2013.10.10

iPhone5S 64G Gold

もう二度と、iPhoneの列に並ぶまいと思った私は、心安らかに、もっとも早く手に入れる方法として、ソフトバンクモバイルのサイトからの予約を試みました。

iPhone5Sの発売日9月20日の8:00に予約も解禁になり、8:30頃に予約作業が完了しました。

Space GrayやSilverに比べて、Goldは極端に数が少なかったらしく、結局手に入れられたのは10月10日でした。

すでに、iPhone5をiOS7にしていたので、目新しいことと言ったら指紋認証くらいでしょうか。しかも、せっかくのGoldでも、カバーをしちゃうと、見た目的にはほとんど気付かれないような状況です。

2012.07.08

iPhoneアプリ『Sleep Cycle alarm clock』で自分の睡眠パターン解析

いや、久しぶりにすごいiPhoneアプリを見つけました。『Sleep Cycle alarm clock』というアプリです。

iPhoneで睡眠パターンを感知して、すっきりと起きられる最もベストなタイミングでアラームを鳴らして起こしてくれるというアプリです。

iPhoneが備えている加速度センサーを活用して、寝返りや動きを感知することで、レム睡眠とノンREM睡眠を判断します。そして、ノンREM睡眠の浅い眠りのときに起こしてくれるわけです。だから、アラームの設定は、7:00という風に一点で指定するわけではなく、7:00-7:30のあいだで眠りが浅くなったら起こしてねという指定の仕方になります。

使うためには、枕元に、画面を下にして置いておくだけ。途中でバッテリーが切れないように、ACアダプターをつけておきます。

とりあえず、私は目覚ましをかけなくても起きられるという特異体質なので、アラームとして使うことはないのですが、最近、中途覚醒がひどくなり、睡眠導入剤を使うことが多いので、自分の睡眠パターンを解析するのにもっぱら使っています。毎回、右のような睡眠パターングラフができるので、なんだか、朝起きるのが楽しみになってしまいます。

息子は、朝が起きられないと言うことで、このアプリにすごく興味をもって、最近、使い始めました。

2012.03.17

iPhoneを海外で使う(2012年3月改訂版)

「海外パケットし放題」の内容を追加して、全面的に書き直しました。「新版 医師のためのモバイル仕事術: iPad/iPhoneを使い倒す!」にもまとめてありますので、必要な方は買って下さい。

 

旅行や出張で海外に赴く際に、日本国内で使っているiPhoneを持って行って使うときに役立つTIPSを、以下にまとめておきます。ここでは、Softbankを使って、米国とオーストリアに行ったときを例にとってご紹介します(海外パケ放題については、auはSoftbankと状況がかなり異なる(事業者を手動で選べない)のでご注意下さい)

■飛行機に乗ったらすること

1. 機内モードにする

機内モードは、携帯電話を使うことが禁止されている航空機内でもiPhoneが使用できるように、携帯電話の電波を送受信せず、Wifiもオフの状態に切り替えた状態です。

ただし、機内モードオンの状態でも、Wi-Fiのオンオフをマニュアルで操作することはできます。飛行機内では、Wifiはオフにすべきですが、他のシチュエーションで、携帯電波はオフにして、Wifiだけオンにしたい場合は、「機内モードオン+Wifiオン」にするとよいです。

2. 時間帯を変更する

「設定」アプリの「一般」-「日付と時刻」-「時間帯」で行き先の都市を設定するとiPhone全体のタイムゾーンが変更されます。

■海外に到着したら、まずすること

1. キャリアを選択する

さて、外国に飛行機が到着して、機内モードを切ると、いきなりブルッと来て、SMSが届きます。

海外で、iPhoneを使う際にもっとも気を付けなければいけないのは、パケット通信を日本と同じようにやってしまうことです。日本では、パケット放題がありますので、料金はかなり抑えられますが、海外のパケット通信は、パケット放題の対象外なので、数日で、10万円を超えるような料金が生じます。幸い、海外パケットし放題が2010年からソフトバンクのサービスとしてスタートしました。パケット量によって、1日1980円か2980円の定額制になっています。ただし、注意があって、すべてのキャリアが海外パケットし放題に対応していないと言うことです。

iPhoneはキャリアを検索して、自動的に接続しようとします。もし、「海外パケットし放題対象」を使うなら「海外パケットし放題対象」キャリアに手動で固定する必要があります。「設定」アプリの「キャリア」−「ネットワーク設定」で、キャリア「自動」を「オフ」にして、海外パケットし放題対象」キャリアをセレクトします。アメリカでは、AT&Tが「海外パケットし放題対象」キャリアなので、AT&Tを指定しました。

なお、どのキャリアが、「海外パケットし放題対象」なのかは、ソフトバンクのサイトに載っていますが、SMSでのお知らせにも、「海外パケットし放題対象」であることを知らせてくれます。

パケット通信を使う予定がないのであれば、基本的には、キャリアの選択は自動のままで問題ないでしょう。

2.データローミングがオフになっていることを確認する。

iPhoneは勝手にパケット通信をしてしまいますが、海外でのパケット通信は、パケ放題の対象外で従量制なので、海外でパケット通信をしたら大変な金額がかかります。海外滞在中はパケット通信は使わないという方は、念のため、オフになっていることを確認しよう(デフォルトではオフになっている)。

データローミングがオフになっていてもWifi経由でのデータ取得は可能です。一般的には、米国は日本に比べて無料Wifiアクセスポイントが多く見つかると言われているのですが、ホノルルでは、アップルストアぐらいしか見つかりませんでした。大学内も無線LANは飛んでおらず、筆者はスターバックスなどのコーヒーショップにある無料Wifiを利用していました。

3. 「海外パケットし放題」でパケット通信を使う

上記のように3G経由のパケット通信をオフにしてしまうと、WiFiのある場所でしか、iPhoneの機能のすべてが発揮できません。たとえば、海外の知らない土地では、マップは便利です。好きなときに、つぶやいたり、Facebookもやりたい。そうなると、「データローミング」をONにすることになるのですが、「海外パケットし放題」のおかげで、1日1980円(データ量によっては2980円)で可能になりました。

その場合に、一番大事なのは、先ほども書いたように、「海外パケットし放題」対象キャリアに「手動」で固定されていることを確認すること。それが確認できたら、「設定」アプリの「一般」-「ネットワーク」ー「データローミング」をONにします。これで、安心して、iPhoneのフル機能が使えます。

