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渡米直後のセットアップのための買い物

■家具

家具をそろえるにはいくつかの方法があります。

(1) 新品を購入する

多くの研究者の方は2、3年で帰国するわけですから、立派な家具をそろえるのはもったいないかもしれません。必要最低限のものを新品で購入し、それ以外のものはmoving saleなどをうまく利用するといいでしょう。こちらの家具は運ぶのも自分で、組み立てるのも自分というものが多いので、結構疲れます。

(2) 家具付きのアパートに住む

家具付きのアパートは比較的少ないです。また、自分の好みの家具でない可能性もある上に、家賃が月100ドル程度高くなりますので、1年以上滞在する予定なら購入した方が良いでしょう。また、家具付きでないアパートであっても、自分で家具をリースする事も可能です。

(3) 中古品を手に入れる

家具に限らず、生活用品の多くはmoving saleまたはgarage saleと呼ばれるリサイクルで中古品を活用することが盛んです。日本人同士のmoving saleは売りに出される品物の質も良く、交渉も日本語で出来るので、是非とも活用したいです。日本人のmoving saleは日本人の集まるスーパー(シアトルなら宇和島屋)の掲示板や、日本人向けの情報誌(シアトルならソイソース)などに出ます。また、土日にmoving saleの立て看板があちらこちらに出ます。これらはほとんど現地の人が売りに出すものです。もしお目当てのものがあるなら、前日までに電話で交渉をしておくか、当日一番に行きます。しかし、アメリカ人のgarage saleは「こんなものまで売るな」というものが多く、希望にあったものを見つけられる可能性は低いと思います。

また、クロネコヤマトや日通では、日本に帰国する人の不要になった家具の売買の仲介をしています。帰国時に不要となる家具などを引っ越し会社に委託し、それを登録者にFAXで流すというシステムです。日通USA(http://www.nittsu-usa.com/)ではロスアンジェルス、サンフランシスコ、シアトル、ポートランド、シカゴ、デトロイト地区 でペリカンクラブという無料のクラブを開催しており、会員に中古家具の斡旋をしています。これらの地域に住んでいる方は問い合わせしてみて下さい。

■ベッド、Futon

これは、アパートが決まったらまず購入しなければいけません。アパートに入居する日に運良くmoving saleで手に入れることが出来る可能性はほとんどないので、新品を買う人が多いと思います。

日本ではベッドと言えば、すべてがそろったものが売られていますが、アメリカでは、バラで売られています。

ベッドの構成品は次の4つです。

  • マットレス
    これがもっとも値が張ります。たいていはマットレスが2つ必要です。下段のマットレスは高さ調整のためのもので、上段のマットの出来で、寝心地が決まります。
  • フレーム
    マットレスを支えるもので、鉄製のものが多いようです。
  • ヘッドボード
    ただの飾りだったり、棚が付いているものもあります。なくても大丈夫です。
  • フットボード
    これも飾りです。安くあげたいなら要りません。

また、ベッドには4サイズあります。

  • Twin 98 X190cm やや狭い一人向け。
  • Full 135 X190cm ゆったりした一人向け。
  • Queen 150 X200cm やや狭い二人向け。
  • King 190 X 200cm ゆったりした二人向け。

値段はピンキリですが、Twinサイズの安いものでも全部そろえると200ドル程度はします。

 

ベッドを買ってもそれだけでは寝られませんので、いろいろな付属品が必要です。日本では布団を愛用していた私には最初は何だかわかりませんでしたが、店員さんに聞いたりしてようやくわかりました。

