を減らしており、8時15分、45分からの予約としていたのかもしれません。また、そのために人数が少なかったために列に並んでから門を出るまでに(幸運な事に)1時間30分の所要時間ですんだかもしれません(かなり主観的な意見なので参考程度に聞き流してください。)。

以上です。皆様のお役に立てば幸いです。ちなみにアメリカ大使館がホテルオークラの隣にあったのには申請日当日まで気がつきませんでした(笑い)。

ぺこさんから、在大阪・神戸米国総領事館でのビザ申請の体験談をいただきましたので、掲載します。(取得時期:2004年2月)


2月13日 大阪神戸総領事館にて

9時に予約を入れていたが、思いのほか早く(8:10)着いてしまったが、すでに2,3人の人が待っていた。私は寒さしのぎの為、領事館の様子が見える近くのスタバでお茶をした。

8時35分頃には、約30人ほどになっていた。

8時50分頃から、建物への案内があった。セキュリティーチェック、ID提示のあと、3階へ。お噂通りきっつ〜〜〜い口調で、申請者に対応されている係りの方がおられた。この時点で9時10分。

きっと、午前中いっぱいはかかるだろうなぁ〜と思っていたら、50代ぐらいの夫婦、大学生ぐらいの女の子のあと、三番目に呼ばれた。並んでいたのとはぜんぜん関係なく呼ばれたような・・・

はじめ日本語で、職業を聞かれ、英語を教えていると言ったら、英語での会話が始まった。けど、聞かれた事はいたって簡単で、普通の入国審査並の質問だった。あまりに簡単に終わりすぎたので、ちょっとがっくりした。

あと、一階に付き添いの人が待っていられるスペースがあったので、いっしょにいかれても大丈夫だと思います。

たぬきさんから、在東京米国大使館領事部でのビザ申請の体験談をいただきましたので、掲載します。(取得時期:2004年2月)


2/1にインターネット経由で2/10東京10:15の予約を取りました。

DS-156は自宅から英語版のフォームで入力し、すんなりとダウンロードできました。その他の書類は、こちらの掲示板で教えていただき、Acrobatで作成しました。

面接当日、9:45に到着すると、門の前に100人くらいの行列ができていました。行列の先頭に行ってみると、その時点で9:30の予約の人が入っているところだと言われ、列の最後尾に並びました。1時間待ったところで門の中に入ることができましたが、建物の入り口前にまだ100人以上の人が並んでいました。書類を係の人に渡すと、クリアファイルに入れる向きや順序などを指示されました。古いパスポートはすぐ出せるように手に持っているように言われました。建物入り口前で並ぶこと2時間、時間は既に12:00を回って、後10人くらいで中に入れるというところで、職員の人が20人分位の申請書類の束を持って出てきました。一人ずつ名前を呼ばれて、列を外れると、「ビザは大丈夫です。2週間くらいでもらえます」と英語訛りの日本語で告げられました。つまり、面接はありませんでした。建物になかなか入れなかったのは、セキュリティチェックで引っかかる人が多かったのが原因とのことでした。それと、祭日の前日だったので、混んでいるという声も聞こえました。待っている間は何しろ、ものすごく寒く、書類を持つ手もかじかみ、足も感覚がなくなるほど冷えきってしまいました。これから面接予定の方は(とくに休前日)、十分に防寒対策をしていかれるのが良いと思います。

ビザは2/10付けで発行され、2/13には自宅に届きました。

J.S.さんから、在東京アメリカ大使館領事部での面接によるビザ申請の体験談をいただきました。(取得時期:2004年1月)


在東京アメリカ大使館領事部での面接によるビザ申請

J.S.といいます.いつも主催の門川さんはじめとする皆さんにお世話になっております.

J-1ビザ取得のため北海道から東京の米国大使館へ面接に行きました.私本人のJ-1,家族は妻,子供2人(8歳,5歳)のJ-2でした.出入りの近畿日本ツーリストでは手続き代行は4人で4万円といわれましたので自分で準備しました.重複するかもしれませんが2004年に入ってからの報告としてご参考になりましたら幸いです.

<DS-2019>
私たちはアメリカへ2004年春から留学予定です.2003年9月6日から数日,留学予定の大学へ直接行く事ができましたので,向こうでDS-2019申請書類を書いて渡してきました.しかしDS-2019が手元に来るのに結局2カ月弱かかってしまいました.留学先からFederal ExpressでDS-2019が送られてきたのは2003年11月25日でした.DS-2019は3枚綴りと思いこんでましたが,J-1用,J-2用とも裏表両面刷り1枚のみ,一人1枚でした.ただ,11月,12月は学会その他で全く時間がとれず,年末年始の休みからビザ申請書類を少しずつ作成しました.

