2015年東京の桜
いつも申し上げていますが、桜は、私がもっとも苦手とする被写体です。
でも、なるべくたくさんの機会を見つけて撮影して精進しています。
よく考えたら、本当の意味で満開の桜を撮れるというのは、天候などのタイミングを考えると、年に1日か2日しかありません。今回は、その絶好の撮影日和で撮影することができました。
桜を撮るときには、なるべく、桜が主役にならないように気をつけています。この写真なら、カップルであり、隅田川が主役ですね。
絶好の機会なので、前から行きたかった、絶景スポットに行くことにしました。ここは千鳥ヶ淵なのですが、1箇所だけ、千鳥ヶ淵と東京タワーを撮れるスポットがあるのです。案の定というか、カメラマンですごい人だかり。マジックアワーには、空も、水面もピンク色に染まります。
カメラマンと、一般のお客さんの怒号が飛び交う中、なんとか、東京タワーが点灯しました。カメラは、コンパクト(Fujifilm X30)を手持ちで撮っているので、完璧な写真ではありませんが、あそこに大きなカメラと三脚を持っていく気にはなれませんね。