なお、1日の切り替えは、日本時間を基準にしているので、注意して下さい。日本の23時から1時までの2時間使ったとしても、2日分の請求が生じます。

ちなみに、私が、フィラデルフィア-ニューヨークに出かけたときの料金明細がありますので、ご覧下さい。

明細 料金
通話料 世界対応ケータイ(音声)(日本国内事業者宛) 280
通話料 世界対応ケータイ(音声)(海外事業者宛) 700
定額料 世界対応ケータイ 海外パケットし放題(3日間利用) 6,940
通信料 世界対応ケータイ(パケット(PCダイレクト))定額通信 124,910
 割引 世界対応ケータイ 海外パケットし放題 -124,910

つまり、もし、「海外パケ放題」を使っていなければ、パケット代として、12万円あまりが請求されていたと言うことですね。かわりに、海外パケ放題使用量1980+1980+2980=6940の3日分が請求されていたことです。iPhoneはやたらとパケットを使おうとしますので、私は、使うときだけ、ローミングサービスをONにして、その間に最低限をアクセス。それが終わったら、ふたたび、OFFにしておくというふうにしていました。そのおかげで、3日の内、2日は1980円で済んだようです。

■海外でiPhoneをどのように使うか

1. 通話もデータ通信もしない場合

海外でiPhoneを使う場合、国内で使うのとは違い、ローミング料金と言って、特別な料金がかかります。海外の場合は、着信者にも料金がかかるのが特徴なので、思い切って、電話を切ってしまうというのも一つの案と言えます。先ほどの機内モードをオンにすれば完了です。ただし、Wifiはオンにしておいて、無料Wifiを見つけて、インターネットが出来るようにしておくと良いでしょう。

2.電話機能だけを使い、データ通信は行わない場合

機内モードがオンになっていなければ、日本にいる相手とも国内同様に通話できますただし、先ほど触れたように、データローミングには莫大な費用がかかるのでやめておいた方が良いでしょう。「データローミング」がオフになっていることを確認しておきましょう。「データローミング」がオフになっていても、Wifiは使用できます。

iPhoneは3GとGSM(第2世代の通信規格)の2つの通信方式に対応していますが、米国は日本と違って、まだ3G電波網はあまり発達しておらずGSMが主流です。3Gでつながらない場合は、GSMに自動的に切り替えられます。基本的に、データローミングをオフにしているのであれば、3Gにするメリットはないので、3Gモードはオフにしておいてよいかもしれません。ちなみに、2010年のホノルルでは、一度も3Gマークは出なかったので、3G通話網はほとんど整備されていないと思われます。

iPhoneでひとつ問題があるのは、日本に電話するときに、いちいち、国際電話のプリフィクスを追加しなければいけないということであります。だいたいの海外対応携帯は勝手に国際電話のプリフィクスを追加してくれるのですが、iPhoneにはその機能がありません。そのため、090-xxxx-xxxxに電話するなら、+81-90-xxxx-xxxxをダイヤルしなければなりません。ちなみに、+は0の長押しです。さらにややこしいのは、日本からかかってきた電話が電話帳に登録してある相手でもプリフィクスが一致しないため、名前がわからないということです。

3.データ通信もする場合

「海外パケットし放題」によって、パケット通信料が1日最大1980円(データ量によっては、2980円)に押さえられる。くれぐれも注意して欲しいのが、「海外パケットし放題」に対応したキャリアを手動で指定しておくことです。

■まとめ

・iPhoneはそのまま海外に出かけても、「iPod touch + GSM携帯電話」として使えます。
・パケット通信は、データローミングを使わずに、Wifiを利用するようにしましょう。
・もしも、データローミングを使う必要がある場合は、「海外パケットし放題」に対応しているキャリアに手動で指定することを忘れないようにしましょう。

iPhone4はケースが必須ですね。楽天で好みのものを探して下さい。

追記

2012年4月にソフトバンクから、「海外パケットし放題」なるアプリが出ました。上記のことを理解しているとこのアプリで間違いなく、パケットし放題になります。海外に行かれる方は、事前に、インストールしておくことをおすすめします。

2012.03.07

今さら気づいた「エクスプレス予約」の便利さ

ただいま「医師のためのモバイル仕事術―iPad/iPhoneを使い倒す!」の改訂作業中のゆえ、しばらく、iPhoneとiPad関連の記事が集中するかと思いますが、お許しを。

私も1年ほど前から使い出したのですが、本当に便利なのが、「エクスプレス予約」。

「エクスプレス予約」は、東海道山陽新幹線をネットから予約できる会員制サービスです。クレジットカードを新規に作らなければいけないのですが、会員になると、スイカのようなEX-ICという非接触カードが送られてきて、チケットレスで、新幹線の改札を通れます。この非接触カードも優秀で、スイカと重ねておくと、自動的にスイカと使い分けてくれるので、私の定期では、常に、EX-ICとスイカが入っています。

「エクスプレス予約」は、普通に切符を買うより割安で、ポイントがたまるとグリーンにアップグレードとかもあって嬉しいのですが、私的に「エクスプレス予約」を一番気に入っているのが、発車時間の6分前まで、何回でも新幹線の予約変更が可能なこと。「EX489 新幹線予約」がiPhoneに入っていれば、「あと10分ある、前の便に変更!」という感じで使わせていただいていて、イラチな私には嬉しいアプリなのです。

一応、非公式なので、もしかしたら、JRが公式アプリを出すかもしれませんが。ちょっと、セキュリティ的に問題があったりするので。

2012.01.21

iPhoneを探せ

京都の研究会に到着したと同時に、iPhoneがないことに気づいた。

新幹線の中では、音楽を聴いていたので、置いてきたとしたら、新幹線か、タクシーの中。でも、どうせ、コートのポケットか、鞄のどこかにあるのだろうと思って、10分ほど、あちこちのポケットを引っかき回すが、、、、ない。

前にも、何回か、家に置き忘れてきたときに、iCloudの「iPhoneを探す」が役に立った。

iPhoneを探す」は、iPhoneのある場所をマップに表示したり、遠隔操作で、パスワードロックのパスワードを変えたり、遠隔操作でデータを消去したり、音を鳴らすことができる機能。

