本の紹介「もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら」
「もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら」
著者:岩崎 夏海、出版社:ダイヤモンド社 (2009-12-04)、ASIN:4478012032【amazon.co.jp】
表紙を見て、ちょっと、電車の中では読みにくいなぁと思っていたのですが、ベストセラーになっている『もしドラ』を読みました。
『もしドラ』は、都立高校の野球部のマネージャーになった川島みなみが、勘違いから手にしたドラッカーの『マネジメント』を参考に、野球部の強化に取り組み、甲子園を目指すという青春ストーリーです。実は、野球部のマネジメントを題材とした、ドラッカーの理論のケーススタディになっています。
野球部のマネージャー業にでもドラッカーの『マネジメント』は通用することを通して、ドラッカーの考え方の普遍性を示すことになる不思議な本です。好き嫌いは分かれるかもしれませんが、私は、よくできたドラッカーの入門書だと思いました。
著者の岩崎氏は、AKB48を秋元康氏と一緒にプロデュースしていた方で、主人公の川島みなみも、AKB48の峰岸みなみがモデルなのだという。私は、AKB48まったくわからないのですが、AKB48好きな人にもお勧めな一冊。
もう少し、ドラッカーをきちんと読みたい人のお薦め本は、、、、次のエントリーで。