2011.09.29

ブログとTwitterとFacebook

今日は、いろんな友人から、最近、ブログとTwitterサボってますね、と言われました。

7月、8月は、ほとんど毎日ブログ書いて、ウィーンの記事で尽き果てたって言うか、その後、2回くらい風邪を引いて、ブログに回す余力がありませんでした。9月末締めの原稿がいくつかあるのですが、なかなか、筆が進みません。9月は、とても非生産的な月でした。まぁ、夏の疲れが一気に出たのでしょう。

さて、私がインターネット上に発信しているものには、このブログとTwitterとFacebookがあります。どれも実名でやっている(とは言っても、大げさに名前を出しているのはFacebookくらいですが)ので、最近、どんな風に使い分けたらよいだろうと、いろいろ考えています。

書いたことが伝わる影響力からすると、ブログ(読者2000人くらい)>Twitter(フォロワー220人)>Facebook(友達79人)。

Facebookでお友達になるのは、基本的には、Face to faceで会ったことがある人ということにしています。

更新する労力からすると、ブログ>>>>Twitter=Facebook。

Twitterでつぶやいた内容はそのままFacebookに投稿されるような設定にしていますので、少し前は、Twitterでつぶやくことが多かったのですが、最近は、Facebookでダイレクトにつぶやくことが多くなっています。たまに、身近な人に、「あの時、○○していたんだ」とか言われると、かなりドキリとしますよね。Facebookは、一応、クローズな環境になっているので、誰に伝わっているのか、自分でコントロールできますから。

Google+も一応アカウントを開いていますが、なんとなく、そっちには気持ちが行かないですね。FacebookもGoogle+のいいところをどんどん取り入れて改良されていますので、Google+はあんまり、使わないかな。

気力、体力が戻れば、ブログをたくさん書いて、それをTwitterとFacebookで案内する、という、以前のパターンに戻したいなと思っています。

2011.09.19

定番のドライブコース

我が家は、そんなに頻度多くドライブにでかけるわけではないのだが、2ヶ月に一度くらい、日曜日の夜にドライブに出かけるときには、ほとんど毎回同じの定番コースがある。

第三京浜を横浜に向かい、中華街の萬珍楼点心舗を目指す。ここは、10年くらい前に友人に教えてもらったお店だが、本当においしい。中華街と言えば、選ぶのに困るくらいのお店があるわけだが、我が家は、なんだかんだ、ここになってしまう。今日食べた、茄子とイベリコ豚の踊り炒めもうまかった。

そして、帰り道はあえて、首都高を使う。ベイブリッジとレインボーブリッジを通る、ブリッジーブリッジコースが定番コースである。ちょっと遠回りだが、夜景好きにとってはたまらないコースである。特に、私は、レインボーブリッジから見える東京の夜景がとても好きである。

東京タワー大好き人間としては、スカイツリー正式オープン後も、ずっと、東京タワーにいて欲しいなと思う。

小雨まじりの東京タワーがとてもきれいで、東京タワーを通じて宇宙と交信しているようだったので、助手席に座る息子に東京タワーの写真撮れと命じて撮った写真。ピンぼけのブレブレだけど、なんか、味があるので掲載。

2011.09.12

中秋の名月

今日はずいぶんきれいな満月だなぁ、と思っていたら、中秋の名月だそうだ。「中秋」とは「秋の中日」=陰暦8月15日ということで、ほぼ満月なのだが、必ずしも、満月になるとは限らず、今年のように中秋の名月を満月として見られるのは、6年ぶりだそうだ。

私の手持ちのカメラでは、このくらいまでしか撮れないが、まぁ、これでも十分だろう。

ちょっと、今日はあっさり目のブログ。

息子のPowerbook Proの液晶が割れて、妻のibookは寿命が近づいている上に、複合インクジェットプリンターが壊れてしまった。とりあえず、新しいプリンタを買って、セットアップし、妻には、使わなくなったMacbook Air第3世代を渡そうと思って、セットアップしている。

2011.09.11

ブログを書くというのは体力が必要

先週のウィーンへの出張から帰ってきたら、夏風邪を引いてしまいました。私の場合、たいてい、何か緊張するようなことが終わった時に、ホッとしたときに風邪を引くというパターンが多いのです。

たいして熱とかでない(まあ、中年ですから、、、)し、たいした症状ではないのですが、1週間にわたって、ずっと体調不良が続いていました。

体調がよくないと、仕事は、とりあえず、締め切りが近づいているものをやっつけたり、メールで催促を受けたものをやっつけたりという形になり、執筆したり、講演の準備をするといったパワーの必要なものにはなかなか手を付けられません。

そして、ブログも。

よく、ブログ書くのにどのくらい時間をかけているんですかって、聞かれるのですが、私の場合は結構長い時間をかけて書いていて、平均すると1つのエントリー1時間くらいかけて書いていると思います。それは、ネタ集めや写真の加工もあるし、アフィリエイトのリンクを張ったりというのもあります。こんな文章ではありますが、自分では結構頭をひねって書いているのですよ。日頃気になるようなことがあれば、Evernoteに下書きをしておいて、夜に時間があるときに、じっくり時間をかけて仕上げるというパターンが多いです。結構偉そうなことを書くときは、書き終わってもすぐにアップロードしないで、半日経って、もう一度、読み直してみて、それでOKならアップロードというようにしています。