さっそく、コンピュータから、「IPhoneを探す」を実行してみたら、「オフライン」になっていた。バッテリーが十分残っていることは確認していたので、意図的に電源が切られているわけだ。ということは、道ばたに落としたり、新幹線のシートに置き忘れていたりしているのではなく、すでに、手慣れた人の手に渡っていて、電源が切られているということだ。

iPhoneの電源を切るという操作は、iPhoneをお持ちの方には簡単な操作であるが、、iPhoneを使ったことがない人には、簡単な操作ではない。だから、手慣れた人が電源を切ったとしか考えられない。手慣れた人とは、新幹線かタクシー会社の忘れ物係か、iPhoneを常習的に盗むような人(iPhoneは非常に高く売れるらしい)ということだ。

実は、最近、忘れ物として携帯電話を見つけたときには、すぐに電源を切るというのが、忘れ物係の対応であると言うことを聞いていた。なぜ、そうするのかはよくわからない。落とした人からすれば、まずやることは、自分の電話に電話をかけて、どこにあるのか聞くことなので、電源を切られてしまうと、困ると思うのだが。

さっそく、タクシー会社に電話したが、ここにはなし。JRに電話し、新幹線の終着駅である、新大阪の忘れ物係に、無事確保されていることが判明。関係各位にものすごく迷惑をかけて無事手元に戻ってきた。

電源を切られてしまうと、「iPhoneを探す」は、役に立たないわけであるが、こうやって推理できたり、実際に置き忘れている場合なんかにはありがたい機能である。

とりあえず、最悪、使わなくなったiPhone 4に戻ることも考えていただけに、手元に戻ってホッ。乗った新幹線が新大阪止まりでなくて、博多行きだったら大変なことになっていた。関係者各位には、ご迷惑をおかけしました。

2011.05.16

iPhone4のケース、いいのがなかなか見つからない

iPhone4は、表も裏もガラスでできていて、大変すべりやすい。

私は、基本的に、なんでもデフォルトで使う人間なので、本当は、iPhone4もケースを使いたくないのですが、何度も落としそうになっていて、iPhone4はケースをつけるようにしています。

しかし、iPhone4のケースはいいものがなくて、困っています。

とりあえず、現在使っているのは、Apple純正のバンパー。

大好きなグリーンがあるので、それはいいのですが、純正のくせに、バンパーを付けたままだとコネクターが刺さらないことがあります。私の場合、カーオーディオのコネクタをつなげるのに、いちいちバンパーを外さなければいけないのが面倒くさいと思っています。

最近、同じグリーンがあって、コネクターが外さずに付けられるケースを見つけました。マイクロソリューションのモノコックシリーズ。ストラップホールもついています。

ネットで見ている分には、かなり理想に近かったのですが、、、。実際に手にしてみると、ちょっと、安っぽいのと、厚みがかなりあるのが、イマイチ。まぁ、しばらく、これでいってみようと思っています。

2010.11.30

驚きのiPhoneアプリ「Akinator」

あんまり、私は、iPhoneにアプリをつっこみません。でも、最近感動して、頻用しているのが、Akinator。このソフト、いくつかの質問に答えてもらうと、頭の中で想像していた有名人をずばり当てるというものです。まぁ、よくあるものじゃないかと思うかもしれませんが、ものは試しに、Akinator Web版で試して下さい。びっくりしますよ。

でも、このソフト、iPhoneで相手に画面を見せずにやって、最終的に出てきた写真を相手に見せる方が何倍も驚かれます。

Akinator、どういうアルゴリズムで、正解にたどり着いているのだろうと思うのですが、どうやら、Akinatorは「過去にこの人と同じ解答をしたユーザー」という情報を使っているらしい。

でも、その正解率の高さ、とにかく驚きます。

女の子との話盛り上げツールとして最適。私は、そういう使い方はしていませんが、、、。

2010.08.23

Evernote活用術

「Evernote」は、テキストや写真、PDFファイルなど、いろいろなデータを保存してiPhoneやパソコン、iPadなどと同期し、あらゆる情報を蓄積してどの端末からでも取り出せるパーソナルクラウドサービスである。

Evernoteを使いこなすには、どこでも、思いついたアイデアを思いついたときに、記録することが重要。そう言う意味では、iPhoneによってEvernoteの可能性が大きく広がったと言える。Evernoteは、Windows、Macのアプリ版、webサービス、iPhone版など多くのデバイスに対応している。Evernote for iPhoneで、記録できるものはノート、写真、ボイスメモである。

Evernoteで何ができるのか、その魅力を一言で言うのは難しい。Evernoteをおすすめしても、使いこなせず、魅力がわからないという人も多い。Evernoteがなかなか使えないという人へのアドバイス。記録するときには、整理のことなど一切考えない。本当は、タグをつけておいた方がいいのだが、それは、もう少し使えるようになってからでよい。整理して書こうとか考えると、一瞬判断が遅れるので、まぁ、いいやとなってしまう。タグも付けなくてよいし、タイトルも適当でよい。Evernoteの強力な検索作業によって、あとで、必ず見つけられるから。だから、考える前にEvernoteでメモれ、と言いたい。そして、時間があるときに、タグをつけよう。私は、すべてのノートを「Inbox」というノートブックを作って、入れておいて、時間があるときに、タグを付けて、「Archive」というノートブックに移動している。

Evernoteのすごさがわかってくるのは、メモが500を超えたくらいからだろうか。そこから、ただのメモではなく、アイデア生み出し装置としてのスイッチがオンになる。だから、考えずに、メモる。これをやってみて欲しい。

 

私のEvernoteの使い方をいくつか紹介する。

[活用例1]グルメ情報

学会出張に行く前にレストラン探しをする。これだという店をみつけたら、Evernoteにメモる。その際に便利なのが、ウェブクリッパー。ウェブクリッパーはひとつの操作で、ウェブのクリップをおこないEvernoteに保存してくれる。Evernoteのデスクトップアプリをインストールすると、Windowsの場合はIEに、マックの場合はSafariに自動的にウェブクリッパーがインストールされる。

Safariなら、このように、Evernoteの象のマークのボタンを押すだけである。

ただし、通常のウェブクリップでは、ウェブのレイアウトがずれるので、正確なレイアウトで残したいなら、PDFとしてクリップする。MacのSafariなら、SHIFTキーを押して、Evernoteボタンを押すだけである。

 

