2007.01.18

カガクシャネットとメールマガジン

Kagakushaネットワークは,理系で大学院留学を目指す人または現役の大学院留学生のためのネットワークとして2000年にメーリングリストとして発足しました。このたび、コミュニティサイトとして、カガクシャネットを立ち上げました。

カガクシャネット(http://kagakusha.net/

理系の大学院留学生・卒業生とそれを目指す人達のホームページ。XOOPSを使ったコミュニティサイトです。

カガクシャネットと連動してカガクシャネットのメールマガジン「海外の大学院留学生たちが送る!サイエンス・実況中継」も発行されます。以下、メールマガジンの説明です。

科学技術のブレークスルーが未来の社会を変える!?新メールマガジンが発行されます!

自分たちの生活や仕事に、とても身近なことなのに、多くの人にとっては、それがどう成り立っているのか、どう発展していってるか分からない・・・それがサイエンスとテクノロジーではないでしょうか?

しかしこれからは、世界を相手に商売するビジネスマンも経営者も、ますます幅広い理系の知識を持って生きて行かなければならない世の中になってきています。

研究者・科学者であっても、自分の専門分野という限られた枠だけでなく、その外で起こっていることを多く知っていれば、新たな発見への道が開かれるかもしれません。

そこで、アメリカをはじめとする海外の大学院で学んだ我々27人のサイエンティストの卵が、さまざまな研究分野での最先端の情報を分かりやすく紹介して、2週間に一度お届けします。

http://www.mag2.com/m/0000220966.html

一部の情報を抜粋すると、、、

・メタボリック・シンドロームって具体的にどんな病気?
・心をコントロールするホルモンってあるの?
・コエンザイムQ10とポリフェノールって本当に効くの?
・効率よい太陽電池ってできるのか?
・私たちが踏んでいる「土」の偉大な秘密
・生命の現象をコンピュータで再現できる?
・ダイオキシンなどの汚染物質にさらされた土壌をきれいにする「法則」
・私たちの体は「時計遺伝子」によって支配されている?
・病気に負けない「最強のイネ』を作り出す秘訣
・ロボットに手術されたり介護される時代が来る?
・「微生物」って我々の味方、それとも敵?
・ガンに対するワクチンって何?
・私たちを構成する細胞を形づけているのは実は油の成分だった?
・働く人に優しい職場作りを研究するサイエンスとは?
・日本人が大活躍「ナノテクノロジー」の驚くべき可能性
・味を感じるセンサーや匂いを感じるセンサー付きの携帯電話ができる?
・家事の順序、渋滞フリーの道路作り、効率よい工場生産、すべてコンピュータで解決
・「一つの問題の解決は新たな問題の始まり」である数学の公式
・クリーンで安全な、新しい「核融合」でエネルギー問題を解決
・「航空宇宙工学」と「デザイン」との関係
・われわれの生活に密着している「環境ホルモン」とのつきあい方

また、最新の研究紹介以外にも、理系分野でアメリカの大学院に行くことをなぜ選んだのかなど、海外の大学院教育の現状を紹介していきます。

メールマガジンの登録はもちろん無料です。
未来型の科学の姿を通じて、自分の知っている世界を広げていって下さい。

http://www.mag2.com/m/0000220966.html

2006.11.09

カナダ・エクスプレス

カナダ・エクスプレス」はトロント大学の伊倉先生のブログです。伊倉先生のようにESTABLISHされた研究者のBLOGは少なく、他には柳田先生のブログ「柳田充弘先生の休憩時間 」くらいでしょうか。

蛋白質核酸酵素に掲載されたエッセイを5回にわたって公開されるそうです。日本にいる人は、図書館に行って読めばいいのですが、海外にいる人にとってはこういうエッセイを海外にいながらにして読めるというのはとてもうれしいことだと思います。

2006.08.17

論文作成のテクニック〜論文作成のためのソフトの使い方

非常に興味深いwebサイトを見つけたのでご紹介します。「論文作成のテクニック」です。いわゆる「論文の書き方」を解説したのではなく、「論文作成のためのソフトの使い方」について解説されたものです。久留米大学の児島先生が書かれたもので、どこかの出版社に本にしてもらおうと思ったけれども没になったのでwebサイトに載せたとのことです。

ここで紹介されているテクニックはかなり興味深いものです。特に、Illustlatorの使いこなし方にかなりのページを割いており、とても参考になります。グラフ作成の際に、グラフ用紙に手書きしたものをスキャンしてIllustlator CSで描く、という方法には驚きました。ちなみに、題材として使っている論文がNature誌に採択されたものなので、さらに説得力があります。