<大使館面接予約>
J-1とJ-2の場合必要になる面接予約を取ります.1家族で1予約で良いようです.手元にパスポート,クレジットカード,メモ用紙をおいておき,Fax付き電話からかけましょう.Fax付き電話からかけないと最後の予約票が送られてきません(私,最初携帯からかけて失敗しました).ただFaxが送られてこないと予約は完了しませんし,大抵は1050円の課金もされないとのことでした.
一度予約すると予約変更はできません.違う日に面接予約するには再度予約を取り直します.その際,再び1050円課金されることになります(私は急な仕事のため予約変更しました).12月30日に予約すると2004年1月9日から予約日が空いており,1月16日予約を取れました.

<DS-156>
ご存じのように,現在はネット上で登録しなくてはいけません.日本語の入ったPDF形式も出てますが,バグがあるのか,私はいくらやっても登録できず,英語書式の方で登録しました.家族分もあわせて登録しました.
いくつかの質問をアメリカ大使館にしたときに(後述),今まで見たことない書式の注意事項をFaxでもらいました.「バーコード読取式申請書(DS-156)入力の際の注意事項」(非移民ビザ課 10/14/03)というタイトルです.以下,その抜粋です.
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#8 Other Surnames Used
#9 Other First and Middle names Used
その他の姓がない場合は,#8, #9は空欄のまま何も入力しないでください.
(NONEあるいはNAと入力しないでください.)
バーコード読取式申請書(DS-156)のデータの訂正
プリントしたDS-156の間違った箇所を赤の二重線で消し,その脇に正しい情報を赤ペンで記入.修正液は使用できません.但し,訂正個所が多い場合また頻繁に間違いがある場合は受付できません.再度全てのデータを入力し直して頂くことになりますのでご了承ください.
=============================================================

<質問Fax>
さて,以上のように分からないことはFaxでアメリカ大使館に質問できます.いくつか私は返事を頂きましたので,のせてみます.Qは私の質問,Ans.は米国大使館から送られてきた回答です.()内は私のコメントです.ただ,これは全ての方に当てはまるわけではないことをお断りしておきます.各自,ご自身の責任において行ってください.

Q1.2人の子供(16歳以下)のJ2ビザ申請の際に面接が免除されると記載がありますが,16歳以下のJ2申請は郵送で行っても良いのでしょうか?あるいは,我々親のJ-1, J-2面接日に2人の子供の申請書類一式を持参した方がよいのでしょうか?
Ans.16歳以下のJ-2申請書類はJ-1申請の方が面接時に一緒に持参してください.

Q2.申請料金の振込を私,妻,2人の子供の4人分を一括で振り込むのは可能でしょうか.
Ans.申請料金ですが,どの銀行から振り込んでも手数料は一切かかりません.また,申請者の旅券番号も入力していただきますので,お手数でもお一人分ずつ振り込んでください.
(下線,筆者.この詳細は不明ですが,これが正式回答でした.手数料は東京三菱以外ではかかると思うのですが試していないため分かりません.また,旅券番号も記入せずに振り込み可能でした)

Q3.パスポートの返信用封筒は私と妻,別々に用意した方がよいでしょうか.
Ans.返信用封筒はご家族で1通で結構です.但し皆さんの旅券が入りますのでその分の切手代を最寄りの郵便局さんで計って頂いてください.

Q4.パスポートの返却は速達書留でお願いできるでしょうか.その際に切手は何円分必要でしょうか?
Ans.速達書留分の切手代も貼付し,封筒にその旨記載してくださればそのように返送可能です.切手代は郵便局さんにご相談ください.(ちなみにパスポート4枚の重さの速達書留では930円で,返送に問題ありませんでした.封筒の上には朱で横書きの「速達」,左側に縦に朱の「書留」の文字を入れました.詳しくは郵便局のホームページで確認してください)
しかし,申請書類DS156,7,8の全部をFaxして確認してもらうのはダメでした(苦笑).

Q5.以下の書類につき,なにか問題となる箇所がないでしょうか(一緒にDS156,7,8を全部をFAXで送った).
Ans.米国移民法によりビザの申請書類を事前に審査することはできないことになっております.(中略)申請が提出される前の書類の審査やビザ発行の保証,有効期限の確約はできませんのでご了承ください.

