2007.02.07

MacBook Proの内蔵ハードディスクドライブ交換

以前、

PowerBook G4の内蔵ハードディスクドライブ交換

PowerBook G4の内蔵ハードディスクを交換した後のデータの移行方法

というエントリーを書きました。結構好評だったようなので、調子に乗って、MacBook Pro(15インチ、2.0GHz)のハードディスク(HDD)の換装もやってみました。最終的にはうまくいったのですが、何カ所かハマッてしまったので、詳細を書き記しておくことにします。

 

■交換する内蔵HDDの選択

Powerbook G4の内蔵HDDのインターフェースはUltra ATA(IDEとも呼ばれる、転送速度は100MB/s)というパラレル転送方式ですが、MacBook Proでは、Serial ATA(転送速度は150MB/s)というシリアル転送方式に変更されています。大きさは2.5インチですので、MacBook Proに入れるハードディスクの条件としては、Serial ATAインターフェースで2.5インチのものということになります。現時点での選択肢としては、

があります。ここでけちってもしょうがないのですが、200GBのものはHDDの回転数が遅いこともあり、日立 HTS541616J9SA00 シリアルATA 160GB/5400回転を選びました。

後日追記:現在は以下のハードディスクも選択可能です。

 

■データ交換時に使うHDケースの選択

データ交換に際し、取り出したHDDをおさめるためのHDケースが必要になります。当初、Powerbook G4のHDDを交換したときのHDケースを使えばいいと考えていましたが、当然のことながら、MacBook Proから取り出したHDDはインターフェースがSerial ATAなので、接続することができません。というわけで、Serial ATAのハードディスクケースを探しました。しかし、Serial ATAのハードディスクケースは、まだ品揃えが十分ではなく、選択肢はかなり少なめです。あったとしてもUSB接続か、eSATA接続のものだけです。私としては、USB接続ではなく、電源や速度の安定しているFirewire接続のものが欲しかったのですが、商品として存在していないようです。eSATA(参考:外付けHDDの接続で使う「eSATA」というインターフェースはどういうものですか / デジタルARENA)は速度的には一番いいのですが、eSATAをつなぐとなると、eSATA用のPCI expressカードが必要になり、かなりの出費になります。唯一見つけたのが、SATA HDDつなが~るKIT 1394。ただし、これはHDケースではなく、HDDがむき出しになるので、データ転送をしてしまえばお役後免になってしまい、余ったHDも使えずにもったいないです。あれこれ探してみたら、秋葉館オリジナルの商品として「Serial nano 秋葉館オリジナル 2.5" HD FireWire800 & USB2.0 Case」というのがあることを知り、これをゲット。本当はFirewire800ではなくて、Firewire400でいいのですが、それは変換アダプタを使うことで解消。

 

■内蔵HDDの換装

さて、実際の交換作業ですが、MacBook Proのバラシ自体かなり難易度が高いと聞いていたので、自分ではおこなわず、クイックガレージにお願いしました。クイックガレージの方もMacBook Proは難しいので小一時間くださいとおっしゃってました。交換手数料14000円なり。

 

■データの転送

データの移動はPowerbook G4のときと同じように、インストールDVDからMacBook Proを立ち上げて、ディスクユーティリティの復元という機能を使う予定でした。しかし、ここで問題発生。復元機能を使おうとして、ソース、復元先のディスクを指定しようと思ってもできません。ディスクユーティリティのバージョンが古いのではないか、とか、いろいろ疑いましたが、どうやってもディスクの指定ができません。「りんごのマック」さんの記事を読んでわかったのですが、Intel Macの場合、インストールDVDから立ち上げた場合、復元機能でディスクが指定できないのだそうです(外付けディスクから立ち上げないといけない)。さて、どうしたものかと考えました。

考えた末に、私がおこなったのが以下のような方法です。幸い、Powerbook G4にはFirewire800とFirewire400のポートがそれぞれ1つずつあるので、Firewire800のポートに、MacBook Proから取り出したHDDを接続。そして、MacBook Pro(まだHDは空の状態)をFirewireターゲットモードで起動し、Firewire400のポートに接続し、Powerbook G4上でディスクユーティリティを立ち上げ復元をおこないました。データの移行には6時間くらいかかりましたが、無事データの移行が終わり、MacBook Proの内蔵HDの容量が160Gになりました。

Apple Store(Japan)

