2008.06.22

iPhoneの予約は一応いきているようです

iPhoneは予約できるのか」という記事を書いた後、ネット上では、 「孫社長iPhone予約受け付け中止要請 - 経済ニュース : nikkansports.com」 なんていう記事も流れたりして、やっぱなという感じで静観しておりました。

今日になって、予約の予約みたいなものを電話で受けてくれたA店から、「8Gにしますか?16Gにしますか?色は黒と白のどちらにしますか?」という電話がかかってきました。16Gはどうやら7月末になるらしく、8Gも初回ロットはかなり少なく、7月11日に渡せるかはわからないとのこと。

簡単に機種変更できないことを考えたら、絶対に16Gにすべきですが、7月11日のiPhoneフィーバーに便乗したい気もするし、、、。でも、8Gもすぐには手に入らずに、結局は16Gとたいして変わらないのではないかと思ったり。

結局、16Gの黒でお願いしておきました。

2008.06.21

最速のカードリーダは?

USB接続のカードリーダーがもう一台欲しいと思っていたら、Mac Fan 7月号にタイムリーな記事が掲載されていました。

以下Mac Fan 7月号105ページより引用。方法はNikon D3で撮影した4G分のRAWデータのMacへの転送時間で測定しています。

  CF Extream III 4G CF Extream IV 4G CF Ducati Edition 4G Pro Max II 4G RCF-U4G SD Extream III4G SD Ducati Edition 4G
USB2-W33RW 2分35秒 2分06秒 2分14秒 2分26秒 2分22秒 3分34秒 3分28秒
USB2-8inRW 6分04秒 6分07秒 6分09秒 6分06秒 6分14秒 7分02秒 7分09秒
BSCRA34U2 3分32秒 3分28秒 3分32秒 3分45秒 3分41秒 3分25秒 3分26秒
MR-A47H 2分53秒 2分24秒 2分28秒 2分45秒 2分34秒 3分38秒 3分35秒
Nikon D3本体 5分35秒 5分24秒 5分29秒 5分42秒 5分55秒 ND ND
Express Card Reader 2分19秒 1分48秒 1分40秒 1分34秒 1分41秒 ND ND
マルチカードExpressCardアダプタ ND ND ND ND ND 3分35秒 3分32秒

UDMAのメリットを受けるためには、カードリーダとメモリカードの双方がUDMA対応になっていなければならない(赤字がUDMA対応同士の組み合わせ)そうです。

これを見ると、UDMA対応を謳っているUSB2-W33RW(アイオーデータ機器)がUSB接続カードリーダでは群を抜いて早いと言うことがわかりました。さらに、Express Card対応のExpress Card Reader (ATP)の方が早いのですが、MacBook Airに、Expressカードが使えないので、USB2-W33RW(アイオーデータ機器)に決定。

メモリカードは、値段はやや高いものの、信頼性でSanDiskの愛用者なのですが、IIIとIVの差はわずかなようですね。でも、だいぶ値段が安くなったので、SanDisk Extreme Ducati Edition 4Gを買っておきました。

「I-O DATA USB 2.0/1.1接続 33メディア対応マルチカード リーダー・ライター(ホワイト) USB2-W33RW/W」

アイ・オー・データ、2008-05-10、ASIN:B00173FZ8G【amazon.co.jp

現時点では、USB型カードリーダの最速機

Amazonがかなり安いが、楽天だと、もうちょっと安いお店も何店かあります。


「SanDisk コンパクトフラッシュ 4GB EXTREME DUCATIエディション SDCFX4-004G-JD1」

サンディスク、ASIN:B000WF33ZC【amazon.co.jp

値段はややはるが、信頼性の高いサンディスクブランドの最速機

Amazonがかなり安いが、楽天だと、もうちょっと安いお店が何店かあります。


2008.06.18

医家向け電脳道具箱その五「ソーシャルブックマークの可能性」

医家向け電脳道具箱第五回分を掲載します。

■ソーシャルブックマークとは?

