音楽の紹介「カーペンターズ~40/40 ベスト・セレクション」
「カーペンターズ~40/40 ベスト・セレクション」はカーペンターズ40周年を記念して、日本のファン投票を元に、リチャードカーペンターズが選曲、リマスタリングをおこなったベスト盤です。
カーペンターズといえば、高校生の時に、貸しレコード屋で、カーペンターズの「メイドインアメリカ」を借りて、随分傷だらけにして、店主にひどく怒られたのが一番の思い出のような、、、。
高校生だった私は当時知りませんでしたが、「メイドインアメリカ」はリチャードが睡眠薬依存症で苦しみ、カレンが摂食障害で苦しむ中、4年ぶりに出したオリジナルアルバムであり、カレンは、このアルバムを最後に、摂食障害による心臓発作のために若くしてなくなりました。
そのような個人的な関わりはいいとして、私自身、カーペンターズのCDはクリスマスアルバムしか持っておらず、無性に聞きたくなって、本アルバムを購入しました。
カレンの歌声、カーペンターズサウンドに、久しぶりに陶酔しています。ブックレットのライナーノーツを読むと、二人が売れなくなった苦悩の中で、曲を作り続けていた様子がわかります。そんな舞台裏とは、まったく関係なく、カーペンターズサウンドが私が高校生の時と同じように、輝き続けているのが、少し悲しくなりました。
カーペンターズのベストはたくさん出ているので、これがいいのかよくわかりませんが、1枚もお持ちでない方は、是非どうぞ。個人的には、「クリスマス・ポートレイト」もおすすめしておきます。