[活用例2]リファレンス

学会の会員番号や専門医の番号、時刻表などのように、いつでも、どこでも参照したいノートは、iPhone側で「お気に入り」にしておく(編集画面で、タイトル左の星をタップする)。通常、EvernoteのデータはiPhoneには残っていなくて、サーバー上のデータを読み込んでいる。したがって、ネット環境が悪かったりすると、見られないことがある。「お気に入り」に登録すると、iPhoneのローカルディスク内に保存されるので、ネットが通じなくても見られるようになる。

 

[活用例3]買いたい本

私は、本は、なるべくアマゾンで買うことにしているので、本屋でいいなって本を見つけたら、タイトルだけ、Evernoteにメモっておく。本当は写真を撮ってメモりたいのだが、さすが、怒られるかと思って、、、。あとで、まとめて、アマゾンで注文。

 

[活用例4]出張持ち物リスト

学会出張、特に、海外出張の際には、いつも、持ち物リストを作っているのだが、よく考えたら、毎回だいたい同じものである。だから、出張持ち物リストはEvernoteで作って、毎回、少しずつブラッシュアップしている。Evernoteで作ることのメリットは、出張に必要なものを買い物しているときに、「あれも買わなきゃ。これも買わなきゃ。」というのを気づいたときにその場で追加できるということである。
To doリスト的にするには、チェックボックスを付けることも可能である(フォーマット>To-doを挿入)。ただし、チェックボックス付きのノートはパソコンのアプリ版だけしか作れず、iPhoneのEvernoteでは作れないし、追記しかできないので注意。

 

[活用例5]ブログネタの蓄積

ブログネタ、アイデアが浮かんだら、Evernoteに書き留めている。時間があるときに、そのアイデアをふくらませ、完成したら、ブログにアップするという具合である。

 

[活用例6]名刺管理

私は、これはやっていないが、便利らしい。iPhoneのスキャナーアプリ(評判がいいのは、JotNot Scanner)で名刺を撮影し、斜めや色を修正して保存する。

Evernoteには保存されたJPEG画像やPDFファイルの中にある文字をサーバー側で勝手に、OCR(光学式文字認識)処理して、検索対象にできるという機能がある。残念ながら、日本語の認識は、まだ、十分でないが、将来的には、読み込んでおいた名刺も自動的に、文字を認識して、検索可能になるだろう。

 

[活用例7]scannerとの連携

会議の資料などをPDF化してEvernoteに取り込んでおけば、出先でも、閲覧することができる。紙のPDF化に便利なのは、ScanSnapなどのドキュメントスキャナである。SnapScanでは、表裏も自動判断し、両面カラー原稿でも1分間に20枚取り込むことができる。SnapScanでは、取り込んだPDFをEvernoteのノートに自動的に登録することができるので便利。


Evernoteの無料版では月間転送料が40MBで、保存できるデータ形式もテキスト、画像、PDFファイルなどに制約される。しかし、ストレージ自体の保存容量に制限はない。一方、有料版は、月間転送料が500MBまで可能になるのと、添付可能なファイルの種類が増える、iPhone版Evernoteでオフラインノートブックが利用可能になる、などの特典がある。「有料」にはいつ乗り換えればいいのか?転送量オーバーになったとき、もしくは、無料版でサポートされない形式の書類を添付したいと初めて思ったときでいいと思っている。かくいう私も、いまだ、無料版である。

 

Evernoteは使い方難しくないので、マニュアル本は必要ない。でも、こんなことにも使えるという活用例があると、使い方が広がる。「できるポケット+ Evernote 活用編」「EVERNOTE「超」仕事術」あたりは、活用術中心の本なので、役に立つと思う。

2010.08.04

ユーザー辞書を登録してiPhoneを便利に

iPhoneは、「iOS4」から、念願の「ユーザ辞書」が使えるようになった。

ユーザー辞書を登録するには、「設定」>「一般」>「キーボード」を開けて、「ユーザ辞書を編集」を開く。

そこに、単語とよみを登録すればよい。なかなか変換しづらい、固有名詞や医学用語などを登録しておくと便利である。

ちなみに、顔文字も増やす事ができる。

「単語」の部分に、登録したい顔文字を打ち込む。「よみ」には、☻(BLACK SMILING FACE、Unicodeの0x263b)を入力するのだが、これを自分で打つのは大変なので、iPhoneの顔文字にあらかじめ登録されている、(*☻-☻*)を利用するのがよい。

 

ということで、ようやく、iPhoneの原稿の方は、脱稿しました。編集者の方には、だいぶ迷惑をかけてしまいました。

Evernoteとか、いろいろおもしろい記事もあるのですが、ひとまず、iPhoneの話題はお休みして、明日からは、たまりにたまったエントリーを書きます。

2010.08.01

私のiPhoneライフ(2010年8月改訂版)

私のiPhone遍歴は、iPhone3を表参道で並んで、手にして以降、iPhone3GS、iPhone4とも発売直後に手に入れ、バージョンアップを重ねてきている。いずれも、色は黒で、容量は最大のものを選んでいる。

私のスタイルの基本は、パソコン。もちろん、Mac。iPhoneを使うのは、外出中や、パソコンに向かっていないときだけ。外出中もMacbook Airを持ち歩いているので、iPhoneを使うのは、Macbook Airを開くことができないような、移動している間だけである。メールもあまりしないし、携帯電話は別に1台持っているので、電話もあまり利用しない。

こういった使い方なので、私は、iPhoneにあまりデータを入れたりしない。だから、重要なポイントは、母艦であるMacとiPhoneの間で常にきちんと同期を取るということである。

私の中の、iPhoneの位置づけは、基本的には、PDAである。以前、Palmという商品があったのをご存じだろうか?私は、長年、スケジュール管理、住所録管理、To do管理をPalmでおこなってきた。そして、iPhoneが発売されて、Palmでおこなってきたことは、すべてiPhoneが引きついだのである。最近になって、Evernoteなどによって、かなりiPhoneの幅が広がってきているが、基本的にはPDAとして使っている。

さぁ、これが、私のiPhoneのホーム画面である。

iPhone4にするにあたって、インストールしているアプリも相当しぼりこんで、画面2枚に収まるようになった。昔は、試すようにいろいろなアプリケーションを入れていたが、使わないものは、「使わない」フォルダに入れておいて、1ヶ月に1度、捨てることにした。

 

