2010.08.29

SANWA SUPPLY MA-WPR2 プレゼンテーションマウス

以前から「マウス機能の付いたレーザーポインターは、あんまり好きではない」とお話ししてきました。でも、コンピュータの使い方を画面で説明するときとか、動画を使ったプレゼンテーションには便利です。というわけで、レーザーポインタマニアとしては、試してみなければと思い、最近話題になっているSANWA SUPPLY MA-WPR2 プレゼンテーションマウスを買ってみました。

SANWA SUPPLY MA-WPR2 プレゼンテーションマウスは、空中で使えるワイヤレスマウスです。多くのマウス機能付きのレーザーポインターは、ボタンでマウスの位置を動かすため、かなり、扱いづらかったのですが、SANWA SUPPLY MA-WPR2 プレゼンテーションマウスはジャイロセンサー(動きを感知するセンサー)でポインターを動かせるため、自然な動きで、ポインターが動かせます。

デザインはもなりかっこいいです。電池式ではなく、充電式です。これは、いい部分もあれば、悪い部分もあって、プレゼン中に、万一バッテリーが切れたらアウトという意味では、私としては、電池式の方が安心感があります。

私はてっきりレーザーポインター付きだと思っていたのですが、レーザーポインターはついていません。画面に映る、ポインターをソフトによって、レーザーがあたっているかのように強調する機能があるのです。さらに、ポインター機能以外に、赤線を引いたり、スポットライト効果など、様々な効果が使えます。実例としては、サンワサプライのページにある動画を見ていただくのがいいと思います。

ジャイロセンサーの精度が、本商品の使い勝手のかなりの部分を占めると思うのですが、ジャイロセンサーは違和感ありませんでした。

ただし、残念ながら、Macでは使えません。PowerPointの「進む」「戻る」はもちろん可能ですが、ポインターの形とかをコントロールするのは、付属ソフトzmotionが必要なので。でも、このソフトが、Windowsしか対応していません。

というわけで、Windowsをお使いで、プレゼンテーションでマウス機能が必須という人にはお勧めします。

リモコン付きレーザーポインターのまとめのページもご覧下さい。

2010.08.28

珍妙な馬名のレース動画

李啓充先生のコラムで知ったYouTube動画のご紹介です。

ゴール前のアナウンサーの連呼がかなりおもしろい。

2010.08.27

本の紹介「プレゼンテーション Zen」

「プレゼンテーション Zen」

著者:Garr Reynolds、出版社:ピアソンエデュケーション (2009-09-07)、ASIN:4894713284【amazon.co.jp

実は、この本、2年前に購入して、イマイチと思って、捨ててしまった。「プレゼンテーションZenデザイン」が出たので、もう一度買い直して読んでいる。今回読んだら、むちゃくちゃおもしろい。ちょっと、力をこめてレビューを書く。

なぜ、1回目と2回目の印象がこんなに違ったかというと、答えは明白である。第1回目の時、私は、プレゼンテーションの技法を求めて、本書を買い求めたわけだが、本書はプレゼンテーションのメソッドについては、ほとんど触れていない。そして、その当時は、まだ、私が、この本の提唱するプレゼンテーションを受け入れられるだけの準備が出来ていなかったということであろう。

本書は、禅についての本ではない。本書はコミュニケーションの本であり、プレゼンテーションをいつもと少し違った、現代に即した視点から眺めようとする本である。この本のメインテーマは「今日のPowerPointプレゼンテーションの常識に意義を唱え、プレゼンテーションのデザインや実施について、発想の転換をうながすこと」である。

さて、「今日のPowerPointプレゼンテーションの常識」とはなんなのか?

著者は、PowerPointの間違った使い方として、もっとも多いもの、もっとも深刻なものとして、PowerPointを文書作成ソフトウェアのようにして使っているということを指摘している。本来、Wordにまかせるべき、文章作成をPowerPointでやってしまっている。そこで、おこる一番の弊害は、プレゼンテーションを考え始める一番初めの段階から、いきなり、PowerPointで、箇条書きで作り始めるというものである。

本来、プレゼンテーションの作製というのは、創造的なものであり、プレゼンテーションの作製のファーストステップは、むしろ、コンピュータの前から離れて、紙と鉛筆で、一人静かな時間の中で始めることをすすめている。

PowerPointはメソッドではない。それはツールであり、適切なメソッドで使用すれば功を奏し、不適切なメソッドで使用すれば役に立たなくなるものである。

ついにPowerPointを捨てる日が来たのか?そうとは言い難い。しかし、PowerPointとKeynoteの両方で使われているありふれた箇条書きテンプレートについては、とっくに捨て去ってもいい頃である。さらには、プレゼンターが話しているのと同じ情報を文字という形でスライドに映し出すことは、通常は役には立たず、むしろメッセージの妨げになるということにも、そろそろ気づくべきだ。

口頭による優れたプレゼンテーションと、うまくまとめられた文書は全くの別物である。PowerPointを文書作成ソフトウェアとして使って出来上がったプレゼンテーションは、伝えたいメッセージがはっきりとしない、あれもこれもといった焦点のぼけたプレゼンテーションになってしまう。

著者は、決して、PowerPointなしのプレゼンテーションをすすめているわけではない。PowerPointのスライド枚数も、少ないに超したことはないが、ケースバイケースで多くても構わないといっている。大切なことは、いかに、伝えたいメッセージを伝えるかということに集中するかである。

最近、黒川清先生が、PowerPointを一切使わないプレゼンテーションをされたのを観た。では、私がPowerPointを使わないプレゼンテーションは可能だろうか。あっ、ちなみに、私はスライドウェアとして、Keynoteを使っているので、PowerPointは使っていないのだった。そういう、ことではなく、私はスライドなしで、プレゼンテーションができるだろうか。

それに対しての著者の薦めは、詳細な配付資料を作成し、スライドを出来るだけシンプルにするということである。ただし、配付資料として、スライドを印刷したものを配ってはいけない。スライドは、そもそもハンドアウトに適さないし、ハンドアウトに適したPowerPointはそもそもプレゼンテーションとして体をなしていないのである。詳細な配付資料を作成し、スライドを出来るだけシンプルにする、自分の伝えたいメッセージを伝えることに集中することを勧めている。

スピーチは出来るだけ短く、しかも効果的に物語を伝えられるものにする。そして、プレゼンテーションの準備をした後、内容を見直し、徹底的な編集作業を行うこと。自分の論点やスピーチの目的に書かせない要素でなければコンテンツから外してしまう。情け容赦は無用である。映画のシーンでも、監督は、そのシーンが技術的な見せ場だったり、あるいは撮影が非常に大変だったりしたために、どうしてもカットする気になれないことがある。それと同じで、そのような発表者の思い入れで、聴衆にとっては、不要なスライドを削ることができない。

まずは、プレゼンテーションに際して、詳細な配付資料を配ろうと思う。そして、スライドの枚数を半分にしてみよう。きっと何かが変わるはずである。

スライドのデザインについては、第6章、第7章で述べられているが、相当にレベルが高いもので、すぐに取り入れるのは難しい。一方、プレゼンテーションの現場でのアドバイスは、もう少し具体的だ。プレゼンテーションの現場では、演台に立たないこと、リモコンを使う事(マウス付きより最低限の、進む、戻る、切るだけの方がよい)、照明は消さないこと。

第8章の「完全にその場に集中すること」は、おそらく、プレゼンテーションZENのきわめて重要な章であろうが、残念ながら、現在の私には、それを受け止める準備が出来ていないようである。今度は捨てないで、本書を本棚に置いて、8章が私の心に響く日が来るのをまとう。

