2014年6月積ん読本
ああ、もう、2014年が半分過ぎてしまった。今月は、医学書が中心です。
「Differential Diagnosis in Primary Care」の日本語版がついに出た!邦題にVINDICATEを入れたのはナイスアイデア!主訴に対して、関連する疾患の発生する部位を解剖学的に思い浮かべ、病因別カテゴリー(“VINDICATE”など)を利用し網羅的に診断をあげていく、「コリンズ先生流」の診断アプローチを指南。5年生、6年生全員に買って欲しい。
メディカルサイエンスインターナショナル
日本で5年間の胸部外科研修→アメリカに研究留学→アメリカで内科臨床研修→アメリカでホスピタリストとして活躍。こんな感じに書くと、すごく順風満帆に進んだように思えますが、たくさんの苦労があったそうです。私の留学時代を思い出しました。渡米してホスピタリストの道を選んだ経緯、病院医療をコンダクトするホスピタリストとしての日々の臨床を、具体的に失敗談も含めて自らの言葉で綴られています。
最近、コンピュータに興味を持っている息子と一緒に、iPhoneアプリを作ることにしました。私も、プログラミングは、だいぶご無沙汰なので、このあたりからスタート。
ヒラノ教授本みたいなものを期待していたけど、残念な本。
敬愛する加藤眞三先生の著書。「患者中心の医療とは」を考えさせてくれる、素晴らしい本です。
離島医療ならではの、様々な技、知恵が満載の一冊で、おもしろい。