ウィーン2011〜その1〜

去年から、ヨーロッパ医学教育学会(AMEE)に参加するようになって、今年は、オーストリアのウィーン。昨年のグラスゴーでヨーロッパの良さを再発見して、しばらくは、ヨーロッパの学会に参加していこう、という気分になっています。

午前中のワークショップを終えて、午後は、ウィーンで一番の人気というシェーンブルン宮殿に。確かに、 宮殿の中は、ベルサイユ宮殿よりすごかったなぁ。高級な素材や芸術品をはめ込んで作った、贅沢な部屋の数々、保存状態もすばらしかった。そして、グロリエッテまで、登って見た景色もすばらしかった。チケットを買うときは、けちらないで、グランドツアープラスを買うことをおすすめします。

その当時、遠くの国からわざわざ見に来る人がいるほどの皇妃エリザベートを、一度でいいから生で見てみたいという妄想がふつふつと沸く。

市の中心部に戻り、ケルントナー通りを散策。ホテルは、会場近くではなく、こっちの方にすればよかったと、ちょいと後悔。

長崎以来、教会には、かなりうるさくなっているのですが、ウィーンのシンボルになっている、シュテファン寺院にはやられました。

教会の中に入ったとき、はっと、息を飲みました。この感覚は、バチカンのサンピエトロ大聖堂に入ったときの感覚によく似ていました。

夕食は、グリーフェンバイスルで、オーストリア料理。雰囲気のあるレストランですが、メインの肉の量が半端じゃない。オーストリア料理は、繊細ではないので、5日間も食べ続けることは難しそうです。

オペラはオフシーズンなので、あきらめていましたが、お気軽なコンサートの客引きに捕まり、まぁ、オペラ座の中が見られるならいいやと思い、観ることにしました。観光客向けのプログラムですが、モーツァルトの曲は、半分くらいはわかるので、お気軽に雰囲気が楽しめました。いずれにしてもオペラ座の中に入れたので満足。でも、演奏中に、ばしばし、ストロボがたかれるのはどうかなぁ。

いや、しかし、英語圏以外の国っていうのは、不便ですねぇ。ドイツ語はすっかり忘れてしまっています。まぁ、多くの人が英語をしゃべってくれるのですが、ドイツ語の駅名とかはわかりづらかったり、タクシーの運転手さんは、英語をあまり理解してくれなかったりして、いろんなハプニングが起こります。

今日は、アナウンスを聞き損ねて、地下鉄の車庫に入ってしまったり、コンサートのチケットの日にちが間違っていて大汗かいたり、タクシーの運転手さんがホテルとは全然違う方向に行ってしまったり。かなり、珍道中な一日でした。

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