この本の考え方はすべての人に読むことを勧めたいが、読む人の心の状態によっては、この本が主張していることは響かないかもしれない。でも、この本を理解できる日が来るまで、待つことをおすすめする。特に、ある程度経験がある方たちのプレゼンテーションを見つめ直す格好の材料になると思う。


2010.08.26

iSightをバーコードリーダーにして蔵書管理

Macのほとんどの機種には、ディスプレイの上に、iSightと呼ばれる、カメラが付いています。iSightをバーコードリーダーとして使えないかなぁと思っていたら、ちゃんとそういうソフトがありました。

Books for Mac OSX

このソフトを立ち上げて、iSightの前に本の裏表紙に付いているISBNバーコードをかざすと、自動的に、ISBNを読み込んでくれます。さらに、クイックフィルを押すと、アマゾンから、書誌情報や書影を取ってきてくれて、本当に、簡単に、蔵書データベースが作れます。

昨日紹介した積ん読本10冊の書誌情報をほんの2,3分で取得できて、データベース化できました。

自分の感想とかも書き込めて、Macを持っている人の蔵書データベースとしては、かなりおすすめ。

私としては、ISBNを取り込んだ後、アフィリエイトとかのタグを書きだしてくれるとうれしいのだけど、、、。

2010.08.25

積ん読本

積ん読本がだいぶたまってきています。

「プレゼンテーション Zen」

著者:Garr Reynolds、出版社:ピアソンエデュケーション (2009-09-07)、ASIN:4894713284【amazon.co.jp

2年前に購入して、イマイチと思って、捨ててしまった。「プレゼンテーションZenデザイン」が出たので、もう一度買い直して読んでいます。今回読んだら、むちゃくちゃおもしろい。読み終わったら、レビューを書きます。


「プレゼンテーション Zen デザイン」

著者:Garr Reynolds、出版社:ピアソンエデュケーション (2010-06-25)、ASIN:4894713993【amazon.co.jp

「プレゼンテーションZen」の続編。


「Keynoteでプレゼン。」

著者:羽山 博、出版社:ビー・エヌ・エヌ新社 (2010-03-22)、ASIN:4861007054【amazon.co.jp

ちらっと見た感じは、自分の知らないテクニックは載っていない。でも、Keynote初めての人には良いと思います。


「さらば厚労省 それでもあなたは役人に生命を預けますか?」

著者:村重 直子、出版社:講談社 (2010-08-06)、ASIN:4062161486【amazon.co.jp

半分くらいまで読んだけど、同じことの繰り返しになってきて、あきてきた。一種の暴露本なんだけど、暴露本はあまり好きではない。


「Twitterで英語をつぶやいてみる (生活人新書)」

著者:石原真弓、出版社:日本放送出版協会 (2010-05-07)、ASIN:4140883200【amazon.co.jp

これ。なかなか、役に立ちます。もう一つTwitterアカウントを立てて、そっちは、英語でやろうかな。


「仕事の成果が激変する 知的生産ワークアウト―あなたが逆転するための73のメニュー」

著者:奥野 宣之、出版社:ダイヤモンド社 (2010-05-28)、ASIN:4478013314【amazon.co.jp

著者は、ベストセラー「情報は1冊のノートにまとめなさい」の著者の一冊。なかなかおもしろかった。読了。

「街場のメディア論 (光文社新書)」

著者:内田 樹、出版社:光文社 (2010-08-17)、ASIN:4334035779【amazon.co.jp

早く、これ読みたいのだけど、内田先生の本を読むのは、結構、体力が必要なので、もう少し積ん読。


「日本辺境論 (新潮新書)」

著者:内田 樹、出版社:新潮社 (2009-11)、ASIN:4106103362【amazon.co.jp

上記の本と一緒に、買って積ん読。


「心のなかの幸福のバケツ」

著者:ドナルド・O・クリフトン、出版社:日本経済新聞社 (2005-05-25)、ASIN:4532312159【amazon.co.jp

自己啓発本。読みたくなる気持ちになるまで、積ん読。


「仕事は楽しいかね?」

著者:デイル ドーテン、出版社:きこ書房 (2001-12)、ASIN:4877710787【amazon.co.jp

自己啓発本。読みたくなる気持ちになるまで、積ん読。


「もうひとつの謎解き―医師の眼で読む、おすすめ小説23 (へるす出版新書)」

著者:小川 道雄、出版社:へるす出版 (2010-07)、ASIN:489269682X【amazon.co.jp

おもしろそうかなと思って買ってみました。未読。


2010.08.23

Evernote活用術

「Evernote」は、テキストや写真、PDFファイルなど、いろいろなデータを保存してiPhoneやパソコン、iPadなどと同期し、あらゆる情報を蓄積してどの端末からでも取り出せるパーソナルクラウドサービスである。

Evernoteを使いこなすには、どこでも、思いついたアイデアを思いついたときに、記録することが重要。そう言う意味では、iPhoneによってEvernoteの可能性が大きく広がったと言える。Evernoteは、Windows、Macのアプリ版、webサービス、iPhone版など多くのデバイスに対応している。Evernote for iPhoneで、記録できるものはノート、写真、ボイスメモである。

Evernoteで何ができるのか、その魅力を一言で言うのは難しい。Evernoteをおすすめしても、使いこなせず、魅力がわからないという人も多い。Evernoteがなかなか使えないという人へのアドバイス。記録するときには、整理のことなど一切考えない。本当は、タグをつけておいた方がいいのだが、それは、もう少し使えるようになってからでよい。整理して書こうとか考えると、一瞬判断が遅れるので、まぁ、いいやとなってしまう。タグも付けなくてよいし、タイトルも適当でよい。Evernoteの強力な検索作業によって、あとで、必ず見つけられるから。だから、考える前にEvernoteでメモれ、と言いたい。そして、時間があるときに、タグをつけよう。私は、すべてのノートを「Inbox」というノートブックを作って、入れておいて、時間があるときに、タグを付けて、「Archive」というノートブックに移動している。

Evernoteのすごさがわかってくるのは、メモが500を超えたくらいからだろうか。そこから、ただのメモではなく、アイデア生み出し装置としてのスイッチがオンになる。だから、考えずに、メモる。これをやってみて欲しい。

 

私のEvernoteの使い方をいくつか紹介する。

[活用例1]グルメ情報

学会出張に行く前にレストラン探しをする。これだという店をみつけたら、Evernoteにメモる。その際に便利なのが、ウェブクリッパー。ウェブクリッパーはひとつの操作で、ウェブのクリップをおこないEvernoteに保存してくれる。Evernoteのデスクトップアプリをインストールすると、Windowsの場合はIEに、マックの場合はSafariに自動的にウェブクリッパーがインストールされる。

Safariなら、このように、Evernoteの象のマークのボタンを押すだけである。

ただし、通常のウェブクリップでは、ウェブのレイアウトがずれるので、正確なレイアウトで残したいなら、PDFとしてクリップする。MacのSafariなら、SHIFTキーを押して、Evernoteボタンを押すだけである。

 

[活用例2]リファレンス

学会の会員番号や専門医の番号、時刻表などのように、いつでも、どこでも参照したいノートは、iPhone側で「お気に入り」にしておく(編集画面で、タイトル左の星をタップする)。通常、EvernoteのデータはiPhoneには残っていなくて、サーバー上のデータを読み込んでいる。したがって、ネット環境が悪かったりすると、見られないことがある。「お気に入り」に登録すると、iPhoneのローカルディスク内に保存されるので、ネットが通じなくても見られるようになる。