<大使館面接>
北海道が大雪のため前日は東京行きの飛行機が1日中欠航でヤキモキしましたが,なんとか1時間遅れの飛行機に乗り,妻と一緒に東京へ行きました.東京で一泊の後,米国大使館に行きました.午前9時30分の予約でしたので,10分前につきましたらすでに50人ほど並んでおりました.外で並んでいる最中に日本人職員の方が提出書類を集めました.私と妻,そして今日は連れてきていない2人の子供の書類を渡しました.職員が中身をチェックし,4人分のパスポートもあわせて持っていきました.クリアホルダは1枚だけで残りは職員が返してきました.ずっと外に並んでますので,この季節,特に女性の方は冷えますので防寒に注意が必要です.妻は北海道人なのにガクガクでした.

並んでから40分ほどかかってセキュリティーチェックをすませて館内に入りました(10時ちょうど).中の待合いで窓口から呼ばれるのをじっと待ちます.トイレに立つ人は少ないのですが,やはりトイレはアメリカ式でした.

さらに40分待ち,10時40分に呼ばれて,やっと窓口で面接です.日本語が十分通じるようですから心配ないようです.ただ,私たちはにっこり笑って,"Hi !"といったらすべて英語になってしまいました.自分たちの名前と子供の人数を聞かれたくらいで問題なかったと思います.面接はほんの数分で終わり拍子抜けしました.妻は全く話しをしませんでした.大使館を出たのは10時45分でした.イラク派兵前後でテレビ局がきてましたがおおむね落ち着いた雰囲気で安心しました.
<ビザ発行>
北海道に戻ってビザが来るのを待っていましたが,丁度1週間後の1月23日に届きました.意外に早くてびっくりしましたが,丁度不在だったため次の日に郵便局に直接取りに行きました.ちゃんと受け取りができる意味でも速達書留にして良かったなと思いました.

Hiroさんから在大阪・神戸米国総領事館でのビザ申請の体験談をいただきましたので、掲載します。(取得時期:2003年11月)


J1ビザを取得し2004年1月よりハーバード大学に2年間留学の予定。

私のJ1ビザ、妻のJ2ビザ申請の手続きについて報告します。これから申請する方のお役に立てればと思います。

2003年7月22日 ハーバード大学のボスから、DS-2019を申請するための申し込み用紙のPDFファイル(Preliminary Data Sheet)がメールの添付ファイルで送られてくる。現在の職業や留学先での給料などを記入してサインし、EMS(郵便局の国際郵便)でハーバード大学に返送した。

2003年9月3日 ハーバード大学インターナショナルオフィスから、DS-2019が送られてくる。

2003年9月22日 電話にて領事館での面接予約を申請する。この時点で、予約が取れるのは最速で1ヶ月後だった。何日か面接の候補日を言ってくれるので、自分の予定に合わせて面接日を決めることができる。11月4日に面接日が決定した。電話を切ってしばらくしてFaxで面接の予約確認書が送られてくる。3枚つづりで3枚目にサインを記入する欄がある。

最新情報を知らなかったので、旅行代理店でRDS登録を行う必要があると思い、HISに行くが、最近、自宅のパソコンから電子ビザ申請(EVAF)が可能になり旅行代理店でRDS登録する人はほとんどいないとのことだったので、自力で電子ビザ申請を行うことにした。(ちなみに、HISに申請を依頼すると代行料が1人16000円かかるとのことだった。)

電子ビザ申請によるDS-156の登録
1) DS-156のPDFファイル、注意事項を領事館のホームページから入手し、あらかじめ記入事項を調べておく。
DS-156日本語訳付き:http://www.senri-i.or.jp/amcon/ds-156j.pdf
注意事項:http://www.senri-i.or.jp/amcon/visa-formsfaq.pdf
2) 領事館の電子ビザ申請サイトにアクセスする。(私の家のYahooのADSLではなぜか接続できなかった。電話回線でプロバイダー(ソネット)を経由して接続すると、あっさり接続できた)
電子ビザ申請サイト:http://evisaforms.state.gov/
3) サイトのフォームに記入していき、[continue]ボタンを押す。記入にミスがなければ、受け付けられ、バーコードのついた3ページのPDFファイルの画面が返ってくるので、これをプリンタ(インクジェット可)でプリントアウトして完了。(プリントアウト後、間違いに気付いたら、もう一度やり直す。このとき、バーコードの上に書かれている番号が前回と変わっているので注意)

