2010.01.30

ブルームーン

私が心から尊敬してやまないI教授と、京王プラザホテルのコーヒーラウンジで待ち合わせ。

ここ最近私の身におこっていることをご報告。「それは、君にとってハッピーなの?」「ええ、とてもハッピーです。」「それなら、よかった。僕が君の年齢でそういうことをできる立場になれたのならどれだけ幸せだっただろう」と、大変喜んで下さいました。

I教授は、月の1週間をアメリカの大学で、残りを日本の大学で過ごしていて、その合理的な考え方はまさにアメリカ人な方です。学問の上でも大変尊敬しているのですが、常に何かを変えてやろうというパッションに私も魅了されています。こうして、1-2ヶ月に一度お会いして、先生の熱いハートに触れると、自分にもとても力が沸いてくるのです。

今回、いただいた言葉は、「難しければ、難しいほど、その問題はやりがいがある」「パッションを持ち続けることが大切」ということでした。

残念ながら、次の予定があって、2時間あまりで楽しい時間も終わり。私は、大学生の時に塾で教えていた生徒たちと20年ぶりに飲みに出かけました。

彼らと道を歩いていて、ふと見た月が満月がきれいだったので、1枚写真を撮りました。

家に帰って知ったのですが、今日の満月は、1月2回目の満月で、月に2回見られる満月はブルームーンと言って、珍しく、とても縁起がいいのだそうです。しかも、今年一番、大きく月が見られる日だったとか。

いつもの感じで歩きながら撮ってしまったのですが、もう少し、きちんとした写真を撮ればよかったと後悔。

今年は、珍しく、3月にもう一度ブルームーンが見れるそうです。お見逃しなく。

2010.01.28

本の未来とiPad

昨日は、出版業界のなかよし4人でのゴハン。勝手になかよしとか言っていますが、某大手出版社や某大手印刷会社の社長さんなど、、、。

本の未来とか、医学出版の未来とかをかなり好き勝手に話をしました。

そんな中で、今晩発表されるはずのiSlateはどうなるかの予想。Macが小さくなるのか、iPhoneが大きくなるのか、その用途は何か?私は、iPhoneが大きくなって、Bookリーダー、映画プレイヤーになるのかなと予想していました。名前がiSlateではなく、iPadでしたが、だいたい予想の範囲内だったようです。そうなると、本の電子化、映像の配信が遅れている日本では、どうなのかなとは思いますが、でも、私は買うでしょうね。

2010.01.18

これでいいのだ

「これでいいのだ」と言えば、私たち世代にとっては、天才バカボンのパパの決めぜりふ。

なくなられた赤塚先生も、この言葉がお好きだったようで、Official Siteの名前も「これでいいのだ」になっています。

最近、私、この言葉がとても好きなんですね。

ややもすると、諦念感を表した言葉のようにも取られますが、私としては、とても前向きな言葉としてとらえています。

一つは、「これでいいのだ」と、自分の現状に、まず、満足し、感謝すべきだと言うこと。未来を変えることはできるけれど、現在は、変えられない。現在は受容するしかないわけです。そして、その現状が、そんなに悪くもないのであれば、それはそれで、感謝して受け止めるべきなのです。

そして、もう一つは、「これでいいのだ」と思えるように、努力をし続けようということ。

そういえば、タモリさんが述べた赤塚さんへの弔辞にも、「これでいいのだ」が出てきますね。

あなたの考えは、すべての出来事、存在をあるがままに、前向きに肯定し、受け入れることです。それによって人間は重苦しい陰の世界から解放され、軽やかになり、また時間は前後関係を断ち放たれて、その時その場が異様に明るく感じられます。この考えをあなたは見事に一言で言い表しています。すなわち『これでいいのだ』と。

2010.01.16

PBL Workshop at JABSOM

ハワイ大学のPBL Workshopに参加してきました。昨年のClinical Teachingに続き、2年続けての参加です。

 

ハワイ大学医学部は、Jonhn A. Burns School of Medicineというのが正式名称で、略称JABSOMと呼ばれています。

ハワイ大学のPBLの紹介は私がするまでもなく、ハワイ大学の方々がまとめてくださった「ハワイ大学式PBLマニュアル」がありますので、こちらをご覧下さい。

JABSOMは海にも近くロケーションもよく、とてもきれいなBuildingです。

Workshopは朝8時からハードなものですが、夕方4時頃には終了するので、そこからは自由時間です。日本でたまっていた仕事をしようと思って、たくさんの資料を持って行ったのですが、結局、1本原稿を書き終えただけで、ほとんど手をつけられませんでした。いつものことです。

