本の紹介『診断戦略: 診断力向上のためのアートとサイエンス』
ここ数週間、夢中になって読んだ本。ここに書かれた多くのアイデアは暗黙知として、多くの医師の診断推論のツールとして使われてきたかも知れません。しかし、その概念を言語化することで大きな価値が付加されます。ティアニー先生はじめたくさんの医師の激賞の通りだと思います。
私も、この本を読みながら、自分の中に潜む言語化されていないフレームワークを言語化し、臨床推論の実習に役立てたいと思います。
ここ数週間、夢中になって読んだ本。ここに書かれた多くのアイデアは暗黙知として、多くの医師の診断推論のツールとして使われてきたかも知れません。しかし、その概念を言語化することで大きな価値が付加されます。ティアニー先生はじめたくさんの医師の激賞の通りだと思います。
私も、この本を読みながら、自分の中に潜む言語化されていないフレームワークを言語化し、臨床推論の実習に役立てたいと思います。
スカイツリーには開業前のご招待で一回行っていますが、妻や息子は上まで登ったことはないので、もう一度行ってきました。2年経ったので、混雑もだいぶ解消しているかと思いましたが、日曜日の夕方で、入場まで1時間並びました。
妻と息子はかなり喜んでいましたし、私も前回は日中だったので、夜景が見れて満足でした。
逆さスカイツリーは、スカイツリーから歩いて5分ほどの十間橋で見ることが出来ます。スカイツリーは近くだと全然、写真に収まらないので、おすすめの撮影ポイントです。
新しい医学書はたいてい手に取っている医学書オタクです。
最近、『ジェネラリストのための内科診断リファレンス』が書店で平置きされているの見てびっくりしました。何がびっくりしたって、718ページで、内科の全分野を網羅した本を、卒後12年の医師が一人で書いたというのです。
私なんか、200ページの本を半年くらいかけて、フウフウいいながら、書いているわけですから、恐れ入ります。是非、定期的に改訂して、不動の地位を築いていっていただきたいです。
以前にも紹介した、倉原優先生。『「寄り道」呼吸器診療』が素晴らしかったので、知り合いの編集者に教えたら、すぐに、お願いに行ったらしく、さらさらさらと、半年で、素晴らしい本を書きました。彼も卒後9年目と若い。
もう一人、すごい人を紹介しておきましょう。竹本毅先生です。彼は、自分で本を書くと言うより、海外の素晴らしい本を訳しています。どれも、一人で訳しています。どれも、無茶分厚くいけど、すばらしい訳がついています。
医学書というのは、大学教授とか、権威のある人が、編者におさまって、医局の人とか若い人に書かせるというパターンが多いです。でも、見ていただければ分かるように、そういう本でよい本は、なかなかないです。私の持論は「よい本は単著である必要がある」です。そういうことを考えると、権威者は、とても、単著を書くほどの時間はありません。また、権威者がよい本を書く能力があるというわけでもありません。よい本を書く能力は、経験とともに養われることは、おそらくないと私は思っています。逆に言えば、若くても、よい本を書ける人は書けるということです。出版不況になって、医学書出版社の編集者の方も、よい本を書いてくれる人を必死になって探しています。そういう中、ここにあげたようなスーパースターが出てきたと言えます。若い人がよい医学書を書く時代がやってきたと言っていいでしょう。
記憶に残るプレゼンは、「ストーリー」と「順序」が重要。「なぜ」から始めることを意識することで、プレゼンテーションは見違えるようによくなる。実際に、著者が、3人の方のスライドに手を入れ、Before-Afterをやっているのが、なかなか興味深かった。
2011年に上梓した『レジデントのための血液透析患者マネジメント』の改訂第二版が出来上がりました。
2011年に発刊した第1版はたくさんの方に支持していただき、透析関連書のみならず、腎臓内科の書籍としても多くの支持を得て、ベストセラーになることができました。本書では、「レジデントのための」と、対象者をレジデントとして明示していますが、本書で伝えているのは血液透析のコアな知識です。これは、レジデントのみならず、血液透析を理解したいと考える人すべての方に、役立つものであると考えています。そのような意図が伝わったのか、レジデントのみならず、すでに透析専門医をお持ちの方や、先輩方からも、たくさんのお褒めの言葉をいただくことができ、我が意を得たりと思っています。
本書で語られているのは、時間がたっても古びない血液透析のコアな知識が中心であり、時間の経過にも十分耐えられる内容だと考えています。しかし、2011年以降、ミルセラ注®、キックリンカプセル®、リオナ®、DPP-4阻害薬などの新しい薬剤が出てきました。ガイドラインも『維持血液透析ガイドライン:血液透析導入』、『維持血液透析ガイドライン:血液透析処方』、『血液透析患者の糖尿病治療ガイド2012』、『慢性腎臓病に伴う骨・ミネラル代謝異常の診療ガイドライン』 などが登場してきました。これらに、的確に対応するために、本書を改訂し、改訂第2版を出すことにしました。
したがって、改訂第2版は、2011年の初版刊行時以降に発売された薬剤を収載し、ガイドラインに対応するというマイナーアップデート版と考えていただければと思います。今後も、本書が、血液透析を知りたいという多くの読者層に読まれる本であり続けることを望んでいます。
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もっとも苦手な被写体が、桜。ほんと撮るのが難しい。
でも、今年は、だいぶ機材をグレードアップしたので、ご近所の桜を撮ってみました。今年は、曜日や天候の関係で満開の桜の写真を撮るチャンスもなく、あっという間に桜の季節が通り過ぎようとしています。
All photos were taken by NIKON Df.
研究留学ネットの更新情報と、管理人の雑文BLOGです。