私の生活の中でのiPhoneの役割

私が、初代iPhoneを購入したのが、ちょうど1年前、そして、1ヶ月前にiPhone 3GSを買いまして、使い込んでいますが、今では私の生活の中にはなくてはならない存在になっています。

iPhoneをどのように生活の中に取り入れているかは各ユーザーによって異なっていると思われますが、私はどんな風に、生活、仕事の中に、iPhoneを取り入れ、コンピュータや通常の携帯電話とどのように使い分けしているのかを一つの実例として紹介します。

■電話

まず、電話ですが、私は、未だに、iPhone以外に、Softbankの携帯電話を持っています。元来携帯メールは使いませんし、電話をかけることも少なく、電話がかかってくることも少ないです。自分としては、どうしてもメールで連絡するより、電話で話した方がよいと考えるごく少数の電話を携帯でかけます。頻度としては、1日1回か、2回。そんなものです。たまに、充電が切れてしまっていますが、たぶん、あまり問題にはなっていないでしょう。いずれにしても、携帯電話としてはiPhoneは使っていません。

仕事場のPHSは専用にありますので、仕事場での連絡はPHSを使っています。というわけで、携帯電話をやめて、PHSとiPhoneの2本立てにしてしまってもいいのですが、今のところ、踏ん切りがついていません。たまに、緊急避難的にiPhoneを使って電話をかけることがありますが、ちょっと、普通の携帯電話とは違っているので、慣れないととまどいますね。たとえば、電話番号を連絡先から選ぶときに、名前を触れてしまうと、いきなり電話がかかり始まったりします。でも、かかったときに、スピーカーを押して、ハンズフリーにして通話が出来るのはいいですね。

■メール

私は、メールに関しては、自分のサイト関連などの特定の用途にGmailは利用していますが、仕事やプライベートのメールをiPhoneでやりとりすることはしません。それは、1日の多くの時間をMacの前で過ごしている(オフィスでも家でも外出先でも)ので、メールをチェックしたり、書いたりするのは、コンピュータの前だけにしようとしているからです。従って、iPhoneのSMS/MMS、i.softbank.jpなどは使っていません。

もし、自分が常に出歩いていて、iPhoneですべてのメールを受けたいと思うなら次のようにするでしょう。大学のメール、プライベートのメールすべてをGmailに転送します。これは、Gmailがフィルタリング機能において優れているからです。それをiPhoneのメールでGmailアカウントでメールを読むという形です。簡単な返信メールは、gmailでするか、me.comアカウントですることになるでしょうが、本格的な返信メールは、やはり、パソコンからすると思います。

■スケジュール

以前は、パームをスケジューリングツールに使っていました。iPhoneがiCalと連動できるようになったので、コンピュータ上ではiCalを使い、それをiPhoneと同期して、スケジューリングをおこなっています。しかも、私はMobile meを使っているので、コンピュータとiPhoneの同期は、インターネット経由で自動でおこなわれているので、大変便利です。

私は使っていませんが、Windowsの場合は、iCalの代わりにOutlookとスケジュールの同期が行われるようです。また、Google Calendarとの併用も一つの方法でしょう。Google CalendarはMicrosoft Exchange サーバー経由で同期できるようになりましたので、いちいち接続しないでも、ネット経由で同期が行われるので便利です。

■To do

To do管理の利用は、私のiPhone利用で大きなウェイトを占めています。残念ながら、To do管理ソフトはオリジナルのソフトがないので、サードパーティーのソフトを使うことになります。私のお薦めは、Remember the Milkです。コンピュータ上では、webブラウザで、そして、iPhoneでは専用ソフトでTo do管理が出来ます。ネット経由で同期が可能です。シンプルですが、同期が非常に早いのがポイント。以前、GTD的なTo doソフトとして、Omni Focusを使っていましたが、これは、ネット経由の同期が致命的に遅いのが欠点でした。

ということで、私にとってのiPhoneはPIM(スケジュール管理とTo do管理)がメインで、そこに、メール、インターネット利用を追加するという形で根付いています。

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