ウィーン2011~その5
無事発表終了。今回は、ポスターだったのですが、一応、3分くらいでみんなの前でしゃべって、Discussionをするというスタイルでした。3分プレぜーテーションとはいえ、さすがに何も準備しないと、頭が真っ白になることがあるので、しゃべる台詞を一回はノートに書き出してみる。あとは、その場で、みんながチンプンカンな顔をしていたら補足するという感じで乗り切りました。そもそもが日本の医学部の教育制度をみんな知らないようだったので、その辺を補足しました。
そういえば、ポスターは、ほとんどが1枚刷りのポスターでした。1枚刷り以外のものは見なかった気がします。しかも、半分くらいは、布ポスター。私も、布ポスターにしたのですが、折り目をしっかりつけすぎると、多少、折り目が残ってしまうのですね。気になる人は、イヤかもしれません。
さて、飛行機出発まで、中途半端に時間が余ってしまったので、フロイト博物館へ。学生の時には、眼科と精神科だけには絶対になるまいと思っていたような人間なので、フロイトも、驚くほど知りません。この博物館は、フロイトがナチスに追われてロンドンに移るまで住んでいた家を博物館にしたものです。ロンドンに移る際に、身の回りのものもほとんど持って行ったようで、ロンドンのフロイト博物館の方が見応えがあるようです。
小さな博物館ですが、とても賑わっていたのが印象的でした。
さて、ウィーン最後の食事は、屋外のカフェで食べました。チキンサラダとビールです。実は、このようなウィーンらしくない料理がもっともおいしかったです。ちょっと、私には、ウィーン料理は荷が重たいようです。
幸い天気にも恵まれ、学会も実りがあるものだったし、ウィーンも堪能できました。