■日本の書籍の入手法
●bk1(ビーケーワン、http://www.bk1.co.jp/)おすすめ
2000年にオープンしたばかりの日本のオンライン書店です。私が知る限り、bk1が現在最も安い値段で日本語の書籍を手に入れられる方法だと思います。海外から注文したときの料金は、「本の値段プラス送料の実費」のみになっています。消費税は取られませんので、家族や友人に購入してもらって送ってもらうよりも安くなります。また、郵送手段も、海外宅配便、EMS、SAL便、航空便、船便から選べます。
私も最近はほとんどの日本語の書籍をbk1経由で購入していますが、値段的にはSAL便の送料も含めて、だいたい日本の定価の3割り増し程度です。SAL便だとだいたい10日ほどで手元に届くことが多いです。
bk1のもう一つの特徴は、webサイトが充実していて、各コーナーのお薦めの本が様々な形で紹介されていたり、書評がついている書籍が多いという点です。あの白楽ロックビル先生もコラムのコーナーを持ってらっしゃいます。
●amazon.co.jp(http://www.amazon.co.jp/)
書籍の値段に、配送料、手数料がかかります。国際エコノミー便(船便、北米まで2-3週間)だと、1回の送料1200円、1冊あたりの手数料300円。国際エクスプレス便(北米まで5-6日)だと、1回の送料2700円、1冊あたりの手数料300円。日本国内からの注文の場合は、送料が無料ですので割安です。
●アメリカ国内の紀伊国屋(http://www.kinokuniya.com/)
2000年2月現在、アメリカの紀伊国屋は、New york、New Jersey、San Francisco、San Jose、Seattle、Los
Angels、Costa Mesa、Portlandの計8店舗あります。私はNew York店とSeattle店にしか行ったことがありませんが、品揃えとしては、日本の紀伊国屋には及ばないのの、町の本屋さんよりは大きく、まずまずの品揃えです。
私がアメリカに来たばかりの頃は、ちょうど円高がぐんぐん進んでいるときで、日本の3割り増しといった感じでしたが、2000年1月に価格見直しをしました。現在、100円の商品を$1.40で売っていますので、約6割り増しの価格になります。取り寄せの場合、航空便で約3週間、船便で1ヶ月半かかります。最近、航空便での取り寄せでも追加料金はなしになりました。
値段的には確かに割高ですが、アメリカ国内で本を手にとって購入できることは大変ありがたいことだと思っています。
なお、Seattleにはありませんが、Los Angels、Torrance、Santa Monica、San Diego、Chicago、New
Yorkには旭屋書店(http://www.asahiyausa.com)があります。
●Fujisan.com(http://www.fujisan.com/)
2年ほど前にバークレーの卒業生の方たちが始められたベンチャーの会社です。日本の書籍、CD、ビデオなどの通信販売をしています。料金システムとしては、日本の定価にFujisan.com独自のレートをかけたものに送料を加えた形になっています。具体的には、2000年2月1日現在、\100=$1.1798で換算しますので、約2割り増しの価格になります。送料は、これとは別に、航空便の場合1冊で$4.96、1冊増す毎に$0.99ずつ追加、船便の場合1冊で$3.97、1冊増す毎に$0.99ずつ追加となっています。送料が安いのが特徴です。最近では、コタツや日本の電化製品など、アメリカでは手に入りにくい日本のあらゆる製品を取り扱っています。
●クロネコヤマト(http://www.bookservice.co.jp/)
書籍、video、CDを海外発送してくれます。料金システムは、本の代金に送料(UPS国際宅配便サービスを利用。アメリカまで500グラムで1200円)と手数料(冊数に関わらず1回あたり380円)を加える形になります。日数は6-10日ということです。スピードは一番早いかもしれません。
●FromJP.com(https://www.fromjp.com/cgi-bin/index.cgi)
■日本のCDの入手法
●amazon.co.jp(http://www.amazon.co.jp/)
送料は書籍に比べれば送料は割安です。複数枚買うならamazon.co.jpが一番安いでしょう。1枚だけ買うならFujisan.comの方が割安です。
海外への配送方法として、国際エクスプレスメールと船便から選べます。国際エクスプレスメールでアメリカに送る場合(到着までの目安2-5営業日)、1回の発送当たり1700円、1商品あたりの手数料300円の合計金額が送料としてかかります。船便でアメリカに送る場合(到着までの目安2-3週間)、1回の発送当たり600円、1商品あたりの手数料300円の合計金額が送料としてかかります。
●アメリカ国内の紀伊国屋(http://www.kinokuniya.com/)
本に比べると、CDはそれほど高くありません。3000円のCDが36ドルで売っています。
●Fujisan.com(http://www.fujisan.com/)
料金システムは書籍と同じようです。
他にも
●クロネコヤマト(http://www.bookservice.co.jp/)
●FromJP.com(https://www.fromjp.com/cgi-bin/index.cgi)
でも取り扱っています。
■日本のコンピューターソフトの入手法
●amazon.co.jp(http://www.amazon.co.jp/)
ほとんどのソフトウェアは「日本国内以外には配送不可」となっています。もし、配送してくれるものがあれば、amazon.co.jpで買うのが一番安いと思うのですが。
●アメリカの紀伊国屋(http://www.kinokuniya.com/)
紀伊国屋でもWindowsやOfficeくらいは売っています。
●AsiaSoft(http://www.asiasoft.com/)
通信販売の会社です。品揃えはなかなかです。特に、Macintoshの品揃えはすばらしく、ほとんどのソフトがそろっています。また、アカデミックソフトもあるのがうれしいです。ソフトの値段はWindows
upgrade $145、Mac OS 9 $189, Office98 for mac $725、Office 2000 standard
$525となっています。後述のK-Densiに比べて約1割安くなっています。
●K-Densi (http://www.kdenshi.com/jp/index.html)
サンフランシスコにあるお店。通信販売もやっています。Windowsに関しては、日本語Windowsのインストールサービスもやっています。ソフトの値段はWindows
upgrade $158、Mac OS 9 $210, Office98 for mac $780、Office 2000 standard
$590となっています。
●日本から送ってもらう
私は友人か、実家に頼んで、送ってもらっています。外箱を棄てて、マニュアルとCD-ROMだけ送ってもらえば、送料は2000円以内で済みます。お願いできる人がいれば、もっとも早く安く済む方法です。
●英語版を使う
StatviewやPhotoshopなどはメニューが「英語になってしまう」などの問題点を除けば、英語版でも問題なく使えます。さすがにワープロは日本語版でないと、色々不備があるでしょう。Mac
OSに関しては、OS9から英語版にもJapanese Langage Kitが添付されるようになりましたので、日本語版を手に入れなくとも日本が使える環境が作れるようになりました。Macのことについては改めてきちんと解説する予定です。
■その他の日本製品
●USER's SIDE(http://www.users-side.com/)
日本のコンピュータや電子辞書などを販売しています。ニューヨークとカルフォルニア店舗があるほか、オンライン販売もしてます。
●FromJP.com(旧:日本カタログ、https://www.fromjp.com/cgi-bin/index.cgi)
三菱商事が運営している日本のものを海外に通信販売しているサービスです。 書籍・ CD・ ビデオ・ 日本食品・ おもちゃ・ パソコンソフト等日本の商品を扱っています。料金システムは日本の定価に送料を上乗せするだけのようです。送料はアメリカなら500グラム以下(CD2枚)で700円です。どのくらい日数がかかるのかといったことは不明です。
●日本から買おう(http://www.gokigen.de/daina/)
海外在住者向けの日本の通信販売業者を多数紹介しているサイトです。