2006.08.07

15 インチ MacBook Pro バッテリー交換プログラム

先日「MacBook Proのバッテリが逝ってしまった」というエントリーをアップしました。

そうしたら、アップルから15インチMacBook Proバッテリー交換プログラムのアナウンスがありました。交換対象となっているバッテリーは型番がA1175で、バーコードの上に表示されている12けたのシリアル番号がU7SA、U7SB、U7SCのいずれかで終わるもの。

MacBookProBatteryアップル側の発表は「アップルの高いバッテリー基準値を満たしていない」としかアナウンスしていませんが、ネット上にあがっている報告をみると、私のバッテリーと同じように熱で外装が変形してはがれているというのが多いようです。おそらく私のバッテリーもバッテリー自体に問題があったのでしょうが、残念ながら、バッテリーはもうだめだと思って捨ててしまったので、交換対象に該当しているのかわかりません。

ところで、現在使っているバッテリのシリアル番号をみると、下4桁はU7SBでビンゴ。さらに、最近、予備バッテリーとして買っておいたバッテリーのシリアル番号の下4桁はU7SCでこちらもビンゴ。

3連続で当たってうれしいやら、悲しいやら。

2006.07.05

MacBook Pro のバッテリが逝ってしまった

MacBook Proが突然、バッテリを認識できなくなりました。

MacBook Proは、いつもAC電源をつないでいるので、バッテリを認識できなくても困らないように思えるのですが、MacBook Proから採用された電源アダプタはMagSafe電源アダプタという形式になっていて、これが面倒なのです。ちょっとした力のかかり具合で、すぐに電源アダプタが外れてしまいます。バッテリを認識できていないので、アダプタが外れたと同時にOSごと落ちてしまいます。

購入してまだ半年程度なので、バッテリそのものより、バッテリの認識ができていないのだろうと考えて、PMUのリセットとPRAMのクリアをしてみましたが、全然、効果なし。Apple storeに持ち込んで修理するとなると少なくとも数日手元を離れることになるので、とりあえず、新しいバッテリを装着してみました。このバッテリは、MacBook Proを購入と同時に注文しておいて、1ヶ月くらいたった頃に手に入れることができたものです。

すると、なんと新しいバッテリと交換したら、ちゃんと認識しました。よくよく、ダメになったと思われるバッテリを見てると、熱のせいか、表面のシルバーの板が曲がって、はがれていました。というわけで、なんとか入院を避けることができました。

でも、半年で、バッテリが逝ってしまうなんて、ちょっと早すぎ。

ついでに、MacBook ProのPMUのリセットと、PRAMのクリアの方法をまとめておきます。

MacBook、MacBook ProのPMUのリセット(参考

  1. コンピュータがオンになっている場合は、電源を切ります。
  2. AC アダプタを外し、コンピュータのバッテリーを取り出します。
  3. 電源ボタンを 5 秒間押し続け、ボタンを放します。
  4. バッテリーと AC アダプタを元に戻します。
  5. 電源ボタンを押してコンピュータを再起動します。

 

PRAMのクリアは他の機種と共通です。(参考

  1. コンピュータの電源を切ります。
  2. 「Command」、「Option」、「P」、「R」の各キーの場所を確認します。手順 4 で、これらのキーをすべて同時に押します。
  3. コンピュータを起動します。
  4. 「Command」、「Option」、「P」、「R」のすべてのキーを押したままにします。グレイの画面が表示されるまでキーを押し続けます。
  5. コンピュータ が再起動し、起動音が 2 回聞こえるまで、キーを押し続けたままにします。
  6. キーを放します。

2006.03.31

MacBook Proを1ヶ月使ってみて

MacBook Proを1ヶ月使ってみた感想を。

ファーストインプレッションではちょっと強がっては見たものの、いろいろ使ってみると、やっぱり、いろいろ困ったことも出てきたりしています。早急に何とかして欲しいものリスト。

  • Air-Edgeのドライバーを出して欲しい。
  • Fuji Xeroxのポストスクリプトのドライバが早く出て欲しい。
  • Adobe Creative SuiteをUB化して欲しい。これはすぐにとはいかないのでしょうけれど。Photoshopの速度低下ははじめ感じていたより深刻かもしれません。
  • JMPのパッチが出て欲しい。

