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著者:黒木登志夫著・F・ハンター・藤田著、税込価格:¥ 3,045(本体:¥ 2,900)、出版:朝倉書店、ISBN:4254100388、発行年月:1991【bk1】【amazon.co.jp】【目次】
この手の本としてはもっとも有名な本だと思います。特に、論文の提出とその後のやりとりには役立ちます。難点は、少々英語が古くさいことでしょうか。
著者:高橋弘著、税込価格:¥ 3,675(本体:¥ 3,500)、出版:羊土社、ISBN:4897062926、発行年月:2002.10【bk1】【amazon.co.jp】【目次】
現在手紙よりもE-mailでのコミュニケーションが圧倒的になっています。やや文例は少ないものの、細胞譲渡をお願いするときの文例など実践的で役立つシチュエーションがそろっています。
著者:Ann M. Körner著 / 瀬野 悍二訳・編、税込価格:¥3,990、出版:羊土社、ISBN:4897064899、発行年月:2005.12【bk1】【amazon.co.jp】【目次】
先日紹介した「日本人研究者が間違えやすい英語科学論文の正しい書き方」【bk1】【amazon.co.jp】の第二弾。今度は、英文手紙とe-mailの本です。
私自身、研究者向けの英文手紙の本としては「科学者のための英文手紙の書き方 増補版」【bk1】【amazon.co.jp】がバイブルだと思っているのですが、さすがにちょっと英語が古くさくなっています。「生命科学者のための実践!英文email講座」【bk1】【amazon.co.jp】も悪くないのですが、例文の数が少ないのが難点でした。例文をたくさんのせた英文手紙の本が出れば売れるなと思っていたのですが、この本は私がほしがっていた本にかなり近いものになっています。研究者が英文で手紙を書かなければいけない様々なシチュエーションを想定して多くの例文が掲載されています。さらにそれらの例文はCD-ROMとしてついてきますので、コピーペーストで英文手紙が完成します。さらに、私には、「好印象を与える手紙の書き方」という章が参考になりました。現時点における研究者向け英文手紙の書き方本のone of bestといえるでしょう。
ひとつ納得したのは、今の時代、E-mailはスパムメールや何だかわからないメールに埋もれてしまい、なかなか相手にアピールすることは難しい。そこで、これだけE-mailが普及している現在だからこそ、大事なメールは手紙で出すというものです。確かに、アプライレターなどは手紙の方が有効かもしれませんね。
著者:Anthony T.Tu著、税込価格:¥ 2,310(本体:¥ 2,200)、出版:化学同人、ISBN:4759809023、発行年月:2002.12【bk1】【amazon.co.jp】【目次】
日本人が書いた英文手紙を2人のNative Speakerが別々に校正し、2つの校正結果を比較するというおもしろい趣旨の本です。
著者:AnthonyT.Tu共著・KazukoYamamotoTu共著、税込価格:¥ 2,310(本体:¥ 2,200)、出版:化学同人、ISBN:4759802398、発行年月:1992.09【bk1】【amazon.co.jp】【目次】
研究者のための英文手紙の入門書としておすすめします。
著者:Anthony T.Tu著、税込価格:¥ 2,625(本体:¥ 2,500)、出版:化学同人、ISBN:4759807616、発行年月:1996.06【bk1】【amazon.co.jp】【目次】
上の本と同じ作者です。
著者:逢坂 昭、阪口 玄二著、出版:講談社、発行年月:1981.7、本体価格: ¥2,720
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著者:逢坂 昭、阪口 玄二著、出版:講談社、発行年月:1985.10、本体価格: ¥3,107
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Part 1では、交渉がうまくいった例を中心に文例を集め、Part 2では、交渉がうまくいかなかった例を中心に文例を集めています。文例の数は非常に多いです。
著者:大野典也著、税込価格:¥ 3,150(本体:¥ 3,000)、出版:メジカルビュー社、ISBN:4895538583、発行年月:2000.03【bk1】【amazon.co.jp】【目次】