児島先生が論文作成の際に使うソフトをまとめると、

  • 本文はMicrosoft Word X for Macで書く。
  • グラフはグラフ用紙に手書きしたものをスキャンしてIllustrator CSで描く。
  • 画像の取り込み調整はPhotoshop CSを使い、Illustlator CSに取り込んでレイアウト、微調整をおこなう。
  • FigureのレイアウトはIllustlator CSでおこなう。
  • 参考文献はEndnote 7を使って書き出す。
  • 本文のPDF化はMac OSXの機能である「PDFとして保存...」を利用。FigureのPDF化はIllustrator CSのPDF書き出し機能を使用。そして、Acrobatで一つのPDFファイルにまとめる。

となっています。

児島先生に習って、論文を作成する場合、私がどのようなソフトを使っているかをご紹介します。

  • 本文はMicrosoft Word 2004 for Macで書く。
  • 参考文献の書き出しはEndnote 9を使う。
  • グラフの作成はMicrosoft Excel 2004 for Macでおこない、Illustlator CSに取り込んでレイアウト、微調整をおこなう。
  • 画像の取り込み・調整はPhotoshop CSを使い、Illustlator CSに取り込んでレイアウト、微調整をおこなう。
  • Figureのレイアウトは以前はMicrosoft PowerPoint 2004 for Macを使っていましたが、最近はIllustlator CSを使っています。
  • 本文のPDF化はAcrobatを使っておこない、FigureのPDF化はIllustrator CSのPDF書き出し機能を使います。そして、Acrobatで一つのPDFファイルにまとめます。

私の方法は、児島先生の方法にかなり近いと思いますが、細かい部分では異なっている部分もあり、その辺に関しては、またの機会にご紹介したいと思います。

なお、細かいテクニックに関しては拙著「バイオ研究がぐんぐん進むコンピュータ活用ガイド」も参考になると思います。

2006.06.24

トロント研究留学のためのメーリングリスト

トロント在住の方からトロント研究留学のためのメーリングリスト2つを紹介いただきました。

2006.06.01

Living in Rockville

サイトの紹介です。

最近は、私もあまり研究留学に関するwebサイトの収集をおこなっていませんが、これはと思うサイトがあれば、こちらからお知らせ頂けると幸いです。

2006.01.12

「研究者の妻たちへ」メールマガジン

研究留学ネットでは、アメリカ生活情報をほとんど流せなくなってしまいました。そんな中、「研究者の妻たちへー子供を連れてアメリカ留学」は強い味方。このたび、「研究者の妻たちへ」の新着・厳選記事を、メールマガジンでも配信されるとのことです。興味のある方はこちらから購読してみて下さい。

関係ないですけど、この管理者の方のwebスキルは高いなぁ。

2005.12.28

協同病理

免疫組織用の1次抗体というのは購入して使えば、必ず染まるというわけではなくいろいろ条件を検討してようやく染まるようになったり、場合によっては、メーカーのいうとおりにやってもまったく染まらないものもあって、苦労することもあります。以前から、バイオ研究MegaLink抗体に強い試薬メーカーで紹介している「協同病理」の免疫抗体法のリストのページ。各抗原が、どのような方法を使えばうまく染まるのかというノウハウが写真付きで公開されています。初めて私が見つけたときには、こんなに公開してしまっていいのかしらと思うほどでした。

先日、自社ドメインに移転し、ウェブサイトもリニューアルされた旨、ご連絡頂きました。新しい、URLはhttp://www.kbkb.jp/だそうです。これまでにも今後も、今まで通り情報を公開して頂けるようなので是非参考にしてみて下さい。

2005.11.27

モントリオールガイドブック

サイトの紹介です。

2005.07.22

研究者の妻たちへー子供を連れてアメリカ留学

2004.11.10

Male or Female?

学会の事務局の仕事をしていると、いろいろなところからメールをもらうのですが、返事をする上で一番困るのが、Dear Mr 〜とするかDear Ms 〜とするかです。署名のところに、MDとかPhDとか書いてあれば、Dear Dr 〜で済むのですが、やっぱり手紙をもらう方も性別を間違えられたらいやですよね。

そんなとき便利なサイトを見つけたので紹介します。

Name Staticsはアメリカでの男性のFirst Nameと女性のFirst Nameの統計の結果を紹介するサイトです。検索窓に名前を入れれば、男性である可能性、女性である可能性、名字である可能性がわかります。

