積ん読本2012年3月
最近、本の紹介が少ない、と、各所からおしかりを受け、紹介すべき本がだいぶたまっているのですが、少々事情があって、本の紹介が出来ずにいました。
このサイトで本の紹介をする際には、書影をAmazonからいただいたり、Amazonのリンクを作ったり、著者名や、出版社を拾ってきたりと結構面倒くさいのですね。そのため、Amazonのページで紹介したい本のページで、Bookmarkletを実行すると、下のようなHTMLタグをはき出すようなプログラムを作って利用していました。パブリックなサービスだと、Amazletとかありますが、カスタマイズできないし、ロゴが入ったりするので、頑張って、PerlやXLSTのプログラムを自作していたのです。
われながら、便利なプログラムで、愛用していたのですが、2月末くらいからこのプログラムが動かなくなってしまって、大変困っていました。今日、半日がかりで、ようやく修正が出来ました。
こういう時は、だいたい原因は簡単なわけで、Amazon Producting APIのバージョンの2009-07-01版が期限切れになっていて、2011-08-01版に指定し直さなければいけないというものでした。特に、XLSTファイルのヘッダー部分を直さなければならないのに、Amazon側でキャッシュされていて、なかなか変更が反映されないことに気づかず、4時間くらい、あーでもない、こーでもないと時間をつぶしてしまいました。シアトルにいるときは、日本に帰ったら、サンデープログラマーになりたいとか、思っていましたが、とても、そんな時間はないですね。プログラミングスキルが落ちているのに、こんなサイトを自前で維持していくのは段々つらくなってきました。
ということで、だいぶ、話はそれましたが、積ん読本と読了本の紹介です
『二流小説家 (ハヤカワ・ポケット・ミステリ)』
著者:デイヴィッド・ゴードン、出版社:早川書房 (2011-03-10)
もともと、海外ミステリは苦手なのですが、あちこちで最優秀賞を取っているので読んでみました。通常、50ページを過ぎた頃から、引き込まれるように読むのですが、この本は、150ページを過ぎても、まだ引き込まれません。この後に、期待しています。
『ロング・グッドバイ (ハヤカワ・ミステリ文庫 チ 1-11)』
著者:レイモンド・チャンドラー、出版社:早川書房 (2010-09-09)
村上春樹が『ロング・グッドバイ』は、特別な一冊だと言っていたのがよくわかりました。ミステリー、ハードボイルドとして、最高の一冊です。
最近は、新しく出たミステリーを読むより、名著と誉れ高いミステリーを読むようにしています。どうせ、人生で読める本の数などたかがしれているのですから、ハズレをひいたらもったいないですもんね。
『国際論文English査読・執筆ハンドブック』
著者:C.S. Langham、出版社:医歯薬出版 (2011-09)
最近、査読の時の文章があまりに画一的になってしまうので、少し、幅を広げようと思って買ってみました。査読用の英文って、世の中に出回っていないので、貴重です。
『必ずできる!iPadプレゼンテーション』
著者:松茂 幹、出版社:日経BP社 (2011-03-24)
「モバイル仕事術」の改訂作業に、大いに参考にさせていただきました。ただし、この本が出てから、かなり、iPadの仕組みが進化しています。
『シャンタラム〈上〉 (新潮文庫)』
著者:グレゴリー・デイヴィッド ロバーツ、出版社:新潮社 (2011-10-28)
「徹夜必至の一冊」ということで、みんなが勧めるので、一応、買っておきました。上中下、三冊なので、これを読むのは夏休みですね。
『理系のためのクラウド知的生産術 (ブルーバックス)』
著者:堀 正岳、出版社:講談社 (2012-01-20)
堀さんの本は、かなり信用しています。ブルーバックスと言うことで、かなり手頃で、おすすめです。