ソーシャルブックマークは、この1,2年で急速に普及した新しいwebサービスの一つである。

よく見るwebサイトのアドレスをブラウザに登録することをブックマークという。Internet Explorerであれば「お気に入り」に登録することである。しかし、自宅と勤務先で違うコンピュータを使っていたりすると、二つのコンピュータのブックマークを同期させておくのは、意外と面倒である。そこで、10年くらい前から、オンラインでブックマークを保管できるサービスがあった。自分のアカウントを作って、そこにブックマークをためておけば、インターネットを通じてどこからでも同じブックマークにアクセスできるというのが魅力であり、一定数のユーザーの人気を集めていた。

ソーシャルブックマークは、このオンラインブックーマークを一歩進めたサービスである。自分のオンラインブックマークを公開し他人と共有することで、あらたなコミュニケーションツールとして新しい可能性を生み出し、この1,2年でブレイクした。

ソーシャルブックマークサービスは、たくさんの会社が始めているが、世界的に見れば、ソーシャルブックマークの草分けである「del.icio.us」(図1)が有名である。国内では「はてなブックマーク」(図2)の人気が高い。

 

■ソーシャルブックマークがなぜブレイクしたか?

なぜ、自分のオンラインブックマークを公開し共有するだけで、新たなコミュニケーションツールとしての可能性が生まれるのか?私も愛用しているはてなブックマークを例にとって説明したいと思う。

はてなブックマークを始めるためには、まず、アカウントを作る必要がある(無料)。自分が興味を持ったwebサイトや記事があれば、ブックマークレットという仕組みを使って、簡単にはてなブックマークに登録ができる。通常のブックマークだとwebサイトのトップページを登録することが多いと思うが、ソーシャルブックマークではwebサイトのトップページを登録するよりは、各記事を登録することが多い。

登録する際には、自由にタグを付けることができる。[研究留学]とか[Mac]とか[医学情報データベース]とかつけて、自分なりのカテゴリ分けをするわけである(図3)。[あとで読む]というタグをつけて、時間のあるときにゆっくり読むために保存している人も多い。また、タグ以外にも自由にコメントを付けることができる。タグやコメントはオプションなので必ずしも付ける必要はないが、有効にソーシャルブックマークを使うなら付けておいた方が便利である。以上でブックマーク登録は終了である。

自分のブックマークは非公開にして、「ただのオンラインブックマーク」として利用することもできるが、多くの人が自分のブックマークを公開することによってソーシャルブックマークの本来の目的が達成される。他人のブックマークを覗くことで、似たような興味を持った人がどのような記事をブックマークしているのかを知ることができ、情報が飛躍的に広がるのである。たとえば、自分のブックマークの中で、他の人が同じwebサイトや記事をブックマークしていれば、そのことが表示される(何人が登録しているかという数字が表示される、図4)。誰がブックマークしているかもわかり、その人の名前をクリックすれば、その人のブックマークの一覧が表示される。同じ記事をブックマークしているということは、興味が重なっているわけであるから、その人のブックマーク一覧を見ることによって新しい発見をする可能性がある。

ソーシャルブックマークのもう一つの新しい側面は、ブックマーク数がひとつの注目度の指標になってきているということである。はてなブックマークでは、それぞれの記事において何件のブックマークが付けられているのかが表示される。何十人という人がブックマークを付けている記事はかなり注目度の高い記事であるといえる。はてなブックマークのトップページでは、日替わりで「最近の人気エントリー」「注目のエントリー」が表示され、たくさんのブックマークが付けられた記事を知ることができる。

この機能を使うと、あるブログの中で一番人気の高い記事を探すということもできる。たとえば、私が書いている研究留学ネットの中で、ブックマークされている数に基づいて人気の高い記事のランキングを作ることができる。URIにhttp://b.hatena.ne.jp/entrylist?sort=count&url=http://www.kenkyuu.net/
と入力することで、ブックマーク数の多い順に記事を並べることが出来る。トップページがもっとも多く(35)ブックマークされているが、次は、「研究者のためのコンピュータフォーラム [論文PDFファイルの整理方法]という記事が15ブックマークで人気があることがわかる。

