積ん読本2011年10月
8月のウィーン旅行を終えてしまったら、すっかり、読書とは縁遠くなってしまいました。原稿とかがたまっているから、電車の中や寝る前の時間も、それらのことが気になって、あえて、本を遠ざけていました。
では、その結果、仕事が進んでいるかというと、NOでありまして、せめて、1日のうち、一定の時間は本を読んでいた方がいいと思うようになって、この週末で、「下町ロケット」を読みました。
というわけで、積ん読本と読了本の紹介です
「下町ロケット」
著者:池井戸 潤、出版社:小学館 (2010-11-24)、ASIN:4093862923【amazon.co.jp】
第145回直木賞受賞作。男っぽいというか、サラリーマン小説である。すかっとするストーリーであるが、すべて予定調和と言われてしまえば、その通り。いかにも、ドラマ向きの小説です。
「ジェノサイド」
著者:高野 和明、出版社:角川書店(角川グループパブリッシング) (2011-03-30)、ASIN:4048741837【amazon.co.jp】
「下町ロケット」の次は、この本と思っています。
「スミスの本棚 私の人生を変えたこの一冊」
著者:テレビ東京報道局ワールドビジネスサテライト、出版社:日経BP社 (2011-09-22)、ASIN:4822248682【amazon.co.jp】
第一線で活躍する経営者、文化人、俳優、作家はどんな本を読んでいるのか?42人の座右の書を紹介する1冊。こういう本、ついつい読んでしまって、ますます、積ん読本が増えてしまうのです。
「明暗 (新潮文庫)」
著者:夏目 漱石、出版社:新潮社 (2010-01)、ASIN:4101010196【amazon.co.jp】
本当は、ウィーンの出張の際に読みたかったのですが、手を付けられませんでした。次の海外出張で是非。
「続 明暗 (ちくま文庫)」
著者:水村 美苗、出版社:筑摩書房 (2009-06-10)、ASIN:4480426094【amazon.co.jp】
ご存じのように、夏目漱石の「明暗」は、夏目漱石の死によって、途中で終わっているのですが、その続きを書いたという本。たいてい、こういうものは、駄作が多いのですが、この本は、結構、評判がいいので、「明暗」と一緒に、次の海外出張で。
「日の名残り (ハヤカワepi文庫)」
著者:カズオ イシグロ、出版社:早川書房 (2001-05)、ASIN:4151200037【amazon.co.jp】
「私を離さないで」がよかったので、カズオイシグロで次に手を出すとしたら、これですね。
「トム・ソーヤーの冒険―トウェイン完訳コレクション (角川文庫)」
著者:マーク トウェイン、出版社:角川書店 (2005-01)、ASIN:4042142079【amazon.co.jp】
マークトウェインの言葉がとても好きだから、子供の頃に戻って、もう一度、読み直したいと思っています。
「暴力団 (新潮新書)」
著者:溝口敦、出版社:新潮社 (2011-09-16)、ASIN:4106104342【amazon.co.jp】
今、話題になっている本。見知らぬ世界の基礎知識が得られて、なかなか、よかったです。
「スティーブ・ジョブズ I」
著者:ウォルター・アイザクソン、出版社:講談社 (2011-10-25)、ASIN:4062171260【amazon.co.jp】
スティーブジョブス本は、過去に何冊か出されていますが、唯一、本人が取材をOKして、自伝として公認した本。スティーブジョブスの死によって、発刊が1ヶ月早まりました。ベストセラー必至の本です。
「スティーブ・ジョブズ II」
著者:ウォルター・アイザクソン、出版社:講談社 (2011-11-02)、ASIN:4062171279【amazon.co.jp】
下巻の方も発刊が早まったようです。