2011年を振り返って
今年は、震災があり、本当に大変な一年でした。東北の復興が早く進むことを願っています。
さて。私にとって、2011年がどんな年だったか?
2011年は、一言で言えば、じれったい一年でした。それなりに土台も整って花を開かせるチャンスもあったのに、思ったほどできなかったという感じです。定量化すれば、40%くらいしかできませんでした。
2011年のテーマは、「外向きに発信する」で、本当は、大きく外向きに発信したかったのですが、1冊目の単著を出して、一連の新しい講義を終えた夏くらいから、すっかりペースが落ちてしまって、思っていたほどの成果は上げられませんでした。一番、成果が得られたのはテニスかもしれないという恥ずかしい状況ではあります。
昨年から、清水寺でのイベントのまねをさせていただいて、1年を、漢字一文字で表していますが、今年の漢字はどうしましょうか。「じれったい」の「焦」はちょっと違うし、少しは前向きに評価したいので、、、、「歩」です。
なかなか、成果があがらず、思っていることが達成できなかったのですが、なんとか構想10年の単著を出せ、教育でも新たな試みが成功し、研究面でもかなりの進捗が見られました。そういう意味で、走り続けることは出来なかったものの、決して、後退しているわけではないし、一歩ずつ、歩みの幅は小さいですが、前進できたかなと思っています。そこで、「歩」という漢字を選ばせていただきました。
今年、1年間、お読み下さりありがとうございました。
皆様、よいお年をお迎え下さい。