North Shoreに住む友人宅に招かれたり、

山の中にある、大先輩のお宅に招かれたり、

と、夜もとても楽しく過ごすことができました。

 

さて、ハワイで食べた美味しかったものですが、BLTステーキで食べたTボーンステーキもうまかったのですが、そこのパンが超絶にうまかったです。

これ、ポップ・オーバーと呼ぶらしく、 中が空洞で、チーズがついていて、これ、やみつきになります。ハワイだと、ここと、マリポサというレストランでしか食べられないようです。

今回の、Workshopも充実したものでしたが、たくさんの方と知り合えたこと、それがとてもうれしかったです。

2010.01.09

積ん読本のどれを持って行くか

明日から1週間の海外出張。

少し、時間も取れそうなので、久しぶりに、ゆっくり本を読みたいなと思っています。ほんと、この半年は、ゆっくり本を読めていなかったので、積ん読本が大量にたまっています。

こんなに時間が取れる時じゃないと読めない、大作にしようと思っています。

第一候補は、オスラー先生の本。パラパラとは読んでいるのですが。もう一度しっかり読み直したい。今の自分には一番必要な本でしょうか。

平静の心―オスラー博士講演集
オスラー
医学書院
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第2候補は、1Q84。上下だとあまりに厚いのがためらわれる。

1Q84 BOOK 1
1Q84 BOOK 1
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村上 春樹
新潮社
売り上げランキング: 165

第3候補は、ドラマも始まってちょうどいいですね。

坂の上の雲〈1〉 (文春文庫)
司馬 遼太郎
文藝春秋
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第4候補は、エンターテイメントなら、これかな。

新参者
新参者
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東野 圭吾
講談社 (2009-09-18)
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どの本も結構かさばるのが、難点

2010.01.08

2009年アマゾンランキング(書籍以外)

最近は、書籍以外の電化製品とかも、アマゾンで買うことが多くなってきました。私の場合、コンピュータの周辺小物なんかは、ほとんど、アマゾンですね。

書籍以外の2009年ベスト10を作ってみました。私のサイトの特徴として、圧倒的に、レーザーポインターが売れています。

10位は、レーザーポインターではないのですが、このアナログなものが、なかなか使えます。

KOKUYO サシ-2 指示棒
KOKUYO サシ-2 指示棒
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コクヨ
売り上げランキング: 6426

9位はマウス型のレーザーポインター。この手のもの、私は使ったことがないのですが、意外と使う人が多いのでしょうかね?

Microsoft Wireless Notebook Presenter Mouse 8000 9DR-00003
マイクロソフト (2008-01-18)
売り上げランキング: 7281

8位は、コストパフォーマンスに優れた、リモコン機能付きグリーンレーザーポインター。今年の新作です。

ロジクール プロフェッショナル プレゼンター R800 R800
ロジクール (2009-10-30)
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7位は、1年前までの、私の愛用機でした。適度な重さと、間違えにくいボタン配置など、ポインターとしては、もっとも使いやすいと思っています。現在は、マイナーチェンジの81Nに置き換えられています。

6位はカードリーダー。カードリーダーでこんなに、読み込みスピードが違うのだと驚きました。

5位は、マウス機能がついたリモコンポインター。私は、マウス機能がついたものは、実際には、あまり使い勝手がよくないので、あまりおすすめではないのですが、結構売れているのですね。

4位は、リモコンつき赤色レーザーポインターとしては、2番目の売れ筋。ペンタイプは使いやすいと思います。

3位は、現在の、私の愛用機。レーザーの形状が、変えられること、受信部を収納できることなどが気に入っています。

コクヨS&T レーザーポインター<GREEN>(UDシリーズ) ELA-GU94
コクヨ (2008-07-22)
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2位は、リモコンつきグリーンレーザーポインターとしては、もっとも売れている機種。

1位は、ダントツの1位でした。リモコンつき赤色レーザーポインターとしては、コストパフォーマンスもよく、デザイン性がよいのが人気の原因でしょう。

コクヨS&T レーザーポインター for PC(ハンディタイプ) サシ-41
コクヨ (2007-08-20)
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2010.01.07

2009年アマゾンランキング(書籍後半)