たとえば、Rosaliaを入れると、男性である可能性については「rosalia is a very rare male name. Very few men in the US are named rosalia. Be proud of your unique name!」となり、女性である可能性については「rosalia is the #1055 most common female name. 0.008% of females in the US are named rosalia. Around 10200 US females are named rosalia!」と結果が表示され、Rosaliaが女性の名前である可能性が高いとわかります。

2004.09.26

NIFTYバイオフォーラムが閉鎖に

私が留学先を探し始めた頃というのは、インターネットがようやく一般化し始めた頃で、研究留学関連のインターネットサイトもありませんでした。その時代にはパソコン通信のNIFTY バイオフォーラムはほとんど唯一、アメリカの留学情報を仕入れることができる貴重な情報源でした。私自身、Jビザとか、IAP-66(現在のDS-2019)なんていう名前を知ったのもバイオフォーラムでした。その後、インターネットが隆盛になり、バイオフォーラムへの投稿が減ってしまいました。私も最近ではほとんどアクセスすることはありませんでしたが、バイオフォーラムにアクセスするためだけに今でもNIFTYに毎月お金を払い続けています。

最近、久しぶりにアクセスしたら、「バイオフォーラム閉鎖の案内」がありました。8月いっぱいで書き込みできなくなり、9月いっぱいで読むこともできなくなるとなっていました。残念ながら、最後にお礼の書き込みをすることもできませんでした。

2002年8月26日のWhat's new!で私は、「研究留学ネットをはじめるにあたって3つのささやかな野望があった」ということをお話ししたことがあります。3つのうち、2つについては、GuestBookの方でも公表しましたが、
(1) 研究留学関連のサイトでもっとも多くの人に訪問されるようなサイトになること。
(2) 書籍化すること。
でした。3つ目については明らかにしてこなかったのですが、実は3つ目はNIFTYのバイオフォーラムに関連することだったのです。今となれば、明らかにしてもよいと思うので、公表しますが、3つ目のささやかな野望は、
(3) NIFTYにあるバイオフォーラムと同じようなシステムをインターネット上で実現すること。
でした。私が研究留学ネットを始めた当時は、バイオフォーラムを見るためにはNIFTYの会員になり、バイオフォーラムに登録をする必要がありました。その当時、パソコン通信以外にもインターネット経由でのアクセス方法も提供されるようになりましたが、誰もが気軽にアクセスできるという状況ではありませんでした。そんな状況で、自分の留学のセットアップの記録をインターネット上に公開して、掲示板をつければ、もっとたくさんの人に情報提供できるのではないかというのが、研究留学ネットを始めたひとつのモチベーションでした。サイトを立ち上げてから半年ほどたって、研究留学ネットの中に、研究留学以外のバイオ関係のページや掲示板、コンピュータ関連のページや掲示板が追加されたのも、私の頭の中に、バイオフォーラムのイメージがあったからなのです。

長い間お世話になった上、このサイトに多くのインスピレーションを与えてくれたバイオフォーラムへの感謝をこの場を借りて申し上げたいと思います。

2004.09.02

AmazonのWebサービス

研究留学ネットでは、「研究者の書棚」を中心に、多くの書籍を紹介しています。ただ、書誌情報を集めて、書影をフォーマットを整えるというのは、意外に時間がかかり、骨が折れる作業です。そんなわけで、紹介したい本はたくさんあるのですが、なかなか紹介できませんでした。

最近、「Amazonアフィリエイト簡単作成ツール」というのを読んで、こりゃ便利だなと思い、AmazonのWebサービスを使えば、書誌情報を簡単に研究留学ネットのフォーマットにできるのではないかと考えました。さっそく、「Amazon Hack」bk1】【amazon.co.jpを読んで、AmazonのWebサービスについて勉強してみました。Webサービスの記載は最後の1/4くらいですが、前半の部分もAmazonのアフィリエイトに役立つ情報満載で、Amazonのアフィリエイトの人は必読の本だと思いました。XMLやSOAPというのがどういうものなのかというイメージをつかむこともできました。

「最新XML+XSLTサンプル集 」bk1】【amazon.co.jpでXLSTの作法を眺めて、実際に、AmazonのWebサービスをいくつか試してみました。

たとえば、今売れているバイオインフォマティクス関連の本を10冊リストするなんていうことを自動的につくることができます(このURLをクリックしてみて下さい)。

ただ、Amazonのwebサービスを使用しても、私がもう一つアフィリエイトになっているbk1のbibidという書誌IDを取得できないので、私サイトでの本の紹介にはそのままでは使えません。bk1では、公式にはwebサービスは始まっていないのですが、bk1の方が個人的にMovable Type用のPlug-inを公開されていたので、その中身を解析してなんとか、簡単に書誌情報を取得して、自分のサイト用のフォーマットにするCGIを組むことができました。というわけで、これからは、もう少し頻繁に本の紹介ができると思います。

