物書きのためのソフトScrivener手放せません
今回、単行本を書き上げたわけですが、そのとき、とてもお世話になったのが、「Scrivener」というソフトウェア。以前にも、一度紹介したのですが、まだまだ、知られていないので、もう一度紹介します。
普段の、原稿用紙10枚くらいであれば、Microsoft Wordやテキストエディタ(愛用はJedit X)で書いてしまうことが多いです。でも、単行本となると、いきなり書き始めようと思っても、なかなか書き始められません。目次案をまず作り、書き始めるわけですが、書いている途中で、どんどん章が増えたり減ったり、章を組み替えたりする作業が必要です。そうなると、Wordでは全体の見通しが悪すぎて、作業が難しいです。
Scrivenerは、こういう長い文章を書く人に特化した、ソフトウェアです。Scrivenerのファイルは、専用ファイルなのですが、Word形式で出力が出来るので、入稿するときには、Wordで入稿できます。
残念ながら、日本語化されていないのですが、もちろん、日本語の原稿を書くのはまったく問題ありません。私は、Scirivenerのおかげで、『レジデントのための血液透析患者マネジメント』と『電解質輸液塾』を書き上げることが出来ました。今年は、あと2冊チャレンジしたいと思っています。
Scrivener好きな方は結構いらっしゃるようですね。