 

[活用例3]買いたい本

私は、本は、なるべくアマゾンで買うことにしているので、本屋でいいなって本を見つけたら、タイトルだけ、Evernoteにメモっておく。本当は写真を撮ってメモりたいのだが、さすが、怒られるかと思って、、、。あとで、まとめて、アマゾンで注文。

 

[活用例4]出張持ち物リスト

学会出張、特に、海外出張の際には、いつも、持ち物リストを作っているのだが、よく考えたら、毎回だいたい同じものである。だから、出張持ち物リストはEvernoteで作って、毎回、少しずつブラッシュアップしている。Evernoteで作ることのメリットは、出張に必要なものを買い物しているときに、「あれも買わなきゃ。これも買わなきゃ。」というのを気づいたときにその場で追加できるということである。
To doリスト的にするには、チェックボックスを付けることも可能である(フォーマット>To-doを挿入)。ただし、チェックボックス付きのノートはパソコンのアプリ版だけしか作れず、iPhoneのEvernoteでは作れないし、追記しかできないので注意。

 

[活用例5]ブログネタの蓄積

ブログネタ、アイデアが浮かんだら、Evernoteに書き留めている。時間があるときに、そのアイデアをふくらませ、完成したら、ブログにアップするという具合である。

 

[活用例6]名刺管理

私は、これはやっていないが、便利らしい。iPhoneのスキャナーアプリ(評判がいいのは、JotNot Scanner)で名刺を撮影し、斜めや色を修正して保存する。

Evernoteには保存されたJPEG画像やPDFファイルの中にある文字をサーバー側で勝手に、OCR(光学式文字認識)処理して、検索対象にできるという機能がある。残念ながら、日本語の認識は、まだ、十分でないが、将来的には、読み込んでおいた名刺も自動的に、文字を認識して、検索可能になるだろう。

 

[活用例7]scannerとの連携

会議の資料などをPDF化してEvernoteに取り込んでおけば、出先でも、閲覧することができる。紙のPDF化に便利なのは、ScanSnapなどのドキュメントスキャナである。SnapScanでは、表裏も自動判断し、両面カラー原稿でも1分間に20枚取り込むことができる。SnapScanでは、取り込んだPDFをEvernoteのノートに自動的に登録することができるので便利。


Evernoteの無料版では月間転送料が40MBで、保存できるデータ形式もテキスト、画像、PDFファイルなどに制約される。しかし、ストレージ自体の保存容量に制限はない。一方、有料版は、月間転送料が500MBまで可能になるのと、添付可能なファイルの種類が増える、iPhone版Evernoteでオフラインノートブックが利用可能になる、などの特典がある。「有料」にはいつ乗り換えればいいのか?転送量オーバーになったとき、もしくは、無料版でサポートされない形式の書類を添付したいと初めて思ったときでいいと思っている。かくいう私も、いまだ、無料版である。

 

Evernoteは使い方難しくないので、マニュアル本は必要ない。でも、こんなことにも使えるという活用例があると、使い方が広がる。「できるポケット+ Evernote 活用編」「EVERNOTE「超」仕事術」あたりは、活用術中心の本なので、役に立つと思う。

2010.08.22

ゴーヤとツナのサラダ

朝から5時間テニスをして、大汗かいて、帰宅。

地元の農家で取れたゴーヤを分けてもらいました。ここでとれたゴーヤはこぶりですが、苦みが少なくて、美味しいのです。

私の夏の好物、ゴーヤとツナのサラダのレシピ。

  1. ゴーヤは半分に割って、中身をスプーンでかきだしたら、薄切りに。
  2. 塩を振って、塩もみして、10分くらい置いておきます。
  3. 水洗いして、よく、水を切ったら、ツナ缶1缶とあえます。
  4. マヨネーズと塩こしょうで味付け。少量のレモン汁を入れるのがポイント。

ビールによく合います。

昨日録画しておいた「ジブリ 創作のヒミツ 宮崎駿と新人監督 葛藤の400日」を見て、昼寝。

幸せな休日。

2010.08.21

あなたは本に赤ペンで線を引きますか?

自分は、学生時代から、本に線を引くのがとてもいやでした。本は、できるだけ汚さないように読んでいました。その理由はなんだったのでしょうか?

単純に、本を汚すと財産価値が下がってしまうと考えていたのかもしれません。もしくは、線を引いた本を誰かに見られて、「こんなところに線を引いているんだ」と思われるのがイヤだったのかもしれません。

でも、10年くらい前からは、赤ペンをひきまくるようになりました。線を引くだけでなく、本を読んで考えたことを余白に書き込んだり、本のまとめみたいなものを裏表紙に書いたり。

なんで、そんなことを始めたのか?それは、昨日のエントリーで書いた「本を読んでも、ストーリーをすべて忘れてしまう」からなのです。本を読むことは、それ自体がエンターテーメントなので、楽しく忘れてしまえばいいのですが、やはり、せっかく読んで得られたこと、そこで、自分が考えたことを残しておきたい、と思うようになりました。

推理小説の場合は、赤ペンで線を引いたりしませんが、もう少し、濃い内容の場合には、赤ペンをひきます。その本に書かれていることも大事ですが、それを読んだ自分がどう考えたかの方が重要なわけです。そして、そういうものは、すぐに忘れてしまうので、その場でメモって置かないと忘れてしまいます。だから、私が読んだ本は、かなり汚くなってしまいます。

そして、時間があれば、このブログで、メモした箴言を紹介したり、自分の意見を書いたりします。まぁ、時間がなかなかないので、読んだ本の1/3くらいですけれどね。ここで紹介したあとは、よっぽど好きな本でなければ、そのまま捨ててしまいます。紹介できなかった本の2/3は紹介するほどもない本でもないので、やはり捨ててしまいますが、いつかは紹介した本というのも少数ながらあって、そういった本が本棚を埋めています。だから、私の本棚は、そういう本か、レファレンスみたいな本か、買ったけど読んでいない本か。でも、ばんばん捨てちゃうので、あんまり本があるわけではありません。

そんなに、捨てちゃって、また読みたくなることはないのか?ごく、たまに、あるんですよね。そういう時は、もう一度買います。たとえば、最近、「プレゼンテーションZen」を買い直しました。それは、続編の「プレゼンテーションZenデザイン」を手に入れたからです。でも、そんなこと、1年に1冊か2冊ですから、「あとで読みたくなるかもしれない」と思って、びくびくして全部取っておく方がスペース取ってしまって無駄ですよね。

友人の本好きで、赤ペンはひかない、本は絶対に捨てない。折に触れて読み返したいから。という人がいました。本棚が大変なことになっているそうです。まぁ、そうでしょうね。

2010.08.20

あなたは本のストーリーをどのくらい覚えていますか

2つ続けて本に関するエントリーを書こうと思います。

先月から、岩波少年文庫の宮崎駿が選んだ50冊を読みあさっています。まず、一番初めに手に取ったのが、「星の王子さま」。

小学生の時に数回読んでいますが、今回、30年ぶりくらいに読んだのです。数回読んだ私に残っている「星の王子さま」の記憶は、うわばみの絵だけ。ストーリーはまったく覚えていなく、なんで、うわばみの絵で、名作になっちゃうんだろうと思っていました。

