2011.06.28

積ん読本2011年6月

6月は学会もあって、慌ただしかったのですが、週1冊くらいで本が読めました。しかし、週4冊くらいのペースで本を購入しているので、差し引き、週3冊が積ん読に、、、。

現在の興味は、ゲーム理論の概要を勉強したいなぁということと、少し古典を読みたいということです。

今回は、ちょっと気軽な本が少ないので、当分、積ん読かもしれません。

「ゲーム理論の思考法」

著者:川西 諭、出版社:中経出版 (2009-09-01)、ASIN:4806134708【amazon.co.jp

ゲーム理論を勉強したいなぁと思って、本屋で見ていて、一番良さそうだった本。「囚人のジレンマ」を代表とする典型的なゲーム理論がわかりやすく解説されています。


「心理パラドクス―錯覚から論理を学ぶ101問」

著者:三浦 俊彦、出版社:二見書房 (2004-10)、ASIN:4576041681【amazon.co.jp

著明なパラドクスが知りたくて購入した本。


「新訂 福翁自伝 (岩波文庫)」

著者:福沢 諭吉、出版社:岩波書店 (1978-10)、ASIN:4003310225【amazon.co.jp

説明は不要と思いますが、福沢諭吉先生の自伝です。「福翁自伝」読んでないって、あり得ないと言われて、一応、積んどいています。


「飛ぶ教室 (光文社古典新訳文庫)」

著者:ケストナー、出版社:光文社 (2006-09-07)、ASIN:4334751059【amazon.co.jp

少し古めの児童文学が最近のお気に入りであります。


「イワン・デニーソヴィチの一日 (新潮文庫)」

著者:ソルジェニーツィン、出版社:新潮社 (1963-03)、ASIN:4102132015【amazon.co.jp

スゴ本でおすすめされていた本。ちょっと、重たい本みたいなので、当分、積んどくことになりそうです。


「方法序説 (岩波文庫)」

著者:デカルト、出版社:岩波書店 (1997-07-16)、ASIN:4003361318【amazon.co.jp

この本も知らない人もいないでしょうが、企業のエグゼクティブに愛読書のアンケートを取ると、必ずベスト1になるそうです。薄いですが、読み甲斐がありそうなので、ちょっと時間がかかるかな。


「存在の耐えられない軽さ (池澤夏樹=個人編集 世界文学全集 1-3)」

著者:ミラン・クンデラ、出版社:河出書房新社 (2008-02-09)、ASIN:4309709435【amazon.co.jp

いつか、映画とともに、読みたいと思っていた本です。友人のベストおすすめな映画なので。原作を読んでから映画を読むべきか、映画を見てから原作を読むべきか。私は、絶対に前者なんです。というわけで、夏の旅行で読もうと思っています。


「最終講義-生き延びるための六講 (生きる技術!叢書)」

著者:内田 樹、出版社:技術評論社 (2011-06-24)、ASIN:4774147095【amazon.co.jp

2011年1月22日に行なわれ、多くの人々に感銘を与えた内田樹先生の最終講義を含む、6つの講義が収録されています。


「アット・ザ・ヘルム -自分のラボをもつ日のために- 第2版」

メディカルサイエンスインターナショナル、ASIN:489592680X【amazon.co.jp

絶対のおすすめ本の「アット・ザ・ヘルム」の改訂版です。PIの方はもちろん、これから、留学しようとする人には、絶対のおすすめ本です。


「アット・ザ・ベンチ バイオ実験室の統計学 -エクセルで学ぶ生物統計の基本-」

メディカルサイエンスインターナショナル、ASIN:4895926710【amazon.co.jp

これも、アット・ザ・ベンチの姉妹本です。パラパラと見た感じは、まぁまぁというところでしょうか。


2011.06.27

本の紹介「1秒もムダに生きない 時間の上手な使い方」

「1秒もムダに生きない 時間の上手な使い方 (光文社新書 525)」

著者:岩田健太郎、出版社:光文社 (2011-06-17)、ASIN:4334036287【amazon.co.jp

このタイトル、岩田先生の本でなければ、買わなかったです。

本書は、岩田健太郎先生のタイムマネジメント術、さらにはライフハック術を紹介した本です。

「1秒もムダに生きない」タイムマネジメント術が満載で、圧倒されるのではという不安がありましたが、読み進むうちに、そうではないことがわかり、ホッとしました。岩田先生は「1秒もムダに生きない」という生き方を、読者に強要しているわけではありません。ご自身も、「トースト、バタージャム、サラダ、コーヒーという朝のアイテムをしっかりと楽しむ。ここに長い時間をかける」「休憩をしっかりする、休養をしっかりとる」とおっしゃっています。本書で伝えたいことは、「時間を削り取り、時間を慈しむ。この相矛盾する態度をうまく混在させて、時間を上手に使っていく」ということです。