Safariはスピード面では圧倒的に早くなったのはマル。起動もスタートアップ画面がほとんど見えないほど早い。EG-Bridgeに出会えたのはマル。今度出たegbridge Universalかなりよいです。しばらく手に入らなかった2つめのACアダプターも予備のバッテリも手に入りました。

2006年3月末時点でのIntel Macへのソフトの対応状況をまとめておきます。

対応している(Universary Binary化されている)ソフト

対応している(Universary Binary化されておらずRosetta上で動く)ソフト

  • Office Mac 2004 [アナウンス] (次回メジャーアップグレードでUB化):私が使っている範囲でも動作が遅くなったという印象はありません。ただ、初回の起動時に少し時間がかかるのと、数日に1回くらい落ちます。
  • Adobe Creative Suite 2 (Version Cueは除く)[アナウンス](次回メジャーアップグレードでUB化):PhotoshopはRosetta上ではスピードが70%程度まで低下すると言われています。
  • Adobe Studio 8 [アナウンス] (次回メジャーアップグレードでUB化):Rosetta上で問題なく動く。Dreamweaverはかえって軽快になったような印象。
  • FileMaker Pro 8 [アナウンス] (次回メジャーアップグレードでUB化)
  • FileMaker Pro 8 Advanced [アナウンス] (次回メジャーアップグレードでUB化)
  • Firefox1.5 [アナウンス] (3月下旬にUB化)
  • Endnote 9 [アナウンス] Rosettaで問題なく動くことが確認されました。
  • Prism [アナウンス] Rosetta上で問題なく動く。次期バージョンでUB化
  • Snapz Pro 2
  • Palm Desktop

対応していないソフト

  • ATOK [アナウンス]
  • Virtual PC [アナウンス]
  • Windowshade X [アナウンス]
  • LiFE with PhotoCinemaで作成されたFlashがIntel MacのSafariでみられない [アナウンス]
  • ID for WebLiFEで作成されたFlashがIntel MacのSafariでみられない [アナウンス]
  • Adobe Version Cue [アナウンス]
  • Freehand MX 対応はアナウンスされていませんが、Mac Fanの記事によると、かなり動作がもたつき実用レベルにはないようです。
  • Final Cut Express [アナウンス]
  • Final Cut Studio [アナウンス]
  • JMP [アナウンス] Rosetta上では複数の不具合がある。近々対応パッチが出される予定。

対応しているかどうかわからないがとりあえずRosetta上で動いているソフト

  • internet explorer 5.23 :すでに配布は終了していますが、私が数日間使っているところでは問題なし。
  • Nikon View :私が使っているところでは問題なし。

Version TrackerがUniversal Application Resource Centerを開設して、UB化されたソフトを紹介しています。

プリンタドライバー:今回はCanon 、Epson、Brotherの対応はかなり早いです。最新機種のほとんどがいち早くIntel Macへの対応を果たしました。CanonのPIXUS MP500はIntel Mac対応のドライバーがダウンロードでき、問題なく使えています。BrotherのHL-5070DNはUB化されたドライバーがダウンロードでき、問題なく使えています。hpはうんともすんとも言っていませんが、とりあえず、私が使っているPhotosmart 2710はスキャナー機能は使えませんが、印刷はOKです。Fuji xeroxのpost scriptプリンタは「標準的なPost Scriptプリンタ」用のドライバがOSの中に含まれているので、とりあえず印刷はOKなのですが、専用のドライバーはもう少し時間がかかりそうで、両面印刷などの、専用ドライバー固有の機能は使えません。

その他

  • Willcom Data Cardすべて [アナウンス] :PCカードタイプのものはPCカードが廃止になったのでしょうがないのですが、私が使っているUSBタイプのものもバツというのはかなり困ります。Apple Medical のページを見ると、WX310K(京ポン2)をUSBケーブルまたはBloothThothを使って接続というのは大丈夫のようです。
  • スクリーンセーバーは動くものと動かないものがあります。私お気に入りのNew York City Screensaver20世紀ボヤージは大丈夫です。

あと、PowerBook G4 15inch用のカバンはMacBook Pro(幅が少し広くなった)が入らないことが多いのでご注意を。

 