とりあえず、体調も復活してきたので、仕事も、パワーが必要なものに手を付け出しますし、ブログの方も再開してまいります。

2011.09.05

Al Jarreau Live @ Billboard Tokyo

20歳の頃の夢の一つに、Al Jarrearuの生の歌声を聞くというのがありました。

「Al Jarreauって誰ジャロウ?」という方には、Wikipediaでも見ていただくとして、Al Jarreauは私の大好きなヴォーカリストです。

はじめは、Jazzヴォーカリストでしたが、80年台前半頃は、もう少し、POPだったり、AORにも進出しました。私が好きだったのは、どっちかというと、AORっぽいアルバムでした。一番好きなのは、「L is for Lovers」というアルバムです。その、圧倒的なヴォーカル力は、群を抜いています。スキャットの名手としても知られ、まさに、声がいくつもの楽器になるようなヴォーカルです。

ちょこちょこ来日はしていたようですが、なかなかスケジュールが合わず、今回のビルボード東京でのライブで、初めて夢が叶うことになりました。

今回のライブは、Al Jarreauの単独ライブと言うより、JAZZ FOR JAPAN ALLSTARSのメンバーにAl Jarreauが参加するという形。

スタートから、初めの4曲は、JAZZ FOR JAPAN ALLSTARSのインストゥルメンタルでしたが、Al Jarreauが登場した、5曲目から一気に盛り上がりましたね。

今回のビルボード公演に向けたインタビューでは、「Mornin'などの自分の代表曲はプレイする予定」とは言っていていましたが、Mornin'はやりませんでした。そのかわり、一番私が好きなSpainはやってくれましたが。

少し、驚いたのは、舞台の袖までは、スタッフに肩をかりながら歩いていたこと。舞台上でも、つかまりながら歩くのが精一杯という感じで、医者の目から見て、下肢の筋力低下がいちじるしいことが見受けられました。たしかに、すでに71歳という事ですから、多少、足腰は弱るでしょうが、医者の目から見て、病的な筋力低下のように映りました。昨年、呼吸器の問題と不整脈でヨーロッパで倒れたとのことで、そのことが影響しているのかもしれません。しかし、ステージのAlは、愛嬌たっぷり、ステップは踏めませんが、体をくねくねさせて、とても私たちを楽しませてくれました。そして、その歌声は、20年前と何らかわりがなく、すばらしいものでした。

最後の、Spainを聞きながら、私は不覚にも泣きましたよ。ようやく、生のAl Jarreauに会えたこと。体調は万全ではないだろうに、日本に来て、私たちを楽しませてくれたこと。

Thank you for coming to Japan. 大きな声で(心の中で)叫びました。

ありがとう。また、チャンスがあれば、ライブに行きたいです。

セットリストを作ろうと思ったけど、

5. Waltz for Debby
8. Mas Que Nada
9. Spain

しかわかりませんでした。きっと、誰かが、セットリストを作ってくれるでしょう。

2011.09.01

医学教育は、まずコンテンツありき

今回のウィーンは、私にとって、とても貴重な体験でした。

これまで、1年半あまり医学教育を専門としてやってきたのですが、何か、心にひっかかるというか、医学教育という世界に違和感を感じていました。今回、その違和感が何かに気づくことができました。

医学教育で議論されるのは、教育手法や評価手法、カリキュラム立案などが主で、コンテンツそのものはほとんど議論されませんす。バックグラウンドが様々な人が集まっているわけですから、お互いの領域のコンテンツの内容について議論することは難しいという事情もあります。

しかし、医学教育は、コンテンツがまずありきであり、それをいかに伝えるか、いかに定着させるかは、二次的と言ってもよいと考えます。私自身、学生時代は、講義を受けるというのが好きでなく、学習=自分で本を読み、そこから学ぶという姿勢でした。よいテキストブックに巡り会えれば、それでハッピーでした。今回、ウィーン医科大学で、ヨーロッパの医学がどのように発展してきたかを見聞した際、やはり、コンテンツが重要なのだと思いました。当時の医学書、解剖・病理の模型の充実度が、桁外れだったこと、それこそが、ヨーロッパの医学のレベルを支えていたのだと思います。

よいコンテンツを持ちながら、それを伝えるのが下手な人がいることも確かです。だから、いかに伝えるかの研究をする人が必要であることも理解しています。医学教育の世界に入ると、どうしても、コンテンツを横に置いておいて、伝え方、評価、カリキュラムの方にどうしても力が入ってしまいます。私も、そちらに集中しすぎて、コンテンツの重要度を下げていた可能性があります。しかし、自分が目指すものでは、伝えるコンテンツの質が高く、充実していることが、まず、重要。そこに、さらに、教育的手法を身につけることで、よりTeacherとしての質が高まる。私は、そのようなTeacherでありたい、と考えています。

「まず、コンテンツありき」これを、私の医学教育における信念として持ち続けよう。そう思いました。

The photo taken at Sigmund Freud Museum Vienna

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