ちょっと、間があきましたが、書籍10位→1位の発表です。

10位は私も毎年買っている本です。

今日の治療薬 2009―解説と便覧
浦部 晶夫
南江堂
売り上げランキング: 8295

9位は、ポスター発表本としては、スタンダードのこの一冊。

8位も、ちまたではあまり有名ではないけれど、とてもよい本。

7位は、私が2009年のこの3冊に選んだ一冊。好き嫌いが分かれるかもしれませんが、私は、とても勇気づけられました。

理系のための人生設計ガイド (ブルーバックス)
坪田 一男
講談社
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6位は科学者向けの英会話のベストセラー。

5位は、GraphPad Prism本。

GraphPad Prismによる生物統計学入門
平松 正行
カットシステム
売り上げランキング: 175753

4位は、科学者向け英文手紙のベストセラー。

3位は、私が、2009年のベスト本に選んだこの一冊。早い時期に刊行されていれば、一位になったかもしれません。

2位は、私のサイトで、ここ3年ほど、常にベスト3に入っているこの本。

1位は、自分の本でした。この本も出してから、8年がたっています。

研究留学術―研究者のためのアメリカ留学ガイド
門川 俊明
医歯薬出版
売り上げランキング: 11195

2010.01.05

慶應義塾大学医学部webサイトのリニューアル

私が1年近くお手伝いしていた、慶應義塾大学医学部のwebサイトのリニューアル作業が完了して、本日から公開されました。

他の大学医学部には負けないような魅力的なwebサイトを目指したつもりです。

webサイトの場合は、いかに立ち上げをうまくするかより、いかに、きちんと更新していくことが重要だと言うことは、私自身、身にしみてよくわかっています。

更新作業をやりやすように、Web Release 2というCMS(コンテンツマネジメントシステム)を導入しました。300万円以上するCMSだけあって、かなり高機能です。

2010.01.04

2009年アマゾンランキング(書籍前半)

2009年にアマゾンのアフィリエイトで売れたもののランキングです。

まずは、書籍20位→11位を。

20位は、黒木先生の本。

落下傘学長奮闘記―大学法人化の現場から (中公新書ラクレ)
黒木 登志夫
中央公論新社
売り上げランキング: 84668

19位は、私の愛読書の一つ。これは、是非、1冊持っておきたい本です。(紹介記事

ライフサイエンス英語 類語使い分け辞典
ライフサイエンス辞書プロジェクト
羊土社
売り上げランキング: 53551

18位は、私が紹介した本ではないのですが、、、。野村先生が書かれた、EBMを読みとくための臨床統計の良書。そういえば、昨年、ついに野村先生にお会いできたのでした。

17位は讃岐さんのENDNOTE定番の本。ENDNOTE使いの方はマストバイの一冊。讃岐さんにも去年、初めてお会いできたのでした。(紹介記事

最新EndNote活用ガイドデジタル文献整理術 第4版
讃岐 美智義
克誠堂出版
売り上げランキング: 31431

16位は、私が買ったことはない本なのですが、なぜか、売れています。

治療薬マニュアル 2009
治療薬マニュアル 2009
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医学書院
売り上げランキング: 36834

15位は、JMPの本。JMP関連の本はよく売れています。Mac使いの人にとって、Statviewにかわる定番統計ソフトですね。

14位は、長年のベストセラー。

13位は、私が紹介した本。ちまたではまったく知られていないけれども、私が紹介したことで売れた本手うれしいですね。(紹介記事

12位は、これも定番のベストセラー。(紹介記事

11位は、私が書いたIllustrator本でした。(紹介記事

2010.01.01

2010年のテーマ

元旦に一年の計を立てることは基本的にしない人間なのですが、去年、立ててみたら、思いの外うまくいったので、今年も立てることにしました。

去年はしゃにむにチャレンジしたのですが、実力不足を痛感することも多かったというのが正直な気持ちです。さらに、一段上のレベルでチャレンジするには、もう少し、基礎力をつけておかないといけないと思っています。

というわけで、今年も、継続してチャレンジはし続けますが、「基礎力を蓄えること」に力を入れたいなと思っています。ただ、日常生活の中で、地道に力をつけようと思っても、雑事に追われて難しいと思うので、毎日、20%のエフォートを、そういった「基礎力を蓄えること」に回そうと思っています。私にとっての、基礎力とは、英語の力をつけたり、自分のプロジェクトとは異なる領域の論文を読んだり、本を読んだり、など、すぐにやらなければならないものではないが、やっておくことで、将来役立つはずものです。20%は本業以外のプロジェクトをするというのは、Googleの社員のやり方を参考にさせてもらいました。

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