積ん読本2012年5月
久方ぶりに、積ん読本紹介します。
『ナミヤ雑貨店の奇蹟』
著者:東野 圭吾、出版社:角川書店(角川グループパブリッシング) (2012-03-28)
東野圭吾にしては、異色の作品。ミステリーではなく、ファンタジーで泣かせるような作品。それでも、やはり一定水準を超えているのだから、東野圭吾はすごい。
『舟を編む』
著者:三浦 しをん、出版社:光文社 (2011-09-17)
本屋大賞第一位になったので、どこの本屋にも一番目立つところに積んでありますね。辞書編纂という特殊な仕事の話ですが、三浦しをんらしい、軽やかな文章です。
『母の遺産―新聞小説』
著者:水村 美苗、出版社:中央公論新社 (2012-03)
『日本語が亡びるとき―英語の世紀の中で』で評判になった、水村美苗氏の最新作。こちらも、かなり評判になっている小説です。かなり本格的なので、読み始めるのはもう少し先かな。
『ピーコ伝 (文春文庫PLUS)』
著者:ピーコ、出版社:文藝春秋 (2003-09)
古本屋で手にとって、引き込まれるようにして立ち読みしていて、半分くらいまで読んでしまいました。申し訳ないので、購入して、家で残り半分を読みました。
『オリンパスOM-D E-M5オーナーズBOOK (Motor Magazine Mook カメラマンシリーズ)』
モーターマガジン社、2012-04-27
OM-Dはかなり気に入っている、現在メインのカメラなのですが、オリンパスの操作系に慣れていないので、買ってみました。
『毒婦。 木嶋佳苗100日裁判傍聴記』
著者:北原 みのり、出版社:朝日新聞出版 (2012-04-27)
2009年に首都圏で起きた連続不審死などに関わったとして、10件の罪で起訴された木嶋佳苗被告の裁判傍聴記。読み始めたら、読みふけってしまう可能性が高いので、積んであります。
『ナラエビ医療学講座―物語と科学の統合を目指して』
著者:斎藤 清二、出版社:北大路書房 (2011-04)
表紙にだまされてはいけません。読みやすさにもだまされてはいけません。とても勉強になりました。エビデンス・ベイスト・メディスン(EBM:科学的根拠に基づく医療)とナラティブ・ベイスト・メディスン(NBM:物語と対話に基づく医療)を共に大切にする医療の在り方について書かれた本です。