それが、30年ぶりに読んだら、新鮮で。そして、泣きました~~~。

いい本ですね。是非、みなさんも読み返してみて下さい。この本は、子供の本ではなく大人の本ですね。理解するにはある程度の社会経験が必要だと思いました。

というわけで、私は「星の王子さま」に限らず、ほとんど、読んだ本のストーリーを覚えていないのです。

本好きの人と話していて感じるのが、「よく、そんなにストーリーを覚えているなぁ」ということ。どうやって、そんなにストーリーを覚えているのでしょう。

たしかに、私はものすごい速読です。推理小説の文庫だと半日くらいで読み切ってしまいます。ストーリーを覚えている人は、熟読派なのでしょうか。それと、私の場合、ほとんど例外なく1回しか読みません。本好きの人は、好きな本は何回も読む。1回でよくわからなければ、もう一度読むとおっしゃいます。

そういえば、こんなことがありました。

一時、東野圭吾にはまっていたときがあって、毎週1冊くらいのペースで読んでいました。基本的に、本をとっておかない性質なので、本屋で、どの本は読んで、どの本は読んでいないかわからなくなることがあるのです。特に、東野圭吾のように多作の作家の場合。

これは、読んだことがないはずだと思って、「悪意」という本を買って読み始めました。20ページくらい読んだら、作者が同じだから、似たような雰囲気の本だなぁと思っていました。50ページくらい読んだところで、なんか、犯人がわかったぞ、っと得意になってきました。そしたら、ほんとに、犯人もトリックも予想した通り。そして、最後まで読み切ったところで、「あっ、この本読んだことがある」。

そんなこともあったくらいです。

ということで、本好きではあるのですが、あまり深く、じっくり読むようなタイプではないのです。

2010.08.19

驚愕のテニス動画

最近テニスにはまっているので、、、

驚愕のテニス動画を2つ紹介

まずは、Andy Murrayのスーパーテクニック。

こっちは、CGなのかな?

2010.08.18

私の原稿を書くプロセス

8月16日に紹介した「仕事するのにオフィスはいらない」の中で登場したADDCプロセスがおもしろかったので、自分が原稿を書くプロセスはどうかなと、分析してみました。本業の和文総説を書くことを題材としますが、基本的には、他の原稿でもだいたい同じです。

1. 本を買いそろえる、文献を集める

とにかく、資料を集めます。自分が専門でない領域であれば、まずは、和文総説と、和文教科書をたくさん(20とか30とか)。さらに、和文の総説や教科書ではフォローされてなさそうな、ここ数年の英語文献を集める。手早くやれば、1日で終わる。

2.資料を読んで、大事そうな部分をそのままタイプし、抜き出す。

1で集めた資料を一つずつ、読んで、使えそうな部分をそのまま抜き出し、タイプする。資料の量にもよるが、1週間くらい。

3.自分の意見をまとめながら、2を一つの原稿に仕上げる。

ここからが、実際に頭を使う部分です。2は、まったくまとまりのない抜き出しを切り貼りしたようなものなので、それをながめながら、自分の意見をまとめ、使える部分は、自分の言葉で置き換えていく。分量としては、最終原稿の4-5倍の量になっているので、どんどん、いらない部分は削ったり、重複はまとめていく。

このステップでは、2をプリントアウトし、電車の中や、集中できる場所で、赤ペンを使ってやることが多いです。そして、はじめからおわりまで赤ペンを入れたら、コンピュータ上でタイプし、印刷。印刷したものをまた、赤ペンを使って直していく。この作業をだいたい5サイクルぐらいやっていると、ようやく粗原稿が完成。このステップは、1週間くらいかかります。

4.図や参考文献を付けて、指定のフォーマットにして完成。

この作業は、2日間くらいでしょうか。

というわけで、一つの原稿を仕上げるのに、順調にいって、2週間くらい。

2010.08.16

本の紹介「仕事するのにオフィスはいらない 」

「仕事するのにオフィスはいらない (光文社新書)」

著者:佐々木 俊尚、出版社:光文社 (2009-07-16)、ASIN:4334035159【amazon.co.jp

最近、できるだけ、新書は読まないようにと思っていたのです。あまりに、中身がうすっぺらで、独善的なものが多いので。でも、こちらの記事を見て、本の書き方という部分がおもしろそうだったので、佐々木氏のワーキングスタイルである、ノマドワーキングについて書いている本書を買ってみました。

私が、一番興味をひかれたのが、第2章の「アテンションコントロール」でした。つまり、ノマドワーキングは、場所も時間も自由になるので、アテンションコントロールできないとうまくいかないというものです。自由なスタイルであることにかまけて、ネットサーフィンにはまってしまうような人は向かないということですね。

あとは、彼の紹介している仕事のプロセスとしてACDCというのに、ひどく合点がいきました。

A-Acquisition:情報、アイデアなどを取得するプロセス

C-Classify:情報、アイデアなどを整理するプロセス

D-Dig:情報、アイデアなどを掘り下げるプロセス

C-Collaborate:情報、アイデアなどを連携させ、実際の業務に取りかかるプロセス

という4つのステップに分けています。この話は、自分の原稿の書き方を見直すきっかけになったので、明日にでも、もう一度取り上げます。

自分一人のワーキングスタイルを紹介しているのではなく、ノマドワーキングをしている様々な人のワーキングスタイルを紹介していて、興味深かったです。少し、新書を見直しました。


2010.08.15

インプットとアウトプット

なんとなく、気分的にもゆったりしているので、以前から、書こう、書こうと思っていた。エントリーを書くことにしました。

私の今年1年の目標は何だったかというと、「基礎力を蓄えること」でした。これを一度、自分の言葉できちんと説明しておきたいと思います。少し長くなりますが、インプットとアウトプットの話から始めたいと思います。

学習(インプット)する方法には様々な方法がありますが、私がもっとも有効と考える学習方法は、アウトプットすることです。このことについては、以前、「学びたければ、他人に教えろ」というエントリーにも書きました。学生でなくなると、日々の仕事に追われて、まとまった学習時間を確保することは難しくなります。英会話教室に通ったり、通信学習をしたり、というのは、私にはあまり向いていません。そこで、私のLifehackとしては、何かを学びたければ、それを他人に教えることをゴールにして無理矢理設定するようにしています。たとえば、低ナトリウム血症について、じっくり勉強したいなと思ったら、1ヶ月後に、研修医に講義をしますと宣言してしまいます。1時間の講義をするとなると、20時間から30時間は、準備が必要です。テキストをいくつか読み、最新の文献も読み、講義の組み立てをして、Keynoteスライドを作る。かなりの労力が必要です。この準備の過程が、すべて自分の学習の過程になるのですが、重要なことは、このように他人の目にさらされるアウトプットを出す時には、きちんとしたまとまりとして完成させなければならないということです。単に教科書を読んでそのまま話すのではなく、自分の頭で考え、整理するという過程が必要になります。この過程を踏むかどうかが学習の定着に重要なのです。また、出来上がった、プレゼンテーションスライドは、あとで、自分の知識を振り返るときの格好の材料になってくれます。

アウトプットの形式は、講義だけではありません。原稿という文書でもいいです。私にとっては、このブログも、趣味のことなどをアウトプットする貴重な場になっています。むりやり講義をされる学生や研修医もかわいそうなので、できれば、講演や原稿を頼まれた方がいいですね。それでお金がもらえたらありがたいですが、自分がやりたいと思うことなら、無料だってよろこんでやります。だから、講演や原稿は頼まれたら、基本的に断らないようにしています。そうやって、この10年くらい、アウトプットを駆動力にして、インプットを増やし、自分の「学び」のポイントを蓄積してきました。