よく使うアプリケーションについて、自分なりの使い方を簡単に紹介しておこう。

スケジュール管理は、iPhoneの「カレンダー」とMac上の「iCal」を使っている。両者はMobileMeで常に同期が取れている。「カレンダー」は月表示にしているのだが、月表示だと、その日のスケジュールが2行しか見えないのが不満である。できれば、週表示が欲しい。もしかしたら、将来、高機能スケジュール管理ソフト「さいすけ for iPhone」を導入するかもしれないが、デフォルトのアプリケーションが好きな私は、たぶん、このままでしょう。

To do管理は、Webの「Remember the Milk (RTM)」と、iPhoneの「RTM for iPhone」でおこなっている。「RTM for iPhone」を開く時に、自動的に、Web上のデータと同期を取るが、そのスピードが速いので気に入っている。以前、使っていた「Omini Focus for iPhone」は、同期に時間がかかりすぎて、同期が終わらないとTo doも書き込めないから、あきらめた。RTMは、値段も高い(Proアカウントの値段が年間25ドル)し、細かい部分ではしっくり来ない部分もあって、100%コレ、というわけではない。

「Safai」は、時々、出先で調べ物をするときに使う。MobileMeのおかげで、MacのSafariのブックマークが常に同期できているのがうれしい。

「メール」はあまり積極的には使っていない。私は、メールに関しては、自分のサイト関連などの特定の用途にGmailは利用しているが、仕事やプライベートのメールをiPhoneでやりとりすることはしない。それは、1日の多くの時間をMacの前で過ごしている(オフィスでも家でも外出先でも)ので、メールをチェックしたり、書いたりするのは、コンピュータの前だけにしようとしているからである。もし、自分が常に出歩いていて、iPhoneですべてのメールを受けたいと思うなら次のようにするだろう。仕事のメール、プライベートのメールすべてをGmailに転送する。これは、Gmailがフィルタリング機能において優れているからである。それをiPhoneのメールでGmailアカウントでメールを読むという形である。簡単な返信メールは、Gmailでするか、me.comアカウントですることになるだろうが、本格的な返信メールは、やはり、パソコンからすると思う。

体重管理ソフトとして、「WeightMan」を使っている。機能はシンプルで、これで十分。体重履歴をCSV形式で、メールで送信できる。2009年には、このソフトを使って、8キロくらい減量した。

「iPod」は、よく使う。普通の使い方である。ただし、Mac側のiTunesに入っている音楽が、35Gになっていて、全部を転送することはできないので、プレイリストを作って、転送するものを選択している。

「カメラ」は、いつも、リコーのGR Digital IIIを持ち歩いているので、緊急の時くらいしか使わない。でも、iPhone4になってから、ずいぶん、カメラの使い勝手がよくなっているので、今後はメモ的に使う機会は増えていくかも。

「写真」は、自分の撮った写真のお気に入りのセットを20セットくらい作って、たまに、友人に見せたりするのに使っている。

「マップ」は、迷子になったとき、ナビとして使う。まったく知らない土地では、本当に便利。

「今日の治療薬」は、私たち医者には必須でしょうね。

「駅探エクスプレス」は大変重宝に使っている。

「Evernote」は自分の中で、かなり重要なアプリケーションの一つである。お店の地図のWebクリッピング、出張の際の持ち物リスト、ブログネタを書きためる、など、気になる情報をあれこれため込んでいる。今のところ、無料会員。

「Echophone」はツイッタークライアント。ツイッタークライアントは、たくさんあるが、あまり、考えずに、「Echophone」を使っている。今日のツイッターの隆盛は、かなりのところ、iPhoneによるのではないかと思うくらい、iPhoneとツイッターの相性はよい。私は、あんまりつぶやくことはしないが、、、。アカウントは、tmon

Dropboxはオンラインストレージサービス。無料で2GB、有料(年間99ドル)で、50GBが借りられる。パソコンの特定のフォルダを指定すると、同じもののコピーがオンライン上に作られ、それらが常に同期されるようになる。「Dropbox for iPhone」はそのオンラインストレージ上のファイルを閲覧するためのiPhoneアプリ。私は、なるべく紙の書類を手元に残さないように、各種会議の議事録・配付資料ををすべて、SnapScanでPDF化して、Dropboxにため込んでいる。会議中に、過去の議事録を、iPadやiPhoneで検索して、閲覧できる。

私のiPhoneの使い方にとって、常に母艦とiPhoneを同期を取ってくれるMobileMeはなくてはならない存在である。

 

iPhone 4 Style Book iOS 4対応版」(著者:丸山弘詩、出版社:毎日コミュニケーションズ )

iPhone4の本、相当買いあさりましたが、この本が、一番バランスが取れていてよいです。初心者から、ある程度使いこなしている人まで満足できると思います。

2010.07.31

iPhoneを海外で使う(2010年7月改訂版)

海外パケ放題の経験を踏まえて、2012年3月版として書き直したので、そちらをご覧下さい。

iPhoneを海外で使うためのTIPSをまとめておく。

■飛行機に乗ったらすること

1. 機内モードにする

機内モードは、iPhoneを航空機内でも使用できるように、携帯電話の電波を送受信せず、Wifiもオフの状態に切り替えるモードのことである。


ただし、機内モードオンの状態でも、Wi-Fiのオンオフをマニュアルで操作することはできる。飛行機内では、Wifiはオフにすべきだが、他のシチュエーションで、携帯電波はオフにして、Wifiだけオンにしたい場合は、「機内モードオン+Wifiオン」にするとよい。

 

2.時間帯を変更する

設定パネルの「一般」にある「日付と時刻」を選択。そこに「時間帯」という項目があるので、都市を設定するとiPhone全体のタイムゾーンが変更される。

 

■海外に到着したら

さて、アメリカに飛行機が到着して、機内モードを切ると、いきなりブルッと来て、SMSが届く。

iPhoneはキャリアを検索して、自動的に接続しようとする。キャリアの選択を自動にしておいて、任せておいてもよいのだが、自分で料金設定を確認して、キャリアを選択することも出来る。ソフトバンクのサイトhttp://mb.softbank.jp/mb/international/でローミングの料金を見ることが出来る。ちなみに、私がハワイで使ったときは、キャリア選択を自動にしておいたら、CingularとT-mobileが場所によって選択されていた。

 

データローミングがオフになっていることを確認する

iPhoneは勝手にパケット通信をしてしまうが、海外でのパケット通信は、パケ放題の対象外で従量制なので、海外でパケット通信をしたら大変な金額がかかる。そんなことにならないように、通常はデータローミングがオフになっている。念のため、オフになっていることを確認しよう。