「1秒もムダに生きない」生き方は私にはできません。むしろ「他人から見たらムダと思われるようなこと」を大切にしています。もちろん、ムダの定義は非常に主観的なものですが、、、。仕事の切れ目に、学内をふらふら歩いて、同僚や後輩と会って、無駄話をする。そういう時間を大切にしたいと思っています。飲みに誘われたら、よっぽどのことがない限り断りません。結構、緊急の仕事が詰まっていても、ついつい行ってしまうのです。自分がやるべき仕事はきちんとやっているつもりですが、その上で、本業とはあまり関係のない本を書いたり、こんなブログを書いたりしています。でも、それら「他人から見ればムダなこと」が、自分が自分であるための、かなり本質的なものであるのです。

私自身、時間の使い方は下手くそです。だから、「ライフハック本」とか「タイムマネジメント本」を読むことは大好きです。ただし、そう言う本を読むときには、なるべく、本とは距離感を持ちながら読むようにしています。つまり、「こうしろ!」とか「あなたのここがダメ!」といった意見はさらっと流し、自分に役立ちそうなことだけ、参考にすると言う感じです。

本書には、岩田先生らしい、たくさんのライフハック術、タイムマネジメント術が紹介されています。

「テストの採点は、テストの日にやる」これは、私も心がけていることのひとつです。頭が一番集中している(ノっている)時に、関連したことを一気に済ませてしまうと言うことですね。似たようなこととして、私の場合、講義の準備は、前年の講義の直後にするようにしています。講義をおこなっていると、スライドをこうしておいた方がよかったなとか、この話題には触れなくてもよかったなという反省があります。そういう反省点や改善点は、時間がたつと忘れてしまうので、講義の直後に、全部やってしまうのです。あっ、もちろんん、毎年、同じ講義をやっているわけではありませんよ。反省点はその日のうちに反映させてしまうという意味です。

「パソコンとは適度につきあう」これも、そうですよね。私は、コンピュータおたくのように誤解されていますが、基本的に、コンピュータやOSはデフォルトのまま使う人間です。ハードウェアとか、ソフトウェアをいじり出すときりがないのがわかっているので、「コンピュータに振り回されずに、コンピュータを使いこなす立場でいたい」と思っています。

「三日坊主はかまわない」「翻訳の薦め」「スライドを使わない講義」「自分の知らない世界と出会う」などなど、他にもたくさんのライフハック術が紹介されています。


2011.06.19

本の紹介「超!文献管理ソリューション」

「超!文献管理ソリューション」

著者:讃岐 美智義、出版社:学研メディカル秀潤社 (2011-05-31)、ASIN:4780908434【amazon.co.jp

本書は、讃岐氏が「研究者のための文献管理PCソリューション」として、改訂を続けていた本の実質的な改訂版である。旧タイトルからPCを除き、サブタイトルに、「〜PubMed/医中誌検索からクラウド活用まで〜」となっていることから、この本の改訂の趣旨がよくわかる。

文献管理ソフトの代表ソフトEndnoteも、Endnote Webとの連携が図られた。さらには、今後、文献管理ソフトは、Endnoteに取って代わって、Mendeley、Zoteroといったクラウドを前提とした文献管理ソフトが文献管理のメインストリームになっていく可能性が高い。そのような状況を配慮し、いち早く、大規模改訂を行ったのであろう。

今の時代にあった適切なソフトを取り上げ、丁寧に解説している。

すべての画面キャプチャーも、常に最新のものを用意している。医中誌Webは4月25日に、ver. 5にアップグレードされたばかりだが、きちんとver.5の画面キャプチャーが使われている。

