Logicool SPOTLIGHT プレゼンテーションリモート
会場に着いてみたら、プラズマディズプレイでレーザーポインターが使えなかったというケースはないですか。また、e-learning、二画面表示、遠隔中継の時など、レーザーポインターが使えないケースって、結構ありますね。
そんな時に有効なのが、ソフトウェア的にポインターを画面上に表示するタイプのポインターで、例えば、コクヨの エアビーム とかがありました。
そう言った意味では、まったく新しい種類のポインターというわけではないのですが、かなりインパクトのあるポインターがLogicoolから、発売されました。Logicool Spotlight プレゼンテーションリモートです。
僕は20本以上レーザーポインター持っているマニアなので、もちろん、予約して、発売日に手に入れました。
コクヨのエアビームと同じように、ソフトウェアをインストールして、ポインターの指す方角をジャイロや加速度センサーで認識するという仕組みです。
何が、買いなのか?
- まず、驚くのが、Logicoolとは思えない、デザイン。
- ポイントの仕方が、いわゆる、ポイントを当てているのではなく、まさに、そこにスポットライトを当てているように、円形のハイライト表示で強調できます。通常のポイントもできます。あと、拡大鏡機能によってズーム表示も行え、これなんかは、写真をチェックするのにとても役立ちます。
- USBレシーバーをコンピュータにさして、赤外線で操作する以外に、低消費電力のBluetooth Smartで接続することも可能です。
- 動画を再生する場合などに、マウスカーソル代わりに使うための機能も備えています。
- 乾電池ではなく、充電方式で、1分の充電で3時間使える。
といったところでしょうか。
さて、さっそく何回か講演で使ってみました。
まず、最大の売りのSPTOLIGHT効果ですが、確かにインパクトがあるのですが、講演中にこれだけ使うのは、あまりにうっとうしいです。
というわけで、多くの場合は、通常の、ポインターとしての機能を使うのですが、残念ながら、このポインターとして機能がイマイチ。ポインターの形状は、円なのですが、色が白なんです。白背景のスライドを使うことの多い、私のスライドでは非常に見づらい。下のような感じです。ポインターの円の大きさは変えられるのですが、色は変えられない。
せめて、色が赤とかに変えられるといいんですが。やろうとすれば、ソフトウェア的に、色くらい変えられるので、そのうち、ソフトウェアがアップデートされることを期待します。
ということで、「素晴らしいリモコン付きポインターだけど、惜しい」というのが、僕の評価。ポインターの色が変えられるようになったら、「買い」、だと思います。