「MacBook Proパーフェクトガイド」

著者:、税込価格:¥1,550、出版:アスキー、ISBN:4756147410、発行年月:2006.4【bk1】【amazon.co.jp

MacBook Pro初のMOOK本です。


2006.03.25

Intel Mac対応版 GENETYX-MAC

遺伝子解析ソフトのGENETYX-MACの最新バージョン13はIntel MacのRosettaで作動した場合、一部の機能に不具合があるとのことで、ユニバーサルバイナリ化したバージョン13.1の無償ダウンロードを2006年4月1日よりおこなうそうです。

http://www.sdc.co.jp/genetyx/new/2006032001/

2006.03.24

JMPはIntel Macには対応していない

先日紹介したJMPですが、そこで、Intel-Macで多重比較をするとエラーが起こって計算ができないというバグを報告しましたが、SAS Instituteから正式なアナウンスがでていました。

A problem JMP is experiencing on Macs using Rosetta software emulation technology is causing the numeric results in JMP to be unreliable. We are communicating with Apple engineers and hope a fix will be available soon. In the meantime, we recommend that you do not use JMP 6 or any previous version of JMP under Rosetta.

というわけで、JMPをIntel-Macで動かそうという場合には、パッチが出るのを待ちましょう。

2006.03.03

Intel MacのSafariでFlashが見られない

MacBook ProのSafariでwebページを見ていると、「インターネットプラグインが見つかりません」というアラートが出てきてFlashが表示されません。指示に従って、最新のMacromedia Flash PlayerをインストールしてもやはりFlashを見ることができません。

これはUniversal Binaryで動くSafariにPowerPC用のFlash Playerがインストールされたためにおこった不具合のようです。Intel MacのSafariにはUniversal Binary版のFlash Playerがインストールされているのですが、Studio8をインストールした際にPowerPC版のFlash Playerがインストールされてしまったのかもしれません。 Macromediaが配布している最新版のFlash PlayerはPowerPC版で、Universal Binary版のFlash Playerを手に入れることはできません。

1つの解決方法は、Safari自体をRosettaで動かすという方法。具体的な方法はアップルのTech Info Libraryにあります。ただし、この方法ではせっかくUniversal BinaryのSafariをRosettaで動かすことになり、Safari自体の動作が重くなってしまいます。

もう一つの解決法は、OS自体を再インストールするというものです。これも大変ですね。

裏技として、付属のインストールDVDからFlashプラグインを取り出す方法がmidN-k 夜更かしさんの「intel iMac Flashが見れない 見れなくなった」にありました。さっそく、私はこの方法で対処しました。

/Library/Internet Plug-Ins内の以下のファイルを削除しておく。
Flash Player Enabler.plugin
Flash Player.plugin
flashplayer.xpt

OSX インストールディスク1内のSystem/Installation/Packages/Essentials.pkgを探し、コンテキストメニューの「パッケージの内容を表示」を実行し、Contentsの中にArchive.pax.gzを探す。この中にプラグインがおさめられている。

Archive.pax.gzからファイルを取り出すにはターミナルからの操作が必要。まず、Archive.pax.gzを適当な場所にコピーします。たとえば、デスクトップにtempというフォルダを作ります。

cd ./Desktop/temp

以下のコマンドで展開します。

gunzip -c Archive.pax.gz | pax -r

展開されたフォルダの中に中にLibrary/Internet Plug-Insフォルダの中にFlash Player.pluginというファイルがあるので、これを/Library/Internet Plug-Insフォルダにコピーする。

(以上、自己責任で)

後日談(2006.3.19)

MacFixItの「Adobe offers downloadable Universal Binary version of Flash Player」によれば、Universal Binary版のFlash Playerがダウンロードできるようになったようです。 これを使えば、上記のようにインストールディスクから取り出す必要はありません。ただし、Preview Versionということになっています。

Downloadはこちらから。

Mac mini

2006.03.02

医療辞書

これまでかな漢字変換プログラムはずっとATOKを使ってきましたが、その理由は、今までのことえりがあまり賢くなく、ATOKの方が賢かったからです。最近のことえりはかなり賢くなったようですが、ATOK用のキーバインドが体に身に付いてしまっているので、なかなか変更するのが難しいというものがあります。

現在、ATOKはIntel Macに対応しておらず、次回のメジャーバージョンアップで対応するということになったので、多分半年ぐらいはATOKを使うことができません。 ことえりを使わなければいけないかなと思っていたのですが、EGBRIDGEがいち早くIntel Mac対応のパブリックβ版をリリースしました。EGBRIDGEはATOKやことえりといった他のFEPの操作方法と同じにするという機能があり、ATOKのキーバインドがそのまま使えます。EGBRIDGEはいつも対応が早く、最近ではかなり評判もいいので、しばらくEGBRIDGEを使ってみようかと思っています。3月24日にはIntel Macに対応したegbridge Universalが発売されるようです。