非常に丁寧で、誠実な一冊である。文献検索・管理の入門書として、まちがいない一冊として、薦めておく。


2011.06.16

留学先を探すということ簡単なことではない

日本腎臓学会では「Meet the Professor」という企画があります。これ、とてもよい企画です。若い日本人研究者10人くらい集まり、一人ずつ、海外から招聘したProfessorに自分のデータを英語でプレゼンして、研究に対してProfessorがアドバイスする。私は、横で見ていたのですが、若い人たちが、実にしっかりしていて感心しました。Professor側も、本当に真摯にコメント、アドバイスしていました。こういう中から、ちゃんと自分の留学先を探す人も出てくるでしょう。日本腎臓学会として胸を張れる企画です。是非、今後も、続けて欲しい。

最近、留学先を探したいという人から相談を受けることが多くなりました。アメリカは全般的に研究費が厳しいと言われています。特に、nephrologyのエリアでは、厳しいと聞いています。そういった状況で、留学先を探すことは簡単なことではありません。もちろん、上司が率先して留学先を紹介してくれるような幸せな方もいるでしょう。でも、なかなか、そういうのも難しくなっていると思います。

留学先を探している人へのアドバイスは、ただ一つ。「ひたすら、あらゆる場面を利用して自分をアピールし続けること」。

国際学会は最大のチャンスです。できる限り、参加し、発表し、チャンスがあれば、自分を売り込むこと。でも、日本にいたって、チャンスはたくさんあるのです。海外から招聘演者がいれば、是非、その人の研究をよく調べて下さい。研究に興味があれば、来日以前にCVを送って、話す時間を取ってくれとお願いしましょう。その人が、現在、ポスドクのポジションがないと言っていても、そうやって顔をつないでおけば、いつか、ポジションが空いたときに声をかけてくれるかもしれません。また、自分のラボじゃなくても、知り合いのラボに紹介してくれるかもしれません。海外の研究者とコネクションの強い日本の研究者と知り合いになって、売り込むことも大切です。

今回のMeet the professorなんか絶好の機会です。こういったチャンスを利用しないで、なかなか留学先が見つからないとか言っている人は、努力不足と言われても仕方ないです。

それだけ努力しても、ラボ探しには2年くらいかかるでしょう。

留学先探しってそう言うものだと思います。

2011.06.15

私の新しい本「レジデントのための血液透析患者マネジメント」が出版されました

私の新しい本が出版されました。

自分が書いた本の中では、6冊目になります。1冊目が「研究留学術」、2冊目が「透析導入テキスト」、3冊目が「バイオ研究がぐんぐん進むコンピュータ活用ガイド」、4冊目が「Illustratorのやさしい使い方から論文・学会発表まで」、5冊目が「医師のためのモバイル仕事術―iPad/iPhoneを使い倒す!」。

6冊目は、「レジデントのための血液透析患者マネジメント」という本です。6冊目ですが、自分の中では特別な意味のある一冊です。

これまでの5冊は、すべて、他の方の力を借りて、書き上げたものです。「研究留学術」は実質的には単著なのですが、研究留学の仲間たちに留学談を書いてもらったので、全部が自分の筆によるものではありません。今回は、完全なる単著です。前から、すべてを一人で書き上げたいと思っていました。

また、これまでの5冊は、すべて、自分が企画したものではありませんでした。そういえば、「透析導入テキスト」は、自分で出版社を探したのでしたが、他の4冊は、出版社の方から話を持ちかけられたものでした。今回は、どうしても、売れて欲しい。自分でも売れる本にできる自信があったので、あえて、一番大きな出版社、「医学書院」に自分からお願いしました。

今回は、初めて自分の本業の内容で書きました。今までのは、あまり、大きな声で言えるような内容ではなかったのです。

私は、アメリカから帰国して、8年間、血液透析を生業としてやってきました。その中で、自分が経験したもの、学んだものを、一度、まとめたい、そういう思いで、書きました。おいおい、中身のご紹介はしますが、AMAZONでも、まだ、予約のみです。AMAZONは、新しい本の在庫が不安定なので、もし、よろしければ、予約されることをおすすめします。

2011.06.13

本の紹介「ガー・レイノルズ シンプルプレゼン」

「ガー・レイノルズ シンプルプレゼン」

著者:ガー・レイノルズ、出版社:日経BP社 (2011-03-31)、ASIN:4822230546【amazon.co.jp

この本は、「プレゼンテーションZEN」のダイジェスト版のような本です。実は、本を読んだまま、付属のDVDを見ないで放置していたのですが、ちょっと時間があったので、見てみました。

