2012.04.04

オリンパス OM-Dゲット

OLYMPUS OM-D E-M5』手に入れました。結構前から、AMAZONで予約していたのですが、手に入ったのは、発売翌日でした。

PENがだいぶ気に入っていたのですが、OM-Dの前評判があまりに良かったものですから、今一度、ファインダー標準装備のミラーレスを試してみたくて。特に、目が近づくと自動的に背面モニタから、EVFに切り替わるという機構。Lumix G1にはあったのですが、その後、手動で切り替えなければならなくなって、この機構を待ち望んでいました。

マイクロフォーサーズのレンズもだいぶ揃ってきましたね。特に、下、我が愛犬を写した45mm F1.8が名玉です。しかも、値段が安い。OM-D買うなら、絶対に買うべきレンズです。

ミラーレス機は、当初、一眼レフと操作性、写り具合に随分差があったのですが、だいぶ追いついてきた感じがします。一番びっくりしたのは、1秒9枚の連射ができること。

ただ、デザイン面では、あちこちに、おしい!という点があり、100点ではないのですが、このコンパクトさに、これだけの機能を詰め込んで、オリンパスも逆風の中、よく頑張ったなと思います。

PENが上回っているところがないから、PENのポジションは、OM-Dに引き渡すことになりそうです。

あっ、あと、PENに引き続き、アートフィルター満載です。ついつい使い過ぎちゃうんですよね。でも、カメラの腕を上げるためには、あんまり使いすぎないようにと注意しています(手軽にそれなりの写真になってしまうから)。

特に、最後の、リーニュクレールというエフェクト、雑然とした風景をペイント調に仕上げるフィルターで、ドラマチックトーンとともに、頻用しそうです。

OLYMPUS PEN&OM-D アートフィルターパーフェクトブック (玄光社MOOK)

著者:藤田一咲、出版社:玄光社 (2012-03-30)

PENとOM-Dのアートフィルターの効果的な使い方についてまとめた一冊。あっ、こんな使い方もあるんだと、とても参考になりました。


2012.04.03

本の紹介『研究留学術(第2版)』

私の処女作にして、最も売れた本、『研究留学術』が、10年目にして『研究留学術 第2版』として、改訂されました。

『研究留学術』のほとんどの情報は、インターネット上に公開しているにもかかわらず、堅実に売れ続け、出版社から改訂を勧められていました。しかし、この本は、私自身の研究体験談を元にしているので、改訂するためには、私がもう一度留学して、最新情報を元に書き直す必要があります。そんなことはできないので、重版のたびに細々とビザ情報などを最新のものにしていたのですが、さすがに、10年ですので、絶版にするのは惜しいと思って、どうすればよいかと考えていました。

その中で、思いついたのが、10年間を経て、留学についての対談をおこない、それを追加収載するというものでした。その企画におつきあいいただいて、2011年夏に、島岡先生、広田先生と京都で鼎談をおこないました。この鼎談は実に率直で愉快な内容ですので、これだけ読んでいただいても大変面白い内容になっています。

30ページ増えているにもかかわらず、価格も据え置きにして下さいました。すでにお持ちの人が買う内容かと言えば、そこまでの内容ではないかもしれませんが、是非とも、後輩を留学させる際に購入をすすめて、貸してもらって、鼎談の内容をお読み下さい。

もともとこの本は、私一人の留学体験だけでなく、様々な道を進んだ10人の留学体験記も掲載しています。そして、今回、10年間を振り返る鼎談を付け加えたことによって、横方向だけでなく、時間軸方向にも広がりが出て、研究留学を様々な角度から考えられる一冊になったと自負しています。

今後とも、どうぞ、よろしくお願いします。購入はアマゾンでどうぞ。

PS. 現在、アマゾンでのタイトルが、『研究留学術(第2版)–研究者のためのアメリカ研究ガイド』と間違っています。そのうち、直してくれると思います。

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