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ポイント:
その他: かぜ症候群だと思ったら⇒ 原則は対症療法! 「とりえあず抗菌薬」は間違い!
起因菌
治療
呼吸器ウィルス: 最多(40%近く) A群β溶連菌:15-30%(成人はもっと低い) その他の病原体⇒ いずれも1%未満
その他比較的頻度の低い微生物: HSV, CMV, EBV, HIV Group C, G streptococcus Neisseria Mycoplasma Chlamydia pneumoniae
A群β溶連菌感染の場合 Phenethicillin 1回 80万単位 1日4回 1内服 10日間
ペニシリンアレルギーの場合、代替として: (1)Clarithromycin 1回 200mg 1日2回内服 10日間 (2)Clindamycin 1回150mg 1日4回内服 10日間 (上記(1)、(2)には耐性がある場合あり⇒自施設・地域での感受性パターンに留意する)
参考 IDSA Gudeline Clin Infect Dis 1997;25:574
初期治療
Streptococcus group A Peptostreptococcus Fusobacterium Bacteroides
ドレナージを考慮 抗菌薬: Ampicillin/sulbactam 1回1.5 g 6時間毎 Penicillin G+clindamycin