多くの文例が載せられています。
著者:Ann M. Körner著 / 瀬野 悍二訳・編、税込価格:¥3,780、出版:羊土社、ISBN:475810834X、発行年月:2007.5【bk1】【amazon.co.jp】【目次】
Körner & 瀬野コンビによる「相手の心を動かす英文手紙とe-mailの効果的な書き方」【bk1】【amazon.co.jp】【目次】【当サイトの書評】「日本人研究者が間違えやすい英語科学論文の正しい書き方」【bk1】【amazon.co.jp】【目次】【当サイトの書評】に続く第三弾。今度は、英会話の本です。
このシリーズの特徴は、ネイティブスピーカーが書いて、日本人が翻訳しているという点です。他書では、日本人が書いて、ネイティブスピーカーが英文をチェックしているというパターンが多いです。ネイティブスピーカーが執筆する場合、なかなか日本人の陥りやすい間違いに言及できず、的外れなものとなりがちですが、長年日本人の英語を見てきたKörner博士はポイントをしっかりとらえており、ネイティブスピーカーならではの説明に深みがあります。
本書のタイトルが「困った状況も乗り切る」とあるように、日本人がもっとも苦手とする、相手に反対の意志や見解を効果的に表現するというNegative Interractionsについて多数の例文を掲載しているのが特徴です。たとえば、留学前の約束と違う場合、どのようにボスに意見すべきかを、「軽く不満を述べる場合」「強く抗議する場合」「それでも駄目な場合」というように状況に応じて非常に実践的な例文が掲載されています。また、学会中の夜のパーティでどのようにふるまうべきなのか、講演後の質問であからさまな敵対的質問にはどのように答えるべきなのか、などについても具体的に記載されています。本書は研究者・医師向けの英会話の本であると同時に、英語圏における研究者・医師の慣習・行動規範を知るための類を見ない書籍となっています。
欄外などを使って英語本来のニュアンスを伝えようとするKörner博士、そして訳者の瀬野先生の、誠実な本作りにひたすら敬服します。また、添付のCDの出来も白眉であり、リスニングの教材としても一級です。本書を含むKörner & 瀬野コンビによる3冊は、留学を目指す人を含め、多くの研究者・医師のバイブルと言えるものだと思いますが、その中でも、本書はmust haveアイテムであると思います。
著者: 東原 和成著、出版:羊土社、発行年月:1999.4、本体価格: ¥3,950
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研究者が遭遇する場面に分けて基本的な会話例を掲載しています。研究者の英会話入門書としておすすめ。
著者:東原 和成著、出版:羊土社、発行年月:2000.10、本体価格: ¥3,900
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上記の本と同じ著者です。ただ例文が並んでいるような印象で、上記の本で例文が不足しているので増やしたいという方におすすめします。
著者:加藤(玉水)しおり著・Mike Cohen英文監修、税込価格:¥ 2,940(本体:¥ 2,800)、出版:羊土社、ISBN:4897063760、発行年月:2004.06【bk1】【amazon.co.jp】【目次】
紹介されているフレーズは、えっ、こんな易しい英語、というものが並んでいます。でも、こういった英語がきちんと使えれば、ラボでサバイブできるのです。本書の前書きにあるように「難しい言い回しは結局通じないことが多いので、なるべく簡単な言葉で話そうになる。ニュアンスの違いなどに留意すれば、このような優しい単語で何とかやっていけるのである」まさしく、私が渡米数ヶ月で感じていたことそのものです。
著者:中島伸著、税込価格:¥ 2,100(本体:¥ 2,000)、出版:羊土社、ISBN:4897066697、発行年月:2001.09【bk1】【amazon.co.jp】【目次】
英会話の本と留学体験記の中間のような本です。ボストンに3年間留学した著者が冷や汗ものの体験から得た必ず使える英語表現をおもしろいエピソードとともに紹介しています。
著者:Anthony T.Tu、Kazuko Yamamoto Tu共著、出版:化学同人、発行年月:1989.6、本体価格: ¥1,505
