物書きのためのソフトScrivener

今年、3冊本を書くことを目標にしているが、1冊目、いよいよ佳境に入ってきた。

単行本を単著で書くとなると、Wordやテキストエディターでは手に負えなくなる。全体の構成と、各単元の文章の作成を同時並行に進めないといけない。ある程度まで、Outlineソフトで進めて、煮詰まったところで、テキストエディターに切り替えるという方法もある。でも、できることなら、一つのソフトで進めたい。私の場合、本ができあがる、50%くらいまでは、全体の構成と各単元の文章作成をいったりきたりする。そういうことができる、物書きのためのソフトがある。今回の本の執筆で使っているのが、Scrivenerというソフト。

もちろん、できあがったデータは、Scrivener専用のデータ形式なのだが、「このレベル以下をまとめて Wordに」と言う形で、Wordやリッチテキストで書き出せるので、編集者に渡すことができる。

まだまだ、使いこなせてはいないのだが、このソフトの便利さがだんだんわかってきたところ。値段は、ちょっと高いし、日本語化されてもいないのだが、日本語チュートリアルを作って下さっている方がいる。

ただ、このソフトを使い始めて、意外なことに気づいた。Macのリッチテキストファイルには、rtfdという、添付書類付きRTFという形式がある。Scrivenerで画像を含んだ、リッチテキストファイル形式で書き出しをおこなうと、RTFD形式になるのだが、Appleが勝手に、appleがrtfを拡張して作った独自のフォーマットらしく、まったく互換性がなくて、Macの「テキストエディット」でしか開けない。まあ、編集者に渡すときには、PDFで渡してもいいので、とりあえずは、問題ないのだが、、、。これは、Scrivenerの問題ではなくて、Appleの問題。

Scrivener好きな方は結構いらっしゃるようですね。

物書きをする人の楽園:Scrivener [Mac OS X] | Lifehacking.jp

[N] 原稿書きを手助けしてくれるワープロ「Scrivener」

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