積ん読本2011年5月
新しい年度に入って、今年から新しくおこなう講義の連続で、その準備に時間がかかった上、震災でキャンセルされていた様々なイベントがリスケジュールされたので、正直、あまり本を読む時間がなかったです。でも、購入ペースは落ちていないので、次々と積ん読状態に、、、。でも、寝る前にパラパラめくっているので、忘れないうちに、ご紹介を。

「読んでいない本について堂々と語る方法」
著者:ピエール・バイヤール、出版社:筑摩書房 (2008-11-27)、ASIN:4480837167【amazon.co.jp】
私も、きちんとも読んでいないのに、ブログで本の紹介をすることがあります。
この本も、そんな感じのブロガー向けの本なのかなと思って、ジャケ買いしてしまいました。そしたら、、、、。とんでもない。かなり本格的な本でした。出てくる本もプルーストとか、古典文学ばかり。「本を読む」ということについて、考え直させてくれます。

「iPhone英語勉強法 多読&多聴トレーニング」
著者:松本 秀幸、出版社:日本実業出版社 (2011-03-17)、ASIN:4534048068【amazon.co.jp】
最近、すっかり英語を使う機会が減ってしまっているなぁ。
私が留学していた頃と違って、iPhoneとかを使えば、ほとんど無料でたくさんの学習素材があります。安く、効率よく英語を勉強したい方におすすめ。

「ガー・レイノルズ シンプルプレゼン」
著者:ガー・レイノルズ、出版社:日経BP社 (2011-03-31)、ASIN:4822230546【amazon.co.jp】
この本は、「プレゼンテーションZEN」のダイジェスト版のような本です。プレゼンテーションZENを理解するには、「プレゼンテーションZEN」は少々、読みにくいかもしれません。そんな人は、DVDとともに、この本を読むのがよいでしょう。でも、本当に、プレゼンテーションZENを理解したいなら、「プレゼンテーションZEN」を読んで下さい。

「異端の系譜―慶應義塾大学湘南藤沢キャンパス (中公新書ラクレ)」
著者:中西 茂、出版社:中央公論新社 (2010-11)、ASIN:4121503716【amazon.co.jp】
将来は、SFCの教員になりたい!と言っても、みんな信じてくれない。でも、本気ですよ。

「長崎の教会 (NHK美の壺)」
日本放送出版協会、ASIN:4140812893【amazon.co.jp】
7月に長崎に講演に行きます。金曜日なので、その後、2泊くらいして、少しゆっくりしてこようかと思っています。
昔から、長崎県に点在する古い教会を写真を撮りながら巡ってみたいと思っていました。でも、この本を見てみたら、長崎、平戸、五島列島と、かなり広範囲に点在しているようです。長崎は行くとしても、平戸に向かうか、五島列島に向かうか、迷っています。詳しい人がいたら、教えて下さい。

「自分の小さな「箱」から脱出する方法」
著者:アービンジャー インスティチュート、出版社:大和書房 (2006-10-19)、ASIN:4479791779【amazon.co.jp】
もう、こういう、自己啓発本を読むのは、やめようと思っていたのですが、ついつい。前書きが正直いただけなかったなぁ。

「佐野洋子〈追悼総特集〉 (文藝別冊)」
河出書房新社、2011-04-14、ASIN:4309977510【amazon.co.jp】
私の大好きな絵本「百万回生きたねこ」の作者、佐野洋子さんの追悼ムックです。私は、佐野さんのことはよく知らなかったのですが、かなり、個性的なおもしろい方だったようです。