日野原先生が薦める「医学徒のためのベッドサイドライブラリー20冊」
ウィリアムオスラーは、医学生やレジデントが夜床につく前の30分間は、毎晩本を読むことを薦め、「医学生のベッドサイドライブラリー」として、『平静の心』の中で紹介しています。
- 旧約・新約聖書
- シェイクスピア
- モンテーニュ『エッセー』
- プルターク『英雄伝』『倫理論集』
- マルクス・アウレリウス『自省録』
- エピクテトス『要録』
- トマス・ブラウン『医師の信仰・壺葬論』
- セルバンテス『ドンキホーテ』
- エマソン『エマソン選集』
- オリバー・ウェンデル・ホームズ『朝の食卓』シリーズ
日野原先生は、オスラーにならって、医学徒のためのベッドライド・ライブラリーとして、20冊の本を推薦されています。(*)は、20冊の中から、特に勧める7冊。
- ウィリアム・オスラー『平静の心』(*)
- マルクス・アウレリウス『自省録』
- プラトン全集
- フーフェランド『医戒』
- シェークスピア『マクベス』
- トルストイ『イワン・イリッチの死』
- V. E. フランクル『夜と霧』(*)『それでも人生にイエスという』
- M. ブーバー『我と汝』
- E. エリクソン『老年期-生き生きしたかかわりあい』
- サン・テグジュペリ『星の王子様』
- H. ホイヴェルス『人生の秋に』
- M. フーコー『臨床医学の誕生』
- Cicely Saunders "Living with Dying".
- 細川宏『病者・花-細川宏遺稿詩集』(*)
- E. フロム『愛するということ』(*)
- 片山敏彦訳『リルケ詩集』
- アン・リンドバーグ『海からの贈り物』(*)
- E. キャセル『癒し人のわざ』(*)
- 夏目漱石『思い出す事など』
- 日野原重明『医の道を求めて-ウィリアム・オスラー博士の生涯に学ぶ』
- P. タマルティ『よき臨床医を目指して』(あとから追加された)(*)
今年は、原稿に振り回されて、なかなか読書をする時間がなかったので、寝る前の30分は気持ちを落ち着かせて、これらの本を読んでいこうかなと思っています。