私のおおざっぱなイメージとして、1のアウトプットを出すとなると、少なくとも10くらいのインプットが必要になると見積もっています。たとえば、すでに、ある分野の知識が3くらいあったとしても、講義したり、原稿を書くには、10くらいまで増やさないと、いいアウトプットは出せないのです。でも、そこで頑張っておけば、増やしたインプットが自分の貯金として増えていくというイメージでしょうか。

ただ、ここ数年、少し、状況が変わってきました。

講演も、原稿も基本的には断らない。その基本方針を貫いていたら、頼む人も頼みやすいのでしょうか、次から次へ、依頼が舞い込んでくるようになりました。自分の専門とまったく違うという領域の原稿の依頼が来たこともあります。でも、せっかく、勉強できる機会だからと断らずに受けてきました。和文の原稿でも、今まで一度も書いたことのない領域だったりすると、やはり、2週間くらいの時間がないと、10のインプットをため込むことはできません。講演や講義でも、同じくらいの時間が必要です。それなのに、月に3つも4つもそんな仕事が舞い込んでくるようになりました。たくさんアウトプットを出していると、その分野の専門家と思われるのか、似たような依頼が増えてきます。似たような仕事であれば、10のインプットを入れないでも、前回の仕事の時にため込んだインプットの蓄えを使って、「やっつけ仕事」ができるようになります。本当は、新しい文献とかを読んで、最新のものを書きたいと思っていても、忙しさに流されて、インプットの蓄えを使って、「仕事をこなす」ようになってしまいました。

そんなことを1年、2年と続けていると、いよいよインプットの蓄えがなくなってきます。授業や講演も、過去の授業の再利用。2週間の連続公演のコンサートであれば、千秋楽に当たった人はラッキーかもしれませんが、私の場合は、自分のためにアウトプットしているのです。2週間も同じことをやるなんでいやです。常に、新しいことにチャレンジして、自分で何かを得たいからアウトプットを出しているのです。だから、こうやって、「焼き直し」みたいなアウトプットをやっていると、自分の「蓄え」がどんどん減っていくように思うのです。この1年間は、本当に、自分の蓄えが減ってきたなというのが実感でした。

だから、今年は、本当に自分がやるべきこと、自分がやりたいことにアウトプットの場を絞ろうと思っています。本の出版の話や、本業とは関係のない原稿の話はいくつか断りました。

特に、今年は、自分のキャリアが大きく変わったので、基礎的な勉強からやり直さなければならないと思っています。たくさん本を読み、文献を読み、講演会や、学会にも参加して、基礎力を蓄え帯と思います。アウトプットは、それら、自分が学びたいこととベクトルがあっているものに絞りたいと思っています。

今年の前半は、思うように、インプットをため込むことが出来ませんでした。あと半年を切ってしまいましたが、なんとか、立て直したいと思います。

2010.08.14

バッファローPortable Wi-Fi(DWR-PG)のレビュー

今まで、モバイル通信は、e-mobile一辺倒でした。でも、なんか、ちょっと最近、「e-mobile万歳」とは言えなくなってきたんですよ。

確かに、利用エリアは広がったのだけど、使っている人が多いのか、遅くなったような気がする。これは、確証ありません。

それから、昨年から、下り21Mbps、上り5.8Mbps対応のUSBスティックタイプのD31HWというのを使っているですが、こいつのMacでの使い勝手が悪い。USBコネクタに差し込むと自動的にドライバソフトが立ち上がるのですが、これが、ずっと画面の半分くらいを占めているので邪魔。しかも、接続まで、1分くらいかかる。下り21Mbpsと言っているけど、実際には、その1/10くらいのスピードの印象です。

とにかく、このドライバーの常駐がいやなので、今はやりのWifiルーターPocket WiFi (D25HW)に興味を持ちました。この商品はWifiルータと呼ばれるジャンルで、3Gをキャッチして、Wifiに変換します。Mac側では無線LAN接続するだけなので、特に、ドライバーソフトもいらいのです。しかも、Wifiルーターはカバンに入れておいてもよくて便利です。この手の商品としては、iPadが出たあたりから、各社が出すようになってきています。でも、Pocket WiFi (D25HW)は電池の持ちが2時間しかない。Macbook Airの電池は、2時間以上持ちますので、これでは意味がない。

最近、よく話題にのぼるバッファローPortable Wi-Fi(DWR-PG)が気になりました。

このWifiルーターの最大の特徴は、電話回線をdocomoのものを使っていると言うこと。ご存じのように、docomoは、2GHz帯以外に、800MHz帯も使っているので、電波エリアが広いのが特徴です。今回の、西表島は、e-mobileはアクセスポイントなし、ソフトバンクはあるものの、港など限られた場所で、2年前の時は宿ではアクセスできませんでした。

そしてもう一つのメリットが、電池の持ちが、6時間ということです。実用的に、Macbook Airの稼働時間を超えているので、実用上問題ないと言うことです。

以前は、docomoのデータ通信は値段が高かったのですが、今回は、明らかに、e-mobileに対抗するため、大幅に安くなっています。現在、キャンペーン価格で、定額パケット放題で、1年間は1ヶ月4100円(その後、4900円)moperaのプロバイダ料金500円を加えても、現在の、e-mobileより安い。しかも、新規のdocomo加入者には、約3万円のバッファローPortable Wi-Fi(DWR-PG)が1円になっています。

というわけで、西表島に行く前に手に入れようと思ったのですが、ものすごく品薄状態。でも、たまたま通ったヨドバシカメラ新宿店に在庫があったのです。ヨドバシカメラの前をたまたま歩いているという時点であやしいのですが。

購入後、1ヶ月使いましたので、レビューを。

まず、電波は、やっぱり、FOMAの電波網の広さを時間しました。西表島でも問題なく、つながりました。スピードですが、公称下り7.2Mbpsとなっていますが、測定すると、だいたい3Mbps、もちろん、仕事場のLANや自宅の光回線よりは遅いですが、ストレスを感じないスピードです。あえて、いうと、上りはかなり遅いです。

バッテリーは、本当に6時間近く持ちそう。少なくとも、Macbook Airの電源より持つので問題なし。

Macbook Air側に特別なソフトをインストールする必要がないのもうれしい。

ということで、うれしいことだらけなのですが。ひとつ気になること。ルーター側の電源を入れて、コンピュータ側でWifiをキャッチできるまで、だいたい1分半くらいかかります。やや、長目ですが、以前のe-mobileの時も認証されるまで、1分くらいかかっていたので、これは、しょうがないかなと思っています。

あと、これは、私にはあまり問題ないのですが、ドコモのデータ通信の場合、使えないサービスがいくつかあります。skypeやiChatなど他のChatサービス、P-to-P、一部の動画サービスも使えない。あんまり帯域を使うなと言うことらしい。

実際に、1ヶ月使うと、どうしても気になるのが、バッテリーの問題。6時間とはいえ、ずっと付けっぱなしだと、途中でバッテリーが切れてしまいます。こまめに電源を切っているつもりなのですが、どうしても切り忘れてしまうことがある。そんなわけで、WifiルーターのACアダプターを持ち歩いているのですが、ちょっとめんどくさい。

そしたら、良い方法がありました。実は、ロアジャパンの「Easy Share DX6490.DX7630.DB-L50の DB-L50 対応バッテリー」が予備バッテリーとして使えるのです。したがって、予備バッテリを持ち歩いていれば、通常は、まず安心と言えます。

さっそく、予備電池2個と、ロアジャパンの電池用の充電器「SANYO DB-L50 の モバイルチャージャー」を手に入れいました。

最近では、通常は、予備電池を1つ持ち歩いて、出張に行くようなケースでは、ACアダプターを持って行くことにしています。

1ヶ月は、心配で、e-mobileの解約はしなかったのですが、これで安心して解約できますね。

2010.08.13

白くまバーはうまい!

