iPhoneを探せ
京都の研究会に到着したと同時に、iPhoneがないことに気づいた。
新幹線の中では、音楽を聴いていたので、置いてきたとしたら、新幹線か、タクシーの中。でも、どうせ、コートのポケットか、鞄のどこかにあるのだろうと思って、10分ほど、あちこちのポケットを引っかき回すが、、、、ない。
前にも、何回か、家に置き忘れてきたときに、iCloudの「iPhoneを探す」が役に立った。
「iPhoneを探す」は、iPhoneのある場所をマップに表示したり、遠隔操作で、パスワードロックのパスワードを変えたり、遠隔操作でデータを消去したり、音を鳴らすことができる機能。
さっそく、コンピュータから、「IPhoneを探す」を実行してみたら、「オフライン」になっていた。バッテリーが十分残っていることは確認していたので、意図的に電源が切られているわけだ。ということは、道ばたに落としたり、新幹線のシートに置き忘れていたりしているのではなく、すでに、手慣れた人の手に渡っていて、電源が切られているということだ。
iPhoneの電源を切るという操作は、iPhoneをお持ちの方には簡単な操作であるが、、iPhoneを使ったことがない人には、簡単な操作ではない。だから、手慣れた人が電源を切ったとしか考えられない。手慣れた人とは、新幹線かタクシー会社の忘れ物係か、iPhoneを常習的に盗むような人(iPhoneは非常に高く売れるらしい)ということだ。
実は、最近、忘れ物として携帯電話を見つけたときには、すぐに電源を切るというのが、忘れ物係の対応であると言うことを聞いていた。なぜ、そうするのかはよくわからない。落とした人からすれば、まずやることは、自分の電話に電話をかけて、どこにあるのか聞くことなので、電源を切られてしまうと、困ると思うのだが。
さっそく、タクシー会社に電話したが、ここにはなし。JRに電話し、新幹線の終着駅である、新大阪の忘れ物係に、無事確保されていることが判明。関係各位にものすごく迷惑をかけて無事手元に戻ってきた。
電源を切られてしまうと、「iPhoneを探す」は、役に立たないわけであるが、こうやって推理できたり、実際に置き忘れている場合なんかにはありがたい機能である。
とりあえず、最悪、使わなくなったiPhone 4に戻ることも考えていただけに、手元に戻ってホッ。乗った新幹線が新大阪止まりでなくて、博多行きだったら大変なことになっていた。関係者各位には、ご迷惑をおかけしました。