このDVDは日経ビジネスアソシエが主催したガーレイノルズのプレゼンテーションに関するプレゼンテーションでした。90分近くでかなりボリュームがあります。DVDを見て気づきました。この本自身、このプレゼンテーションを編集部の人がテープ起こしして、少し書き足したんだなと言うことです。

というわけで、本の作り方は安易ではありますが、このDVD自体は、プレゼンテーションZENのコンセプトを気軽に知るにはとてもよいものであります。ガーレイノルズは英語で話していますが、非常にわかりやすい英語ですし、日本語字幕も付いています。ガーレイノルズのプレゼンテーションは、もっとストイックなものなのかと思っていたのですが、非常にナチュラルでハートウォーミングな印象でした。

そう言えば、DVDを見ていて気づいたのですが、ガーレイノルズのプレゼンテーションの最前列に、黒川清先生が座ってらっしゃいますね。そういえば、最近は、PowerPointを使わないプレゼンテーションにされるなど、確かに、プレゼンテーションZENに影響されているのかもしれません。

ガーレイノルズの著作は、原典と呼ぶべきものが、「プレゼンテーションZEN」(紹介記事)、その後、デザインに特化した「プレゼンテーションZenデザイン」が出ました。そして、三作目の「Naked Presenter」は「裸のプレゼンター」として、7月8日に出版されます。これも、楽しみですね。私は予約しました。


2011.06.11

村上春樹氏のカタルーニャ国際賞スピーチ

「我々日本人は核に対する「ノー」を叫び続けるべきだった」という、村上春樹氏のカタルーニャ国際賞スピーチの全文が毎日新聞にあがっています。

(上)(下)

Youtubeにも、実際のスピーチの様子があげられています。

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今回は、日本語でのスピーチだったのですね。

私は、何度もこのブログに書いていますが、村上春樹氏の長編小説、何回もチャレンジして挫折しています。読み切れた小説は「1Q84」と「ノルウェイの森」だけです。

村上春樹氏の雑文を集めたものが、「村上春樹 雑文集」として発売されています。これは、とても楽しく、読みました。

今回の、カタルーニャ国際賞のスピーチも、今後に残っていくスピーチでしょうが、「村上春樹 雑文集」にも掲載されている、エルサレム賞スピーチ「壁と卵」も、名スピーチだと思います。

2011.06.09

私にとって、お茶の水が魔の領域である理由

私がにとって「お茶の水」は「魔の領域」であるとということは以前にも話をしました(エントリー「魔の領域」)。

私は、御茶ノ水駅で降りると、いつも、南北、東西の感覚がわからなくなって、逆方向に歩き出してしまうのです。

今日、お茶の水を歩いていて、その理由がわかりました。次の地図を見て下さい。

そう、つまり、新宿からお茶の水に着いた場合の、電車の方向が丸ノ内線と中央線とで、ちょうど180度反対になっているのです。

私は、高校生までは、ほとんど丸ノ内線を利用していました。その時の方向感覚が身についています。大学以降は、中央線を利用することが多くなったため、電車を降りたときに、昔の方向感覚で歩き始めてしまうのではないかというものです。

まぁ、それだけではないような気もするのですが、ちょっと、自分の気持ちがすっきりしました。

2011.06.05

テニスエルボー

2ヶ月前ほどに、テニスエルボー、専門用語で言うと、上腕骨外顆炎というやつになってしまいました。しばらく、ドクターエルボーとか言うテニスエルボー予防バンドとかをつけてやっていたのですが、どんどん悪化して、ついには、血圧計のゴム球が握れなくなってしまいました。整形外科の先生にも見てもらって、とりあえず、1ヶ月の休養とあいなりました。