「Amazon hacks」

著者:PaulBausch著・篠原稔和監訳・ウェブ・ユーザビリティ研究会訳、税込価格:¥ 3,045(本体:¥ 2,900)、出版:オライリー・ジャパン、ISBN:4873111811、発行年月:200404下旬【bk1】【amazon.co.jp】【目次】

Amazonのアフィリエイトの方必携の1冊だと思います。米国のAmazonを対象にして書かれているので、日本のAmazon用にはそのまま当てはまらない部分もあります。


「最新XML+XSLTサンプル集 (CD−ROM付)」

著者:薬師寺国安共著・薬師寺聖共著、税込価格:¥ 2,940(本体:¥ 2,800)、出版:CQ出版、ISBN:4789818381、発行年月:2003.07【bk1】【amazon.co.jp】【目次】

XSLTの入門書といったらこれくらいしか見あたらなかったです。


2004.09.01

AppleStoreのアフィリエイトサイトになりました

AppleStoreのアフィリエイトサービスが先月から、LinkShareで開始されました。さっそく、アフィリエイト申請をおこなったら、無事アフィリエイトとして承認されました。

というわけで、研究留学ネットのトップページのAppleStoreのリンクをたどって、AppleStoreで買い物をして頂くと、研究留学ネットにコミッションが入ることになります。もし、興味があれば、ご利用下さい。

2004.07.22

visited states

最近、白地図で自分が行ったことがある都道府県を塗りつぶしたりするのが、はやっているみたいで、そんなのが、アメリカの州でできないかと探していたら、ありました。

http://www.world66.com/myworld66/で、1泊以上したことがある州を赤で塗ってみました。

アメリカ滞在中に訪問した州は、Washington、Oregon、DCのみで、あとは毎年秋にあるアメリカ腎臓学会で稼いでいるのですが、かなり少ないですね。おそらく東海岸に住んでいる方は結構数が多いと思うのですが、西海岸は車で他の州に出るのが結構大変なもので。

2004.07.20

39.5度

今日の東京は39.5度。ここのところ、35度が当たり前になっていましたが、さすがに40度近くとなると違いますなぁー。華氏でいうと、、、

こんな時に便利なのが、Google。Googleに計算機能があるのを知っていましたか?

39.5C in F

とGoogleの窓に入れると答えが出てきます。

答え

というわけで、華氏103.1度ということですね。Google計算機についてもっと知りたい方はGoogle電卓レファレンスをどうぞ。

はやく避暑に行きたいです。

2004.06.25

ドイツ研究者ネットワーク、フランス研究者ネットワーク

最近、ドイツとフランスの日本国大使館が、それぞれ「ドイツ研究者ネットワーク」と「フランス研究者ネットワーク」を始めました。先に始まった、ドイツ研究者ネットワークの方は、すでに100名以上の方を集めて、結構盛り上がっているようです。ドイツ、フランスの方は是非ご覧になってください。

2004.05.24

イリノイ大学日本人会

イリノイ大学日本人会のサイトを紹介します。

2004.05.14

長期滞米研究者ネットワーク

2004.05.06

スタンフォード大学関連のwebsite

シリコンバレー、スタンフォード大学関連のwebsiteをいくつか紹介します。

2004.04.06

Echo from Cleveland

お気づきになった方もいらっしゃると思いますが、今回のリニューアルに際して『研究留学WebLink』はカテゴリ分けしてだいぶ強化しました。私なりの基準があってすべてのものを掲載できるわけではありませんが、『研究留学WebLink』に載っていない有用な個人サイト、日本人会のページ、メーリングリストなどがあれば是非ご紹介ください。情報提供はこちらからお願いします。

今日は、読者の方から教えてもらったサイトをひとつ紹介させていただきます。

2004.03.14

フィラデルフィア研究留学案内

フィラデルフィア研究留学案内が今年の春に閉鎖されるそうです。UPENN, Thomas Jefferson Universityなど多くの日本人研究者が留学するフィラデルフィアの貴重な情報サイトであり、また、税金に関する詳細な情報を提供してくださったサイトですが、管理人の方の移動とともに、サイトを閉じられるそうです。これから、フィラデルフィアに留学される可能性がある方は全ページダウンロードしておくことをおすすめします。

後日談:閉鎖は思いとどまってくれたそうで、一部のコンテンツは閉鎖されたものの、フィラデルフィア情報は健在です。

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