ロック4歳の誕生日
4年前、我が家は初めて子犬を買い求めました。私は動物が嫌いなわけではないのですが、ペットを飼うということ自体考えたこともありませんでした。ペットが飼いたいという息子に、「子犬は可愛いけど、毎日の世話は大変だぞ。自分より先に死んで行くんだぞ。長い旅行に出かけにくくなるぞ。」って、きっと、息子に言っていた私自身が不安だったのでしょうね。
でも、ベットショップで見つけた彼に一目惚れでした。ペットショップから帰るとき、息子が大事そうに子犬が入った段ボールの箱をかかえてバスに乗っているシーン。私にとっては忘れられないシーンの一つです。
生まれて2ヶ月のヨークシャーテリアは真っ黒で、「クロ」と名前を付けそうになるほどでしたが、ロックンロールな人生を送って欲しいと思って、ロックと名付けました。今では、シルバーグレーの立派な4歳になっています。
ペットを初めて飼うような不慣れな家にきてしまって、かわいそうだったんじゃないかとか、一日中家で留守番している時は、家人がいつ帰ってくるかも分からず、どんな思いで待っているのかと、心配していまいます。でも、私が帰ってくると、鍵を開ける音だけで、玄関まで迎えに来てくれて、ひっくり返って、おなかを丸出しにして、なでてくれとねだります。30秒くらいでやめると、もっと、もっととねだります。
ヨークシャーテリアって、みんな舌がいつも出ているのかと思ったら、ロックだけみたいですね。いつも、みなさんに、ベロが出ていてかわいいねと、かわいがってもらっています。
先日、箱根の旅行から帰ってきた時は、ロックをホテルに預けていたので、ロックのいない自宅で、「ロックがいないと、我が家の灯りが消えちゃったみたいだね」とみんなで寂しい思いをしました。ロックは、私たち家族にとって、かけがえのない家族になっています。
今日は、ロックの四歳の誕生日。おめでとう。ロック。これからもよろしくね。