本の紹介「博士号を取る時に考えること取った後できること」

「博士号を取る時に考えること取った後できること―生命科学を学んだ人の人生設計」

著者:三浦 有紀子、出版社:羊土社 (2009-03)、ASIN:475812003X【amazon.co.jp】【bk1】【目次

博士号に関する書籍には、「博士号とる?とらない?徹底大検証!―あなたが選ぶバイオ研究人生」という名著がありますが、それに比べたら、前半部分の総論的な部分は、やや劣るかなと言う印象。でも、後半部分で、事例から学ぶ『研究』と『キャリア』のマネジメント術という形で、審良静男 博士、森下竜一 博士、加藤茂明 博士、中辻憲夫 博士のキャリアパスが紹介されていたのは、とても興味深く読みました。いずれにしても、日本での博士号の意義が変わるには、博士号を取る人ではなく、社会が変わらないとダメなんだと言うことが実感でした。


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