2011.02.25

畠山美由紀さんの濃密なライブ

「畠山美由紀さんて、大好きなアーチストなんだよね」って、つぶやいたら、「あっ、知り合いなんですよ、今度のライブ行きますか?」

Twitter上のつぶやきがきっかけで、急遽いってまいりました、畠山美由紀さんのライブ。ピアニストの鬼武みゆきさんのとジョイントライブ。ダブル・ミユキ・ライブ at 中目黒FJ's。

畠山美由紀さんと言えば、冨田ラボのアルバムで、とっても気に入って、ずっと追いかけていたアーチスト。中でも、「Wild and gentle」というアルバム、その中でも、「罌粟」という曲が大好きなのです。このブログでも2006年のベスト音楽ということで紹介しました。

実は、私、2年前に畠山美由紀さんの日比谷野音のコンサート、仕事でチケットをパーにしているのです。

というわけで、初めての畠山さんのライブ。しかも、「紹介しますから、きっと、お話も出来ますよ」と言われてアドレナリン出まくりでした。

FJ'sは30人ほどでいっぱいの、ライブバーのようなところ。どの席でもステージ中央から、5メートル以内。

2ステージで、全部で、15曲くらいでしょうか。1/2は、畠山美由紀さん(Port of Notesも含む)のオリジナルで、残りの半分くらいは鬼武みゆきさんのオリジナル、半分はスタンダードやボサノヴァといった感じでした。先月亡くなられたおばあさまのために書いた歌の途中で、胸が詰まって、やり直したり、アンコールの持ち歌がないと即興で、カーペンターズの「Yesterday Once More」を歌ったりというハプニングもありましたが、とても濃密で贅沢なライブでした。

幕間とステージ終了後にご挨拶させていただいて、写真を一緒に撮ったり、私の愛聴盤の「Wild and gentle」にサインしていただいたり。

連れて行ってくれた友人に感謝です。ありがとう。

2011.02.21

Twitterのフォロー数

私のTwitterのフォロー数は67、フォロワー数は171。フォロワー数は自分でコントロールできないので、どうでもいいのですが、フォロー数はここしばらく、あまり変化がありません。

一時、もう少しフォロー数が多かったときもあるのですが、去年末くらいにだいぶ整理しました。どうしても、まじめにタイムラインを追ってしまうので、自分にとって、すごくプレッシャーになってしまうのです。100を超えると、とても無理ですね。

自分がフォローするのは、

  • 知り合い
  • 好きなアーティストや作家
  • 有用な情報をつぶやく人(天気とかニュースサイトも含む)

あんまりつぶやきが多い人は、その人のタイムラインでいっぱいになってしまうので、苦手です。

よく、フォロー数が何千とかいう人がいますけど、あれってどうなのかなと思っていたら、おもしろい分析がありました。

なぜTwitterで何万人にフォローされていても一万人以上フォローしている人は カッコ悪い人なのか?

これを見ると、Twitter上の有名人でも、せいぜい、フォロー数は100ちょっとくらいなんですね。

あと、最近、メールを使わないで、Twitterのダイレクトメッセージで連絡してくる人が多くなってきましたね。よけいなことを書かずに、必要なことだけを140字以内でまとめるので、たしかに、気楽でいいです。

Twitterはだいぶ慣れてきたのですが、Facebookはいまだに使い方がよくわからなくて、お友達は11人しかいません。基本的には、知り合いしか友達にしていないです。

