私が好きな人の共通点
久しぶりの京都。
最近、バタバタと慌ただしい中で、私が敬愛してやまないI先生と久しぶりにお会いでき、力をもらいました。夜は、京都大学の親友と食事をしました。
学会場でお会いしたI先生のことを後輩たちが知らないというので、それは、腎臓の世界ではもぐりだと言って、I先生を後輩たちを紹介しました。特に、意図はなかったのでしょうけど、後輩が「出世されると、お忙しいのでは、、、、」と口をすべらしたら、I先生は、「君ね、若いときから、出世とか考えるもんじゃないよ」ときつい一言。
I先生や京大の友人を初めとして、自分が好きな人の共通点はなんだろうと、なかなか一言で言えずに困っていたのですが、このとき、はっと気がつきました。
私が好きな人、仲良しな人、仲良くなりたい人というのは、「自分のやりたいことを第一に考え、実際にそれをやっている人」なんですね。I先生はもちろん、京大の友人も、それなりの地位にいるのですが、自分の地位とか、さらなる出世とかにしばられず、自分のやりたいことを最大限に尊重している。だから、傍目に見て、達観しているように見えるのです。もちろん、仕事で自分のやりたいことをやれるのは、それなりの立場が必要ではあります。でも、些事にこだわらず、自分のやりたいこと、やるべきことに集中しているのが、魅力的に見えるのです。そんな方々と話していると、痛快なのです。
私自身も「自分のやりたいこと-centeredな人」であり続けたいと思っています。