本の紹介「仕事するのにオフィスはいらない 」

「仕事するのにオフィスはいらない (光文社新書)」

著者:佐々木 俊尚、出版社:光文社 (2009-07-16)、ASIN:4334035159【amazon.co.jp

最近、できるだけ、新書は読まないようにと思っていたのです。あまりに、中身がうすっぺらで、独善的なものが多いので。でも、こちらの記事を見て、本の書き方という部分がおもしろそうだったので、佐々木氏のワーキングスタイルである、ノマドワーキングについて書いている本書を買ってみました。

私が、一番興味をひかれたのが、第2章の「アテンションコントロール」でした。つまり、ノマドワーキングは、場所も時間も自由になるので、アテンションコントロールできないとうまくいかないというものです。自由なスタイルであることにかまけて、ネットサーフィンにはまってしまうような人は向かないということですね。

あとは、彼の紹介している仕事のプロセスとしてACDCというのに、ひどく合点がいきました。

A-Acquisition:情報、アイデアなどを取得するプロセス

C-Classify:情報、アイデアなどを整理するプロセス

D-Dig:情報、アイデアなどを掘り下げるプロセス

C-Collaborate:情報、アイデアなどを連携させ、実際の業務に取りかかるプロセス

という4つのステップに分けています。この話は、自分の原稿の書き方を見直すきっかけになったので、明日にでも、もう一度取り上げます。

自分一人のワーキングスタイルを紹介しているのではなく、ノマドワーキングをしている様々な人のワーキングスタイルを紹介していて、興味深かったです。少し、新書を見直しました。


アーカイブ

過去ログ一覧