2010.02.27

『臨床力アップのための腎臓セミナー』ローンチ

今日は、私の小さな夢が一つ叶いました。

IDATENのような、参加したい人であふれて、活気のある研究会って腎臓内科のエリアではないのですよね。

年齢に関係なく、大学や施設を超えて、一緒に勉強する場を腎臓内科でも作りたいというのが私の小さな夢でした。

その実現のために2年前から企画を練り、プロトタイプとなる研究会をやって、協力してくれる仲間を集め、ようやく、第1回の実現にこぎ着けました。

もちろん、至らなかった点も多々あったとは思うのですが、予想以上の参加者が集まり、会場もかなり活気があったと思います。参加した皆さんのアンケートをみても、おおむねポジティブな意見をいただけたようです。

年4回のペースで続けて、いつか、IDATENを超えてやる、そう思っています。

2010.02.24

餃子ツアー六本木編

前から、いつかやりたいねぇ、と話していた餃子ツアー。ふとした拍子でいきなり実現してしまいました。

餃子ツアーは、餃子好きが、餃子屋を、満腹になるまではしごするというツアー。Yさんと、T君と私の3人。

今回、Yさんが用意してくれたのは、徒歩圏内で効率よく回れる、六本木の3軒。余力があれば、4軒目、5軒目に行きましょうということにしました。

1軒目は、美林華飯店

ここの餃子は、焼き餃子。皮はもっちり系なのですが、もっちり系の割に、皮自体は意外と軽いのが特徴です。外はこんがりこおばしい。あんは小さめで、あまり野菜が入ってなくて肉肉しい感じ。

餃子以外の黒酢酢豚、クワイとセロリの炒め物も美味。なぜかサービスでつけてくれた杏仁豆腐が後々効いてくることに、、、。

2軒目は、2つ隣の浅野

ここは、水餃子が有名のようです。ゴマダレ辛口水餃子と、エビ蒸しニラ餃子を注文しました。ゴマダレ辛口水餃子は、水餃子に、担々麺のタレみたいなのがたっぷりかかっていて、このタレがやみつきになります。水餃子自身も皮に腰があって、ハイレベル。

餃子鍋というのが気になりましたが、さすがに、ここで鍋を食べてしまうと、満腹になってしまうので、こらえました。

3軒目は、本当は、新北海園に行く予定だったのですが、日本的な焼き餃子が食べたいという私の希望で、麻布十番の点天に。

大阪餃子とも言われる、小さな餃子です。

うーん、ここは、前の2店と比べると、お店の餃子に対する真剣度がかなり低く、これで〆にしてしまうのはちょっとと思いましたが、話が弾みすぎて、時間切れ。おなか的には、まだ、まだ行けたのですが。

それぞれのお店でビールを飲むので、それが意外と腹に応えてきます。

でも、餃子とビールをさかなにかなり楽しめました。

次のツアーは白金台エリアの予定。

2010.02.22

本の紹介「細胞夜話」

「細胞夜話」

著者:GEヘルスケアバイオサイエンス(株) 藤元宏和、出版社:パレード (2008-09-01)、ASIN:4434121634【amazon.co.jp

バイオダイレクトメールに掲載した細胞夜話のバックナンバーが一冊にまとまりました。

キット全盛、プロトコールが完備された時代には、あまりピンとこないかもしれませんが、私のように手探りで、Molecular Cloningを読みながら、必死にやっていた古い人間には、とても興味深い話のオンパレード。

Hela細胞の由来ぐらいは知っていましたが、さすがに3T3細胞が「"3" day "T"ransfer interval, "3" x 105 cells per 20-cm2 dish」の略だったとは知らなかったなぁ。

いろんな名前に、研究者のドラマが隠れていて、細胞のトリビアの固まりみたいな一冊です。かなり、楽しく読めました。

ただ、ページの下に書いてある、読者からのコメントに何の意味があるのか、私にはよくわかりませんでした。


2010.02.21

リベラルアートとして読んでおくべき本、全部買いそろえました

リベラルアートとして読んでおくべき本』を紹介したところ、多方面から、反響がありました。

とりあえず1冊くらい読んでみようと思ったのですが、、、、、。

結局、まとめ買いすることにしました。

山形大学医学部の学生には負けないように、今年中に読破します。

2010.02.17

リベラルアートとして読んでおくべき本

山形大学医学部長の嘉山孝正先生の講演を聴きました。中医協のメンバーであり、次期がんセンター理事長に内定するなど、オピニオンリーダーとしても、もっとも旬な医療人の一人であることは間違いないでしょう。

今回の講演は医学教育で、山形大学の医学部2年生に「リベラルアートとして読んでおくべき本」として課題にしている10冊というのが気になりました。その10冊を紹介しておきます。

学生から感想文を集めて、医学部長自ら、一人一人にコメントを書いてらっしゃるそうです。

講演後、食事をご一緒させていただきましたが、オフレコな話満載だったので、ここでは、、、。

2010.02.14

音楽の紹介「Shipahead」冨田ラボ

「Shipahead」

冨田ラボ、2010-02-03、ASIN:B002VNSXX0【amazon.co.jp

私の大好きな冨田ラボの「シップビルディング」、「Shiplaunching」に続く待望の第三弾。今回は、佐野元春や吉田美奈子という大御所も起用。前2作とは、音楽面でもかなり変わった印象。「シップビルディング」は名作、「Shiplaunching」は佳作、というのは皆さんの共通の意見のようですが、本作の評価はかなり分かれているようです。