2003年10月 残りの申請書類を揃える。
注意点:
1) DS-156について。申請料金案内の電話番号(03−3224−5136)に電話をかけ、現在の申請料金を聞く。この時は11,500円(1人分)だった。地元の銀行のATMからから東京三菱銀行の大使館に料金を振込む。手数料420円。私(J1ビザ)と妻(J2ビザ)の2人分の申請をしたので手数料はもったいないと思ったが、別々に振込み、2枚の利用明細を用意した。この利用明細を、電子ビザ申請時にプリントアウトしたDS-156の#38の個所にホッチキスで貼り付ける。所定のサイズの写真もこのDS-156に貼り付ける。
2) DS-157について。私の分のみ必要だった。卒業中学や高校の住所、電話番号まで記入する必要があり、卒業アルバムをめくってみたが見当たらず、結局インターネットで調べた。
3) DS-158について。妻の職業欄にはHousewife(主婦)とだけ記入した。
4) 「プログラム終了後、米国を離れられる意志を示す何らかの書類」A4一枚に、100ワード程度で留学先での研究内容、帰国後、日本の大学の教官となることを希望している旨を英作文し、サインと日付を入れた。

2003年11月4日 大阪の領事館に妻と2人で面接に行く。
9時集合と指定されたが、領事館の前でセキュリティチェックの列ができており、入館できたのは、9時半。ペットボトル、缶コーヒーなどは持ち込み厳禁で入り口にて捨てさせられた。携帯電話、デジカメをセキュリティに預け、待合室へ。50人程度の申請者が待合室で待っていた。1時間半あまり待った後、私達の面接の順番が回ってきたのは、11時。面接は、個室ではなく、銀行窓口のようなブースで行われる。私への質疑応答は、研究についての簡単な質問と、申請書の不備について(後述)で5分程度だった。すべて英語だったが、面接官は日本語が話せるらしく、日本語で質問されている申請者もあった。妻への質問は全くなかった。面接が終わると、即帰っていいということで、11時15分ぐらいには、領事館を出た。

申請書類にひとつ不備があった。私は、「滞在期間の費用をまかなえることを示す財政証明書」を全く持参していなかった。DS-2019の#5 financial supportの欄に年間給与額が記入されていたから必要ないと思っていたのだが、私の場合はその記載だけでは不十分ということだった。「ハーバード大学のボスからの手紙か何か持っていないか?」と言われたので、「ボスと給与に関してやりとりしたE-mailならある」と答えると、それが必要だと言われ、再申請用カバーレターを渡された。帰宅後、再申請用カバーレターとともにハーバード大学のボスからのE-mailをプリントアウトしたものを領事館にFaxで送信した。

2003年11月10日 面接後1週間で、めでたく、ビザを貼り付けられたパスポートが自宅に郵送されてきた。

しんしんさんから在東京米国大使館領事部でのビザ申請の体験談をいただきましたので、掲載します。(取得時期:2003年10月)


平成15年10月28日に、私(J1)、妻(J2)、5ヶ月の息子(J2)のビザ申請・面接を東京で受けてきましたので、早速ご報告します。

申請書類等の準備について

9月下旬に留学先研究機関より DS-2019 が到着し、ビザ申請手続きの準備を始めました。DS-156 はこのとき既に electric form が東京大使館及び大阪領事館のホームページ上にあり、私は e-form にて入力することにしました。Web 上でDS-156 に必要事項を記入すると、バーコード付きのPDF ファイル(計3ページ)になってダウンロードされます。DS157、DS158 も PDF ファイルとしてホームページからダウンロードし、Acrobat 6 / Mac で必要事項をタイプしました。

書類の記入で大変だったことと言えば、過去10年間の全海外渡航歴(DS-157)や過去のアメリカへの渡航歴(DS-156)、過去の職歴(アルバイトも含む)を列記しなければならないことでした。また期日も記入しなければならず、思い出すのに苦労しました。私の妻は渡航歴が多く、別紙に書いて提出しました。また、以前DS-156 の記入は代行業者による RDS 入力を利用されている方が多かったと思いますが、この e-form の導入によってそのメリットはあまりなくなったのではないでしょうか?記入ミスや分からないことを教えて貰えるという利点はありますが。