  • シーツ(Sheets)
    Flatというのと、Fittedというのがあります。Flatはただの布で日本のシーツと同じですが、Fittedというのは周囲にゴムが入っているものです。
  • ブランケット(blanket)
    日本の毛布と同じです。電気毛布もあります。
  • コンフォーター(comforter)
    日本の掛け布団みたいなものですが、日本のものに比べると、かなり薄手です。アメリカは室内の暖房がしっかりしているので、これでもいいのでしょうが、時に、日本の厚く重たい掛け布団が恋しくなります。羽毛のものもあります。
  • マットレスパッド(matress padまたはbed pad)
    シーツの下に引くもので、これを引くと汗などを吸ってくれるようです。
  • 枕(pillow)
    アメリカのものは一般的に日本人には柔らかすぎるようです。extra firmと書いてあるものでも私には柔らかく感じました。やや固めのものとしてウレタンで出来たものもあります。私は日本から愛用の枕を持参しました。
  • その他
    さらにベッドを美しく飾りたい場合には(アメリカ人はベッドを飾るのが大好きです)ベッドの周りに垂らすもの(名前は知りません)などを買うといいでしょう。

アメリカにはFutonと言うものがありますが、日本の布団とは全く別物です。イメージとしてはスプリングを入れない代わりに綿を詰めたベッドのマットレスと言う感じでしょうか。TwinサイズのものだともっともBasicなもので100ドル程度、さらにいろいろなサポートを入れたものやスプリングを入れたものや厚みを増したものなどがあります。このFutonマットレスだけを買ってきて、日本の布団と同じように使うことも可能ですし、Futon用のフレーム(固定タイプのものや折り畳んでソファベッドのようにして使えるものもあります)を一緒に買ってきて、ベッドのように使うこともできます。

■電化製品

アメリカでは電化製品が日本に比べずいぶん安いと感じます。ただし、よく見るとかなり機能が削ってあり、「多機能でなくてもいいからとにかく安いものがいい」というアメリカの消費者心理にあわせた商品構成になっています。「高くてもいいから多機能のものが欲しい」という日本人にはやや不満に思うことが多いのですが、それはあきらめざるを得ません。アメリカで高くてもいいから多機能のものをと探してもまず見つかりません。たとえば、ビデオカメラは今でも8ミリビデオが中心で、デジタルビデオカメラはあまり見かけません。時には、今でもVHSテープ(VHS-Cではなく)を使うような巨大なカメラを持ち歩いている人もいます。

 

  • テレビ

20インチのステレオテレビは200ドルくらいからあります。最近のテレビにはほとんど付いているようですが、是非、クローズドキャプション(CC)が付いているものを購入して下さい。これは本来耳の不自由な方のためのものですが、せりふが字幕(もちろん英語です)になって画面に現れるものです。我々の英語の勉強には本当に役立ちます。ビデオはほぼすべてのものがキャプションが付いていますし、テレビ放送も半分くらいはキャプションが出ます。録画のものだけでなく生放送のものもタイミングは遅れますがキャプションが出ます。

 

  • VCR

ビデオテープレコーダーはこちらではVCR(Video Casette Recorder)と呼びます。幸い、日本と同じ録画方式ですので、日本のビデオも見られます。安いのはステレオではなく、モノラルだったり、HiFiではなかったりします。ステレオHiFiのもので100ドルくらいからあります。

 

  • 電話機

これもアパートに入居したらすぐに必要なものです。ただの電話であれば10ドルくらいで入手できます。しかし、実際にはFAX機能はあった方がいいでしょう。FAX電話は100ドルくらいから、これに留守電機能が付くと、150ドルくらいからあります。

我が家では留守番電話機能付きの普通紙FAXを180ドルで買いました。また、何も機能の付いていない電話を7ドルで買い、こちらは寝室に付けています。我が家には電話のジャックが3箇所あり、それぞれのジャックに電話をつなげば、どの電話も使えるようになっています(別の回線ではなく、同じ回線をどこからでも使えるという意味)。寝ているときにかかってきた電話(時に日本からは時差を考えずに夜中に電話してくる人がいます)などはわざわざリビングまで行かずに済み、便利です。また、この「ただの電話」には別のメリットがあります。FAX電話は電源をコンセントから取っていますが、ただの電話は電話線を流れる微弱電流だけで使用可能です。そのため、停電の時でも使えるのです。我が家でも停電の時、FAX電話は使えなくなりましたが、ただの電話が使え、助かりました。

 
更新記録

●2000年2月1日:新規掲載

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