最近、集中してテニスをやっているが、日中にテニスをすると、本当に汗だくになる。もちろん、テニスのあとのビールもうまいのだが、最近の、お気に入りは、白くまバー。

最近まで、あまり知らなかったのだが、白クマは九州では、かき氷の代名詞のような存在らしく、いろいろな会社が出しているのだが、私が、好きなのは、丸永製菓の白クマバー。かき氷というよりは、ソフトなアイスクリームで、中に、パインなどの果物と、小豆が入っている。

白クマアイスは、こちらを見るとかなりバリエーションがあるようなので、いろいろ試してみよう。

2010.08.11

防水コンパクトデジカメ オリンパス Optio W90

私は、ダイビングはしないのですが、西表島でシュノーケリングすると、ついつい、写真が撮りたくなる。でも、一眼レフが収まるようなハウジングを買うとしたら、相当なお金がかかります。

そこで、お手軽な防水コンパクトデジカメを買ってみました。

ペンタックス Optio w90です。ポイントは、

  • 水深10メートルまでOKなので、シュノーケリングなら十分。
  • レンズ周りにLEDがついていて、マクロでもLED照明下の撮影が可能。たとえば、夜、昆虫を捕って、写真を撮るなんてことも出来ます。
  • 頑丈で、泥汚れなども、水洗いできる。

まさに、西表島のようなアウトドアにぴったり。デザインもお気に入り。

今回、初めて、水中写真にチャレンジしましたが、水中写真というのは難しいですね。まず、光量が少ないので、シャッタースピードを速くできず、しかも、自分が固定できないので、ぶれやすい。魚に寄ると、動きの速い魚は被写体ブレになりやすい。さらに、青かぶりが必発。

いろいろ、設定をいじりたかったのですが、初めてのカメラで、水中で、よくわかりませんでした。

もう少し、修行をします。

むしろ、こういう、川遊びの時の方が威力を発揮しました。

2010.08.10

Macbook Airヒンジの破損

せっかくの休み、やめておけばいいのだけれど、なにせ原稿の締め切りが迫っていたので、西表島にMacbook Airを持って行きました。そしたら、やさしいMacbook Airが自ら壊れて、「仕事をしないで、やすみなさいよ」と言ってくれました。

なんとなく、液晶を開くときに、ひっかかるような感じがしたんですよね。そしたら、西表島初日に、完全に閉まらなくなり、何回か、開け閉めしている内に、ガリガリっといって、ヒンジのプラスチック部分が割れていました。

Macbook Airがないと、生活できない!っと、一瞬青くなり、1年保証切れてたよなとか、修理代5万円かかるなら、新しいの買い直したいけど、まだ、しばらく、SDD 256Gのは出ないみたいだしと、いろんなことが頭を巡りましたが、ネットを調べてみたら、「Macbook Airのヒンジの破損は、保証期間切れでも無料修理の対象になる」と知って、ほっとしました。

東京に戻ってきて、さっそく銀座のジーニアスバーに駆け込みました。「無償で修理しますが、1週間ほどお預かりになります」とのこと。そうなると思って、データのバックアップもしてきたし、Macbook Pro 15インチを持ち歩けるようにセットアップしたので、入院させてきました。

ちょうど、1週間後に、連絡があり、受け取ってきました。ヒンジの破損だったのですが、ディスプレー交換になっていました(みんなそうするそうです)。

Macbook Air次のモデルが出るまで頑張ってくれよ。Macbook Pro 15インチは重くて、もう、持ち歩けないから。

2010.08.09

石垣島ラー油はかなりの入手難に

石垣島ラー油のことを、2006年8月8日のエントリーで紹介しました。

そのころ、すでに入手難でしたが、昨今のラー油ブームの勢いに乗り、ますます入手難に。

石垣島に行くんですというと、じゃぁ、お土産は石垣島ラー油で、ってみんな言うんですけど、石垣島より、まだ東京の方が手に入りやすいぐらい、石垣島には手に入らないんですよ。石垣島のお土産屋の店頭で見かけて、値段を聞いたら、2500円。3倍のプレミアム価格ですよ。

まぁ、あきらめかけていたのですが、たまたま製造元のペンギン食堂の近くを通ったので、覗いてみましたが、「お一人様3本まで」の販売は、すでに整理券も売り切れ。でも、併設されたペンギン食堂で食べると、1本の購入券がもらえるのです。

せっかくなので、30分ほど並んで、ランチをして来ました。

石垣島ラー油に便乗して、数々の「食べるラー油」が売られていたので、何本かかってきて、食べてみましたが、やっぱり、石垣島ラー油が群を抜いてうまかったです。

今年は、この1本で、1年を乗り切らなければいけない。だれか、石垣島に行ったら、並んでお土産で買ってきて下さい!

石垣島ラー油を楽天でさがす

2010.08.08

宮崎駿が選んだ50冊

岩波少年文庫の中は創刊60年を記念して、宮崎駿が選んだ50冊というキャンペーンをおこなっています。岩波少年文庫の中から、宮崎駿氏が50冊を選んで、それぞれに、短い書評を付けています。宮崎駿氏は、作品のインスピレーションを、これら岩波少年文庫から得ていることはよく知られていますが、実際に、岩波少年文庫をよみあさったのは20歳を過ぎてからだそうです。

現在上映中の「仮ぐらしのアリエッティ」の原作も、岩波少年文庫の「床下の小人たち、(著者)ノートン」ですね。

たまたま、「宮崎駿が選んだ50冊の直筆推薦文展」というイベントを見かけました。

実は、小学生の頃は、シャーロックホームズとルパンばっかりを読んでいて、名作と呼ばれる本も読みそこねているのが多いのです。50冊が平積みで売られていたので、ついつい、大人買いをしそうになりましたが、こらえて、2冊だけ買い求めました。2冊読み切ったら次に進むため、50冊をリストしておきます。

2010.08.07

西表島、石垣島で夏休み

7月中旬お休みをいただいて、西表島と石垣島で夏休みを過ごしました。

大好きな西表島の訪問は、4回目になります。

西表島は、やや天気が不安定でしたが、その分、雲の形や行方を追うだけで飽きることがありませんでした。

マングローブの森のすぐ向こうまでスコールがやってきた。

今回は、ニシダ川をカヤックで登りましたが、その先にある、サンガラの滝の美しいこと。

初めて沖釣りにも挑戦しました。ビギナーズラックというやつですかね。73匹もヒラグルクンが釣れました。

そして、石垣島川平湾沖にて、マンタに大量遭遇。13枚(?)も出会えました。

2010.08.05

本の紹介「君たちに伝えたい3つのこと」

少し、余裕が出てきたので、1週間に本を1冊読んで、ここで紹介できるようにしたいと思います。

まずは、「君たちに伝えたい3つのこと」(中山 敬一、ダイヤモンド社)が話題になっていると聞いてさっそく買って読んでみました。

本の帯には、こんな風に書いてあります。

「内容が過激すぎる」と専門雑誌の掲載がボツになり、ネットで話題となった「仕事と人生について享受からのメッセージ幻の原稿」完全版書籍化。

あぁ、あれですね。九州大学の中山教授と言えば、ご自身のウェブサイトに「教授からのメッセージ」として、かなり強烈な文章を掲載されており、以前に、こちらのブログでも紹介させていただきました。その文章を、実験医学で連載するはずだったけど、ボツになり、ダイヤモンド社で単行本としてまとめられたようです。

本のタイトル「君たちに伝えたい3つのこと」とある、「3つのこと」とは何か?