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別のページにまとめました。
廣岡慶彦氏が書かれた研究者向けの英語の本の紹介です。生物医学系ではなく、表紙も地味目なのでうちの大学の生協ではちょっと目立たないのですが、研究者向けの英語本としては結構売れているようです。今回、5冊とも手に入れてみました。
廣岡慶彦氏はアメリカで15年間UCSDで核融合炉工学の分野の研究者として研究をおこなうともに学生の指導をおこなっていました。彼によれば、最初の5年間は英語で毎日苦しみ、次の5年間はやっと原稿なしにプレゼンができるようになり、最後の5年間は並のアメリカ人よりプレゼンがうまいと言われるようになったそうです。何とかなるさと準備もせずにプレゼンに出かけてなんとなるようになったのは、渡米後10年経ってだそうです。
廣岡氏の著作は、ジャパンタイムズから2冊、朝倉書店から3冊出ています。ジャパンタイムズのものは、英語論文の書き方、研究者向け英語でのコミュニケーションの2冊、朝倉書店の方が出版が新しく、中上級者向け英語でのプレゼン、入門者向け英語でのプレゼン、研究者向け英語でのコミュニケーションの3冊になっています。
廣岡氏の本に共通しているのは、「この表現は日本の英語の教科書などにはほとんど出てこないが、アメリカの日常では決まり文句、こういったシチュエーションでの常套句」といった例文を中心に載せていることでしょう。確かに、「日本では聞いたこともないけど、アメリカではみんなが使っている」と、アメリカにいたときに感じた私の感覚によく一致していました。やや高飛車な印象を受ける解説文だったりしますが、これくらいズバリ言ってくれた方がありがたいです。難点は、例文の数が少ないこと。著者の意図としては、「こんなに少しで大丈夫だろうかと心配する前にまず本書で取り上げた表現をマスターしてください」とのことです。折に触れて、辞書のようにして使うというよりは、通読してマスターするというタイプの本です。
おすすめは「理科系のための状況・レベル別英語コミュニケーション」「理科系のための入門英語プレゼンテーション」でしょうか。
著者:広岡 慶彦著、税込価格:¥2,310、出版:ジャパンタイムズ、ISBN:478901231X、発行年月:2006.6【bk1】【amazon.co.jp】【目次】
研究留学ネットの売れている本リストでも常に上位に入っている「学会出席・研究留学のための理科系の英会話」が全面改訂し、読者の希望に応えCD付きで再登場しました。
本書は国際会議に出席したときや研究留学したときのシチュエーションを想定して、日本ではあまり聞かないが、アメリカでは常套句といった生きた英会話例文を中心に解説。巻末の推薦状の書き方、学会のレセプションの司会やスピーチを頼まれたとき、も参考になります。ネイティブスピーカーが音読した付属CDを繰り返し聞けば、会話と聞き取りの練習に効果的だと思います。
著者:広岡慶彦著、税込価格:¥ 2,310(本体:¥ 2,200)、出版:ジャパンタイムズ、ISBN:4789010384、発行年月:2001.03【bk1】【amazon.co.jp】【目次】
英語論文執筆の基礎知識、論文執筆上の修辞法、論文各セクションの描き方のコツ、付録となっています。
著者:広岡慶彦著、税込価格:¥ 2,835(本体:¥ 2,700)、出版:朝倉書店、ISBN:4254101821、発行年月:2002.04【bk1】【amazon.co.jp】【目次】
研究者向けプレゼン英語本。国際学会で必要な英会話についても言及。あとから「理科系のための入門英語プレゼンテーション」が執筆されたので、中上級者向けということになっています。
著者:広岡慶彦著、税込価格:¥ 2,625(本体:¥ 2,500)、出版:朝倉書店、ISBN:4254101848、発行年月:2003.04【bk1】【amazon.co.jp】【目次】
研究者向けプレゼン英語本。国際学会で必要な英会話についても言及。「理科系のための実践英語プレゼンテーション」がやや難しいという意見もあり、その入門編として作られました。入門者向けの例文と中級者向けの例文を並べて掲載するというスタイルになっています。
著者:広岡慶彦著、税込価格:¥ 2,835(本体:¥ 2,700)、出版:朝倉書店、ISBN:4254101899、発行年月:2004.02【bk1】【amazon.co.jp】【目次】
