西まわりは時差ボケが少ない

私は、これまで、ヨーロッパは一度しか行っていなくて、それも15年前です。

今回、久しぶりのヨーロッパだったのですが、時差ボケがほとんどなかったのには驚きました。実際には、日本と8時間も時差があるのに。それは、東回りより西回りの方が時差ボケが少ないということなんだと思います。

以前、読んだNature誌かScience誌だったかにも、メジャーリーグの試合で、西向きに移動してきたチームと東向きに移動してきたチームでは、西向きに移動してきたチームの方が有意に勝率が高いというものがありました。

今回、成田→ロンドンヒースロー→グラスゴーと、トータル16時間くらいの旅でしたが、一睡もせず、そのまま、グラスゴーで夜10時くらいに寝るというパターンで、まったく時差なく、すごせました。朝も6時くらいに目が覚め、日中のセッションでもまったく眠くなりません。

ロンドンとアメリカの東海岸の時差は、わずかなので、不思議な話です。ボストンの出張は、昼間眠くて仕方がなかったのですが。

あと、今まで、私は、国際学会が嫌い(お祭りみたいで、あまり勉強にならない)だったので、基本的にアメリカの学会にしか参加しなかったのですが、やはり、ヨーロッパは、アメリカと違って、いい部分もたくさんあるなと思いました。アメリカがすべて学問の中心だというのが誤った考えだということもわかりましたし、ヨーロッパの学会の方が国際色豊かです。そして、ヨーロッパの町の方が圧倒的に魅力的です。

これからは、ヨーロッパの学会にも積極的に参加しましょう。

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