また、コメントという機能を使って、ある記事に対して大勢の人がコメントを付けることによって、コミュニケーションツールとしても広がっていく可能性があり、まさにWeb2.0的サービスと言える。

 

■学術論文に特化したソーシャルブックマークサービス〜CiteULikeとConnotea

実は、学術論文に特化したソーシャルブックマークサービスがある。そのひとつがCiteULike日本語版 )(図5)である。CiteULikeはRichard Cameronという研究者が、開発し、無料サービスとして提供しているものである。CiteULikeが普通のソーシャルブックマークと違って、「学術論文専門」を名乗っているのは、学術論文データベースから、書誌情報を抜きだしてくる機能があるからである。たとえば、PubMedを使って、興味のある論文を見つけたとする。通常のソーシャルブックマークでブックマークしても、タイトルは「Entrez PubMed」となってしまい、コメント欄に、論文のタイトルや著者名を自分で打ち込まなければならない。しかし、CiteULikeは論文のタイトル、著者名、など書誌情報を自動的に取り込んでくれるので、ブックマークの一覧はあたかも文献データベースのようになる。しかも、ソーシャルブックマークであるので、公開し他人と共有することができる(非公開を選ぶこともできる)。PubMed以外にもScopusやNature誌、Science誌、Amazonなど多くの文献データベースや出版社のサイトに対応している。

自分の文献データベースを作る以外にも、いくつかの便利な使い方がある。気になる論文だけれど、abstractを読んでいる暇がないというときは、CiteULikeでブックマークしておく。そして後で時間ができたときに読むという使い方もある。また、同じ研究グループの人たちでブックマークを共有するという使い方もある。コメントを付けることができるので、各人がコメントを付ければ、簡単な輪読会のようなものにできる可能性もある。このように、文献情報に特化したソーシャルブックマークというのも大きな可能性を持ったwebサービスであるといえる。

CiteULikeは個人が運営しているという点では、このサービスが今後も安定して継続されるのか少し不安がある。一方で、ConnoteaもCiteULikeと同じ文献情報のソーシャルブックマークであるが、こちらはNature Publishing Groupが運営している。

 

■学術論文のソーシャルブックマークの可能性

CiteULikeとConnateaは、ソーシャルブックマークの便利さや楽しさを知った人には非常に魅力的なサービスといえる。しかし、現時点で、これら学術論文のソーシャルブックマークがうまくいっているかと聞かれれば、Noと答えざるを得ない。その最大の理由は、参加者数が少ないために、「ソーシャル」の魅力が引き出せていないことによる。Bioinfomaticsなどの分野ではそこそこの参加者を集めているようだが、私の専門分野の腎臓内科学などは参加者が少ない。ソーシャルブックマーク自体ブレイクしたとは言え、私の周りでも愛用している人というのにはなかなかお目にかからない。さらに学術論文に特化したソーシャルブックマークとなると、普及するにはまだ時間がかかるかもしれない。でも、この記事を読んだ方で興味を持たれた方がいれば、一度ご自分で使ってみて頂きたい。

 

■医学情報においてWeb 2.0時代はやってくるのか?

ソーシャルブックマークはWeb 2.0的なサービスの代表的なものであるが、医学情報においても今後Web2.0的なサービスが増えてくるのだろうか。現時点では医学情報においてはほとんどWeb2.0的サービスは存在していない。

