■国際免許証
国際免許証(正式名称は国外運転免許証)は、都道府県の公安委員会の運転免許試験場で交付を受けます。
以下、2002年11月現在の東京都のケースを説明します。東京都の国際免許証に関するページはhttp://www.keishicho.metro.tokyo.jp/menkyo/menkyo/gaimen.htmを参考にしてください。
免許証の住所が都内になっている方は、試験場(府中、鮫洲、江東)または神田、新宿の各運転免許免許センターと世田谷、板橋、立川警察署(お住まいの区で担当警察署が決まっているが,都合が悪ければ担当外でも可能)で行えます。運転免許センターと指定警察署は平日のみで、試験場は平日と日曜日に受付をしています(祝日は休み)。
申請に必要な書類は
- 国外運転免許証交付申請書(試験場、運転免許免許センター、指定警察署に備え付けてあります)
- 日本の運転免許証
- 写真(縦5センチ、横4センチ)1枚
- パスポート
- 手数料(2,650円)
です。特に、試験などはなく、その場で発行してくれます。
国際免許証の有効期間は取得日から1年間ですが、米国に居住する場合には、一定期間のうちに現地の免許証を取ることが義務づけられている州がほとんどです。ワシントン州では、30日以上滞在する場合は居住しているとみなされ、ワシントン州の免許証を取ることが求められています。また、国際免許証はそれ自体が免許証ではなく、日本の免許証が国際的に通用するという証明書ですので、常に日本の免許証と併せて持っている必要があります。
東京都にお住まいの方は警視庁テレホンサービス(03-3450-5000、24時間対応)に電話をすれば、音声またはFAXにて詳しい情報が取り出せます。
通常、運転免許の更新は更新切れとなる誕生日の1ヶ月前から可能となりますが、海外出張する場合はそれ以前に更新することが可能です。
試験場(府中、鮫洲、江東)、運転免許免許センター、または、指定警察署で更新できますが、指定警察署は5年間無事故無違反の方のみ、運転免許センターは軽微な違反の方まで、それ以外の場合は試験場でのみ可能です。詳しくは、。http://www.keishicho.metro.tokyo.jp/menkyo/menkyo/telfax/f111-117.htm#113を参照のこと。
申請には
- 免許証
- 写真(縦3センチ、横2.4センチ)1枚
- 手数料(優良運転者講習の方は2,950円、一般運転者講習の方は3,300円)
に加え、
が必要です。
ただし、更新期間前更新では通常の場合に比べ、有効期間が短くなります。
■留学期間中に、日本の運転免許証を更新する場合
日本に一時帰国する場合は、上記と同じ手続きで運転免許証が更新できます。
■留学期間中に、日本の運転免許証が失効させてしまった場合
海外滞在中に免許証の有効期間が過ぎて3年以内の場合は、帰国後1ヶ月以内に試験場で申請すれば、学科、技能試験が免除されます。3年をすぎた場合は、一部試験(学科試験)を受けることになります。
ボストンに留学されたKAさんから体験談をいただきましたので掲載します。
●国際免許
ちょうど免許の書き換えと同じで無事故・無違反でしたら、東陽町などの運転免許センターまで行かなくても、近くの警察で取れます。やることはおなじです。かえってすいているかもしれません。新宿警察署に行きました。場所は丸の内線の西新宿からすぐです。ついでに車の保険の割引に使える無事故証明書の申込用紙を窓口でもらってくるのを忘れないように。(後述)
アメリカの運転免許は、マサチューセッツ州では国際免許が1年間有効なので、ゆっくり考えます。
●車の保険を安くする方法
前述の運転免許センターか警察署で自動車安全運転センターというところが発行する「無事故・無違反の証明書」の申込用紙(というか郵便局の振り込み用紙)、をもらってきます。かならず備考欄に「英文」と書いて、700円を振り込むと1週間で英文のものが来ます。これを保険の会社の(代理店)に提出すると期間に応じた割引になるそうです。
自動車保険はマサチューセッツはとても特殊らしく、ボストンに留学されているKAZUさんのページを参考にすることをすすめてください。