おかげさまで、痛みは30%くらいまで減って、血圧計のゴム球は握れるようになりました。あと、2週間くらいで復帰でしょうか。

持病の頚椎ヘルニアに加えて、今年は、肘、足首、膝とあちこち悪くして、そのたびに、整形外科の先生のお世話になっています。

今日はテニスできないのが悔しいほどの、いい天気でしたね。鮎を手に入れて、塩焼きにしてコロナで、一人、憂さを晴らしました。

2011.06.03

恵比寿の割烹 かみはら、いいお店です

「うまい米が食いたい」というニョロリンゴを連れて、以前から気になっていた、恵比寿の「 割烹 かみはら」に行ってきました。

このお店、さとなおさんはじめ、各所で絶賛されていますが、相当いいお店であり、相当変わったお店であります。

割烹着を着たおかみが一人で切り盛りしていますが、料理に集中するため、料理はお任せのみ。2時間飲み放題で5500円。ビールは2本まで。他に飲みたいお酒があれば、勝手に持ち込んで下さいという感じ。場所も、お店に似合わない場末な感じなところにあるし、店内ではカントリーが流れ続けています。

でも、おかみさんもとてもいい人ですし、料理は確かに、大絶賛であります。

最後に、登場した土鍋で炊いたご飯は、ちゃんとお焦げも付いていて、ニョロリンゴも大満足でありました。

ちょっと、飲み直そうかと立ち寄ったバー。なんか怪しそうで楽しそうだなと思ったら、秘密クラブでした。鍵がかかっていて中に入れません。今日は、一見さんなのでトライアルでということで、次回、鍵の番号を教えてくれるそうです。芸能人がよく訪れるので、このようなスタイルにしているとのこと。マネキンがたくさんあって、いかにも秘密クラブ風のインテリアでしたが、鍵がかかっていること以外は、ちゃんとしたバーでした。

鍵がかかっていると言えば、那覇のおでん屋を思い出しました。そこも、べつに、ノックすればあけてくれました。

2011.06.02

iPhoneでプレゼンテーションが可能になった

iPad版として発売されていたKeynote - Apple®が、バージョン1.4からiPhoneにも対応するようになりました。iPadでのプレゼンテーションについては、以前、「iPadを使ったプレゼンテーション」という記事を書きましたので、ご覧下さい。

また、1200円払わなきゃいけないのかなと思って、iTunesストアで、購入したら、「すでに前のバージョンを持っているので、無料です」というコメントが出ました。

iPhone上での使い方は同じなのですが、やはり、iPadに比べて画面が小さいですから、iPhone上でプレゼンテーションを作るのは事実上無理。PC側でKeynoteまたはPowerpointでプレゼンテーションファイルを作っておいて、iPhone上で少し修正するのが限界ですかね。

さっそく、プロジェクターにつなげて確認してみたら、無事投影できることがわかりました。VGA接続ケーブルもiPadのものがそのまま使えました。

昨日、iPhoneで使えることを知って、いきなり、今日の薬学部の授業で使ってみました。まぁ、1コマ全部をiPhoneでやろうというわけではなく、「つかみ」のために、少しだけ使ってみようと思ったわけです。

しかし、VGAケーブルが固くて、すぐにケーブルが外れてしまい、グダグダになったので、すぐにMacbook Airに変更。プレゼンを進めるのも両手になりますし、見た目もあんまりクールではありません。

ということで、バックアップくらいに考えておくのがいいのでしょうか。

2011.06.01

Nature Japanの方が私のオフィスにやってきた

Nature Japanの方がお二人で、私のオフィスを訪ねて下さいました。

私の論文がNatureに通った、という訳ではありません。残念ながら。

研究留学ネットがなんなのか、知りたくていとのことで、わざわざ訪問して下さったのです。

相変わらず、しゃべりまくって、予定の1時間を大きく超えてしまいました。

研究留学ネットは2000年設立。アクセス数が多いのは、Biotechフォーラム、classified情報、私の雑文blogであること。「研究留学術」のご紹介などをしました。

Nature Japanでも、海外の日本人ポスドクのサポートをしていきたいとのこと。私は、ユーザー視点で、こういうサービスがあったら需要がありますよと、いくつかのアドバイスをしました(上目線!)。

私は、今、それだけのパワーも時間もありませんが、もし、エネルギーや時間があれば、日本人ポスドクを欲しい海外ラボのPIと、留学先を探す日本人の、マッチングデーターベースをやりたいなぁ、と思いました。お金を取るとなると、労働者派遣法とかに引っかかりそうなので、あくまでもボランティアベースです。

そんな時間、今はないですけど。

帰り際に、Nature Japanの方から、「オフィス、素敵ですねぇ」と、お褒めにあずかりました。うれしい!

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