少し私見を述べさせてもらう。Web2.0においても最も重要なのは集合知であると考える。これまでは少数のauthorityによる情報で構成されていた知識が、インターネットを介して、多数の非権威者の知識を集めることによって代替可能、もしくは、よりすぐれたものになり得るという考え方である。玉石混淆の知識の中にはある程度の不正確な情報も含まれる可能性もあるが、それらも許容し、情報にランキングを付けることによって、それをカバーする。情報にランキングを付ける方法としては、閲覧数だったり、権威のあるサイトからのリンクであったり、ユーザーからの評価であったりする。しかし、医学情報の場合、たとえ少数であろうとも不正確な情報を許容することは難しいという側面がある。集合知という観点から見れば、Wikiは代表的なWeb2.0サービスといえる。最も代表的なWikiであるWikipediaにおいても医学情報の頁には「医療情報に関する注意:ご自身の健康問題に関しては、専門の医療機関に相談してください。」とのコメントがついている。このことを見ても、まだまだ医学情報においては、Web 2.0サービスが増えてくるには時間がかかると多くの方が思われるであろう。

2006年にNature誌が試みた新しい査読システムのテストをご存じであろうか?最もインパクトの高い学術誌、Nature誌においてopen peer reviewという査読システムが試験運用された。論文がインターネット上に公開され、誰でもコメントをつけてよりという、まさにWeb2.0的な査読システムであった。残念ながら、思ったほど多くのコメントを集められなかったという意味では成功はしなかった。しかし、今後、我々が思いもよらないスピードでWeb 2.0的サービスが医学の世界でも普及するのかもしれない。

以上、医学のあゆみ221巻7号「ソーシャルブックマークの可能性」より許可を得て転載

その他の回は医家向け電脳道具箱の一覧をごらん下さい。

2008.06.17

USB対応 FM/AMラジオチューナー LRT-FMAM100U

Logitec USB対応 FM/AMラジオチューナー LRT-FMAM100U」というUSB端子に差し込むタイプのFM/AMラジオチューナーが発売になりました。

ラジオをPCで聞くといったラジオ製品の場合、カタログや仕様書を見てもなかなか、いい悪いの判断がしにくいのが困りものです。最大の問題は、ラジオの感度の問題は、使う場所で実際に使ってみないとわからないというのがあります。特に、この製品のようにコンパクトでPCとの物理距離が近くなる場合は、PC側からのノイズをいかに抑えるかという問題があります。もう一点は、使い勝手を大きく左右するソフトウェアの出来がカタログからはわからないという問題です。特に、留守録機能を使って、語学番組を録音することを主眼にする場合には、ソフトウェアの出来は重要です。私は、今のところRadio Shark 2で満足しているので、本商品を買う予定はないのですが、本商品を買おうかと思っている方は、これらのポイントについて、ウェブ上で、実際に購入した方のレビューがある程度集まったところで、購入判断をした方がよいと思います。

現時点で、PCにつなぐタイプのラジオチューナーとして一番のオススメは、Radio Shark 2でしょう。ソフトウェアの出来はMac版は秀逸で、Windows版は出来が悪かったのですが、現在は、Windows版も改善されて使いやすくなっています。あえていえば、並行輸入品なので、販売チャンネルが少なく、在庫切れになることが多いのが欠点です。amazonは在庫切れになっていることが多いのですが、Vis-a-Visは比較的在庫が安定しています。

なお、スタンドアローンのオリンパスのラジオサーバー「VJ-10」は以前はファイル形式がWMAだけだったが、最近、ファームウェアアップグレードでMP3形式での保存も可能になり、MacとのUSB接続も可能になったので、Mac派のひとも使いやすくなりました。

参考ページ:NHKラジオ英会話講座をiPodで聞くための方法

2008.06.16

EMONSTERとMacBook Airはベストパートナー

先日、「絶対のオススメEMOBILE」という記事を書いたら、msanuki.orgなどでもとりあげていただいたりして、やはり、EMOBILEの便利さを感じている方が多いのだと実感。

さらに進んだMacBook AirユーザーはEMOBILEのUSBタイプのモデムではなく、EMONSTERというスマートフォン経由でMacBook Airのインターネット接続をおこなっているようです。

詳しくは、以下の記事を読んでいただくとして、EMONSTERをワイヤレスモデムとして使うためには、wmwifirouterで無線LANを使う方法と、Bluetooth DUN機能を付加する方法(詳しくは、Heartlogicの記事を参照)の2つの方法があります。