データローミングがオフになっていてもWifi経由でのデータ取得は出来るので、Wifi経由でデータ通信をおこなう。一般的には、アメリカは日本に比べて無料Wifiアクセスポイントが多く見つかると言われているが、ホノルルでは、アップルストアぐらいしか見つからなかった。大学内も無線LANは飛んでいなかった。スターバックスなどのコーヒーショップは無料Wifiがあるので、そういう場所を利用しよう。

 

■海外でiPhoneをどのように使うか

1. 通話もデータ通信もしない場合

海外でiPhoneを使う場合、国内で使うのとは違い、ローミング料金と言って、特別な料金がかかる。海外の場合は、着信者にも料金がかかるのが特徴である。だから、思い切って、電話を切ってしまうというのも一つの案である。先ほどの機内モードをオンにする。ただし、Wifiはオンにしておいて、無料Wifiを見つけて、インターネットをするのがよいだろう。

2.電話機能だけを使い、データ通信は行わない場合

機内モードがオンになっていなければ、日本からの電話はかける人は、相手が海外にいることは気にせずに、電話がかかってくる。ただし、先ほど、話したように、海外でのデータ通信は莫大な費用がかかるのでやめておいた方がよい。「データローミング」がオフになっていることを確認しておこう。「データローミング」がオフになっていても、Wifiは使用可能である。

iPhoneは3GとGSM(第2世代の通信規格)の2つの通信方式に対応している。アメリカは日本と違って、3G電波網はあまり発達しておらずGSMが主流である。3Gでつながらない場合は、GSMに自動的に切り替えられてつながる。基本的に、データローミングをオフにしているのであれば、3Gにするメリットはないので、3Gモードはオフにしておいてよいかもしれない。ちなみに、ホノルルでは、一度も3Gマークは出なかったので、3G通話網はほとんど整備されていないのであろう。

iPhoneでひとつ問題があるのは、日本に電話するときに、いちいち、国際電話のプリフィクスを追加しなければいけないということである。だいたいの海外対応携帯は勝手に国際電話のプリフィクスを追加してくれるのだが、iPhoneにはその機能はない。そのため、090-xxxx-xxxxに電話するなら、+81-90-xxxx-xxxxをダイヤルしなければならない。ちなみに、+は0の長押しである。さらにややこしいのは、日本からかかってきた電話が電話帳に登録してある相手でもプリフィクスが一致しないため、名前がわからないということである。

3.データ通信もする場合

本来なら、SIMフリーであれば、現地で、SIMカードを手に入れて、自分のiPhoneに入れてパケットを気にせず使えばいいのだが、残念ながら、iPhone4はSIMロック使用のため、ソフトバンクのiPhone用SIMしか利用できない。

そのため、これまでは、海外でデータ通信を3G経由でおこないたい場合には、データローミングでおこなうしかなかったわけだが、莫大な費用がかかっていた。そこで、7月21日より新サービス「海外パケットし放題」が提供され、パケット定額サービス契約中のユーザは海外ローミング時のパケット通信料が1日最大1480円(2011年7月以降は1980円)となる。

ただし、注意しなければいけないのは、「海外パケットし放題」にはすべての事業者が対応しているわけではないと言うことである。たとえば、アメリカ国内であれば、対応しているのは、AT&Tだけである(海外パケットし放題対象事業者)。初期設定では、iPhoneが自動的に接続事業者を選んでしまい、「海外パケットし放題」対象事業者以外に接続してしまう可能性がある。そうすると、莫大な請求が来てしまうことになるので、[設定]→[キャリア]から手動で定額対象事業者を選択する必要がある。また、動画等を利用した場合は上限金額が2980円に上がる。

 

■まとめ

iPhoneはそのまま海外に出かけても、iPod touch + GSM携帯電話になります。データはデータローミングを使わずに、Wifiで。データローミングを使う場合は、「海外パケットし放題」に対応しているキャリアにマニュアルで指定することを忘れずに。

 

iPhone4はケースが必須ですね

2010.06.15

iPhone4予約

どうせ、いろんな人に聞かれるので、この場で告知しておきます。

「iPhone4予約しました」

これまでの経緯を考えたら、絶対に、Apple Storeで購入するのがよいのですが、今回は、出張していて、6月15日17時にApple storeに行くことが不可能。

今回は、気分を変えて白にしたかったのですが、白だと、いったいいつになったら手に入るのかわからないらしいので、アーリーアダプターは、涙をのんで、黒の選択に。

予約は、唯一のオンライン予約の手段である。ソフトバンクオンラインでの予約を試みました。どうせ、混雑してまともに予約できないだろうと思っていたら、まさにその通りで、夜12時を過ぎても、つながらない。翌朝5時に目を覚まして、アクセスしたら、無事、つながりました。

寝ぼけ眼で予約したので、細かいプラントかはよくわからないのですが、どうせ、たいした違いはないのだろうと思って、前回と同じというオプションで進めました。

6月24日に手には入るかはわかりませんが、とりあえず、一安心。

2009.08.02

私の生活の中でのiPhoneの役割

私が、初代iPhoneを購入したのが、ちょうど1年前、そして、1ヶ月前にiPhone 3GSを買いまして、使い込んでいますが、今では私の生活の中にはなくてはならない存在になっています。

iPhoneをどのように生活の中に取り入れているかは各ユーザーによって異なっていると思われますが、私はどんな風に、生活、仕事の中に、iPhoneを取り入れ、コンピュータや通常の携帯電話とどのように使い分けしているのかを一つの実例として紹介します。

■電話

まず、電話ですが、私は、未だに、iPhone以外に、Softbankの携帯電話を持っています。元来携帯メールは使いませんし、電話をかけることも少なく、電話がかかってくることも少ないです。自分としては、どうしてもメールで連絡するより、電話で話した方がよいと考えるごく少数の電話を携帯でかけます。頻度としては、1日1回か、2回。そんなものです。たまに、充電が切れてしまっていますが、たぶん、あまり問題にはなっていないでしょう。いずれにしても、携帯電話としてはiPhoneは使っていません。

仕事場のPHSは専用にありますので、仕事場での連絡はPHSを使っています。というわけで、携帯電話をやめて、PHSとiPhoneの2本立てにしてしまってもいいのですが、今のところ、踏ん切りがついていません。たまに、緊急避難的にiPhoneを使って電話をかけることがありますが、ちょっと、普通の携帯電話とは違っているので、慣れないととまどいますね。たとえば、電話番号を連絡先から選ぶときに、名前を触れてしまうと、いきなり電話がかかり始まったりします。でも、かかったときに、スピーカーを押して、ハンズフリーにして通話が出来るのはいいですね。