2011.02.19

積ん読本2011年2月

現在、執筆が佳境にさしかかっているため、積ん読本がどんどん増えて、なかなか書評を書けないものですから、とりあえず、紹介だけしておきます。

「ライフハッカー[日本版] 辛そうで辛くない人生と仕事が少し楽になる本」

著者:ライフハッカー[日本版]編集部、出版社:朝日新聞出版 (2011-02-18)、ASIN:4023308587【amazon.co.jp

「ライフハッカー[日本語版]」から選りすぐった人生に役立つTips集


「キュレーションの時代 「つながり」の情報革命が始まる (ちくま新書)」

著者:佐々木 俊尚、出版社:筑摩書房 (2011-02-09)、ASIN:4480065911【amazon.co.jp

ベストセラー本「電子書籍の衝撃」の続編。


「イングリッシュ・モンスターの最強英語術」

著者:菊池 健彦、出版社:集英社 (2011-01-26)、ASIN:4087860019【amazon.co.jp

引きこもり留学でTOEIC990点満点を24回更新中。


「英語達人列伝―あっぱれ、日本人の英語 (中公新書)」

著者:斎藤 兆史、出版社:中央公論新社 (2000-05)、ASIN:4121015339【amazon.co.jp

歴代の英語の達人、岡倉天心、野口英世、白州次郎ら、10人を紹介。


「街場の大学論 ウチダ式教育再生 (角川文庫)」

著者:内田 樹、出版社:角川書店(角川グループパブリッシング) (2010-12-25)、ASIN:4043707045【amazon.co.jp

内田樹先生の大学論。


「村上春樹 雑文集」

著者:村上 春樹、出版社:新潮社 (2011-01-31)、ASIN:4103534273【amazon.co.jp

これ、とってもおもしろくて、もったいなくてなかなか読めません。


「もういちど 村上春樹にご用心」

著者:内田 樹、出版社:アルテスパブリッシング (2010-11-19)、ASIN:4903951375【amazon.co.jp

これも、もったいなくて、今は読めない。


「スティーブ・ジョブズ 驚異のプレゼン―人々を惹きつける18の法則」

著者:カーマイン・ガロ、出版社:日経BP社 (2010-07-15)、ASIN:482224816X【amazon.co.jp

だいぶ、病状が悪化しているようですが、また、あのプレゼンが見たい。


「BEST of 東京いい店うまい店」

著者:文藝春秋編、出版社:文藝春秋 (2010-11-26)、ASIN:4163733701【amazon.co.jp

ミシュランより、はるかに常識的だと思う。


2011.02.18

慌ただしい那覇滞在。地元のいい店を教えてもらう。

那覇を訪れるのは、2年ぶり。

ニュージーランドでお世話になったAさんと栄町市場へ。那覇はかなり知っているつもりでしたが、このエリアは初めて。Aさんおすすめのぱやおという居酒屋に。うまい魚料理が食べられる地元のお客さん中心の店。初めて食べたマース煮(塩煮)がうまかった。

シメは、餃子。栄町市場の中にある「おかずの店 べんり屋」。シャッターの閉まった市場に、いすとテーブルを広げて餃子とビールを飲みました。

翌日、琉球大学での仕事を終えた後、1時間だけ、お土産物ショッピング。いつも立ち寄るアロハの店、「パイカジ」は、残念ながら気に入ったものがありませんでした。7月に伊勢丹に来たときに、期待しましょう。

私の好物、石垣島ラー油を発見しましたが、定価2倍以上の2000円。でも、これがないと生きていけないので、1本買いました。でも、楽天でみたら、2000円は高過ぎみたいですね。

その後、豊見城中央病院のみなさんと飲みに行きました。写真は撮り忘れたのですが、国際通りから少し入った「花兆 萬亀」へ。ここも、隠れた名店ですね。野菜がうまい。そして、ジーマミ豆腐がうまい。そのあと、那覇らしくないアイリッシュバーで飲んで解散。

翌朝、沖縄を発つ前にいつも立ち寄るA&Wへ。ルートビアとチリチーズカーリーフライ。朝の6時半の開店から、お客さんでいっぱいでした。東京にもA&Wができたらいいな。

というわけで、慌ただしく、東京に戻ってきました。でも、沖縄は、やっぱり、暑い時期にいくものです。何か、テンションが違います。

2011.02.09

デフェンス

指導している大学院生のデフェンスが無事終了しました。

学位というのは、足の裏の米粒とか言われます。今の時代、取らなくても困らないと思います。でも、大学院生として自分の研究グループに飛び込んできてくれたのであれば、4年間で絶対に学位を取らせてあげなければいけないと思っています。それが、指導者としての最低限のマナーだと思っています。

幸い、今まで指導してきた大学院生は全員4年間で学位を取らせることができていました。今回の大学院生の場合、ES細胞研究を本当に一からスタートし、彼にはそれにつきあってもらったので、正直、かなり遠回りをさせてしまい、4年で学位が取れるか、とても不安でした。

でも、なんとか、デフェンスも終了し、3月には、学位が授与されるとのこと。ホントにホッとしています。

私の研究グループでは、デフェンス終了後、私をごちそうするということを恒例にしています。彼が選んだのは、六本木のフレンチ、ピエールガニエール

すばらしい夜景と、おいしい料理でした。

2011.02.08

ロック

彼の話をするのは、このブログでは初めてだと思う。

2年前に我が家にやってきたヨークシャーテリア。犬を飼うというのは、生まれてはじめての経験だった。

ペットを飼うということは、ペットが病気の時も、老いたときも、そして死に接したときにも、そばで家族として接しなければいけない。ただ、かわいい、そんな気持ちだけで飼ってはいけないと、勝手に自分で決めていた。

いざ飼ってみれば、わからないことだらけ。どういう風にしつけてよいのかも手探り。

きっと、ペットに不慣れな家に来ちゃったと思っているだろう。

彼は、佐賀県出身だそうだが、物心も付かぬうちに、親と引き離され、どんな気持ちなのだろうか。私たち家族が、本当の家族として接していられるだろうか。不安な気持ちもある。