ビザ面接予約

ひと通りの準備が終わったところで、ビザ面接の予約を行いました。現住所が大阪領事館の管轄下であったため大阪での面接を申し込んだところ、10月18日の時点で、なんと予約可能日が12月10日以降となっていました。正月明け早々には渡米する予定にしていましたので、年末年始のビザ発行業務の停止を考慮するとこのスケジュールではかなりの不安を覚えました。そこで、東京の実家に5ヶ月の息子を預けることを理由に、東京大使館でビザ申請が出来ないものか、ビザインフォメーションラインに質問してみました。まず、妻がオペレーターに直接聞いたところ可能であるとの返事。しかし具体的な手続きを聞きそびれたため、私が再度電話したところ今度は不可と言われる。一体どちらが正しいのか分からず、結局 FAX で再々度質問してみました。以下その返事です。「原則的に西日本にお住まいの方は、大阪領事館でビザ申請をして頂くことになっております。しかし、お子様などのやむを得ないご事情で、東京での申請をご希望なら、ビザ申請期間中必ず東日本のご実家に滞在なさって下さい。また、返信用封筒も東日本のご実家のご住所宛にご用意下さい。」となっていました。このFAX が東京での申請が可能であることを確信させ、10月20日に面接の予約を申し込んだところ、10月28日に予約を取ることが出来ました。それにしても、大阪領事館は面接予約が2ヶ月近くも先であるのに対し、東京大使館は一週間程度と、両者のビザ発行業務の処理能力に大きな差があるとしか考えられません。これが一時的なものなのか、そうでないのか不明ですが、何れにせよ西日本にお住まいの方は面接予約を早めになさったほうが良いと思います。

東京大使館でのビザ申請・面接

面接予約書によると、10月28日14時30分からの面接予約となっていました。当日は生憎の雨だった為、少々早めに14時に東京大使館に到着しました。しかし門の前にはすでに100人近い長蛇の列ができており、肌寒い雨の中しぶしぶ最後尾に付きました。列の中には赤ん坊を抱えている人もいて(雨の中かわいそうに・・・)、つくづく実家に子供を預けられたことを感謝しました(これから子連れで申請する方は、お子さんの扱いを是非考慮してあげて下さい)。1時間ほど並んでようやく入り口で荷物検査を受け、敷地内に入ることが出来ましたが、またさらに建物の前で30分ほど待たされました。建物の入り口では電子機器(携帯電話等)を一時的に没収され、X線投射による荷物検査と Body check を受けました。建物内に入りようやく受け付けへと通されます。私たちはバーコード化した DS-156 を持っていたために受付窓口1に通され、そこにいた日本人女性に申請を行いました。英語での問答を想定していたにも関わらず、ここでは日本語オンリー。書類上の不備も指摘されず、質問されたことは「日本の現所属研究機関から給料は出るのか?」ということだけでした。(ちなみに DS-2019 には留学先から出る私の salary が記入されていました)。「いいえ」と答え、さらに書類のチェックを受け、促されるまま受付窓口3に並ぶと、そこには白人男性が待っていました。我々の書類に何やら書き込み、全く質問のないまま日本語で「2,3日で郵送されます」とのこと。書類の不備や質問などを受けることを想定していた私たちはすっかり拍子抜けしてしまいました。気づいたことは、バーコード化 DS-156 を持っている申請者用の列と、通常の DS-156 を持っている申請者用の列があり、前者の方がスムーズに手続きが進んでいたことです(バーコード入力で手間が省かれますので当然ですが)。しかし、面接官のお話では、DS156 のバーコードの出力状態が悪い場合に読みとりが上手くいかないことがあり、なるべくはっきりと印刷してきて欲しいとのことでした。その後、玄関で預けておいた携帯電話を返してもらい、門を出ました。このとき時計を見ると16時を回っていました。かかった時間は約2時間でしたが、面接に要した時間は正味10分というところでしょうか。余談ですが、大使館の中に入りますと、スピード証明写真、ジュースの自動販売機、トイレ、公衆電話などがありました。また、研究留学ネットの体験談では、戸籍謄本や銀行残高証明書、留学目的のエッセイなど要求されないケースがあったようですが、私の場合、念のためと思って用意した上記の書類はすべて査収されました。

ビザの到着

中2日おいての10月31日、東京の実家へパスポートと共にビザが送られてきました。何ヶ月もの間懸念し続けたビザ申請だけに、とてもホッとしました。大使館の方々のきちんとした対応に感謝です。

在大阪神戸米国総領事館で面接によるビザ申請したSachiさんから体験談をいただきましたので掲載します。(取得時期:2003年8月)


J1ビザを取得予定/NYに一年間交換訪問者として滞在予定

7/24面接予定の電話を入れるが話し中で繋がらず、結局2日後に面接予約が取れた。面接日に他の日本人にも聞きましたが、皆同じく繋がる事は無かったと言ってました。

8/19日13:30から大坂総領事館で面接

現住所の福岡から新幹線で大坂まで。hpの地図は当てになりそうになかったので、旅行会社でコピーして持参。結局、用心の為に新大阪駅からタクシーに乗車。会場まで1200円位で20分で到着。

