2013年6月積ん読本

木曜日あたりから、急に自分探しの読書の旅に出たくなって、乱読。

結論から言えば、一番期待していた、ちきりんさんの「未来の働き方を考えよう 人生は二回、生きられる」には、ひどくがっかりし、「一生モノの勉強法―京大理系人気教授の戦略とノウハウ」もがっかり。「中央線がなかったら 見えてくる東京の古層」と野村監督の「監督の器 」はけっこうおもしろくて、平野啓一郎氏の「私とは何か――「個人」から「分人」へ」が、腑に落ちて、旅は終了。

最近、仕事がたまっているせいか、本を読んでいても、入り込めない自分がいます。

40代を境目に、二種類の人生を生きようという本。かなり期待していたけどがっかり。前半の、今まで当たり前だったことが、当たり前でなくなっていることは、よくわかりました。でも、この本の主張である「人生を2回生きる」というのは、1回目の人生でそこそこ成功しなければ、2回目の人生は難しいと思う。ちきりんさんは、1回目の人生を元手に2回目の人生を模索しているわけだから、まったく違う人生を生きているわけではないと思うんですよね。

私も、仕事場での顔、学生向けの顔、家での顔、遊びでの顔、まったく違うからなぁ。

中央線がなかったら 見えてくる東京の古層
陣内 秀信 三浦 展
エヌティティ出版

まさにブラタモリの世界。暗渠マニアになりそうです。もう少し、歩けるようになったら、暗渠をたどりたいと思います。中央線沿線にお住まいの方にはおすすめ。

監督の器 (イースト新書)
監督の器
posted with amazlet at 13.06.16
野村克也
イースト・プレス

私、野村監督の解説って結構好きなんですよね。古田が、あれだけ野村監督に教育されたけど、もともと、捕手向きの性格ではなく、目立ちたがり屋で、投手のような性格だった。野村監督の教育が活かされたのは、リードより、打撃であり、投手のような性格は、ちょうど戦力が低下して、堪え忍ばなければ行けない状態のヤクルトの監督になってもうまくいかなかった。とか、おもしろかったです。

あまり参考にならず。

がっかり。

まだ、手つかず。

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