私は、だんだん、聞き込むうちにはまり込んでいます。

冨田さん自身の書かれたライナーノーツが、冨田さんのブログで公開されていますので、それを読みながら、聴くとまた、違った印象になるかも。しかし、冨田さんのブログは、ほとんど解読不能。編曲って言うのは、奥が深いですねぇ。

個人的には、「あの木の下で会いましょう feat. 安藤裕子」が好き。


2010.02.13

本の紹介「カッコウの卵は誰のもの」

「カッコウの卵は誰のもの」

著者:東野 圭吾、出版社:光文社 (2010-01-20)、ASIN:4334926940【amazon.co.jp

とりあえず、6ヶ月ぶりくらいに読む本として、選んだのが、東野圭吾の最新作のこの一冊。

スキーの元日本代表・緋田には、同じくスキーヤーの娘・風美がいる。母親の智代は、風美が2歳になる前に自殺していた。緋田は、智代の遺品から流産の事実を知る。では、風美の出生は? そんななか、緋田父子の遺伝子についてスポーツ医学的研究の要請が……。さらに、風美の競技出場を妨害する脅迫状が届く。複雑にもつれた殺意……。

まぁ、ある意味、東野圭吾らしい一冊ではありますが、私の中では、あまり上位にはランクインしませんでした。


2010.02.02

研究留学ネット10周年

昨日はどうしても「仕事の10箇条」を掲載したかったので、1日遅れましたが、研究留学ネット10周年を迎えました。

研究留学ネットは、2000年2月1日に「医学研究者のための留学ガイド」という名前のサイトとしてインターネット上に公開しました。公開後半年経った2000年8月1日に、「研究留学ネット」とサイト名を変更し、今日に至っています。

昔はどんなのだったのだろうと、知りたい方は、wayback machineで見てみて下さい。wayback machineは過去のページを自動でアーカイブしているサイトです。

研究留学ネットのアーカイブをクリックして、ご覧下さい。表紙は、もう5年間同じデザインなんですね。

インターネットのサイトで、10年間続くサイトというのはきわめてまれだと思います。今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

2010.02.01

仕事の10箇条

19年勤めた職場を辞し、新しい職場に移るにあたって、自分なりに「仕事の10箇条」を考えました。

1. エッジに立ち続ける。
トップを目指すなら、最新の知識に常に触れて、トップの人とふれあう機会を持つことが重要である。
2. 自分がいいと思ったことを、実現することに全力を傾ける。
世の中、いいと思って、こうやりたいと思っていても、いろいろな障壁を越えるために、調整していると、すっかりかどがとれた、ごくありふれたものしか出来上がらない。
3. 常に改革のパッションを持ち続ける。
その障壁を越える努力は忍耐強くする必要がある。
4. 自分がやらなくてもよいことは断る勇気を持つ。
手をつけるべき仕事かどうかを判断するためには、まず、それが、自分のためにやるべきことかということ。そして、それが、自分がやることをみんなが望んでいるのかを考えなければいけない。自分がやりたかったとしても、自分がやる必要性が感じられないことはやめよう。
5. みんながやりたがらないことをすすんでやる。
これは、I先生が示唆してくれたことだが、みんながやりたがらないということは、何か理由があるはずである。やることが難しいのかもしれない。やることにあまりメリットがないのかもしれない。でも、そういうことをやりあげれば、一気に雲の上に突き抜けられる可能性がある。
6. 「緊急じゃないけど大切な仕事」を推し進められるフレームワークを持つ。
仕事は、「緊急で大切な仕事」「緊急じゃないけど大切な仕事」「緊急だけど大切でない仕事」「緊急じゃないし大切でもない仕事」に分けられる。もちろん、「緊急で大切な仕事」ができないのは論外だが、やっかいなのは、「緊急じゃないけど大切な仕事」「緊急だけど大切でない仕事」の2つ。実際には「緊急だけど大切でない仕事」に振り回されて毎日が過ぎていくことが多い。「緊急じゃないけど大切な仕事」はどうしても後回しにされやすいのだが、実は、「緊急じゃないけど大切な仕事」が、できる人間とできない人間を分けている最大のポイントである。しかし、忙しい日常で、「緊急じゃないけど大切な仕事」をきちんとやっていくのは難しい。そこで、「緊急じゃないけど大切な仕事」を勧めていくためのペースメーカーを作ることを考える。たとえば、週に1回、それについて、同僚と集まる機会を持ったり、勉強会をしたり、連載を書かせてもらうとか、ブログで書くとか。まぁ、そんな仕組みです。
7. 楽しく仕事をする。
悲壮感漂う顔で仕事をしていてはいけません。常にポジティブシンキングでいきましょう。
8. 一緒に仕事をする人が幸せになれるように心がける。
これ、とても大事なことですね。
9. 1週間に本を1冊読む。月に映画を1本見る。
仕事人間にはなりたくありません。1週間に本を1冊読み、映画も1月に1本見れるような余裕は持ち続けたいです。
10. 英語の地力をつけ直す。
これから、もっと、もっと英語の力が必要になります。今の英語力では話になりませんね。

机の前に貼っておこうと思います

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