12:45分に領事館到着。既に外国人を合わせて20人位が並んでいた。徐々に人が増え、歩道にはみ出し、警備員によって三列紐帯に。

13:10並んだ順に領事館の中へ。面接用に準備した書類ファイル、面接予約承諾書を一番上にして警備員に見せる。この時、携帯、ウオークマンを預けて番号札を貰う。空港での検査に酷似した検査を受ける。

この後、係員に身分証明書を見せ「v」と書いた名札の様なものを胸に付ける。警備員と2-3名づつがエレベーターに乗って面接会場に向かう。会場に付いたら、目の前のかごにファイルを入れる。インフォが悪くて、戸惑う人が続出。日本人の大使館員の女性は態度が横柄で、戸惑う人に「ちゃんと書いてあるでしょう?!」と怒鳴りまくる。でも、解りづらい。ここで、質問をしようと大使館員に「解らない事があるのですが」と問いかけると「解らない事なんて、何にも無いの!あるわけないの!はいはいっ!!」と叱られる。書類は完璧にしとくべきだと痛感。

他の人も同じ事を言われてましたから、質問等はやはり事前にfaxで聞くべきでしょう。一切受け付けてくれませんから。かごのファイルを不定期的に集配に来る。かごは5コ同じものがあり、どこに入れても良い。それを無造作に集配されると「並んだ意味ないじゃん」と思ってしまった。この時点で13:20分。好きな場所の椅子に座る。

早く行った方が椅子に座れる。後から来た人は終始立ったまま。椅子前方には大きなガラス窓が張った受付みたいなものがある。番号が5番まである。

始めに外国人が呼ばれはじめる。マイクで大使館員が話すので筒抜けです。始めはこれが面接だとは思わなかった。15:30分に私は呼ばれた。番号は3番。外国人だった。

「何の目的ですか?」「何をするつもりか?」「日本に帰ってから何をするつもりか?」「大学は出ているのか?」「お金はどうなっているのか?」を英語で質問されるが、聞き取れず問い返したら、日本語で話してくれた。この間5分位。「2週間以内に届きます。」との事。面接終了。荷物を受け取って帰路へ。

8/19日(火) 13:30 大坂領事館で面接を受ける

8/27日(水) 午前中 郵便にてパスポートの返却がありました。

面接時には「2週間位で届きます。」と言われていましたが、8日間で無事に申請が許可されたようです。

同封書類
* パスポートにホッチキスでとめた長封筒
<封筒の表書き>
入国の際 米国移民官に提出すること
学生(F-1,M-1)及び交流訪問者(j-1)として入国または再入国する人は、有効なビザとそれに伴うI-20またはDSー2019を所持していなければなりません。
-注意-
封筒の中にはI-20,DS-2019、残高証明書などの書類が入っています。
学生ビザ(F-1,M-1)は、学校が変わっても有効期限内は使えます。
交流訪問者ビザ(j-1)は、プログラム番号が同じであれば有効期限内は使えます。
以上が封筒に印刷されています。
封筒はしっかりと封印されていますので、やはり面接の前に書類関係のコピーを取っておいた方が良いのではないかと思いました。

<返却された書類> 私の場合ですが。
戸籍抄本、受入先に宛てたカバーレターのコピー

在東京アメリカ大使館総領事部で面接によるビザ申請したbrainpetさんから体験談をいただきましたので掲載します。(取得時期:2003年8月)


私、妻、2才の長男の家族3人のJビザを申請しましたのでここでご報告させていただきます。

2003年8月1日開始の留学予定でしたが、NIHのImmigration Service Branceが9月1日と間違えたため、DS2019の到着が大きく遅れ、いらいらしました(DS2019が届いて、プログラム開始日を見て始めて私たちは気づきました)。

7月中旬からJTBに頼み、DS156,157,158の作成を開始しました。しかし、JTBが作成した内容に誤字脱字、所属期間の英訳の間違い等多く見つかったため、JTBに最終的にはお願いせずに(JTB作成版を参考に)自分でタイプライターを使用して作成しました。

8月7日にDS2019が届きました。

8月7日にFax付き電話から面接予約を取りました。その時点で8月15,18,19,20,21日の予約が可能でしたが、19日の予約を取りました。すると10時予約と紙に書かれていました。

8月8日、妻のDS2019が旧姓の名前となっていたため、あわてて留学先のImmigration Service Branchの担当Immigration Specialistに連絡すると(連絡が付いたのが8月11日)、Express mailで家族全員のDS2019を至急送り返せとの指示あり、指示に従う。妻のパスポートは結婚のときに旧姓から今の名前に変更した旨が追記のページにあったのに、それを見落とされたらしい。

