Vintage Comupterの紹介
日本で売っていないMac関連の小物の販売で、私もお世話になっているVintage Computer さんが、現地ではアップグレード作業やサポートをやっているらしく、最近、利用された方からの体験談をいただきましたので、紹介いたします。
アメリカに研究留学される多くのMac Userにとって、不調になったMacのメンテナンスや、HDD&メモリー増設の必要に迫られる事は十分遭遇しうる出来事です。不幸にもHDDの不調により大切な実験データの入ったMacが起動しなくなる事に遭えば、まさに「冷や汗」ものです。起動しないMacのHDDを海外で自ら交換する事は願うならば、避けたいシチュエーションです。
私は、2008年1月から約1年半の間、LA市街から車で約1時間の距離にあるLoma LindaUniversity医学部で研究留学をしていました。 Appleお膝元のカリフォルニア州には、45のApple Storeがひしめき合うMac Userには恵まれた環境にあります。しかし、購入後のトラブル対応やチューンナップをきめ細やかにやってくれる専門店は少なく、日本語対応をしてくれるお店は、まさに貴重な存在です。
私は、幸運にもアメリカ滞在中に信頼出来る日本の方が経営されているMac専門店に出会い、安心して残りの留学生活を過ごす事が出来ました.これからアメリカ留学をされる、または現在留学されているMac ユーザーの方へ是非ご紹介したいと思います。
私がお世話になった「Vintage Computer, LLC(以下VC)」は、日系企業が集まるCA州トーランス市に1999年からofficeを構えています。創業者の武藤秀樹社長は現行機種に留まらずOld Macにも造詣が深く、時には本家Apple Storeからの紹介でユーザーのテクニカルな問題の対応もされているようです。日本では、アメリカ発の入手困難なパーツの販売と、親身なサポートでお世話になった方も多いと聞きますし、Mac Fanなどでのライターとしての側面もお持ちになっています。現在ではブログ「VC社長日記」と、アシスタントの「ケイコさん」との軽快なやり取りが人気の「VC社長日記 Podcast」を運営されております。
私自身は、MacBook proのメモリー増設とHDDの交換等、幾度もお世話になりました.作業工賃は良心的で、メモリー増設が$9.95、HDD換装は$50でした。
事前に作業日程を気軽にメールや電話で相談しておけば、HDD換装なども、当日持ち込みで迅速に対応していただけます。
毎回伺うと、武藤社長、奥様で現副社長の由美子さん(由美子さんの「YumikoのMacな部屋」がVC起業のきっかけだそうです)とアメリカ滞在中の苦労話などしたりと楽しく時間を過ごす事が出来ました。
カリフォルニア州に研究留学されている方はもちろん、アメリカ全土に滞在されている日本人研究者の方には、何かお使いのMacで困った事、そして性能upの相談があれば、1度「Vintage Computer」の武藤さんに相談される事をお勧めしたいと思います。
Kosuke Kubo
Loma Linda University, School of Medicine