2011年上半期は70点くらい
2011年がちょうど半分終わってしまいました。
上半期を自分なりに評価すると、70点くらいでしょうか。
私のような、ある意味自由業(すべての仕事内容を規定されるわけではない、という意味)の場合、他人に規定されない部分の成果いかんで、その人の仕事ぶりが判断されます。
臨床であれば、患者さんをよく見るのは当たり前。興味深い症例に出会ったときに、いろいろ調べて、治療を考えるのも当たり前。でも、そこで、もう一つ踏ん張って、症例報告までもっていくかどうか。この最後の一踏ん張りをするかどうか。その一踏ん張りの蓄積が、私たちのような「自由業」では重要なのです。
1日1時間だけでよいので、ルーチンワーク以外の事をする。それは、英語の勉強でもよいし、専門書を読むのでもよい。私の場合、やりくりして編み出した1時間を、外部への発信に当てることを今年の目標にしています。
2011年当初に立てた目標は、Moleskineのはじめのページに書いてあって、今こうしてながめてみると、まだまだなのですが、上半期は、「レジデントのための血液透析患者マネジメント」が発刊にたどり着けたこと。それは、非常によかったと思っています。