■メール

私は、メールに関しては、自分のサイト関連などの特定の用途にGmailは利用していますが、仕事やプライベートのメールをiPhoneでやりとりすることはしません。それは、1日の多くの時間をMacの前で過ごしている(オフィスでも家でも外出先でも)ので、メールをチェックしたり、書いたりするのは、コンピュータの前だけにしようとしているからです。従って、iPhoneのSMS/MMS、i.softbank.jpなどは使っていません。

もし、自分が常に出歩いていて、iPhoneですべてのメールを受けたいと思うなら次のようにするでしょう。大学のメール、プライベートのメールすべてをGmailに転送します。これは、Gmailがフィルタリング機能において優れているからです。それをiPhoneのメールでGmailアカウントでメールを読むという形です。簡単な返信メールは、gmailでするか、me.comアカウントですることになるでしょうが、本格的な返信メールは、やはり、パソコンからすると思います。

■スケジュール

以前は、パームをスケジューリングツールに使っていました。iPhoneがiCalと連動できるようになったので、コンピュータ上ではiCalを使い、それをiPhoneと同期して、スケジューリングをおこなっています。しかも、私はMobile meを使っているので、コンピュータとiPhoneの同期は、インターネット経由で自動でおこなわれているので、大変便利です。

私は使っていませんが、Windowsの場合は、iCalの代わりにOutlookとスケジュールの同期が行われるようです。また、Google Calendarとの併用も一つの方法でしょう。Google CalendarはMicrosoft Exchange サーバー経由で同期できるようになりましたので、いちいち接続しないでも、ネット経由で同期が行われるので便利です。

■To do

To do管理の利用は、私のiPhone利用で大きなウェイトを占めています。残念ながら、To do管理ソフトはオリジナルのソフトがないので、サードパーティーのソフトを使うことになります。私のお薦めは、Remember the Milkです。コンピュータ上では、webブラウザで、そして、iPhoneでは専用ソフトでTo do管理が出来ます。ネット経由で同期が可能です。シンプルですが、同期が非常に早いのがポイント。以前、GTD的なTo doソフトとして、Omni Focusを使っていましたが、これは、ネット経由の同期が致命的に遅いのが欠点でした。

ということで、私にとってのiPhoneはPIM(スケジュール管理とTo do管理)がメインで、そこに、メール、インターネット利用を追加するという形で根付いています。

2009.07.20

iPhoneに入れているアプリ

私のホーム画面、第2画面、第3画面に置いてあるアプリをさらしてみます。

日頃、MacBook Airを持ち歩いていることもあって、あまり、アプリは購入していません。あまり、参考にならないかもしれませんが。しかも、第3面以外は無料ソフトばかり。

第1面

第1面には、基本的に1日1回はさわるソフトが並べてあります。デフォルト以外で並べているのは、

駅探エクスプレス(乗り換え案内):キラーソフトともいえる乗り換え案内アプリ

Remember The Milk:To doソフトはいろいろ試したのですが、最終的には同期が早くシンプルなRTMに落ち着きました。

WeightMan:体重管理アプリ。

Evernote:Evernoteのすばらしさは、別の機会にお話しします。

TwitterFon:Twitterアプリ。

 

第2面

第2面には、1週間に一度くらいさわる頻度のアプリをおいています。デフォルト以外のものは、

Gengou Free:西暦と和暦を換算してくれるアプリ

Remote:KeynoteをiPhoneでコントロールするアプリ

通貨コンバーター:通貨のレートを調べるアプリ

郵便番号検索:郵便番号を検索するアプリ

Big Canvas PhotoShare:写真を共有するアプリ

産経新聞:産経新聞がそのまま読めるアプリ。電車の中での暇つぶしに最適。なぜ、これが無料かわからない。

Wikipanion:wikipediaを調べるアプリ。

MedCalc (medical calculator):様々な医療計算のアプリ。

eGFRapp:最新の日本腎臓学会指定のeGFRに対応しているアプリはこれしかないかな。

Google Mobile App:Google検索をするときは、Safariの検索窓を使うより、こちらを使う方がいいかも。

Skype:3Gでも使えるようになれば、もっと使うチャンスは増えると思うのですが。

FastFinga:手書きのメモアプリ。

食べログ:食べログを検索するアプリ。

 

第3面

第3面はゲームとか、脱力系アプリです。

Enigmo:ゲームアプリ

Morocco:オセロのアプリ

Sudoku:数独のアプリ。やり始めるとあっという間に時間が過ぎていくので、なるべくやらないようにしています。

SameGame:ゲームアプリ。

Aqua Forest:iPhoneならではのゲームアプリ。

陰陽占い:占いアプリ。

Super Monkey Ball:iPhoneならではのゲームアプリ。

ボンバーマン TOUCH:iPhoneならではのゲームアプリ。

FingerPiano:iPhoneでピアノがひけるアプリ。

Ocarina Spirit:iPhoneでオカリナがひけるアプリ。

PocketGuitar:iPhoneでギターがひけるアプリ。

Lightsaber Unleashed:スターウォーズファン必携のアプリ。

Koi Pond:いやし系のアプリ

へぇボタン:へぇボタン。脱力系アプリ。

myLite Flashlight:暗いところで意外と便利なアプリ。

Crazy Mouth (Lite):脱力系アプリ。

2009.07.19

iPhoneの画面キャプチャの方法

これから1ヶ月は、iPhoneの話題に徹しようと思います。時には、他の話題も書くと思いますが。

まずは、これから、記事を書いていくために必須の、iPhoneの画面キャプチャの方法です。

ホームボタンを押しながら上部右のスリープボタンを押します。画面が一瞬白く光り、カメラロールにキャプチャ画像がjpgで保存されます。メールでコンピュータに送ります。

とりあえず、次のエントリーで、私のホーム画面、第2画面、第3画面に置いてあるアプリをさらしてみます。

2009.06.26

iPhone 3GS買いました

iPhone 3GをiPhone 3GSに機種変更するか、相当悩みましたが、iPhone本の印税をあてにして、買い換えることにしました。去年、表参道で懲りているので、Apple Store GINZAで購入することに。1週間前の予約でしたが、予約自体も、並ぶこともなく、10分くらいの手続きで終了。発売初日の指定された時間に行って、20分ほどで購入終了。