ATOKが手放せないもう一つの理由として、医療辞書 for ATOKが使えるというのがあります。医療関係者の場合、知らず知らずのうちに医学用語を使っているのですが、医学用語が一発で変換されるようになると日本語の入力がものすごく早くなります。私もATOK専用の医学辞書、医療辞書 for ATOKにであってものすごく日本語の入力が楽になりました。たまに、医療辞書 for ATOKがインストールされていないコンピュータを使うとそのことが実感されます。

最近になって知ったのですが、医療辞書にはATOK用の医療辞書だけの「医療辞書 for ATOK」というパッケージと、ことえりやIME用の医療辞書も含まれた「医療辞書」という2つのパッケージが存在します。私は「医療辞書 for ATOK」しかないと思っていたのですが、「医療辞書」を購入すれば、私が味わった医療辞書の便利さはATOK以外にWindowsのデフォルトのかな漢字変換プログラムのMS-IMEとMacのデフォルトのかな漢字変換プログラムのことえりでも味わうことが可能と言うことです。そして、医療辞書の最新版からはEGBRIDGEにも対応するようになりました。 というわけで、ATOKをEGBRIDGEに乗り換える決心が付きました。

医療辞書は、医療関係者の方には絶対におすすめです。Windows使いの人にも。

 

「医療辞書’06」

オフィス21(2006/02/17)、価格:¥ 10,849(税込)、ASIN:B000EBFWLC 【amazon.co.jp

[Windows用] ATOK 2006/2005/17/16, MS-IME 2003/2002
[Macintosh用] ATOK2005/17/16, ことえり3/4(MacOSXv10.2〜4), EGBRIDGE 13/14/15に対応しています。うれしいことに、Windows/Macのハイブリッド版です。


「医療辞書’06 for ATOK CD-ROM」

ジャストシステム(2006/02/10)、価格:¥ 9,500(税込)、ASIN:B000COQCC4 【amazon.co.jp

上記のパッケージのうち、ATOK用のみを収載したものです。Windows/Macのハイブリッド版です。


「EGBRIDGE 15」

エルゴソフト(2004/10/22)、価格:¥ 7,750(税込)、ASIN:B00066J1JY 【amazon.co.jp

EGBRIDGE15はIntel Mac非対応ですが、egbridge Universalへの無料アップグレードがおこなわれていますので、このパッケージを購入しておいて、Intel MacではEGBRIDGE 15パブリックβ版を使っておいて、 egbidge Universalへ無料でアップグレードする、というもいいでしょう。


2006.02.28

Intel Macへの周辺機器の対応状況

2006年2月末時点でのIntel Macへの周辺機器の対応状況をまとめておきます。

プリンタメーカー:今回はCanon 、Epson、Brotherの対応はかなり早いです。最新機種のほとんどがいち早くIntel Macへの対応を果たしました。hpはうんともすんとも言っていませんが、とりあえず、私が使っているPhotosmart 2710はスキャナー機能は使えませんが、印刷はOKです。

その他

  • Willcome Data Cardすべて [アナウンス] :PCカードタイプのものはPCカードが廃止になったのでしょうがないのですが、私が使っているUSBタイプのものもバツというのはかなり困ります。ウィルコムさん、頑張って早くドライバ開発して下さい。

 

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2006.02.27

Intel Macへのソフトウェアの対応状況

2006年2月末時点でのIntel Macへのソフトの対応状況をまとめておきます。

対応している(Universary Binary化されている)ソフト

対応している(Universary Binary化されておらずRosetta上で動く)ソフト

  • Office Mac 2004 [アナウンス] (次回メジャーアップグレードでUB化):私が使っている範囲でも動作が遅くなったという印象はありません。
  • Adobe Creative Suite 2 (Version Cueは除く)[アナウンス](次回メジャーアップグレードでUB化):PhotoshopはRosetta上ではスピードが70%程度まで低下すると言われていますが、私はあまり感じていません。
  • Adobe Studio 8 [アナウンス] (次回メジャーアップグレードでUB化):Dreamweaverはかえって軽快になったような印象。
  • FileMaker Pro 8 [アナウンス] (次回メジャーアップグレードでUB化)
  • FileMaker Pro 8 Advanced [アナウンス] (次回メジャーアップグレードでUB化)
  • Firefox1.5 [アナウンス] (3月下旬にUB化)

