音声入力の時代がやってきた

野口悠紀雄先生の「話すだけでかける究極の文章法」という本を読みました。この本を読んで以来、すっかり音声入力の虜になっています。

iPhoneの音声入力は基本的にはインターネットを介してコンピューターが解析をしてテキスト化されます。つまり、ネットワークがつながらない場所では、音声入力はできません。Macにも音声入力があり、通常はインターネットを介してテキスト化がおこなわれます。Macの場合は、拡張音声入力というモードを選択すると、インターネットを介さずマックの中でテキスト化が行われます。インターネットを介した場合には、40秒と言う制限がありますが、拡張音声入力モードになると、40秒という制限がはずれます。またテキストの内容が、Appleに送られないという安心感もあります。Macでの音声入力の場合はファンクションキーを2回叩くと音声入力モードに切り替わります。もう一度ファンクションキー押すと音声入力モードが終了します。

いずれにしても、現在の、音声入力の制度は驚くほど高く、ヘタなタイピングよりも精度が高いです。騙されたと思って使ってみてください。極めて精度が高いです。音声入力の精度は話し言葉のスピードではあまり変わらないようですが、周囲の雑音が多いか少ないかにはかなり影響されます。ひとつの応用として、会議を、ICテープレコーダーで録音しテキスト化できれば、議事録の作成はずいぶん簡単になると思いますが、残念ながら会議のテキスト化は難しいようです。

今のところ、1番の利用形態としては、移動中に、iPhoneを使って音声入力で執筆することだと思います。この際に、クラウド上で共有化される、テキストアプリを使うといいでしょう。たとえば、Evernoteでもいいです。僕は、Workflowyを使うことが多いです。Googleドキュメントでもいいかもしれません。そうすれば、歩きながらiPhoneで音声入力で執筆したあと、コンピューターでそのテキストを微修正するだけで原稿がかけます。もちろんこの文章もすべて音声入力で書きました。

てん、まる、かっこ開く、かっこ閉じるあたりをマスターするとスイスイ行きます。

https://support.apple.com/ja-jp/HT202584

話すだけで書ける究極の文章法 人工知能が助けてくれる!
野口 悠紀雄
講談社
売り上げランキング: 2,293

アーカイブ

過去ログ一覧