8月14日に新たなDS2019が届き、あわててJTBへ持参。RDSへの入力を依頼した。しかし、RDS入力は大使館営業日3日より前でないといけないという問題があり。しかし、JTBが大使館に直接頼んで、2日前でも入力可能としてくれた(感謝)。

8月19日面接当日。面接予約票には15前でないと大使館に入れないと記述されていたが、念のために早めに9時25分ぐらいに大使館に到着。10時の面接予約票を門番の日本人おじ様に見せると、簡単な荷物検査の後すんなりと敷地内に入れてくれる。すると、建物前に15名程度並んでいる。金属探知機とX線荷物検査の後、建物内に入ったのが9時45分。建物内には、RDS入力済みと入力無しの非移民VISA申請の行列があり。それぞれの列に15名程度並んでいる。RDS入力済み列に並ぶ。書類の受付は10から始まる(10時に受付カウンターの窓が開く)。

私の番は10時10分ぐらいに書類提出始まる。受付は日本語が片言はなせるおば様。「英語がわかりますか?」と英語で聞かれ、「Yes」と答えると全て応答は英語になってしまいました(そんなに英語も得意でないのに緊張しててあわててYESと答えてしまったが、応答は簡単な英語だけだったので助かった)。

家族3人まとめての書類提出の書類順がよくわからなかったので、事前にVISA Information Lineに電話および大使館にFAXして確認したように、家族それぞれの書類をそれぞれ別のクリアフォルダーに入れて提出したところ、受付窓口のおば様がにこやかに、旅行代理店がくれた番号つきのクリアフォルダーひとつに順を並べ替えてまとめていました(VISA information lineやFax情報と異なり、家族分間は止めてクリアフォルダーに入れるようです)。また、旅行代理店でRDS入力済みのものでは返信用の封筒は不要、と返されました(その返信用封筒を使用してもよいが、旅行代理店にVISAを送ったほうが早い、といわれた)。窓口で「B4」と書かれた紙切れを渡され、Bが呼ばれるのを待てと指示された。

15分待つと、英語続いて日本語の放送でBグループは窓口に来てくださいと指示あり。Bグループ内で一番に窓口に行くと(B1,2,3の人より先にB4の私から)そのカウンター窓口で面接開始。日本語が片言しか話せないおじさまと面接。目的(留学です)、これまでにアメリカに行ったことあるか(あります)、最後はどこ(ニューヨーク)、逮捕されたことはあるか(ない)、という質問に日本語混じり英語で答えて、2分で終了。最後に1週間程度でVISAが降りるとか記載された書類を受け取り終わり。

大使館を11時前に出ました。出るとき、建物前には50人以上100人以下程度の人が並んでいました。

その2日後、旅行代理店からVISAできたと連絡あり。翌日速達で手元に届いた。

在東京アメリカ大使館総領事部で面接によるビザ申請した中塚さんから体験談をいただきましたので掲載します。(取得時期:2003年8月)


2003年8月12日に、赤坂のアメリカ大使館で、J-1と妻、子供のJ-2を申請しました。(初回)

まだ、ビザは発行されていませんが、現時点(8月13日記)で東京での面接に関する投稿がありませんでしたので、ご参考になればと思い、投稿いたします。

7月22日(火):
面接予約が開始されました。しかし、DS-2019の記載を確認してから予約しようと思い、DS-2019の到着を待つことにしました。大使館ホームページの記載によると、RDS申請した場合発行までの期間が短くなるとのことなので、職場の提携旅行代理店にTELしてみました。しかし、「制度が変わり、まだ我々にも、どういう手続きになるか、どの程度日数が必要か、が不明で、どこまでお手伝いできるかわかりませんので、自分で申請して下さい。」との返事でした。

7月25日(金):
DS-2019が到着したので、大使館に面接予約のTELをかけました。日本人の面接は月〜木曜日で、金曜日は外国人だけとのことでした。既に8月4〜7日は埋まっているらしく、一番早い日で8月12日だったので、この日を選択しました。希望時間は指定できず、FAXで送られてきた面接予約承認書に時刻が記載されていました。午後2時30分の予約でした。2週間無駄に過ごすことになりました。

8月6日(水):
提携旅行代理店から連絡が入り、RDSで事前登録するには、面接日の3日前までに大使館に持ち込まなくてはいけないので、もしRDS登録を希望するなら今日中に書類を送れとのことでした。無理なので断りました。