対応していないソフト

  • ATOK [アナウンス]
  • Virtual PC [アナウンス]
  • Windowshade X [アナウンス]
  • LiFE with PhotoCinemaで作成されたFlashがIntel MacのSafariでみられない [アナウンス]
  • ID for WebLiFEで作成されたFlashがIntel MacのSafariでみられない [アナウンス]
  • Adobe Version Cue [アナウンス]
  • Freehand MX 対応はアナウンスされていませんが、Mac Fanの記事によると、かなり動作がもたつき実用レベルにはないようです。
  • Final Cut Express [アナウンス]
  • Final Cut Studio [アナウンス]

対応しているかどうかわからないがとりあえずRosetta上で動いているソフト

  • internet explorer 5.23 :すでに配布されていませんが、私が数日間使っているところでは問題なし。
  • Endnote 9 [アナウンス] :developerでは検証中となっているが、私が数日間使っているところでは問題なし。
  • Nikon View :私が数日間使っているところでは問題なし。

Version TrackerがUniversal Application Resource Centerを開設して、UB化されたソフトを紹介しています。

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2006.02.25

MacBook Proが到着

MacBook Pro2006年1月11日にApple Storeで注文したMacBook Proが2月23日に到着。不在だったため、実際に受け取ったのは2月24日。届いた箱がずいぶん薄かったことに驚きました。

なるべく早く届くようにと考えて、BTOはおこなわずに、MacBook Pro 1.83GHzを注文しましたが、先日書いたように、アップルが無料でCPUのアップグレードを行ってくれたので届いたMacBook ProのCPUが2GHzにアップグレードされていました。実際にアップグレードされていることがプロファイルで確認できました。

MacBook Proのプロファイルこれまでメインで使っていたのは、PowerBook G4 1.25GHzなので、それと比較してちょっと感想を 。

ボディはわずかにうすくなり、わずかに横幅が長くなっています。カタログ上ではわずかなのですが、実際に手にしてみると意外と差が気になります。私が普段使っているTUMIの鞄はPowerBook G4 15インチ用にデザインされているので、MacBook Proは入らないことはないのですが、かなりキツキツ。

熱の問題に関しては、やはり、少し熱め。特に裏面のヒンジ側がかなり熱くなるので、いわゆるラップトップとしては使えないように思います。

MacBook Pro磁石でくっつくMagSafeコネクタはなかなか便利なのですが、当然、今までのACアダプタは使えないので、自宅用と職場用にいくつかACアダプタをそろえなければならなくなり出費がかさみます。

バッテリーの持ちに関しては、使い方にもよるのでしょうが、Microsoft Officeを中心にした使い方だと2時間半くらい持ちます。少しバッテリのへたってきたPowerBok G4 1.25GHzよりは長持ちします。

あと、意外と困るのが、PCカードスロットがExpressCard/34に変更されたことと、Firewire800のコネクタが省略されたことです。まだExpressCard/34対応のカードはあまり市場に出ていないようなので、デジタルカメラのコンパクトフラッシュのデータの取り込みにはUSB接続のカードリーダーをしばらく使うことになります。Firewire800の方は、Firewire400として使うか、将来的にFirewire800端子のついたExpressCard/34が出るのを待つしかなさそうです。

日頃使っているソフトをいくつかインストールして使い始めましたが、Universal Binary化されているAppleのソフトはかなりスピードが発揮されます。SafariにしてもiPhotoにしてもワンテンポをおかずに一瞬で開く感じです。iTunesでのエンコードはx15〜x18というスピードが出ていて今までの2倍くらいの印象です。

心配だったのはUniversal Binary化されておらずRosetta上で動くMicrosoftやAdobe製品などソフトウェアのスピードでしたが、私が以前使っていたPowerBookが2世代前のものということもあってか、以前より快適に動いている現状です。これは、ハードディスクのスピードやグラフィックカードがアップグレードされているからということもあるかもしれません。

人柱になってもいいと思って即日購入したMacBook Proですが、すぐにでもメイン機とリプレースしてもいいのかもしれないなと思っています。

 

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