でも、彼の笑顔を見れば、どんなつらいことも忘れさせてくれる、今では、私たち家族にとってなくてはならない存在である。

ロック。2歳の誕生日おめでとう。これからも、よろしくね。

ペットショップで見た彼は、真っ黒でちっちゃかった。今では、きれいな銀色である。

2011.02.07

オバマ大統領の感動的な演説

オバマ大統領のツーソン銃撃事件の追悼演説。アメリカは好きなところもあれば、嫌いなところもある。でも、こういったリーダーを持てることはうらやましい。

iPhoneとかにダウンロードしたい方は、whitehouse.govのこちらのページからどうぞ。CCを押せば、キャプションが表示されます。スクリプトをまとめて下さった方もいらっしゃいます。

2011.02.06

最近、NHKの番組作りの良さが引き立っている

私はもともとはテレビが大好きで、よくテレビを見ていたのですが。最近は、本当に見る時間が減りました。というか、見たい番組があまりないのです。

見る番組と言えば、ほとんどがNHKの番組。

民放のテレビ局の作る番組の質が本当に落ちて、NHKの番組作りの良さが引き立っているように思います。NHKは、よりたくさんの人に見てもらいたいと言うより、対象者が少ない番組を丁寧に作っているように感じます。

この点は、内田樹先生も指摘しています

その点、最近のNHKは、ターゲットをかなり限定した番組作りをしているように思います。ときには、「この番組は数万人見てくれればいい」と割り切った番組作りをしている。

だから、マスメディアなんだけれども、部分的には、「数千人から数十万人程度の規模の特定層に向けて発信される情報」であるミドルメディア的な機能を有しています。結果的には、それがすごく成功しているような気がします。

さて、私が好きな番組は、NHKスペシャルなどの特番なのですが、これが、スケジュールが不定期で、見逃してしまうことが大変多い。

最近、いい方法を見つけました。

NHKスペシャル(@nhk_n_sp)や、プロフェッショナルの仕事術(@nhk_proff)のtwitterをフォローしておきます。そうすると、いつ放送が決まったとか、情報が得られます。そして、その場で、ネット経由で自宅のHDDレコーダーの予約をするというものです。こうすれば、ほとんど見逃しません。

しかし、SONYのHDDレコーダーBDZ-AT900。本当によくできています。ほとんど、ライブでテレビを見ることがなくなってしまいました。

街場のメディア論 」内田 樹

2011.02.05

断捨離

今週、大きな決断をしました。

ずっと離れられなかったものから、離れようという決意です。

これによって、本当にすっきり。今週は、むちゃくちゃ仕事がはかどりました。

土曜日のランチもここちよかったです。

最近、いろんな人に「断捨離」をすすめられます。

私のオフィス自体は、むちゃくちゃ、きれい。無駄なものが本当になくて、自慢ができるのですが。自宅がひどい。10年以上使っていないゴルフセットとか、捨てますかね。

今週末は、「断捨離」を読んでみよう。

新・片づけ術「断捨離」」著者:やました ひでこ

2011.02.03

ZoteroとMendeley

珍しく、学内で、文献データベースの講演があったので、聞きに行きました。

演者は、東京歯科大学の新谷先生。主に、ZoteroMendeleyの紹介をして下さいました。

すっかり、最近この手の話題に弱くなったので、すっきり頭を整理できてよかっです。

  • ZoteroはFirefoxのプラグインだが、文献管理ソフトウェアとしても、参考文献作成ツールとしても、完成度が高い。
  • Mendeleyは、スタンドアローンのソフトウェアとウェブベースのソフトで提供されていて、両者が、同期を取る形。ちょうど、Evernoteと同じ。参考文献作成ツールとしての完成度がやや劣るが、将来的には、Mendeleyはそれも改善されるであろう。
  • どちらも、無料版でだいたいのことができるが、容量を増やすには有料版が必要。これも、Evernoteと同じビジネスモデル。
  • どちらも、既存のPDFを読み込んでライブラリを作成可能。
  • どちらも、PDFファイルをクラウド上に置くことができる。
  • 現時点でのおすすめは、Mendeley。

Endnoteの時代は終わりつつあるのだなと、ちょっと、さびしくもあり。

講演が終わった後、挨拶したら、「よく存じ上げてます。ご挨拶が遅くなってすいません」と言われて、びっくり。こちらが、恐縮してしまいました。

部屋に戻る途中、病院の地下の廊下で、初対面の若い医師に、「はじめまして。○○と申します。イラストレーターとか、いろいろお世話になっています」と言われて、こちらもびっくり。

コンピュータ関連のことは、まったくの趣味でやっているので、いつの間にか、他の人の役になっているのであれば、それはうれしいことです。

でも、この手の話題、本に書いたり、ブログで書いたりしているけど、自分の大学の中では、一度も話したりしたことはないんだなと気がつきました。

アーカイブ

過去ログ一覧