私がお伝えしたいのは、次の3つです。
1. 人生には「目標」と「戦略」が必要で、それは理性的に自分で決められる。
2.誰かのためでなく、自分のために生きよ。結果としてそれが人の役に立つ。
3.まずはルーチンワーカーではなく、クリエイターを目指すべき

とあります。

第4章から第6章が、単行本としてまとめるにあたって追記された部分だと思います。こちらは、やや辛口ではあるものの、まっとうなことが書かれています。気になったのは、「女性研究者にとっては、結婚は△、出産は×」くらい。

第1章から第3章にあたる部分は、オリジナルの「教授からのメッセージ」を元に、ふくらませて書いた部分だと思いますが、この部分は、読み進むにつれ、違和感を感じました。

オリジナルの「教授からのメッセージ」に書かれていたのは、「基礎研究に進みたいけど、臨床を少しやってみたいという人に、それは時間の無駄だから、一刻も早く基礎研究をスタートしなさい」というものでした。確かに、基礎医学研究で世界トップになりたいのであれば、医学部卒業後、すみやかに基礎医学研究をスタートさせた方が良いでしょう。しかし、本書は、医学部の卒業生が一人でも多く基礎医学研究に進んでもらいたいがために、医学部卒業生のキャリアパスを、ゆがめて描写しているように感じました。

「臨床医=ルーチンワーカー、研究者=クリエーター」である。

医学部を卒業すると、典型的な「ルーチンワーカー」である臨床医と、典型的な「クリエイター」である研究者という正反対の道が待っているのです。

理系のトップクラスの頭脳を大量に抱え込んでいる医学部では、学生の多くがクリエイターの道を歩んで欲しいと願っています。

しかしながら次に述べるように、現状では全国の神童たちを集めておきながら、そのほとんどをルーチンワーカーに仕立て上げている点、医学部の問題は非常に根が深いと言わざるを得ないでしょう。

医学部を卒業したら、臨床を経験せずに基礎医学研究に打ち込む研究医と、マニュアルに沿ってルーチンワークをおこなう臨床医しか進む道はない。本当にそうなのでしょうか?

臨床の現場で見つかる生体の謎、病気の謎に迫るには、知的興味を持った臨床の現場に立つ、臨床医の関与が必須です。ガイドラインやマニュアルさえあれば、医療は出来るものというわけではありません。ルーチンワークのように医療を提供する人もいるかもしれませんが、自分の知的な興味を満足させながら、診断・治療方法の開発をおこなっている臨床医もたくさんいます。つまり、臨床医といえどクリエイティブ度は様々であり、多様な人材がいて、医療の世界も、医学研究の世界も支えられているのだと思います。

さらに、私の感じた違和感の根源は、この本を文系の方やビジネスパーソンの方にも読んでもらうために、「研究者」を「クリエーター」と言い換えたことにあります。医学部卒業生のキャリアパスとしての「研究者」の位置づけは、一般社会の「クリエーター」と一緒なのでしょうか?

クリエーターとは、具体的には何なのか?著者の定義によれば「個を主張すること自体で日々の糧を稼いでいるプロ」とあります。例としてあげているのは、芸術家、プロスポーツ選手です。

著者は、「すべての職業は、ルーチンワーカーとクリエイターの2種類に大別される。」としていますが、クリエイティブ度は種々の度合いがあり、クリエーターとルーチンワーカーは、その両極端にあり、職業はルーチンワーカーとクリエイターの2つに分けられるようなものではないと思います。著者の論法によれば、一般社会人も、「個を主張すること自体で日々の糧を稼いでいるプロ」を目指せ、ということになるのでしょうが、実社会にそぐわない意見のように思います。

私としては、おすすめしたい本というわけではありませんが、「教授からのメッセージ」を読んで、興味をもたれた方は、どうぞ。

2010.08.04

ユーザー辞書を登録してiPhoneを便利に

iPhoneは、「iOS4」から、念願の「ユーザ辞書」が使えるようになった。

ユーザー辞書を登録するには、「設定」>「一般」>「キーボード」を開けて、「ユーザ辞書を編集」を開く。

そこに、単語とよみを登録すればよい。なかなか変換しづらい、固有名詞や医学用語などを登録しておくと便利である。

ちなみに、顔文字も増やす事ができる。

「単語」の部分に、登録したい顔文字を打ち込む。「よみ」には、☻(BLACK SMILING FACE、Unicodeの0x263b)を入力するのだが、これを自分で打つのは大変なので、iPhoneの顔文字にあらかじめ登録されている、(*☻-☻*)を利用するのがよい。

 

ということで、ようやく、iPhoneの原稿の方は、脱稿しました。編集者の方には、だいぶ迷惑をかけてしまいました。

Evernoteとか、いろいろおもしろい記事もあるのですが、ひとまず、iPhoneの話題はお休みして、明日からは、たまりにたまったエントリーを書きます。

2010.08.03

初万年筆としてエラボーを買ってみた

毎日、iPhoneの話題が続くのもうっとうしいでしょうから、少しテーマを変えて、、、。

万年筆を買ってみた。

日本橋丸善の万年筆売り場で。

実は、私、生まれてこの方、自分の万年筆を持ったことがない。筆圧の強すぎる私には、柔ら過ぎると感じたり、なんか引っかかると感じて、扱いも面倒くさかったので、縁遠いものになっていた。

最近になって、ようやく「書けない病」から脱っせた気がする(書籍もだいぶ進んでいるし、和文の論文1個と、雑文2つくらいが片付いた)ので、少し、マイペースで着実に書きたいなと思っている。私の物書きのスタイルは、最終的には、パソコンなのだが、途中に、紙に草稿を書いたり、一旦打ち出して、校正したりと、アナログな時間が結構ある。そのため、ペン、ノートといった文房具にはすごくこだわりがあるのである。できれば、きたない字でもいいから、思考を停止させないくらいで、スラスラ書けるものがよい。

そしたら、万年筆でしょう。

この夏、仕上げなければならない、大きな単行本があるので、それの前祝いと言うことで、奮発して、万年筆を買うことにした。

私のポリシーは「初心者は、最高のものを買うべきだ」である。技術に劣る初心者が、よくない道具を買い求めて、「なんだこんなもの」とあきらめてしまったら、貴重な才能を埋まらせてしまうことになる。

というわけで、「この店で一番いいの下さい」って言ったら、ウン十万のが出てた。さすがに、尻込みしてしまい。「2-3万くらいでいいのはないでしょうか」と下手に出ることに。そういえば、先日、紹介されていた、パイロットのエラボーはいかがでしょうか?と聞いてみたら、確かにいいですけど、結構柔らかめですよとのこと。エラボーは、昔の名器万年筆のリバイバル品。よくわからないが、原稿用紙に文豪みたいに書き殴りたいとお話ししたら、じゃあ、SMくらいの太さがいいですかねということで、おすすめ頂いた。

私としては、万年筆を普段の筆記具として使うつもりはない。原稿を書いたり、サインをしたり、そういう場面を想定しているので、そこそこ太字がいいのである。

書き味がかなり気に入ったので、最終的に、少し珍しい色のブラウンのSBを購入した。

何か、一気に、原稿が進む予感。

2010.08.02

私のiPadライフ(2010年8月改訂版)