メリットは、EMONSTERを鞄の中に入れた状態で、MacBook Airとワイヤレスでインターネットに接続できることのようです。このような使い方をしてもデータ通信は完全定額ですから安心です。EMONSTER自身、スマートフォンですから、音声通話も出来ますし、Windows MobileベースのPDAとしての使い方もできます。

MacBook AirとEMONSTERはベストカップル(第52回):伊藤浩一「モバイルライフ応援日記」

asahi.com:イー・モバイル「EMONSTER」を取材現場で使ってみた - コミミ口コミ

私の場合、まもなくiPhoneを控えているはずなので、EMONSTERはパスしようと思っています。

2008.06.15

医学・バイオ系の学術論文でFigureの投稿規定

秋の刊行を目指して執筆していた原稿も無事、脱稿できましたが、その際、医学・バイオ系の学術論文でFigureの投稿規定がどのようになっているのか、いろいろ調べてみました。なかなかおもしろかったので、一部を紹介しておきたいと思います。

医学・バイオ系の学術誌は、印刷媒体からオンライン版へ焦点が移っている時期であり、Figureに関する論文投稿規定はJournalによって、かなり違います。投稿規定を読まずにFigureを使って、いざ投稿の時に読んだら全部作り直しという可能性もあるので、投稿規定は、はじめに読んでおきましょう。

私が一番驚いたのは、画像のカラーモードについてです。従来、学術論文は印刷物として刊行するため、Figureに入れるカラー写真はCMYK形式で作るように指定されていました。私も、CMYK形式で作っていました。たしかに、今でも、CMYK形式を指定している雑誌が多いのですが、いくつかの雑誌では、あえてRGB形式で作るように指定しています。たとえば、Nature誌やJournal of Biological Chemistry誌など、オンライン版に力を入れている雑誌です。CMYK形式だとRGB形式より表現できる色が狭くなってしまい、特に、蛍光写真の鮮やかさはRGB形式でないと表現が難しいのです。オンライン版は、モニター上で読まれるわけですから、RGB形式の方が望ましいといえます。RGB形式を指定している雑誌は、オンライン版には、著者からのFigureをそのままのせて、印刷板の方は、出版社の方でCMYK形式に変換するようです。

さて、みなさんは、Figure、特に、1枚のパネルにグラフや写真やらを詰め込むようなFigureは、どんなソフトを使って作っているでしょうか?私自身3,4年前まではPowerPointで作っていましたが、その後、Illustratorに乗り換えました。今でもPowerPointで作っている方も多いと思いますが、投稿規定を読むと、「お願いだからPowerPointで作らないでくれ」と書いてある雑誌が多いです。

彼らが何で、PowerPointはアウトだと言っているのか、Journal of Biological Chemistry誌の投稿規定には、こんなことが書いてあります。

PowerPointでのFigureの作成は勧めない。その理由は

  1. 色の再現性に乏しく、スクリーンディスプレイ(RGB)を意図して作られており、印刷で使用するCMYKに対応していない。
  2. 画像の解像度をコントロールする機能がない。
  3. フォント管理機能が貧弱であり、他のコンピュータにファイルを持って行ったときに、フォントが入っていないと勝手に他のフォントで代用されてしまう。

確かに、カラー形式や画像の解像度を投稿規定に合わせて作るとなると、PowerPointでは荷が重いといえます。

あとFigureのファイル形式ですが、.TIFF、.EPSを指定している雑誌が多いですが、.JPGや.PDFを可としているところもあります。例外的なのはNature誌で、編集部がFigureのレイアウトを調整することを前提としているので、Illustrator形式(.ai)での投稿を推奨しています。こんなところも、雑誌のポリシーが出ていておもしろいですね。

2008.06.14

短期であってもアメリカ入国には簡易ビザのようなものが必要になる-ESTA電子渡航認証システム

またも、アメリカへの入国が厳しくなります。今度は、ビザ保有者ではなく、ビザなし渡米、正確に言うとvisa waiver program (VMP)による米国入国にかかわる手続きが煩雑になります。