シリーズ最新刊。研究者が国際会議や海外で遭遇するシチュエーションを想定して、日本ではあまり聞かないが、アメリカでは常套句といった生きた英会話例文を中心に解説。「理科系のための入門英語プレゼンテーション」で好評だった入門者向けの例文と中上級者向けの例文を並べて掲載というスタイルになっています。
著者:池谷 裕二、出版社:講談社(2008/01/22)、ASIN:4062575744、価格:¥ 1,050(税込) 【amazon.co.jp】【bk1】【楽天ブックス 】
ハヴュベナセヤロウ?この英語の意味が通じますか?関西弁ではありませんよ。
池谷氏は、「海馬は語る」などのベストセラーを著した新進気鋭の脳科学者ですが、彼が、2002年にニューヨークに留学したものの、英語に苦労し、その中で至った結論は、所詮英語特有の発音を身につけることは出来ない、自分のカタカナ英語をより米国語に近いカタカナ語に置き換えるだけで、はるかに通じるようになる、というものでした。
怖いくらい通じるカタカナ英語の法則を要約すれば、リエゾンの法則と、日本語のカタカナと実際の発音に近いカタカナの違いを修正するという法則になります。
前者は、消えやすい子音の順番「「h>th>g>d,t>l>f,v>r>b,k,m,n,s」を理解していれば、子音が重なったときには、消えやすい子音が消えるので、「kind of 」であれば、nとdのうち、dが消えて、「カイナヴ」ということになります。
後者であれば、「L」はウと発音する。「W」はウオと発音する。「Are you」はオユ。米国語には促音、長音がなく、さらに「イ」の母音がない。minutesは「ミニッツ」ではなく「ミニツ」。morningの「i」はイよりはエに近いので、モーネンと発音する。
紹介している英文も簡単なものがほとんどですが、いわゆる口語のことばで、あまり日本の教科書には登場しないものの、アメリカで生活すると毎日何回も聴くような英文が中心になっています。
でも、これを英語初心者にやっても発音が難しくなってしまうだけのような気がします。おそらく、この本を読んで、うん、うん、頷いて読むのは、留学して1,2ヶ月くらいたった人なんじゃないでしょうか。ある程度、アメリカでの生活をした人はかなりおもしろく読めると思います。CDもついていてこの値段。お買い得だと思います。
ちなみに、冒頭の「ハヴュベナセヤロウ?」は「Have you been to Seattle?」ということになります。
著者: Nancy Meshkoff、出版:日本放送出版協会、ISBN:4-14-039316-5、発行年月:1998.9、本体価格: ¥3,500 【bk1】【amazon.co.jp】
大杉正明先生がニューヨークを題材にしてやっていた1998年のNHKラジオ「英会話」のスキット1年分をまとめた1冊。引き込まれるようなストーリーとともに、この1冊を繰り返し覚えれば、口語調の英語にもかなり慣れるのではないでしょうか。おすすめの英語の本といっていいのかわかりませんが、私が愛読した英語の本として紹介いたします。
著者: ICS国際文化教育センター編、出版:ジャパンタイムズ、ISBN:4-7890-1092-9、発行年月:2002.6、本体価格: ¥1,500【bk1】【amazon.co.jp】
著者:岡田 久恵執筆、ジャパンタイムズ編、出版:ジャパンタイムズ、ISBN:4-7890-1014-7、発行年月:2000.6 【bk1】【amazon.co.jp】
著者: 久野揚子、出版:DHC、ISBN:4-88724-257-3、発行年月:2002.3、本体価格: ¥2,400【bk1】【amazon.co.jp】
この本はボストン在住の方がかかれているのですが、多くの文例が、日本で書く手紙を英訳したものでなく、アメリカで実際に必要な英文例を多く集めています。たとえば、「請求間違いへの抗議」「解約通知が徹底していないことへの抗議」「騒がしいパーティーへの苦情」などです。英語でどういうかということより、アメリカではこうやって苦情や抗議をするんだなということが参考になります。この本は絶版になっていた「すぐに役立つ英文手紙の書き方」久野揚子著が他の出版社から出版されたものです。
随時追加。
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