本の紹介「感染症外来の帰還」
「感染症外来の帰還」
著者:岩田 健太郎、出版社:医学書院 (2010-04)、ASIN:4260010093【amazon.co.jp】
外来で感染症を見ると言うことに関しては、ピカイチの本である。私は、スコットランドに向かう機内の中で、ちょうど8時間ほどで読み切った。この本は、こうやって、一気に読んだ方が効果が高いのだと思う。
ただ、この本はアプローチに主眼を置いているので、では、実際にどうするかと言う点にまでは踏み込んでいないこともある。その場合は、青木眞先生の「レジデントのための感染症診療マニュアル 第2版」ですね。こっちは、通読はなかなか難しいので、関連した事象について、章単位で拾い読みするのがいいでしょう。