申請書類の準備の仕方について、申請書類を3人分一つのクリアフォルダに入れるのか、それとも1人分ずつ入れるのか、また戸籍謄本等の書類や返信用封筒は家族で1枚でいいのか、大使館にFAXで質問しました。

8月8日(金):
大使館からFAXで返答あり。申請書類は1名分ずつクリアフォルダに入れ4つ目のフォルダに戸籍謄本等の書類を入れるように、また返信用封筒は1通でよいとのことでした。

8月12日(火):
面接当日。家族3人で出かけました。「入館は面接時間の15分前からとなり、それ以前には入館できません。」と予約承認書にあったので、午後2時に着くように大使館に行きました。しかし、門の外に30m位の人の列。15分後、ようやく門の前まで進みました。警備員にパスポートを一人ずつチェックされます。面接予約承認書には、「承認書を警備員に提示するように」と記載されていましたが特に確認されませんでした。飲み物、食べ物は持ち込み禁止で、傍らにあるクーラーボックスの中に置いていくように言われました。持っていた子供用のお菓子を置いて、中に入りました。

建物の前には、またしても長蛇の列です。時折雨がぱらつく天気で、それほど暑くなくて幸いでした。一人の男性が、「面接時間に遅れそうなのですが。」と整理にあたっていた職員に質問していましたが、「時間は気にしなくていいですよ、みんな遅れていますから。」とこともなげな返事。退屈なのでしょう、そこここで初対面の方同士の会話が弾んでいます。階段のところで並んでいたのですが、子供は疲れて座り込んでしまいました。

建物入口の前に、タンクに入った冷水が用意してありました。これを飲んで一息つきました。

待つこと1時間15分、ようやく建物の中に入れました。荷物検査ゲートで、携帯電話、財布等を預けます。検査でカバンの中の電子辞書、MDプレーヤーも出すように言われ、併せて預けました。建物に入ると、正面に面接窓口が並んでいます。左端が旅行代理店用の窓口で、その右2つがRDS申請者の受付窓口、その右3〜4つが一般受付窓口です。私はRDS申請ではないので、一般窓口にまた並ぶことになります。30人くらい並んでいたでしょうか。RDS申請者の方はほとんど並ばずに書類を提出できたようですが、窓口で書類を提出した後、グループ番号の書いてある小さな紙をもらい、何人かまとまったところで適宜今度は一般窓口に呼び出されて面接を受けているようでした。面接官は、日本人らしき人が1人いましたが、あとは外人でした。しかし、日本語も話せるようでした。

並ぶこと1時間、ようやく自分の順番が来ました。聞かれた質問は、「どんな種類のビザを申請しますか。」、「どこに行きますか。」、「どのくらいの期間滞在しますか。」、「プログラム終了後はどうする予定ですか。」、「書類の記載に間違いはありませんか。」、「書類は自分で用意しましたか。」、などでした。英語で質問され、英語で答えましたが、聞き取れない時に聞き返すと、日本語で話してくれました。1分程であっけなく終わり、「ビザは2週間ほどで発行されます。」と言われ、大使館領事のサインの入った手紙のコピーを渡されて終わりました。この紙には、ビザ申請の許可が仮決定になったことや、ケースによっては、6〜8週間かかること、ビザが届くまで航空券の購入はしないように等、ホームページに書いてあるのと同じような注意書きが書いてありました。戸籍謄本や、財政証明書、英文エッセイなどは特に確認もされずそのまま返却されました。

建物出口で携帯電話等を返却してもらい、門の外でお菓子を回収して帰宅しました。この時点では建物の外に並んでいる人はもういませんでした。

結局、待ち時間計2時間半、面接1分程でした。RDS申請の方もトータルでは同じぐらいの待ち時間のようでした。面接というので、てっきり個室で領事に色々聞かれるのかと思っていましたが、想像と違いあっけないものでした。あの程度の面接で、テロ防止にどのくらい効果があるのか疑問です。幼児を抱えていたので、暑い中、屋外で長時間待つのはつらかったです。

8月20日(水)
面接時に提出した返信用封筒(私は速達にしておきました)で、ビザを貼り付けたパスポートが届きました。面接日を入れて9日で取得できました。面接時には、「二週間ほどかかります。」と言われていたのに、随分早かったです。とは言え、FAX予約から実際の面接まで時間がかかっているのですが。発行日は8月18日になっていました。

これで、予定していた9月1日に無事出発できそうです。

2002年以前の古い体験談はこちらに移しました。

更新記録

●2000年11月10日:体験談が多くなったので、ビザのページから独立
●2004年4月3日:2002年以前の古い体験談を別のページに分離
●随時体験談を追加

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