VWPは、短期(最長90日)の観光・商用目的で、ビザなしで米国に旅行するという仕組みですが、2009年1月12日以降にVWPを利用する場合は、ESTA渡航認証を事前に取得する必要があります。

詳しくは、「DHSがビザ免除プログラム渡航者に対する事前渡航認証システムを発表 」、「ESTA電子渡航認証システムについてのFAQ」あたりを見ていただくとして、簡単に言ってしまえば、短期であればビザなし渡米が可能だったのが、今後は、すべての人が簡易ビザみたいなもの(ESTA渡航認証)を取得しなければいけなくなるということです。原則、渡米72時間以上前にESTAの申請をしなければいけないということで、かなり、面倒ですね。一度、ESTAの認証を得れば、2年間は再認証は不要のようです。

2008.06.13

aXbo:快適なタイミングで起こしてくれる目覚まし時計

私、ほとんど目覚ましを使わないで朝起きています。もともと熟眠障害があることもあって、たいてい起きるべき時間の少し前に目が覚めます。それでも、絶対に遅刻できないというときには目覚まし時計のお世話になります。しかし、一番いやなのが、悪いリズムの時に、目覚ましで起こされること。一日、体調がぱっとしません。

最近、「aXbo:快適な朝を保証する目覚まし時計 - Engadget Japanese 」を読んで、aXboという目覚まし時計がかなり気になっています。

aXboは簡単に言えば、手首にセンサーをつけて、睡眠リズムをモニターしつつ、タイミングのいいところでアラームを鳴らすという優れものの目覚まし時計なのです。たとえば幅を30分に設定してある場合、7時にアラームをセットすると6時半から7時のうち一番つらくない時間にアラームがなる仕組みです。

購入にかなり傾いていますが、何せ値段が高いのがネック。amazonでも4万円近くします。誰かお使いの方、使用感を教えていただけないでしょうか。

2008.06.11

iPhoneは予約できるのか

先日、iPhoneが日本ではソフトバンクを通じて発売されることが発表されました。年内ということで油断していたのですが、予想外に早く、7月11日に発売されます。

現在の噂では、アクチべーションが店頭でしかできないために、アップルストアとソフトバンクショップでの対面販売のみになりそうとのことです。

7月11日の朝からソフトバンクショップに並ばなきゃいけないなと思っていたのですが、どうやらフライング気味にソフトバンクショップが予約を受け付けていると聞いて、勤務先や自宅の近く周辺のソフトバンクショップにあちこち電話をしてみました。

A店:詳細は確定していませんが、電話で予約を受け付けます。電話番号と名前を伺って、詳細が決まったら電話します。すでに20名くらい受け付けているそうです。

B店:詳細は確定していないし、発売日当日に渡せるかもはっきりしないが、それでもいいなら予約を受け付けます。16Gか8Gか、色も指定できます。ちなみに、16Gに20名予約が入っていて、8Gに5名予約が入っているそうです。→対応は、このお店が一番しっかりしていた。

C店:予約は受け付けていないんですよ。→ある意味、正しい。

D店:定休日。

E店:直接お越しいただいた方にだけ、特別に予約みたいな感じで受け付けてます。→一番怪しい。

とりあえず、A店とB店に予約を入れておきました。

しかし、販売店単位で対応が全く異なる適当さが、ソフトバンクらしい。docomoならきちんと詳細が決まってから、一斉に予約を受け付けるだろうに。みんなYAhoo!BBのADSLサービス開始当時のどたばたぶりを忘れていないでしょうに。

したがって、私が一応予約した2店もあまり当てにしていません。はたして、7月11日に手にはいるか?

2008.06.04

iPhoneの日本の発売元はソフトバンク

iPhoneの日本での発売元がソフトバンクであることが発表されました(ソフトバンクプレスリリース)。最近は、docomoの噂が優勢だっただけに、大逆転で、ソフトバンクがゲット。ソフトバンクな私としてはうれしいのですが、どうせ、普通の携帯も持つので、どこでも良かったのかも。

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