正直言って、iPadはあんまり活用していないので、まだまだ試行錯誤の部分がある。

iPadも初日にゲット。Macbook Airを常に持ち歩いている状況を考え、Wifiだけのモデルで、容量16GBと、一番スペックの低いものにしたが、3G通信はいらないけど、64GBにしておけばよかったと思っている。

Macbook AirとiPhoneを常に持ち歩いている私にとっては、いまだに、どのように使ったらいいのか、迷っている状態である。とりあえず、ベッドに横になりながら、You tubeを見たり、写真を見せたり。入力するよりも、ビューワーとしての利用価値が高いと感じている。

あと、最近、実験的に、iPadでプレゼンテーションをやっている。

ということで、インストールしているソフトは、こんな感じ。

iPhoneと異なるのは、電子書籍を読むための「iBook」「i文庫HD」がインストールされていること。そして、プレゼンテーション用に「Keynote for iPhone」「2Screens」「GoodReader」などがインストールされている点である。

 

iPad Perfect Manual」(著者:野沢 直樹、出版社:ソーテック社)

iPad解説本としては、一押し。

2010.08.01

私のiPhoneライフ(2010年8月改訂版)

私のiPhone遍歴は、iPhone3を表参道で並んで、手にして以降、iPhone3GS、iPhone4とも発売直後に手に入れ、バージョンアップを重ねてきている。いずれも、色は黒で、容量は最大のものを選んでいる。

私のスタイルの基本は、パソコン。もちろん、Mac。iPhoneを使うのは、外出中や、パソコンに向かっていないときだけ。外出中もMacbook Airを持ち歩いているので、iPhoneを使うのは、Macbook Airを開くことができないような、移動している間だけである。メールもあまりしないし、携帯電話は別に1台持っているので、電話もあまり利用しない。

こういった使い方なので、私は、iPhoneにあまりデータを入れたりしない。だから、重要なポイントは、母艦であるMacとiPhoneの間で常にきちんと同期を取るということである。

私の中の、iPhoneの位置づけは、基本的には、PDAである。以前、Palmという商品があったのをご存じだろうか?私は、長年、スケジュール管理、住所録管理、To do管理をPalmでおこなってきた。そして、iPhoneが発売されて、Palmでおこなってきたことは、すべてiPhoneが引きついだのである。最近になって、Evernoteなどによって、かなりiPhoneの幅が広がってきているが、基本的にはPDAとして使っている。

さぁ、これが、私のiPhoneのホーム画面である。

iPhone4にするにあたって、インストールしているアプリも相当しぼりこんで、画面2枚に収まるようになった。昔は、試すようにいろいろなアプリケーションを入れていたが、使わないものは、「使わない」フォルダに入れておいて、1ヶ月に1度、捨てることにした。

 

よく使うアプリケーションについて、自分なりの使い方を簡単に紹介しておこう。

スケジュール管理は、iPhoneの「カレンダー」とMac上の「iCal」を使っている。両者はMobileMeで常に同期が取れている。「カレンダー」は月表示にしているのだが、月表示だと、その日のスケジュールが2行しか見えないのが不満である。できれば、週表示が欲しい。もしかしたら、将来、高機能スケジュール管理ソフト「さいすけ for iPhone」を導入するかもしれないが、デフォルトのアプリケーションが好きな私は、たぶん、このままでしょう。

To do管理は、Webの「Remember the Milk (RTM)」と、iPhoneの「RTM for iPhone」でおこなっている。「RTM for iPhone」を開く時に、自動的に、Web上のデータと同期を取るが、そのスピードが速いので気に入っている。以前、使っていた「Omini Focus for iPhone」は、同期に時間がかかりすぎて、同期が終わらないとTo doも書き込めないから、あきらめた。RTMは、値段も高い(Proアカウントの値段が年間25ドル)し、細かい部分ではしっくり来ない部分もあって、100%コレ、というわけではない。

「Safai」は、時々、出先で調べ物をするときに使う。MobileMeのおかげで、MacのSafariのブックマークが常に同期できているのがうれしい。

「メール」はあまり積極的には使っていない。私は、メールに関しては、自分のサイト関連などの特定の用途にGmailは利用しているが、仕事やプライベートのメールをiPhoneでやりとりすることはしない。それは、1日の多くの時間をMacの前で過ごしている(オフィスでも家でも外出先でも)ので、メールをチェックしたり、書いたりするのは、コンピュータの前だけにしようとしているからである。もし、自分が常に出歩いていて、iPhoneですべてのメールを受けたいと思うなら次のようにするだろう。仕事のメール、プライベートのメールすべてをGmailに転送する。これは、Gmailがフィルタリング機能において優れているからである。それをiPhoneのメールでGmailアカウントでメールを読むという形である。簡単な返信メールは、Gmailでするか、me.comアカウントですることになるだろうが、本格的な返信メールは、やはり、パソコンからすると思う。

体重管理ソフトとして、「WeightMan」を使っている。機能はシンプルで、これで十分。体重履歴をCSV形式で、メールで送信できる。2009年には、このソフトを使って、8キロくらい減量した。

「iPod」は、よく使う。普通の使い方である。ただし、Mac側のiTunesに入っている音楽が、35Gになっていて、全部を転送することはできないので、プレイリストを作って、転送するものを選択している。

「カメラ」は、いつも、リコーのGR Digital IIIを持ち歩いているので、緊急の時くらいしか使わない。でも、iPhone4になってから、ずいぶん、カメラの使い勝手がよくなっているので、今後はメモ的に使う機会は増えていくかも。

「写真」は、自分の撮った写真のお気に入りのセットを20セットくらい作って、たまに、友人に見せたりするのに使っている。

「マップ」は、迷子になったとき、ナビとして使う。まったく知らない土地では、本当に便利。

「今日の治療薬」は、私たち医者には必須でしょうね。

「駅探エクスプレス」は大変重宝に使っている。

「Evernote」は自分の中で、かなり重要なアプリケーションの一つである。お店の地図のWebクリッピング、出張の際の持ち物リスト、ブログネタを書きためる、など、気になる情報をあれこれため込んでいる。今のところ、無料会員。

「Echophone」はツイッタークライアント。ツイッタークライアントは、たくさんあるが、あまり、考えずに、「Echophone」を使っている。今日のツイッターの隆盛は、かなりのところ、iPhoneによるのではないかと思うくらい、iPhoneとツイッターの相性はよい。私は、あんまりつぶやくことはしないが、、、。アカウントは、tmon

Dropboxはオンラインストレージサービス。無料で2GB、有料(年間99ドル)で、50GBが借りられる。パソコンの特定のフォルダを指定すると、同じもののコピーがオンライン上に作られ、それらが常に同期されるようになる。「Dropbox for iPhone」はそのオンラインストレージ上のファイルを閲覧するためのiPhoneアプリ。私は、なるべく紙の書類を手元に残さないように、各種会議の議事録・配付資料ををすべて、SnapScanでPDF化して、Dropboxにため込んでいる。会議中に、過去の議事録を、iPadやiPhoneで検索して、閲覧できる。

私のiPhoneの使い方にとって、常に母艦とiPhoneを同期を取ってくれるMobileMeはなくてはならない存在である。

 

iPhone 4 Style Book iOS 4対応版」(著者:丸山弘詩、出版社:毎日コミュニケーションズ )

iPhone4の本、相当買いあさりましたが、この本が、一番バランスが取れていてよいです。初心者から、ある程度使いこなしている人まで満足できると思います。

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