機種は、32Gのレッドです。

嘘です。32Gのブラックです。

INCASEのiPhoneジャケット(Metallic Slider Case)、妙にかっこいいので、一緒に買ってきました。

2009.02.20

iPhoneを海外で使う

この記事、2010年7月の状況に合わせて書き直しました。→こちら

 

昨年、買ったiPhoneを初めて、アメリカに持って行って使ってみました。結論から言うと、何も設定を変えずに、そのままアメリカでも使えます。iPhoneを海外で使うための設定についてまとめてみました。

 

時間帯を変更する

設定パネルの「一般」にある「日付と時刻」を選択。そこに「時間帯」という項目があるので、都市を設定するとiPhone全体のタイムゾーンが変更されます。

 

キャリアの選択

さて、アメリカに飛行機が到着して、機内モードを切ると、いきなりブルッと来て、SMSが届きます。自動にしておいて、キャリア選択をiPhoneに任せておいてもいいですが、自分で料金設定を確認して、キャリアを選択することも出来ます。ソフトバンクのサイトhttp://mb.softbank.jp/mb/international/でローミングの料金を見ることが出来ます。ちなみに、私は、キャリア選択を自動にしておいたら、CingularとT-mobileが場所によって選択されていました。

 

データローミングがオフになっていることを確認する

iPhoneは勝手にパケット通信をしてしまいますが、海外でのパケット通信は、パケ放題の対象外で従量制なので、海外でパケット通信をしたら大変な金額がかかります。そんなことにならないように、通常はデータローミングがオフになっています。念のため、オフになっていることを確認しましょう。データローミングがオフになっていてもWifi経由でのデータ取得は出来ますので、Wifi経由でデータ通信を行います。一般的には、アメリカは日本に比べて無料Wifiアクセスポイントが多く見つかると言われていますが、ホノルルでは、アップルストアぐらいしか見つかりませんでした。大学内も無線LANは飛んでいませんでした。スターバックスなどのコーヒーショップは無料Wifiがあるようですので、そういう場所を利用しましょう。

 

3Gモードをオフにする?オンにする?

iPhoneは3GとGSM(第2世代の通信規格)の2つの通信方式に対応しています。アメリカは日本と違って、3G電波網はあまり発達しておらずGSMが主流です。3Gでつながらない場合は、GSMに自動的に切り替えられてつながります。基本的に、データローミングをオフにしているのであれば、3Gにするメリットはないので、3Gモードはオフにしておいてよいのではないでしょうか。ちなみに、ホノルルでは、一度も3Gマークは出なかったので、3G通話網はほとんど整備されていないのではないでしょう。本田雅一の週刊モバイル通信「iPhone海外ローミングの使い勝手」 によれば、3G通信網の発達したサンフランシスコでも、3Gモードをオフにした方がよいと書いてあります。

 

ローミング通話のTIPS

ちなみに、これはiPhoneに限らないのですが、海外でiPhoneを使って電話すると、ローミング通話ですので、かなり高額になります。しかも、自分がかけたときだけでなく、かかってきた電話を受けても、受け手にも高額の通話料が請求されます。私は、日本でiPhoneを電話として使っていないので、海外にいてもかかってくることはないのですが、日本で携帯としてかなり使っている人は海外で電話を受けたくないのであれば、電源をオフにしておくか、機内モードにしておくしかないでしょうね。

iPhoneでひとつ問題があるのは、日本に電話するときに、いちいち、国際電話のプリフィクスを追加しなければいけないということです。たいたいの海外対応携帯は勝手に国際電話のプリフィクスを追加してくれるのですが、iPhoneにはその機能はありません。そのため、090-xxxx-xxxxに電話するなら、+81-90-xxxx-xxxxをダイヤルしなければなりません。ちなみに、+は0の長押しです。さらにややこしいのは、日本からかかってきた電話が電話帳に登録してある相手でもプリフィクスが一致しないため、名前がわからないということです。

 

まとめると、、、

iPhoneはそのまま海外に出かけても、iPod touch + GSM携帯電話になります。データはデータローミングを使わずに、Wifiで。

追記:海外パケ放題などのプランが発表されたこともあり、2010年7月時点の情報に書き直しました。最新情報は、「iPhoneを海外で使う(2010年7月改訂版)」をご覧下さい。

2008.07.29

iPhoneどうですか?

「iPhoneどうですか?」

1日に何回も聞かれます。基本的に、「おすすめしません」と答えるようにしています。それは、私に聞いてくる方のほぼ全員が、携帯電話としてどうですかと聞いているからです。日本の携帯と比べたら、メールが届いても音が鳴らないので気づかないし、絵文字も打てない、アンテナの感度は悪いし、電池は1日持たないことが多い。こんな携帯欲しいですかって聞けば、みんなあきらめます。

「じゃあ、iPhoneを買ったこと後悔していますか?」

「後悔していませんよ。とても満足しています。」

以前にも、書いたことがありますが、私はiPhoneをインターネット接続できるPDAとして使いたいと思っています。現在使っているTreoの代わりに、iPhoneを据えようと思っています。ですから、通常の携帯は解約せずに、iPhoneを追加購入しました。

携帯としてとらえてiPhoneを購入された方には大きな不満が残るでしょうが、インターネット接続可能なPDAとしてiPhoneを購入された方はおおむね満足しているのではないでしょうか。特に、Mac使いの方。さらに言ってしまうと、Mobile Meに加入された方には、常に、Mac上、Web上、iPhone上のスケジュールが自動で同期するわけですから、こんな環境、いままでなかったです。

メール機能も携帯メールとしてみると、どう扱っていいかわからないくらい使いにくいのですが、私のように、i.softbank.jp以外に、me.comアカウント、複数のGMAILアカウントが並列で自由に使えるモバイル環境は、まさに待ち望んでいたものです。

まあ、私なんかのくだらないレビューより、私と同じような視点でiPhoneを眺めた秀逸なレビューを2つ紹介しておきます。

「不満を抱えながらもiPhoneから離れられない理由」:本田雅一の「週刊モバイル通信」

複眼中心 : Apple iPhone 3G レビュー

さて、iPhoneをPDAとして使えるのか?実は、これも一筋縄ではなく、現在、あれこれ試行錯誤しながらなんとかiPhoneをPDAに仕立て上げようとしています。これについては、また、別の機会に。

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