本の紹介「減らす技術」「断る力」
木曜日くらいから、通勤電車はがらがら、仕事場でも、人が少なくなってきた感じ。
私自身は夏休みを取っていたわけではないのですが、こういう、多くの人が休みを取っている中で、仕事をするのって、とても好きなのです。ワーカホリックではありません。みんなが忙しくなってきたところで、きちんと夏休みを取る予定です。
さて、あんまり電話とか、雑事がこないような状況に私がするのは、机周りを思い切って捨てまくってすっきりすること。そして、髪を切ることです。つまり、いらないものを整理して捨てると言うことですね。
最近、つくづく思うのは、些末なことをいかに断るか、本当に自分がしたいこと、しなければいけないことに集中すべきかということ。
というわけで、そんなことを書いてある本を2冊紹介。
「減らす技術 The Power of LESS」
著者:レオ・バボータ、出版社:ディスカヴァー・トゥエンティワン (2009-08-05)、ASIN:4887597304【amazon.co.jp】【bk1】
言っていることは、なるほどフムフム。今、自分が考えていたこととまさにしっくり来ます。
「世間で紹介されている生産性を上げるコツには、(中略)何をすべきかを考えるより、とにかくなんでも手早くすませることに終始している。(中略)急ぎのタスクを一気に片付けるワザや、洪水のようにおそってくる仕事や情報を次々と裁いていくテクニック。しかし、そんなやり方では、飛び込んできたものを何もかもやる羽目になってしまう。」
まさに、その通りである。本書が提案する人生をシンプルで生産的にする6つの原則は、
- 制限する
- 本質に迫ることだけを選ぶ
- シンプルにする
- 集中する
- 習慣化する
- 小さく始める
ただ、内容が薄っぺらく、30分で斜め読み終了。
「断る力 (文春新書)」
著者:勝間 和代、出版社:文藝春秋 (2009-02-19)、ASIN:4166606824【amazon.co.jp】【bk1】
私、勝間さんは、いまいち苦手なのですが、上の本なんかに比べたらはるかに緻密に論理が展開されています。この本は良書だと思います。