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研究者の書棚:コンピュータ関連本

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ソフトウェア解説本

「バイオ研究がぐんぐん進むコンピュータ活用ガイド」おすすめ

著者:門川 俊明企画編集、税込価格:¥3,360、出版:羊土社、ISBN:489706922X、発行年月:2006.2【bk1】【amazon.co.jp】【目次

現在のバイオ研究ではあらゆる場面でコンピュータスキルが要求されます。バイオ研究でしか使わないようなソフトもたくさんあり、これらをマスターする必要があります。プレゼンテーションソフトにはどのようなものがあるか、文献管理ソフトにはどんなものがあるか、どんなソフトをマスターしなければならないのか、そういったバイオ研究に必要になるソフトを網羅的に紹介しているのがこの書籍です。昨年Keynoteのレビューを実験医学に書いたのをきっかけに、本書の編集のお手伝いをしてきて、ようやく上梓することができました。基本的には大学院生など、あらたにバイオ研究の世界に飛び込んできた若い研究者を対象とした本ですが、研究者のコンピューター通の方々の丸秘テクニックを満載していますので、中級者の方でも十分読みがいのある1冊になっていると思います。What's new!で時々紹介するコンピュータテクニックの話が便利と思って下さるような方にはきっとお気に入りの1冊になると思います。



「科学論文がスラスラ書ける!パソコンのやさしい使い方」

著者:日本コンピュータサイエンス学会監修 / 水島 洋編集 / 広島 彰彦編集、税込価格:¥3,990、出版:羊土社、ISBN:4897068878、発行年月:2005.4【bk1】【amazon.co.jp】【目次】

バイオ研究に必要なソフトの使い方、TIPS満載の本です。



「Keynote 2プレゼンテーション入門」

著者:高橋 良著、税込価格:¥3,360、出版:秀潤社、ISBN:4879622915、発行年月:2005.10【bk1】【amazon.co.jp】【目次】

Keynoteに関する日本語で書かれた唯一の本です。



「Photoshopの画像処理マニュアル」

著者:小島 清嗣編集 / 岡本 洋一編集、税込価格:¥4,830、出版:羊土社、ISBN:4897064902、発行年月:2005.11【bk1】【amazon.co.jp】【目次】

医学生物学研究にフォーカスしてPhotoshopの使い方を解説した一冊。いまひとつ理解しないままなんとなくPhotoshopを使っているという人に役立つと思います。視野をずらしながら撮影した画像のタイリング、スキャンニングの際に目的別に読み取り解像度を設定する方法、明視野顕微鏡画像の補整の仕方、微分干渉顕微鏡画像の補整の仕方、PowerPointで上手に見せる方法、など私としても役立つ情報満載でした。


Endnote関連書籍

「最新EndNote活用ガイドデジタル文献整理術 第4版」おすすめ

著者:讃岐 美智義、出版社:克誠堂出版 (2009-10)、ASIN:4771903603【amazon.co.jp】【bk1】【目次

Endnoteに関する本はこれしかない、というのが、讃岐さんの書かれている「デジタル文献整理術」です。こういったコンピュータソフトの本というのは、ソフトがメジャーアップデートしてしまうと、かなり利用価値が下がってしまうのですが、Endnoteのアップデートに合わせて、きちんと改訂されて、はや第4版。Endnoteの最新版のX3に対応しています。Endnoteのマニュアル自体、分厚くてとても読めるものではありませんので、その代わりとしても使えますが、マニュアルとは違ったユーザーの立場から要点をまとめたガイドですので、Endnoteを持っている人は、必携の一冊です。


「研究者のための文献管理PCソリューション」おすすめ

著者:讃岐美智義著、税込価格:¥ 3,780(本体:¥ 3,600)、出版:秀潤社、ISBN:4879622842、発行年月:2005.03【bk1】【amazon.co.jp】【目次

讃岐美智義氏は、これまでにも「デジタル文献整理術 最新EndNote活用ガイド」【bk1】【amazon.co.jp】「デジタルプレゼンテーション」bk1】【amazon.co.jpといった研究者、医者の立場に立ったコンピュータ使い方の本を著しています。どの本もわかりやすく明快な著作であり、私も愛読しています。

本書は比較的初心者の方をターゲットとして、PubMed、医中誌の利用から、EndNote,GetARef,RT2(讃岐氏オリジナルのソフト)などの文献管理ソフトの使用法にも言及しています。まだ、自分の文献検索、整理法が確立していない方に是非おすすめしたいと思います。


Palm関連本

「医療に使えるPalm」

著者:粟飯原 輝人編集、税込価格:¥3,360、出版:羊土社、ISBN:4897063701、発行年月:2003.8【bk1】【amazon.co.jp】【目次

医療関連のソフトウェア(Palmwareと呼ぶ)を大量に紹介しています。


「一歩進んだPalm」

著者:粟飯原輝人編、税込価格:¥ 3,675(本体:¥ 3,500)、出版:羊土社、ISBN:4897066883、発行年月:2004.11【bk1】【amazon.co.jp】【目次

右脳^^部屋」を主宰されている粟飯原氏による第2弾のPalm本です。前作の「医療に使えるPalm」【bk1】【amazon.co.jp】は医療関連のソフトウェア(Palmwareと呼ぶ)の紹介に終始していたような印象がありますが、第2弾の本著は医療の現場でPalmが活躍するソリューションを具体的にわかりやすく紹介しています。「一歩進んだ」との枕詞がついていますが、「Palmを持っていないけれども、どの機種を買えばよいのか」、「WindowsやMacとのデータの同期はどうするのか」といった入門者向けの情報から丁寧に解説されています。圧巻は第5章の「データベースや辞書の作り方」でしょう。医療者がPalmを使う最大のメリットは、とてもすべては覚えきれない薬やその用量をはじめとした各種リファレンスをコンパクトなPalmに収められることだと思っています。アメリカではたくさんの医療者向けデータベースが手に入りますが、日本のものは十分にそろっているとは言い難い状況です(それでもPalm版「今日の治療薬」のおかげでだいぶ状況は改善しています)。各病院に採用された医薬品のデータベースやお手製のデータベースをPalmに入れるにはどうすればいいのか、代表的なデータベースソフトを紹介しながら、オリジナルのデータベースの作り方を解説しています。また、ファイルメーカーmobileを使った症例管理も魅力的なソリューションです。第6章の「Palmの達人はこう使っている!」では、Palmの達人たちがどんなPalmwareを自分のPalm機にインストールしているか、どんな使い方をしているかという興味のある記事です。私自身はUS Roboticsという会社がPalmを作っている頃からのPalmフリークではあります。その頃のPalm機はOSが英語しか扱えなかったので、いろいろなパッチをあてて日本語化して使っていたのですが、1ヶ月に1回くらいフリーズし、そのたびに全部やり直さなければならなかったというのがトラウマになって、現在では、極力デフォルトのまま使うようになっています。しかし、本著は、そんな私を「また、Palmをいじってみよう」と思わせる、そんな好著であります。


「それでも私はpalmを使う」

著者:野村 弘明著、税込価格:¥2,079、出版:ピーワーク、ISBN:4939128091、発行年月:2005.11【bk1】【amazon.co.jp】【目次】

Clieが撤退して、Palmマシンはアメリカから輸入したものを日本語化しなければならないような状況になり、Palm関連の本も少なくなってきました。そんな中、英語版Palmマシンを使うTIPS満載の、力強い本が出ました。


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