ZoteroとMendeley

珍しく、学内で、文献データベースの講演があったので、聞きに行きました。

演者は、東京歯科大学の新谷先生。主に、ZoteroMendeleyの紹介をして下さいました。

すっかり、最近この手の話題に弱くなったので、すっきり頭を整理できてよかっです。

  • ZoteroはFirefoxのプラグインだが、文献管理ソフトウェアとしても、参考文献作成ツールとしても、完成度が高い。
  • Mendeleyは、スタンドアローンのソフトウェアとウェブベースのソフトで提供されていて、両者が、同期を取る形。ちょうど、Evernoteと同じ。参考文献作成ツールとしての完成度がやや劣るが、将来的には、Mendeleyはそれも改善されるであろう。
  • どちらも、無料版でだいたいのことができるが、容量を増やすには有料版が必要。これも、Evernoteと同じビジネスモデル。
  • どちらも、既存のPDFを読み込んでライブラリを作成可能。
  • どちらも、PDFファイルをクラウド上に置くことができる。
  • 現時点でのおすすめは、Mendeley。

Endnoteの時代は終わりつつあるのだなと、ちょっと、さびしくもあり。

講演が終わった後、挨拶したら、「よく存じ上げてます。ご挨拶が遅くなってすいません」と言われて、びっくり。こちらが、恐縮してしまいました。

部屋に戻る途中、病院の地下の廊下で、初対面の若い医師に、「はじめまして。○○と申します。イラストレーターとか、いろいろお世話になっています」と言われて、こちらもびっくり。

コンピュータ関連のことは、まったくの趣味でやっているので、いつの間にか、他の人の役になっているのであれば、それはうれしいことです。

でも、この手の話題、本に書いたり、ブログで書いたりしているけど、自分の大学の中では、一度も話したりしたことはないんだなと気がつきました。

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